倫理 ルネサンスから ヘーゲルまで

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2021年10月04日 カード175 いいね1

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倫理 ルネサンスから ヘーゲルまで
  • 人文主義
    プラトンの著作など、ギリシア・ローマの古典に人間性の典型を見出し、その研究を介して、中世の社会や思想から解放された、新しい人間の在り方を探求しようとする思潮
  • ルネサンス
    14世紀、北イタリアの自治都市で始まった、ギリシア・ローマ文化の復興運動
  • ダンテが魂の遍歴を歌った叙事詩
    神曲
  • ペトラルカの叙情詩
    カンツォニエーレ
  • ボッカチオの小説。人間性の解放の精神が込められている。
    デカメロン
  • ボッティチェリの作品2つ。
    ヴィーナスの誕生、春
  • レオナルド=ダ=ヴィンチの作品2つ。
    モナリザ、最後の晩餐
  • ラファエロの作品2つ。
    聖母子、アテネの学堂
  • ピコ=デラ=ミランドラの作品。
    人間の尊厳について
  • 「人間の尊厳について」で強調されたこと
    人間の自由意志
  • マキャヴェリの著作
    君主論
  • 君主論で述べたこと
    君主はライオンの強さと狐の賢さで持って、あらゆる手段を使って人間統治すべきである。
  • 中世のように神を中心とするのではない人間らしい生き方。
    人間中心主義
  • 最大の人文主義者とされるオランダの人
    エラスムス
  • エラスムスの著作
    愚神礼賛
  • 愚神礼賛の内容
    聖書原典の研究に基づいて教会の堕落を批判
  • トマス=モアの著作
    ユートピア
  • ユートピアの内容
    物欲に支配された社会のあり方を批判し、共産主義的な理想社会を描く。
  • 教会や聖職者を批判した宗教改革の先駆者2人。
    ウィクリフとフス
  • ルター6
    キリスト者の自由、95箇条の論題、信仰義認説、聖書中心主義、万人司祭説、職業召命観
  • ルターの主著
    キリスト者の自由
  • ルターが教会のあり方を批判するために掲げたもの
    95箇条の論題
  • ローマ・カトリック教会が罪が許され、魂が救われるという名目で売り出したもの
    贖宥状
  • 罪深い人間を救うことができるのは教会への寄進などの善行ではなく、信仰のみ
    信仰義認説
  • 聖書の身を信仰の拠り所とし、司祭は必要ではない
    聖書中心主義
  • 教会や聖職者のような仲介者を否定、神を信じるものは全て平等で等しく司祭であるとする
    万人司祭説
  • 聖俗の職業の貴賤の区別を否定、職業は全て神から与えられた使命であるとする。
    職業召命観
  • カルヴァン4
    キリスト教綱要、予定説、職業召命観、カルヴィニズム
  • カルヴァンの主著
    キリスト教綱要
  • カルヴァンが宗教改革に取り組んだ土地
    スイス
  • 神はどの人間を救うのかを初めから決めており、人間は、その決定を変えることも知ることもできず、神による救済を信じるしかない。
    予定説
  • 職業で得られた利得や利子も、何らいやらしいものではなく、神聖なものとした神聖なものとした
    営利・蓄財の肯定
  • マックス=ウェーバー著作
    プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
  • カルヴァンの思想に基づく禁欲的な職業倫理がやがて資本主義の成立を促したと分析した人
    マックス=ウェーバー
  • 世俗の職業を神聖視するカルヴァンの思想
    カルヴィニズム
  • カルヴィニズムが支持された層
    新興の商工業者や独立自営農民
  • カルヴィニズムの影響を受けたイングランドの人々
    ピューリタン
  • ピューリタンの思想
    ピューリタニズム
  • ルターやカルヴァンが唱えた新しいキリスト教の立場
    プロテスタンティズム
  • プロテスタンティズムの信奉者
    プロテスタント
  • 旧来のキリスト教
    カトリシズム
  • プロテスタントの意味
    抵抗する者
  • 聖書のイエスの教えを信仰の中心に置き、救済を信仰のみに求める立場のこと
    福音主義
  • 宗教改革の運動をうけて、ローマカトリック教会のうちで起こった教皇至上権や教義の確認など、自己改革の運動
    対抗宗教改革
  • スペインでイエズス会を結成し、改革を推し進め、海外での布教活動を行なった人。
    イグナティウス=デ=ロヨラ
  • 人間の生き方を考察する思想家
    モラリスト
  • キリスト教新旧両派の対立激化に夜宗教戦争や過酷な宗教弾圧の中宗教的寛容の立場を貫く
    モンテーニュ
  • モンテーニュの主著
    エセー
  • エセーで掲げられている標語
    私は何を知るかーク・セ・ジュ?
