漢検1級 音読み 1~500 漢字逞筆様より

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cho_kaijo 2025年02月14日 カード500 いいね3

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漢検1級 音読み 1~500 漢字逞筆様より
  • 蹉跌 1
    さてつ ┌1.つまずくこと。
    └2.障害や失敗があって、行き詰まること。≒挫折〈漢字ペディア〉
    ┌物事がうまく進まず、しくじること。挫折。失敗。〈大辞泉〉
    ┌1.つまずいて足をすべらす。
    └2.ちぐはぐになって、失敗する。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
  • 錚錚 2
    そうそう ┌1.金属が打ちあたって、澄んで鳴る音の形容。
    ├2.琴や琵琶のちんちんという音の形容。
    ├3.秋風の音の形容。
    └4.転じて、凡人の中で少しすぐれたもののたとえ。〈新漢和大字典〉
    ┌1.金属や楽器の音がさえて響くさま。
    └2.多くのものの中で特にすぐれているさま。〈大辞泉〉
    ┌1.「錚然(ソウゼン:金属のぶつかり合う音の形容。また、楽器の澄んだ音の形容。)」に同じ。
    └2.人物がすぐれてりっぱなさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 霍乱 3
    かくらん ┌漢方で、日射病をさした語。また、夏に起きやすい、激しい吐き気・下痢などを伴う急性の病気をいった。〈大辞泉〉
    ┌コレラなどの下痢症状。〈字通〉
    ┌日射病。また、暑気あたりによって吐きくだしをする病気。〈漢字ペディア〉
    ★鬼(オニ)の霍乱…ふだん丈夫な人が珍しく病気になることをひやかしていう語。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 明礬 4
    みょうばん ┌カリウム・アンモニウム・ナトリウムなどの一価イオンの硫酸塩と、アルミニウム・クロム・鉄などの三価イオンの硫酸塩とが化合した複塩の総称。〈大辞泉〉
    ┌硫酸アルミニウムとアルカリ金属などの結合物で、無色透明の正八面体の結晶。染色・医薬・製紙などに使用される。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-2㈠
    ●H15-1㈠
  • 炬燵 5
    こたつ ┌暖房器具の一つ。炭火などの熱源の上にやぐらをかぶせ、上を布団でおおったもの。〈漢字ペディア〉
    ┌熱源をやぐらでおおい、その上に布団を掛けて暖をとるもの。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-3㈠
  • 梵唄 6
    ぼんばい ┌仏教讃歌。〈字通〉
    ┌1.仏典の偈、または頌を調子を合わせて歌うこと。声明。
    2.法会のはじめに偈をよんで仏の徳をほめたたえること。〈新漢和大字典〉
    ┌1.声明の別称。└2.梵語の歌詞による唄。〈大辞林〉
    ┌1.「声明(ショウミョウ)」の別称。
    └2.①のうち、梵語を漢字音訳した歌詞による唄(うた)。法会の始まりに僧が独唱する経文。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-2㈠
    ●H18-3㈠
  • 荼毘 7
    だび ┌火葬のこと。〈大辞林〉
    ┌火葬にすること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 痙攣 8
    けいれん ┌全身的または部分的に筋肉が収縮し、不随意運動を起こすこと。持続的にみられる強直性のもの、間欠的にみられる間代性のものなどがあり、脳疾患・髄膜炎・中毒・ホルモンの異常などが原因。〈大辞泉〉
    ┌筋肉がひきつること。また、筋肉が引きつれる病気〈漢字源〉
    ┌筋肉が急激に収縮し、ひきつること。ひきつり。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 馮河 9
    ひょうが ┌徒歩で黄河を渡ること。無謀なことを行うたとえ。〈大辞泉〉
    ┌無謀な行動のたとえ。徒歩で大きな川を渡る意から。〈漢字ペディア〉
    ★暴虎馮河…トラに素手で立ち向かい、黄河を徒歩で渡ること。血気にはやり無謀なことをすることのたとえ。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 嚆矢 10
    こうし ┌かぶらや。なりかぶら。戦のはじめ。また、ものの起こり。〈字通〉
    ┌1.かぶらや。
    └2.物事のはじめ。〈漢字源〉
    ┌1.かぶら矢。鳴りひびく矢。
    └2.物事の最初。起源。おこり。昔、中国で戦いの開始のしるしとして、かぶら矢を敵陣に射たことから。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 褥瘡 11
    じょくそう ┌一定の部位が圧迫されて壊死潰爛する瘡瘍。床ずれ。〈新漢和大字典〉
    ┌圧迫性壊疽の一種。重症患者が長期間臥床している時、皮下脂肪の減少、皮膚循環の障害により、体重がかかる部分やほかの圧迫が体にかかっている場所にできる潰瘍。とこずれ。蓐傷。≒蓐瘡〈日本国語大辞典〉
    ┌病気などで衰弱した体で長く寝ているとき、床にあたる身体の部分が赤くただれて傷つき、痛むこと。床ずれ。≒蓐瘡〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 婉娩 12
    えんべん ┌おとなしく、すなおなこと。温順。〈漢字源〉
    ┌1.おだやかで、素直なさま。
    ├2.しとやかでうつくしい。
    ├3.天気が穏やかなさま。
    ├4.含蓄に富むさま。
    ├5.日が暮れたさま。
    └6.年老いたさま。〈漢辞海〉
  • 霄壌 13
    しょうじょう ┌1.天と地。天地。
    └2.天と地ほども大きな違いがあることのたとえ。雲泥。〈新漢和大字典〉
    ┌1.天と地。天地。
    └2.天地ほどに、大きな隔たりであることのたとえ。雲泥。〈漢辞海〉
    ┌天と地。また、天と地のように非常に隔たりのあるたとえ。≒雲泥〈漢字ペディア〉
    ★霄壌の差(サ)…天と地との隔たりのような、大きな違い。雲泥の差。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 罨法 14
    あんぽう ┌炎症や充血をとるために、水・湯・薬などで患部を冷やすか温めるかする治療法。湿布。〈大辞泉〉
    ┌炎症や痛みなどを和らげるために、患部を冷やしたり温めたりする治療方法。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 腱鞘 15
    けんしょう ┌腱を包んでいる鞘状の結合組織。中に潤滑液があって腱の滑りをよくしている。〈大辞泉〉
    ┌手足の腱の鞘のように取り巻いている滑液の入った囊。腱の滑りをよくするための機構。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 静謐 16
    せいひつ ┌1.静かで落ち着いていること。また、そのさま。
    └2.世の中が穏やかに治まっていること。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ┌静かで安らかなさま。〈漢辞海〉
  • 跋扈 17
    ばっこ ┌権威をほしいままにして、のさばり、はびこること。また、思うがままに振る舞うこと。〈漢字ペディア〉
    ┌1.枠をはずして勝手にはびこること。
    ├2.転じて、あたりを踏みにじり、思うままに勢力をふるう。
    └3.下の者が勢力を持ち、上の者をしのぐこと。〈新漢和大字典〉
    ┌ほしいままに振る舞うこと。また、のさばり、はびこること。〈大辞泉〉
    ★魚がかごを越えて跳ねることから転じた。
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-2㈠
  • 鍼灸 18
    しんきゅう ┌はりと灸(キュウ)を使って行う治療法。〈漢字ペディア〉
    ┌漢方で、治療のためにはりを打ったり灸をすえたりすること。≒針灸〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H7-2㈠
  • 雷霆 19
    らいてい ┌激しい雷。〈漢字源〉
    ┌1.雷。また、雷の響き。
    ├2.たけだけしいさま。勇ましい軍隊のたとえ。
    └3.天子や目上の人の怒り。〈漢辞海〉
  • 鶺鴒 20
    せきれい ┌鳥の名。セキレイ。水辺にすむ美しい小鳥。〈新漢和大字典〉
    ┌スズメ目セキレイ科の鳥のうち、キセキレイ・セグロセキレイ・ハクセキレイなどの総称。水辺でみられ、スズメより大形。尾が長く上下に振る習性がある。〈大辞泉〉
  • 忸怩 21
    じくじ ┌自分の行いをはずかしく思うようす。〈漢字ペディア〉
    ┌心にはじてきまりわるがるさま。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-1㈠
  • 拈華 22
    ねんげ ┌花をひねること。〈大辞泉〉
    ┌花をひねって取ること。ふつう「拈華微笑(ネンゲミショウ)」の故事にもとづいて用いられる。〈漢字ペディア〉
    ★拈華微笑(ミショウ)…仏語。釈迦が霊鷲山(リョウジュセン)で説法した際、花をひねり大衆に示したところ、だれにもその意味がわからなかったが、ただ摩訶迦葉(マカカショウ)だけが真意を知って微笑したという故事。そこで釈迦は彼にだけ仏教の真理を授けたといい、禅宗で、以心伝心で法を体得する妙を示すときの語。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 逡巡 23
    しゅんじゅん ┌決断できないで、ぐずぐずすること。しりごみすること。ためらい。〈大辞泉〉
    ┌1.後ずさりする。
    └2.たちすくむ。ぐずぐずしてためらう。〈新漢和大字典〉
    ★狐疑(コギ)逡巡・・・疑いためらってぐずぐずすること。〈大辞泉〉
  • 真鍮 24
    しんちゅう ┌銅と亜鉛との合金。黄色でさびにくく、鋳造・加工が容易なので、機械器具・日用品・工芸品などに広く用いられる。黄銅。〈大辞泉〉
    ┌銅と亜鉛との合金。〈漢辞海〉
  • 慙愧 25
    ざんき ┌深く恥じる。また、心にこたえるはじ。〈漢字源〉
    ┌深く恥じ入る。≒慙羞、慙恥〈漢辞海〉
  • 駱駝 26
    らくだ ┌1.ラクダ科の哺乳動物。野生のものはほとんどなく、家畜として飼育。背中のこぶに脂肪を蓄え、それを分解して水にすることができるので、砂漠の生活に適している。乗用や運搬用。乳や肉は食用。毛は織物用。ダバ。
    └2.ラクダの毛で作った繊維。また、その織物。〈漢字ペディア〉
    ┌ラクダ科の大形の哺乳類。砂漠地帯にすみ、背にこぶがあり、温順な性質で、乗用や荷物の運搬用に使われる。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 惨憺 27
    さんたん ┌≒惨澹、惨淡
    ├1.じめじめして薄暗いさま。
    ├2.あれこれと心を痛めるさま。
    └3.見るも気の毒な、痛ましいさま。〈漢字源〉
    ┌≒惨澹
    ├1.あれこれと心を悩ますさま。
    └2.いたましく悲しいさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 痼疾 28
    こしつ ┌容易に治らないで、長い間悩まされている病気。持病。〈大辞泉〉
    ┌1.長い間わずらっていてなかなか治らない病気。
    └2.こりかたまってなおりにくい癖。〈漢字源〉
    ┌いつまでも完治しない病気。ながわずらい。持病。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 逍遥 29
    しょうよう ┌1.そろそろと歩きまわる。ぶらつく。
    └2.俗事を離れて気ままな生活を楽しむこと。〈漢字源〉
    ┌気ままにあちこちを歩き回ること。そぞろ歩き。散歩。〈大辞泉〉
    ┌気ままに歩くこと。そぞろ歩き。≒散策、漫歩〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蜿蜒 30
    えんえん ┌≒蜿蜿、蜒蜒
    ├1.ヘビなどがうねり進むようす。
    └2.うねうねと長く続くようす。〈漢字ペディア〉
    ┌1.龍やへびがうねりながら動くさま。≒蜿蜿
    └2.屈曲しながらうねうねと長く続くさま。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 喀痰 31
    かくたん ┌痰を吐くこと。また、吐いた痰。〈大辞泉〉
    ┌たんをはくこと。また、はき出したたん。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 駘蕩 32
    たいとう ┌1.さえぎるものなどがなく、のびのびとしているさま。
    └2.春の情景などが、平穏でのんびりとしているさま。〈大辞泉〉
    ┌1.のどかなさま。
    └2.のびのびとしたさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 潺湲 33
    せんかん ┌1.さらさらと流れるさま。また、流れる水の音。
    └2.涙がはらはらと流れるさま。≒潸然〈漢字源〉
    ┌1.水がさらさらと流れるさま。また、その音。
    └2.涙の流れるさま。さめざめ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-2㈠
    ●H16-3㈠
    ●H23-1㈠
  • 不逞 34
    ふてい ┌勝手に振る舞うこと。道義に従わないこと。〈大辞泉〉
    ┌勝手きままにずうずうしく行動すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 瀟灑 35
    しょうしゃ ┌こざっぱりして清らかである。≒瀟洒〈漢字源〉
    ┌さっぱりとして、清らか。〈字通〉
    ┌すっきりとして洗練されているようす。≒瀟洒〈漢字ペディア〉
    ┌≒瀟洒、蕭洒
    ├1.さわやかなさま。さっぱりとしてきれいなさま。
    └2.俗気が抜けて淡泊なさま。あっさりとして物にこだわらないさま。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-1㈠
  • 謦咳 36
    けいがい ┌1.せきばらい。軽いものを「謦」、重いものを「咳」という。
    └2.話したり笑ったりすること。〈漢字ペディア〉
    ┌1.せきばらい。
    └2.せいたり談笑したりする日常の暮らし。〈新漢和大字典〉
    ┌せきばらい。しわぶき。また、人が笑ったり話したりすること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-1㈠
  • 剪刀 37
    せんとう ┌はさみ。≒翦刀〈漢字源〉
    ┌はさみ。特に外科手術用のはさみ。≒翦刀〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 掉尾 38
    とうび ┌1.物事や文章の終わりの勢いがよいこと。また、そのさま。
    └2.終わり。〈漢字ペディア〉
    ┌尾をふるう。〈字通〉
    ┌1.尻尾を振る。
    ├2.(国)物事の最後の勢いがさかんなさま。
    └3.(国)物事の最後。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-1㈠
  • 叮嚀 39
    ていねい ┌念入りで、親切にすること。〈漢字源〉
    ┌≒丁寧〈漢字ペディア〉
    ┌≒丁寧
    ├1.昔、中国の軍中で、警戒の知らせや注意の為に用いられた楽器。
    ├2.注意深く念入りであること。こまかいところまで注意がゆきとどいていること。また、そのさま。
    ├3.手厚く親切なこと。ねんごろで礼儀正しいこと。また、そのさま。懇切。慇懃。
    ├4.何度も繰り返すこと。再三再四行うこと。また、そのさま。多く、何度も忠告する意に用いられる。
    └5.(接頭語「ご」を伴って)冗長なこと。無駄に多いこと。また、そのさまを皮肉に言うときに用いる。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 襤褸 40
    らんる ┌使い古した布きれ。また、古くなって破れた衣服。〈漢字ペディア〉
    ┌ぼろの衣服。〈漢字源〉
    ┌破れた衣服。ぼろぼろの衣服。また、ぼろきれ。ぼろ。つづれ。〈大辞泉〉
    ★「襤褸」で「ぼろ」とも読む。
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-1㈠
    ●H29-2㈠
  • 爛熟 41
    らんじゅく ┌1.果実などが熟しすぎること。
    └2.物事が極限まで発達すること。〈漢字ペディア〉
    ┌1.果物などが十分に熟して柔らかになること。
    ├2.その事柄を詳しく知りつくしていること。
    └3.物事が十分に発達して盛りを過ぎ、やがて衰勢に赴くような状態。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 流謫 42
    るたく ┌罪によって遠方へ流されること。≒遠流〈漢字ペディア〉
    ┌罪によって遠い地方に流すこと。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-3㈠
  • 均霑 43
    きんてん ┌平等に恩恵や利益を受けること。〈大辞泉〉
    ┌利益や恩恵をみんながひとしく受けること。恩恵が均等にいきわたること。≒均沾〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蜉蝣 44
    ふゆう ┌かげろう。はかないもの、無力なものにたとえる。〈字通〉
    ┌カゲロウ目の昆虫の総称。成虫の生存期間はきわめて短い。カゲロウ。浮游(フユウ)。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 炊爨 45
    すいさん ┌飯をたくこと。また、食事の仕度をすること。〈漢字ペディア〉
    ┌飯を炊くこと。炊飯。炊事。〈大辞泉〉
    ┌1.飯をたく。
    └2.炊事夫。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H13-2㈠
    ●H17-1㈠
  • 結紮 46
    けっさつ ┌糸などで結ぶこと。特に、止血などのために血管などを縛って結ぶこと。〈大辞泉〉