  • パスカル6
    パンセ、中間者、考える葦、気晴らし、幾何学の精神、繊細の精神
  • パスカルの主著
    パンセ
  • 人間は悲惨と偉大、虚無と無限の間を彷徨うような中間的な存在
    中間者
  • 人間の尊厳は思考することにあるとするパスカルの考え方
    考える葦
  • 物事を客観視し理論的に分析していく合理的推理の能力
    幾何学の精神
  • 事柄の本質的な意味を直感的に判断する能力
    繊細の精神
  • 科学の歴史は、一方的連続的に進化してきただけでなく、パラダイムの転換を伴う科学革命も含まれることを指摘した人
    クーン
  • 科学の大規模な変革を科学革命と呼んだ人
    バターフィールド
  • ある時代の科学者たちが共有している理論的な枠組み
    パラダイム
  • キリスト教の考えに基づいた、自然の運動が神の栄光の実現といった目的を持つということ
    目的論的自然観
  • 天動説に変えて地動説を提唱した人
    コペルニクス
  • 楕円軌道などの惑星の運動法則の発見
    ケプラー
  • 物体の落下の法則などを発見して物理学の基礎を確立した人
    ガリレイ
  • 地動説とともに無限宇宙観を唱えた人
    ケプラー
  • なんのために宇宙や自然があるのかという「目的」よりも「原因と結果」という観点から自然を見直し、自然を物質によって構成され一定の因果法則のもとに動く機械とみなす考え方
    機械論的自然観
  • 万有引力の発見で機械論的自然観を完成させた人
    ニュートン
  • 経験をあらゆる知識の源泉とみなす考え方
    経験論
  • 感覚的な経験よりも理性を重んじ、知識の源泉を、人間に備わっている理性のうちに見出そうという考え方。
    合理論
  • ベーコン5
    学問の進歩、ノヴムーオルガヌム、ニューアトランティス
  • 自然を支配して人間の生活を改善するための知識を求めることが必要
    知は力なり
  • 人間のうちにある偏見や先入観
    イドラ
  • 人間の本性に由来する偏見
    種族のイドラ
  • 個人の性格や環境に由来する偏見
    洞窟のイドラ
  • 言葉の曖昧な仕様に由来する偏見
    市場のイドラ
  • 誤った学説や理論を信じることに由来する偏見
    劇場のイドラ
  • デカルト9
    方法序説、省察、哲学原理、情念論、方法的懐疑、「コギト=エルゴ=スム」、良識、四つの規則、高邁の精神
  • 感覚や経験による知識は、多くの誤りや不十分さを含み信頼できないので、絶対に確実な知識の根拠を求めるために、一切を疑うという方法
    方法的懐疑
  • 考える私の存在は、もはや疑い得ないものであるということを発見
    コギト=エルゴ=スム
  • 万人に与えられており、よく用いることが大切であるもの。理性
    良識
  • 精神と物体とが、それぞれ独立して、それ自体で存在する実態であるとする立場
    物心二元論
  • 思惟(思考)を本性とする実体
    精神
  • 空間的な広がり(延長)を本性とする実体
    物体
  • 神という支えなしに自由な主体としての自己
    近代的自我
  • 明晰・判明なもの以外は取り入れないこと
    明証の規則
  • 問題を多くの必要な部分に分けること
    分析の規則
  • 単純な認識から複雑な認識へと進めること
    総合の規則
  • 全体にわたる完全な枚挙を行うこと
    枚挙の規則
  • 精神の理性的な意思によって、欲望、愛や憎しみなどの体から生じる情念を支配し、己の自由と独立を実現しなければならないという考え方
    高邁の精神
  • 経験によって個別的な事実を集め、それらを比較・考察して、一般的な法則や原理を導く方法。
    帰納法