    ┌主として止血のために、血管や組織のある部分を糸などでかたくしばること。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 証憑 47
    しょうひょう ┌1.事実を証明する根拠となるもの。≒証拠
    └2.裁判所や捜査機関が刑罰を判断するのに必要な一切の資料。証拠物件でなく、証人や参考人なども含む。〈大辞泉〉
    ┌証拠。〈字通〉
    ┌ある事実を証明するよりどころ。≒根拠、証拠、証左〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 千仞 48
    せんじん ┌非常に高いこと。また、非常に深いこと。〈漢字源〉
    ┌山などが非常に高いこと。また、海や谷が非常に深いこと。≒千尋〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-2㈠
  • 挂冠 49
    けいかん ┌官職をやめること。辞職すること。致仕。〈大辞泉〉
    ┌官を去る。〈字通〉
    ┌冠を脱いで、官職を辞する。挂綬。挂冕。後漢の逢萌(ホウボウ)が王莽(オウモウ)に仕えるのを嫌い、城門に冠をかけて去った故事から。〈漢辞海〉
    ┌冠を脱いで柱などにかける意から、官を去り職を辞すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 憔悴 50
    しょうすい ┌心痛や病気のため、やせておとろえること。やつれること。〈漢字ペディア〉
    ┌悩みや病気のためやせ衰える。また、疲れ苦しむ。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鏤刻 51
    ろうこく ┌1.金属や木の表面に模様を彫りきざむこと。
    └2.文章などの技巧をこらすこと。〈漢字ペディア〉
    ┌1.金属や木などに文字や絵を彫り刻むこと。るこく。
    └2.文章や詩句を推敲(スイコウ)すること。るこく。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 霊柩 52
    れいきゅう ┌死者のなきがらを納めた棺。ひつぎ。〈漢字源〉
    ┌死者の亡骸を治めた棺。ひつぎ。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 騏驥 53
    きき ┌1.よく走るすぐれた馬。駿馬。
    └2.すぐれた人物。〈大辞泉〉
    ┌千里を走る名馬。よく走るすぐれた馬のこと。駿馬。〈漢字源〉
  • 脚絆 54
    きゃはん ┌(国)徒歩旅行をするとき、歩きやすくするために脛(スネ)に巻きつける布。はばき。≒脚半〈漢字源〉
    ┌昔、旅行や作業のとき、あしを守り動きやすくするためにすねに当てたり巻きつけたりした布。ゲートル。≒脚半〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 浚渫 55
    しゅんせつ ┌水底の泥をさらって深くすること。〈漢字源〉
    ┌底さらえ。〈字通〉
    ┌水底の泥をさらって深くすること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 服膺 56
    ふくよう ┌心にしっかりとどめて、片時も忘れないこと。〈漢字ペディア〉
    ┌他人の戒め・命令などをしっかりと心にとめて忘れないこと。忘れずに守ること。相手のことばを受け入れて実行すること。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H19-1㈠
  • 霹靂 57
    へきれき ┌1.かみなり。いかずち。雷鳴。
    └2.雷が激しく鳴ること。落雷すること。また、大きな音が響き渡ること。〈大辞泉〉
    ┌1.引き裂くような激しい雷。また、雷鳴。
    └2.激しい音が響くさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ★青天の霹靂…急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。〈大辞泉〉
  • 瀰漫 58
    びまん ┌広がりはびこる。≒弥漫〈漢字源〉
    ┌風潮などが広がりはびこること。≒弥漫〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H25-2㈠
    ●H29-3㈠
  • 焙煎 59
    ばいせん ┌コーヒー豆などを焙じて煎ること。〈大辞泉〉
    ┌火で煎(イ)ること。特に、コーヒー豆や茶の葉を焙(ホウ)じて煎ること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蹂躪 60
    じゅうりん ┌ふみにじること。暴力・強権などをもって他を侵害すること。〈大辞泉〉
    ┌1.ふみにじって荒らす。
    ├2.侵入して荒らす。
    └3.人の名誉などを傷つけて台無しにする。〈漢字源〉
    ┌権力や腕力で相手の権利などをふみにじること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 刮目 61
    かつもく ┌目をかっと見開いてよく見る。特に期待し、注意して見る。〈漢字源〉
    ┌目をこすってよく見ること。注意してよく見ること。注目すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
  • 剴切 62
    がいせつ ┌非常によく当てはまること。また、そのさま。〈大辞林〉
    ┌ぴたりとあうこと。適切なこと。本来は地面すれすれに草を切る意。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-2㈠
  • 膺懲 63
    ようちょう ┌外敵を征伐すること。討ちこらしめること。〈漢字ペディア〉
    ┌うちこらすこと。征伐してこらしめること。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 哄笑 64
    こうしょう ┌大勢の人が大声で笑うこと。どよめき笑うこと。〈漢字ペディア〉
    ┌大きな声でどっと笑うこと。≒高笑〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
  • 喀血 65
    かっけつ ┌肺・気管支などから血を吐くこと。〈漢字源〉
    ┌肺などから血を吐く。〈漢辞海〉
    ┌血をはくこと。特に肺や気管支の血をはくこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 縲絏 66
    るいせつ ┌罪人として獄に入れられること。縄目にかかること。≒縲紲〈漢字ペディア〉
    ┌罪人をしばる長いなわ。また、転じて牢屋。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H13-2㈠
  • 靄靄 67
    あいあい ┌1.雲やもやが集まり、たなびくさま。
    └2.なごやかな気が満ちているさま。藹藹。〈大辞泉〉
    ┌1.靄(モヤ)や雲が集まり、たなびくさま。
    └2.打ちとけてなごやかな気分が満ちているさま。≒藹藹〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 嚥下 68
    えんげ ┌のみこむこと。〈漢字ペディア〉
    ┌のみこむ。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 靉靆 69
    あいたい ┌1.雲や霞(カスミ)などがたなびいているさま。
    └2.気持ちや表情などの晴れ晴れしないさま。陰気なさま。〈大辞泉〉
    ┌1.雲がたなびくさま。
    └2.老人の眼鏡のこと。〈新漢和大字典〉
    ┌1.雲がたなびいているさま。
    ├2.雲が空をおおって暗いさま。
    └3.暗く陰気なさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-3㈠
    ●H15-2㈠
  • 屛風 70
    びょうぶ ┌室内に立てて、風よけや仕切りなどに使う道具。ついたて。〈漢字源〉
    ┌室内に置いて風をさえぎったり、仕切りや装飾などに用いたりする道具。木の枠に絵や書がかいてある布や紙などを張って、折りたためるようにしたものが多い。≒衝立(ついたて)〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 譴責 71
    けんせき ┌1.しかり責めること。不正や過失などを厳しくとがめること。
    └2.懲戒処分のうち最も軽いもの。職務上の義務違反について警告し、将来を戒めること。現在、法令上では戒告という。〈大辞泉〉
    ┌1.あやまちや不正などをとがめ責めること。
    └2.かつて公務員の職務上の過失に対して与えられた懲戒処分の一つ。現在は「戒告」という。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 旗幟 72
    きし ┌旗と、のぼり。旗じるしのこと。特に、軍旗。〈漢字源〉
    ┌1.昔、戦場で自分の存在をはっきりさせるために立てた、はたとのぼり。はたじるし。
    └2.態度。主義主張。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 恫喝 73
    どうかつ ┌大声で、ぎょっとさせる。おどしつける。恐喝。〈漢字源〉
    ┌おどして、怖がらせること。おどかし。≒脅迫、恫愒〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 危惧 74
    きぐ ┌あやぶみ、おそれること。危懼。〈大辞泉〉
    ┌心配し恐れること。気がかり。≒懸念、危懼〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 崑崙 75
    こんろん ┌山名。新疆・チベットの間にある。高さ7719m。〈字通〉
    ┌1.中国の伝説的地名。黄河の源であり、玉(ギョク)を産出し、不死の仙女、西王母の住むという西方の楽土。漢の武帝の時には于闐(ホータン)で玉がとれることから、于闐の山を崑崙にあてていた。
    ├2.崑崙山脈(中国西部の山脈。チベット高原とタリム盆地の間を東西に走る山地。)の略。
    ├3.中国、三国時代以後、アンナン、カンボジア、マライ半島など、南海地方の呼び名。
    └4.島の名。インドシナ半島の南沖合にあるコンドル島に対する元・明時代の呼称。全島岩石の山で、古来、航海者の目標とされた。〈日本国語大辞典〉
    ┌1.中国西方の伝説上の霊山。仙女がすみ、美しい玉がとれたという。黄河の源とされた。崑山。
    └2.「崑崙山脈」の略。中国、チベット高原の北方を東西に走る大山脈。長江の源。クンルン山脈。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鷸蚌 76
    いつぼう ┌シギとハマグリ。また、シギとドブガイ。〈大辞泉〉
    ┌シギとハマグリ。または、シギとドブガイ。〈漢字ペディア〉
    ★鷸蚌の争(アラソ)い…両者が争っている間に、第三者に利益を横取りされ共倒れになることのたとえ。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-1㈠
  • 扼腕 77
    やくわん ┌自分の腕をおさえて、悔しがったり意気込んだりすること。〈漢字源〉
    ┌左手で右の腕を握りしめる。感情が激しい時のしぐさ。〈新大字典〉
    ┌自分の腕をおさえて、悔しがったり意気込んだりすること。≒搤腕〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 穹窿 78
    きゅうりゅう ┌1.大空。天空。
    └2.弓形または半球状のもの。アーチ形。円天井・ドームなどおもに建造物についていう。〈漢字ペディア〉
    ┌1.弓型のように中央が高く周囲が下がっているマント。また、アーチ形の屋根。
    ├2.アーチ形の地上をおおう大空。
    ├3.大きく弓なりに張ったさま。
    └4.盛んなさま。〈漢字源〉
    ┌天井が高いドーム形の室。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H26-2㈠
  • 朦朧 79
    もうろう ┌1.ぼんやりかすんで見えるさま。朧気(オボロゲ)に見えるさま。
    └2.確かでないさま。〈漢字ペディア〉
    ┌1.月のおぼろなさま。
    ├2.ぼんやりかすんではっきり見えないさま。
    ├3.物事がはっきりせず、確かでないさま。
    └4.意識がはっきりしていないさま。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 矍鑠 80
    かくしゃく ┌年をとっても丈夫で元気のいいさま。〈大辞泉〉
    ┌年をとっても心身ともに元気なさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
  • 桎梏 81
    しっこく ┌1.あしかせと手かせ。
    └2.転じて、自由を奪うもの。束縛。〈漢字源〉
    ┌1.足かせと手かせ。
    └2.自由をさまたげるもの。≒束縛、拘束〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H12-1㈠
  • 脚気 82
    かっけ ┌ビタミンB1の欠乏により起こる病気。倦怠感(ケンタイカン)・手足のしびれ・むくみなどから始まり、末梢神経の麻痺(マヒ)や心臓衰弱を呈する。かつて日本で国民病とされた。〈大辞泉〉
    ┌ビタミンB1の欠乏が原因で起こる病気。倦怠感や手足のしびれ、むくみなどを伴う。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 奢侈 83
    しゃし ┌おごり。ぜいたく。〈漢字源〉
    ┌身分不相応なぜいたく。度を超えて金をつかうこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 偃蹇 84
    えんけん ┌1.物が延び広がったり高くそびえたりしているさま。また、多く盛んなさま。
    └2.おごり高ぶるさま。〈大辞泉〉
    ┌1.高くそびえるさま。
    ├2.おごりたかぶるさま。
    └3.世俗を超越していること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H13-1㈠
    ●H17-2㈠
    ●H30-3㈠
  • 窈窕 85
    ようちょう ┌1.女性のおくゆかしく、上品なさま。
    ├2.なまめかしいさま。
    └3.奥深く曲がりくねるさま。〈漢字源〉
    ┌美しくしとやかなさま。上品で奥ゆかしいさま。〈大辞泉〉
    ┌奥ゆかしく上品なさま。美しくしとやかなさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 肯綮 86
    こうけい ┌物事の急所。重要な点。〈漢字ペディア〉
    ┌物事の急所。かなめ。〈大辞泉〉
    ★骨に肉がはまり込んで、骨と肉とが結合している所。そこに包丁を当てれば肉を骨から切り離すことができるので、物事の急所、重要な点の意に用いる。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-3㈠
  • 巫覡 87
    ふげき ┌かんなぎの総称。祈禱(キトウ)をしたり舞を踊ったりして、神を招いて神の託宣を告げる人。〈漢字ペディア〉
    ┌みこ。かんなぎ。〈漢字源〉
    ★「巫」は女のみこ。「覡」は男のみこ。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-1㈠
    ●H11-3㈠
    ●H16-2㈠
  • 急遽 88
    きゅうきょ ┌1.急に物事が行われるさま。
    └2.あわただしく事を行うさま。いそいで。にわかに。〈大辞泉〉
    ┌大急ぎで。あわただしく。突然に物事をするようす。〈漢字ペディア〉
    ┌あわただしい。〈漢辞海〉
    ┌1.あわてる。
    └2.(国)情勢が変化したため、あわてておこなうさま。にわかに大急ぎで。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 狒狒 89
    ひひ ┌1.オナガザル科のうち、ヒヒ属とゲラダヒヒ属の哺乳類の総称。
    └2.年のいった好色な男をののしっていう語。〈大辞泉〉
    ┌1.オナガザル科の大形のサルの総称。アフリカにすむ。鼻口部が突出し、顔が赤く、性質は荒い。マントヒヒなど。
    └2.好色な、中年以上の男性のたとえ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 喇叭 90
    らっぱ ┌1.金管楽器の総称。また、特に無弁のナチュラルトランペットのこと。
    ├2.朝顔形に末端の開いた拡声器。
    └3.「らっぱ飲み」の略。〈大辞林〉
    ┌1.金管楽器の総称。真鍮製で、一端に細い吹き口があり、もう一方の端が大きく開いている。トランペットなど。
    └2.大げさな話。ほら。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 咨嗟 91
    しさ ┌1.声を出して、なげくこと。嘆息すること。
    └2.称賛すること。ほめること。〈日本国語大辞典〉
    ┌ためいきをついて嘆く。≒咨歎〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 脳漿 92
    のうしょう ┌1.脳の外側や脳室内にある液。髄液。
    └2.知恵や頭脳。〈漢字ペディア〉
    ┌1.脳の外側や脳内を満たす液体。
    └2.脳。〈漢辞海〉
    ★脳漿を絞(シボ)る…ある限りの知恵を働かせる。脳みそを絞る。知恵を絞る。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 嚠喨 93
    りゅうりょう ┌さわやかに澄んだ音の形容。〈漢字源〉
    ┌楽器の音などがさえわたるさま。≒瀏亮〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H19-2㈠
  • 邁進 94
    まいしん ┌恐れることなく突き進むこと。〈大辞泉〉
    ┌勇敢に突き進むこと。≒邁往〈漢字ペディア〉
    ★勇往邁進・・・目標に向かって、わきめもふらず勇ましく前進すること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 邀撃 95