  • 明晰・判明な一般的な法則や原理から、理性による推理を通じて、個別的な判断を引き出す方法。
    演繹法
  • ロック
    タブラ=ラサ(白紙)
  • 経験論が発展した地域
    イギリス
  • 合理論が発展した地域
    ヨーロッパ大陸
  • 感覚によって与えられる観念のほかに、心には生まれつき備わっている観念があ生まれつき備わっている観念のこと
    生得観念
  • アイルランドの経験論哲学者
    バークリー
  • 外的な事物の存在を否定し、「存在するとは知覚されていること」であるとして知覚する精神のみが実在するとした
    唯心論
  • バークリーの主著
    視覚新論
  • イギリスの経験論哲学者
    ヒューム
  • ヒュームの主著
    人生論
  • ヒュームが唱えた。人間の心は
    知覚の束
  • 科学的認識の基礎にある因果関係や実体の存在も確実ではないという主張
    懐疑論
  • オランダの合理論哲学者
    スピノザ
  • 神と自然を同一と考える
    汎神論
  • スピノザの主著
    エチカ
  • ドイツの合理論哲学者
    ライプニッツ
  • ライプニッツの主著
    単子論
  • 世界を構成する分割不可能な精神的実体
    モナド
  • 世界は全体として調和するように定められている
    予定調和
  • 社会が個人の契約に基づくという考え方基づくという考え方
    社会契約説
  • 人間が生まれながらに持っている権利
    自然権
  • 社会契約説の前提になる考え方
    自然法思想
  • 近代自然法および国際法の父
    グロティウス
  • グロティウスの主著
    戦争と平和の法
  • ホッブズ2
    リヴァイアサン、万人の万人に対する戦い
  • ホッブズの主著。
    リヴァイアサン
  • 全ての人々が自由を無制限に行使すると、人々の間で争いが生まれるということ
    万人の万人に対する戦い
  • ロック9
    統治二論、人間知性論、人間知性論、抵抗権、革命権、王権神授説、市民政府、信託、権力分立
  • 国王の支配権を神から授けられたものとし、絶対王政を正当化しようとする立場
    王権神授説
  • 政府が権力を濫用する場合に抵抗する権利
    抵抗権
  • ディドロと共に百科全書を編纂した哲学者、数学者、物理学者
    ダランベール
  • 政府を解体して新たな政府を設立する権利
    革命権
  • 政府の内部で国王と議会に権力をわけ、互いを制約させること
    権力分立
  • 「自然の光」によって真理を見出し、無知や偏見から脱しようとする立場
    啓蒙主義
  • モンテスキューの主著
    法の精神
  • 三権分立を説き、旧体制の変革を促した人
    モンテスキュー
  • ヴォルテールの主著
    哲学書簡、寛容論
  • ホッブズやロックなど、イギリスの合理的知性を紹介し、戦闘的な啓蒙活動を展開した人
    ヴォルテール
  • 百科全書38巻の編纂を主宰。無神論の立場で封建遺制を批判
    ディドロ
  • 百科全書の編纂に集まった18世紀フランスの急進的な自由思想家の人々
    百科全書派
  • ルソー9
    人間不平等起源論、エミール、社会契約論、自然に帰れ、自己愛、あわれみ、利己心、一般意志、直接民主主義
  • 自分の生存を求める
    自己愛
  • 他人を気遣う
    あわれみ
  • 他人よりも自分を優先する
    利己心
  • 公共の利益を目指す意思のこと
    一般意志
  • 個人の利益を目指す意思
    特殊意志
  • 一般意志と特殊意志の総和
    全体意志
  • カント 主著 4