    ようげき ┌攻めて来る敵を、むかえ討つこと。≒迎撃〈漢字ペディア〉
    ┌迎えうつこと。迎撃。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
    ●H15-3㈠
  • 蒟蒻 96
    くじゃく ┌草の名。コンニャクの漢名。サトイモ科の多年草。その球茎は、こんにゃくの原料とされる。〈新漢和大字典〉
    ┌サトイモ科の多年草。また、その球茎から作った食品。〈新大字典〉
    ┌≒菎蒻
    ├1.サトイモ科の多年草。インドシナ原産で、食用に栽培。地下茎から太く長い葉柄を一本出し、羽状の葉をつける。地下茎は大きな球形。
    └2.上記の地下茎を粉にしたものを加工し、固めた食品。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 顰蹙 97
    ひんしゅく ┌顔をしかめて不快感を表すこと。〈漢字ペディア〉
    ┌不快に感じて顔をしかめること。まゆをひそめること。〈大辞泉〉
    ★顰蹙を買う・・・良識に反する言動をして人から嫌われ、さげすまれる。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-2㈠
  • 徘徊 98
    はいかい ┌さまよい歩き回る。また、行ったり来たりする。〈漢字源〉
    ┌あてもなく歩き回ること。ぶらつくこと。≒彷徨〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 稀覯 99
    きこう ┌めったに見られないこと。非常に珍しいこと。〈大辞泉〉
    ┌まれにみる。めったにみかけない。≒希覯〈漢字源〉
    ★稀覯本(キコウボン)…数が少なく珍しい本。めったに見られない本。≒稀書、稀本、珍本〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
    ●H10-3㈠
  • 怜悧 100
    れいり ┌頭が働きが鋭くて利口である。〈漢字源〉
    ┌賢いこと。利口なこと。≒聡明、伶俐、怜俐、伶悧〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 幽邃 101
    ゆうすい ┌景色などが奥深く静かなこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ┌奥深くて物静かなこと。〈新漢和大字典〉
    ┌奥深い。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H9-3㈠
  • 惻隠 102
    そくいん ┌ひしひしといたわしく思う。〈漢字源〉
    ┌あわれみいたむ心。〈字通〉
    ┌あわれみ心がいたむこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 綢繆 103
    ちゅうびゅう ┌1.巻きつくこと。もつれ合うこと。
    └2.結びしばること。〈漢字ペディア〉
    ┌まつわりつく。びっしりと、ひもをからめてふさぐ。〈漢字源〉
    ┌1.しっかりとたばねたさま。
    ├2.奥深いさま。
    ├3.連続しているさま。
    ├4.紛糾しているさま。
    ├5.深い友情。
    ├6.思いきれない恋心。
    └7.女性が結ぶ帯。〈漢辞海〉
    ★「繆」は、「誤る・間違う」意だと「ビュウ(繆説/紕繆)」と読み、この意と音を用いる熟語が多い。その他の音では「まとう」意だと「リョウ(繆繞)≒繚」、「結ぶ・縊る」意だと「キュウ(繆死)」、穆に通じるときは「ボク」の三項が挙げられるが、いずれも稀有。上記の意と音が反するが例外で「綢繆(チュウビュウ)」は過去頻出の語句なので必修。
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-3㈠
    ●H18-1㈠
  • 慟哭 104
    どうこく ┌身を震わせて大声で泣く。〈漢字源〉
    ┌ひどく悲しみ、大声をあげて泣くこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 憮然 105
    ぶぜん ┌失望・落胆してどうすることもできないでいるさま。また、意外なことに驚きあきれているさま。〈大辞泉〉
    ┌失望や不満でむなしい気持ちになるさま。がっかりしてぼんやりするさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 截然 106
    せつぜん ┌1.区別がはっきりしたさま。
    └2.切り立っているさま。〈漢字ペディア〉
    ┌1.整っているさま。
    ├2.物事の区別のはっきりしているさま。判然。
    └3.態度が厳正なさま。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 攪拌 107
    かくはん ┌かき回すこと。かきまぜること。〈漢字源〉
    ┌かきまわすこと。かきまぜること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 斟酌 108
    しんしゃく ┌1.事情をくみとって、ほどよく処理すること。
    ├2.条件を照らし合わせて、適当に処理すること。
    └3.遠慮すること。〈漢字ペディア〉
    ┌1.水や酒を酌み交わす。
    ├2.事情を考え、ほどよくとりはからう。
    └3.(国)ひかえめにする。遠慮する。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-2㈠
  • 明晰 109
    めいせき ┌1.明らかではっきりしていること。また、そのさま。
    └2.論理学で、概念の外延が明確で他とはっきり区別できること。明白。〈大辞泉〉
    ┌筋道がとおっていて、はっきりしているさま。≒明白〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 対蹠 110
    たいせき ┌あることについて正反対であること。〈漢字源〉
    ┌足の裏を互いに合わせたように全く反対の位置関係にあること。敵対関係にあること。ある物事と正反対であること。たいしょ。〈日本国語大辞典〉
    ★「対蹠(タイショ)」は慣用読み。
  • 警邏 111
    けいら ┌警戒して見回ること。また、その人。〈大辞泉〉
    ┌非常事態に備えて見回りをすること。また、その人。パトロール。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 絨毯 112
    じゅうたん ┌毛織物の一種で、床に敷く物。カーペット。≒絨緞〈漢字ペディア〉
    ┌床の敷物などに使う厚い毛織物の総称。そのうち、竪機(たてばた)を使った手織りの高級品は緞通(だんつう)とよんで区別し、ふつう、機械織りのものをさす。カーペット。≒絨緞〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-1㈠
  • 滂沱 113
    ぼうだ ┌1.涙がとめどなく流れるさま。
    └2.雨が激しく降るさま。〈漢字ペディア〉
    ┌1.雨の降りしきるさま。
    ├2.涙がとめどもなく流れ出るさま。
    └3.汗・水などが激しく流れ落ちるさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 胡乱 114
    うろん ┌あやしげで疑わしいこと。行動などが不審なさま。胡散臭いさま。〈漢字ペディア〉
    ┌1.正体の怪しく疑わしいこと。また、そのさま。
    ├2.確かでないこと。真実かどうか疑わしいこと。また、そのさま。
    └3.乱雑であること。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-3㈠
  • 覿面 115
    てきめん ┌1.面と向かうこと。まのあたりに見ること。また、そのさま。転じて、まのあたり。目前。
    └2.効果・結果・報いなどが即座に現れること。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ┌効果や報いが、すぐに現れるさま。〈漢字ペディア〉
    ★天罰覿面・・・悪事を働けば、すぐに天罰が現れること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 絆創膏 116
    ばんそうこう ┌硬膏を布などに塗ったもの。消毒ガーゼ付きのものもある。傷口を覆ったり、包帯がずれないようにしたり、あるいは捻挫部位を固定させたりするのに使う。〈大辞泉〉
    ┌傷口を保護したり傷口につけたガーゼなどを固定したりする、粘着性のある布や紙。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 舐犢 117
    しとく ┌親牛が子牛をなめ、愛撫する。〈字通〉
    ┌親牛が子牛を愛しなめてやること。転じて、親が子をかわいがること。〈日本国語大辞典〉
    ★舐犢の愛(アイ)…親が子を深く愛すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H6-3㈠
  • 煌煌 118
    こうこう ┌きらきらと光輝くさま。〈漢字源〉
    ┌きらびやかにかがやくさま。きらきら光ること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 邯鄲 119