    永遠の平和のために、純粋理性批判、実践理性批判、判断力批判
  • カント10
    コペルニクス的転回、理論理性、実践理性、二律背反、道徳法則、善意志、動機説、人格主義、目的の国、永遠平和
  • 人間の認識能力の吟味を通して、経験論と合理論とを批判的に統合。
    カント
  • 合理論における、人間の理性によって全てが認識できるという独断や、神や自由については何も知り得ないとする不可知論や懐疑論に突き当たった経験論を批判
    批判主義
  • 従来の「認識が対象に従う」という認識論を「対象が認識に従う」というものへ逆転
    コペルニクス的転回
  • 人間が認識するもの
    現象
  • 現象の背後にある
    物自体
  • 感性や悟性の形式を含む、認識に関わる理性
    理論理性
  • 理論理性の及ばない神や霊魂、自由など人間の自発的な意思決定の問題、道徳的実践に関わる理性
    実践理性
  • 理論理性は相反する二つの結論を導く
    二律背反
  • 経験論と合理論を総合したカントの批判哲学が始まりとなって、精神を世界の本質とし、精神が有する観念や理念を重んじる思想が形成された
    ドイツ観念論
  • ドイツ観念論の代表的な思想家3人
    フィヒテ、シェリング、ヘーゲル
  • 無条件に善い意志で、人間としてなすべきことを義務として行う意志
    善意志
  • 善い行為とは「義務に基づく」行為であり、善さは行為の動機のうちにある
    動機説
  • 「あなたの意志の格率が、常に同時に普遍的立法の原理として妥当しうるように行為しなさい」
    道徳法則
  • 条件付きの命令
    仮言命法
  • 無条件の命令
    定言命法
  • 実践理性によるい自己立法・自己服従
    意志の自律
  • 意志の自律のうちに人間の尊厳を見出し、自律的な存在としての人間
    人格
  • 人間が追及しなければならない最高の目的は、幸福ではなく、幸福に値する人格の完成
    人格主義
  • 全ての人間が互いの人格を目的として尊重し合うような理想の社会
    目的の国
  • 目的の国を実現するためには、国際的な平和維持機関の創立が必要であると提言
    永遠平和
  • ヘーゲル主著3
    精神現象学、法の哲学、大論理学
  • カントの意志の自律による個人的な自由の実現を批判
    ヘーゲル
  • ヘーゲルが、この世界を成り立たせ、歴史を動かしているとしたもの
    精神
  • 精神の中でも、単に個人的なものではなく、個人を貫いている普遍的なもの
    絶対精神
  • 精神は自己の抱く理念を現実の世界のうちに表現し実現していくこと
    自己外化
  • 世界史は自由の意識の進歩である
    弁証法
  • 正と反の対立・矛盾をより高い立場で総合すること
    止揚(アウフヘーベン)
  • 止揚した先に現れるより高度なもの
    ジンテーゼ
  • 精神の運動にある3つの段階
    主観的精神、客観的精神、絶対精神
  • 客観的精神の3つの段階
    法、道徳、人倫
  • 絶対精神が自由を実現する中で、自己の理念と一致する人間を繁栄させ、そうでない人間を没落させるというやり方で歴史を推し進めること
    理性の狡知
  • 人倫の3段階
    家族、市民社会、国家
  • 自由が実現される共同体
    人倫
  • 人倫の第一段階
    家族
  • 人倫の第二段階
    市民社会
  • 市民社会、別の呼ばれ方2通り
    欲望の体系、人倫の喪失態
  • 人倫の第三段階 最高形態
    国家
  • 国家、別の呼ばれ方
    人倫の完成形
  • テストする
よく頑張りました
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