    かんたん ┌1.カンタン科の昆虫。山地にすむ。体は細長く、淡い黄緑色。雄は「ルルルル」と美しく鳴く。
    └2.中国河北省の都市名。昔、都として栄えた。〈漢字ペディア〉
    ┌1.地名。春秋時代は衛に属し、戦国時代は趙(チョウ)の国都となる。今の河北省邯鄲市の西南にあった。
    └2.姓。〈漢辞海〉★邯鄲の夢(ユメ)・・・人の世の栄華がはかないたとえ。〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 閘門 120
    こうもん ┌1.運河・放水路などで、水量を調節するための堰(セキ)。
    └2.運河・河川などの、水面に高低差のある場所で、水面を昇降させて船を行き来させるための装置。閘室とよぶ前後を扉で仕切った水面に船を入れ、扉の開閉によって水位を昇降させてのち、一方を開いて船を進める。〈大辞泉〉
    ┌ときどき開閉して、水を調節したり、舟を通したりする門。水門。また水門の扉。〈新漢和大字典〉
    ┌運河・河川などで、水量や水面の高さを調節するための水門。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H20-1㈠
  • 牛蒡 121
    ごぼう ┌キク科の大形二年草。ユーラシア原産。葉は卵心形で柄が長い。茎は高さ1メートル以上になり、夏、頂に淡紫または白色の頭花をつける。根はまっすぐで細長く茶褐色で、食用。種子は漢方で消炎・解熱薬とする。〈大辞林〉
    ┌キク科の二年草。ヨーロッパ・シベリア原産。葉はハート形で大きい。根は地中に垂直に長く伸びて、食用。「牛蒡」は漢名より。根がウシの尾に似ることから。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 咫尺 122
    しせき ┌1.非常に短い距離・長さ。
    └2.すぐそばまで近づく。〈漢字源〉
    ┌1.きわめて近い距離。
    ├2.貴人に間近で会うこと。
    └3.短いこと。簡単なこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-1㈠
    ●H13-1㈠
    ●H15-2㈠
  • 髑髏 123
    どくろ ┌風雨にさらされて肉が落ち、むきだしになった頭蓋骨。されこうべ。しゃれこうべ。〈大辞泉〉
    ┌死人の頭の骨。〈漢辞海〉
    ┌風雨にさらされてしらけた頭骨。されこうべ。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 耄碌 124
    もうろく ┌年をとって心身のはたらきが鈍くなること。おいぼれること。〈大辞林〉
    ┌(国)年老いて、からだや頭の働きが衰えること。また、そのような人。〈新漢和大字典〉
  • 嬋娟 125
    せんけん ┌容姿のあでやかで美しいさま。〈大辞泉〉
    ┌軽やかに身をくねらせるあでやかな女性。転じて、詩では花・月などの美しさを形容するのに用いる。〈漢字源〉
    ┌あでやかで美しいさま。なよなよとして美しいさま。≒嬋姸〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-3㈠
    ●H8-3㈠
    ●H14-3㈠
  • 舳艫 126
    じくろ ┌へさきととも。船首と船尾。〈大辞泉〉
    ┌船のへさきと、とも。〈字通〉
    ┌船首と船尾。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-3㈠
    ●H15-2㈠
  • 島嶼 127
    とうしょ ┌島。また、大小の島々。〈漢字源〉
    ┌大小の島々。〈漢辞海〉
  • 幫助 128
    ほうじょ ┌わきから力を添えて手伝うこと。〈漢字源〉
    ┌1.力を添えて助けること。
    └2.他人の違法な行為の実行を助ける行為。≒従犯〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 微恙 129
    びよう ┌軽い病気。〈漢字源〉
    ┌軽い病気。気分が少しすぐれないこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H14-3㈠
  • 悋気 130
    りんき ┌(国)男女間のやきもち。〈漢字源〉
    ┌男女間のやきもち。≒嫉妬、悋惜〈漢字ペディア〉
    ★悋気は恋(コイ)の命(イノチ)…やきもちは恋している証しである。やきもちをやかないようになったら恋は終わりである。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蹲踞 131
    そんきょ ┌1.うずくまること。しゃがむこと。
    ├2.貴人が通行するとき、両ひざを折ってうずくまり、頭を垂れて行う礼。また、後世、貴人の面前を過ぎるとき、ひざと手を座につけて会釈すること。
    └3.相撲や剣道で、つま先立ちで深く腰を下ろし、十分ひざを開き、上体を正した礼の姿勢。〈大辞泉〉
    ┌≒蹲倨
    ├1.相撲や剣道で、相対して礼をするときの姿勢。つま先立ちのまま腰をおろし、ひざを開いて姿勢を正した形。
    ├2.うずくまること。しゃがむこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 縉紳 132
    しんしん ┌官位・身分の高い人。転じて、紳士。〈漢字ペディア〉
    ┌高位・高官・士大夫などを指す。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H19-3㈠
    ●H28-1㈠
  • 髣髴 133
    ほうふつ ┌≒彷彿
    ├1.よく似ていること。ありありと思い出すこと。
    └2.ぼんやりと見えること。〈漢字ペディア〉
    ┌≒彷彿、放物、方物、髴髴
    ├1.ほとんど…のようである。
    └2.ほのかなさま。ぼんやりとしたさま。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 懺悔 134
    ざんげ ┌(仏)過去の過ちを悔い改める。また、悔いて告白する。〈漢字源〉
    ┌自ら悔い改める。〈字通〉
    ┌過去に犯した罪を後悔して、神や人に告白すること。〈漢字ペディア〉
    ┌1.(サンゲ)(仏)罪過を悔いて仏や僧に告白し、許しを請う。
    └2.(ザンゲ)キリスト教で、自ら犯した罪過を告白し、悔い改めること。告白。告解。
    └3.(ザンゲ)誤りや罪過を自覚して心をひどく痛める。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 看経 135
    かんきん ┌1.禅宗などで、声を出さないで経文を読むこと。⇔諷経(フギン)
    └2.声を出して経文を読むこと。読経。〈大辞泉〉
    ┌1.声を出さずに、経文を読むこと。
    └2.声を出して経を読むこと。≒読経、誦経〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 豌豆 136
    えんどう ┌マメ科の二年草。ヨーロッパ原産。茎は高さ1~3mほどに伸び、先端に巻きひげのある羽状複葉を互生。花は腋生で,赤紫色または白色の蝶形花。豆果は長楕円体で数個の種子がある。蜜豆に入れるアカエンドウやサヤエンドウ・グリーンピースなど、いくつかの系統がある。野良豆。〈大辞林〉
    ┌マメ科の二年草。葉は羽状複葉で、先端は巻きひげとなる。若いさやと種子は食用。エンドウマメ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 揶揄 137
    やゆ ┌からかい、ばかにする。〈漢字源〉
    ┌からかうこと。ばかにして笑うこと。〈漢字ペディア〉
    ★「揶揄う/揶う」で「からか-う」とも読む。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 韜晦 138
    とうかい ┌1.自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すこと。
    └2.身を隠すこと。姿をくらますこと。〈大辞泉〉
    ┌才能・地位・形跡などをつつみ隠すこと。他人の目をくらまし、わからないようにすること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蝦蟇 139
    がま ┌ヒキガエル。〈新漢和大字典〉
    ┌ひき。ひきがえる。〈字通〉
  • 内訌 140
    ないこう ┌内部の乱れ。内部の騒ぎ。うちわもめ。内紛。〈大辞泉〉
    ┌内部でもめること。うちわもめ。≒内紛〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 拉致 141
    らち ┌無理に連れ去る。〈新漢和大字典〉
    ┌いやがる人を無理に連れ去ること。無理に引き連れること。〈漢字ペディア〉
    ┌ひきつれる。〈字通〉
    ┌むりやりに連れていくこと。らっち。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-2㈠
  • 猖獗 142
    しょうけつ ┌悪い物事がはびこり、勢いを増すこと。猛威をふるうこと。〈大辞泉〉
    ┌1.激しく暴れまわっていて、おさえることのできないさま。勢いの盛んなこと。
    └2.大荒れしてくつがえる。失敗すること。〈漢字源〉
    ┌≒猖蹶
    ├1.悪いものが激しい勢いではびこるさま。猛威をふるうこと。
    └2.激しくくつがえること。荒れて失敗すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 耳朶 143
    じだ ┌1.みみたぶ。
    └2.みみ。〈大辞泉〉
    ┌1.耳朶(ミミタブ)に同じ。
    └2.みみ。聴覚・平衡感覚をつかさどる器官。〈漢字ペディア〉
    ★耳朶に触(フ)れる…耳にはいる。聞き及ぶ。聞こえる。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H13-3㈠
    ●H16-2㈠
  • 辺鄙 144
    へんぴ ┌都会から離れていて不便なこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ┌1.都から離れた土地。片田舎。
    └2.ひらけていない土地。不便な土地。〈漢字源〉
    ┌都会から遠く離れ、開けていない不便な土地。かたいなか。≒辺地、辺土、辺陬〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 閻魔 145
    えんま ┌死者の生前の罪を裁き、罰するという地獄の王。閻魔大王〈漢字ペディア〉
    ┌(仏)幽冥界を支配し、人の生前の罪をあばき、罰を加える王。地獄王。ヤマ神。〈漢辞海〉
    ★抹香(マッコウ)嘗(ナ)めた閻魔のよう…渋い顔をするさま。不愛想な顔つきのたとえ。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 艨艟 146
    もうどう ┌軍艦。堅固で細長く、敵船中に突入するのに用いたものをいった。もうしょう。〈大辞泉〉
    ┌軍船。軍艦。いくさぶね。艟艨。〈大辞林〉
    ┌いくさぶね。敵の船に突き当たって壊す、頑丈なつくりの軍用船。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 剽軽 147
    ひょうきん ┌明るく滑稽(コッケイ)なさま。また、その言動や人。〈漢字ペディア〉
    ┌気軽でおどけた感じのすること。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-1㈠
  • 酩酊 148
    めいてい ┌ひどく酒に酔うこと。〈大辞泉〉
    ┌酒を飲んでひどく酔うこと。≒大酔、泥酔〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 怪訝 149
    けげん ┌理由・事情がわからず合点がいかないこと。あやしみ、いぶかしく思うこと。〈漢字ペディア〉
    ┌不思議で納得がいかないこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ★「訝(ゲン)」は慣用音。
    ●H4-1㈠
  • 軽躁 150
    けいそう ┌軽はずみに騒ぐこと。考えがあさはかなこと。〈漢字ペディア〉
    ┌落ち着きがなく騒がしいこと。思慮が浅く軽はずみなこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 緞帳 151
    どんちょう ┌1.(国)緞子(ドンス)で作った幕。
    └2.巻いてあげさげするようにした垂れ幕。また、下等の芝居小屋に用いたので、転じて、低級な芝居。また、へたな役者。〈漢字源〉
    ┌1.厚地の織物でつくった模様入りの布。帳(トバリ)などに用いる。
    ├2.劇場の舞台と観客席とを仕切る垂れ幕。厚地に絵や刺繍などを施した幕で、上下に開閉する。緞帳幕。
    └3.「緞帳芝居」「緞帳役者」の略。〈大辞泉〉
    ┌1.刺繡(シシュウ)で模様をあしらった厚地の布。仕切りなどに用いる。
    └2.劇場で、巻いて上げ下ろしする厚地の幕。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-2㈠
  • 眈眈 152
    たんたん ┌鋭い目つきで獲物をねらうさま。また、野心をもって機会を狙うさま。〈大辞泉〉
    ┌1.見おろすさま。欲深く狙い視るさま。
    └2.奥深いさま。〈漢字源〉
    ┌鋭い目つきでねらい見るさま。すきあらばとねらうさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 朴訥 153
    ぼくとつ ┌質朴で訥弁(トツベン:くちべた)朴訥であること。かざりけがなく、口数が少ないこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ┌口数が少なく飾り気のないこと。≒木訥〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 玻璃 154
    はり ┌1.仏教で、七宝の一。水晶のこと。
    ├2.ガラスの異称。
    └3.火山岩中に含まれる非結晶質の物質。〈大辞泉〉
    ┌天然ガラス。また、仏教で、七宝の一つである水晶のこと。〈漢字源〉
    ┌1.仏七宝の一つ。水晶。梵語(ボンゴ)の音訳による語。
    └2.ガラスの別称。〈漢字ペディア〉
    ★瑠璃(ルリ)も玻璃も照(テ)らせば光(ヒカ)る…すぐれた素質や才能をもつものは、どこにいても目立つというたとえ。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 躊躇 155
    ちゅうちょ ┌1.ためらって、行きなやむ。また、物事を進めかねてためらう。
    └2.あわてない。ゆったりとする。〈新漢和大字典〉
    ┌あれこれ迷って決心できないこと。ためらうこと。〈大辞泉〉
    ┌決心がつかず迷うこと。ぐずぐずと、ためらうこと。〈漢字ペディア〉
    ★「躊躇う/躊う」で「ためら-う」とも読む。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 茶筅 156
    ちゃせん ┌≒茶筌
    ├1.抹茶に湯を注ぎ、かき回して茶をたてる竹製の道具。
    └2.「茶筅髪」の略。後ろに束ねてひもで結び、先を茶筅のようにした髪の結い方。男子は中世から、女子は江戸時代に普及した。〈漢字ペディア〉
    ┌1.抹茶をたてるとき、かきまわして泡を立てたり、練ったりする竹製の具。9センチくらいの竹筒の半分以上を細く割って穂とし、その末端を少し内に曲げたもの。煤竹(ススダケ)・白竹・紫竹・青竹などを用いる。
    └2.「茶筅髪(チャセンガミ)」の略。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 粗鬆 157
    そしょう ┌こまやかでないこと。大ざっぱであらいこと。また、そのさま。〈大辞林〉
    ┌おおざっぱであらいこと。きめがあらく、ざらざらしていること。〈漢字ペディア〉
    ★「骨"粗鬆"症(こつそしょうしょう)」
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 琥珀 158
    こはく ┌1.地質時代の樹脂が地中で化石になったもの。ふつうは黄褐色で透明。装飾品に用いる。
    └2.「琥珀織」の略。平織で横にうねを表した絹織物。着物の帯などに用いる。〈漢字ペディア〉
    ┌宝石の一つ。太古の松やになど樹脂の化石。黄色で透明または半透明のものが多い。〈漢字源〉
    ★琥珀は腐芥(フカイ)を取(ト)らず…廉潔の人は、不義・不正を身に近づけたりはしないということのたとえ。琥珀はちりを吸いつけるが、くさったごみまでは吸いつけないという意から。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 嘖嘖 159
    さくさく ┌やかましくいう。〈字通〉
    ┌人々が口々に言いはやすさま。しきりに言うさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-1㈠
    ●H20-1㈠
    ●H22-2㈠
  • 迂闊 160
    うかつ ┌1.間が抜けて実際の役に立たない。
    └2.(国)うっかりする。不注意である。〈漢字源〉
    ┌1.うっかりしていて心の行き届かないこと。また、そのさま。
    └2.回り遠くて実情にそぐわないこと。実際の役に立たないこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ┌注意力が足りずに、うっかりしているさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 不埒 161
    ふらち ┌具人の道や法にはずれること。≒不届き〈漢字ペディア〉
    ┌1.道理にはずれていて、けしからぬこと。また、そのさま。ふとどき。
    └2.要領を得ないこと。埒のあかないこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蛇蠍 162
    だかつ ┌へびとさそり。人の恐れ嫌うもののたとえ。〈大辞林〉
    ┌へびとさそり。人が恐れ嫌うもののたとえ。〈大辞泉〉
    ┌へびと、さそり。おそれ嫌われるもの。〈字通〉
    ┌ヘビとサソリ。人がひどく恐れ、嫌うもののたとえ。≒蛇蝎〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 163
    ばく ≒獏
    1.奇蹄目バク科の哺乳類の総称。ずんぐりした体形で尾は短い。鼻と上唇が合わさって伸び、象の原型を思わせる。前肢に4指、後肢に3指あり、ひづめをもつ。森林や水辺のやぶにすみ、草食性で、水に入って敵から逃がれる。マレーバク・アメリカバクなど4種がある。
    2.中国の想像上の動物。形はクマに、鼻は象に、目はサイに、脚はトラに、尾は牛に似て、人の悪夢を食うといわれ、その皮を敷いて寝ると邪気を避けるという。〈大辞泉〉
    ●H23-1㈠
  • 闊達 164
    かったつ ┌心が広く、物事にこだわらないようす。≒豁達〈漢字ペディア〉
    ┌気持ちが大きく、小さなもの事にこだわらない。≒豁達〈漢字源〉
    ★自由闊達…心がおおらかで,物事にこだわらないこと。また、そのさま。〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 嫋嫋 165
    じょうじょう ┌1.なよなよとしなやかなさま。
    └2.とぎれそうでとぎれず、細く長く続くものの形容。笛や風の音など。〈漢字源〉
    ┌1.しなやかなさま。
    ├2.風がそよそよと吹くようす。
    └3.音声が細く長く続くさま。〈漢字ペディア〉
    ★余韻(ヨイン)嫋嫋…音が鳴りやんでもなお残る響きが、細く長く続くさま。詩文の表現の背後に感じられる趣や、事が終わったあとに残る風情などのたとえ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-1㈠
    ●H16-1㈠
  • 齧歯 166
    げっし ★齧歯類(ルイ)…齧歯目の哺乳動物の総称。ネズミ・ウサギ・リスなど犬歯をもたず前歯(門歯)の発達したものの分類名。〈漢字ペディア〉
    ●H6-1㈠
    ●H16-3㈠
    ●H19-2㈠
  • 167
    ばく ≒貘
    1.奇蹄目バク科の哺乳類の総称。ずんぐりした体形で尾は短い。鼻と上唇が合わさって伸び、象の原型を思わせる。前肢に4指、後肢に3指あり、ひづめをもつ。森林や水辺のやぶにすみ、草食性で、水に入って敵から逃がれる。マレーバク・アメリカバクなど4種がある。
    2.中国の想像上の動物。形はクマに、鼻は象に、目はサイに、脚はトラに、尾は牛に似て、人の悪夢を食うといわれ、その皮を敷いて寝ると邪気を避けるという。〈大辞泉〉
  • 睚眥 168
    がいさい ┌目にかどをたてて、人をにらむこと。目くじらをたてること。〈漢字源〉
    ┌ちょっとにらむこと。憎らしそうににらむこと。〈漢字ペディア〉
    ★睚眥の怨(ウラ)み…ほんのわずかなうらみ。ちょっとにらまれた程度のうらみの意から。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-3㈠
    ●H13-3㈠
  • 恍惚 169
    こうこつ ┌1.ぼんやりとして見定めにくいさま。
    └2.あるものに気を取られてうっとりするさま。また、ぼんやりするさま。〈漢字源〉
    ┌1.うっとりして我を忘れるさま。≒恍然
    └2.頭のはたらきが鈍って判断力や理解力が劣るさま。特に、老年になってぼけた状態にいう。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蠕動 170
    ぜんどう ┌1.ミミズなどの虫が身をくねらせてうごめきながら進むこと。また一般に、うごめくこと。
    └2.筋肉の収縮波が徐々に移行する型の運動。消化管壁が食物を送る運動などにみられる。蠕動運動。〈大辞泉〉
    ┌1.虫がうごめくこと。
    └2.少しずつ静かに動くこと。〈新漢和大字典〉
    ┌うごめく。〈字通〉
    ┌1.うごめくこと。虫が動くこと。≒蠢動
    └2.筋肉が収縮してできる波が徐々に動いていく運動。消化器官などに見られる。蠕動運動。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-1㈠
  • 瓔珞 171
    ようらく ┌宝石を連ねて仏像の頭・首・胸などを飾るもの。寺院内の天蓋(テンガイ)の装飾にも用いる。〈漢字ペディア〉
    ┌珠の首飾り。仏像に用いる。〈字通〉
    ┌珠玉をつないでつくった首飾り。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H13-2㈠
  • 阿闍梨 172
    あじゃり ┌1.徳が高く、弟子を教え導くことのできる僧。
    └2.天台宗・真言宗での僧の位。〈漢字ペディア〉
    ┌1.仏語で、衆僧を教え導き、その模範たるべき高僧の敬称。
    └2.(国)天台宗・真言宗の僧位。〈漢辞海〉
    ┌1.弟子たちの模範となる高僧の敬称。
    ├2.密教で、修行を完了し、伝法灌頂(デンポウカンジョウ)を受けた僧。また、伝法灌頂の職位を受けた、天台宗・真言宗の僧。
    └3.勅旨によって修せられる法会を執行する僧。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 慫慂 173
    しょうよう ┌そうするように誘って、しきりに勧めること。〈大辞泉〉
    ┌そばから誘いすすめること。また、すすめそそのかすこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H12-1㈠
    ●H17-1㈠
    ●H25-3㈠
  • 懊悩 174
    おうのう ┌心の底から深く悩む。≒苦悩〈漢字源〉
    ┌心の奥で、悩みもだえること。≒煩悶、苦悩〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-1㈠
  • 端倪 175
    たんげい ┌1.物事のはじめと終わり。
    └2.物事のなりゆきをおしはかること。推測すること〈漢字ペディア〉
    ┌1.物事の初めと終わり。事の始終。
    └2.物事の本と末、終わりと始めを推しはかること。あらかじめ予想すること。推測。〈大辞泉〉
    ★端倪すべからず…物事の規模がどれほどなのか、おしはかれないこと。人格の大きいことなどにいう。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 琺琅 176
    ほうろう ┌金属器や陶磁器の表面に、さび止めや飾りとして焼き付ける釉(ウワグスリ)。また、焼きつけたもの。瀬戸引き・七宝焼など。〈漢字ペディア〉
    ┌珪石(ケイセキ)・石灰・長石・粘土・ソーダなどをとかしてつくる白色不透明のガラス質の物質。エナメル器物のうわぐすりとし、金属がさびるのを防ぎ、また装飾とする。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蕁麻疹 177
    じんましん ┌皮膚がかゆくなり、一時的に赤くはれあがる急性の皮膚病。アレルギーが原因で起こる。〈漢字ペディア〉
    ┌急にかゆくなって平たい紅色の浮腫(フシュ)を生じる発疹(ホッシン)。漆などの植物や鯖・卵などの食品、また、寒冷刺激などによって起こり、数分から数時間で消失する。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 倥偬 178
    こうそう ┌1.忙しくてあわただしいさま。
    └2.うろたえるさま。〈漢字源〉
    ┌あわただしいさま。いそがしいさま。せわしないさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H14-3㈠
    ●H18-1㈠
  • 瑇瑁 179
    たいまい ┌熱帯の海にすむかめの一種。その甲羅は黒くつやがあり、鼈甲と呼ばれ、装飾品の材料とする。〈漢字源〉
    ┌ウミガメ科のカメ。熱帯・亜熱帯の海にすむ。甲羅の長さは約一メートル。甲羅を鼈甲(ベッコウ)細工の材料にする。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-3㈠
    ●H20-3㈠
    ●H23-2㈠
  • 芍薬 180
    しゃくやく ┌草の名。ボタン科の多年草。〈新漢和大字典〉
    ┌しゃくやく。〈字通〉
    ┌キンポウゲ科の多年草。アジア北東部原産。初夏、茎頂にボタンに似た大形で美しい紅・白色の花を開く。観賞用。根は薬用。〈漢字ペディア〉
    ★立(タ)てば芍薬座(スワ)れば牡丹(ボタン)歩(アル)く姿(スガタ)は百合(ユリ)の花(ハナ)…立っても座っても、また歩いても、姿が艶やかで魅力的な美人の形容。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 昇汞 181
    しょうこう ┌塩化第二水銀の別称。無色透明で針状の結晶。猛毒。染色・消毒・写真材料などに用いる。〈漢字ペディア〉
    ┌塩化水銀(Ⅱ)のこと。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-2㈠
    ●H10-1㈠
    ●H15-2㈠
    ●H27-3㈠
  • 睥睨 182
    へいげい ┌1.横目でにらむこと。流し目で見ること。
    └2.城壁のくぼみから敵情をのぞき見ること。転じて、周囲をにらみつけて勢いを示すこと。〈漢字ペディア〉
    ┌1.よこめでにらむ。
    ├2.城壁のくぼみから敵情をのぞき見ること。
    └3.馬車で、上の屋根を支えるさお。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H29-3㈠
  • 招聘 183
    しょうへい 礼をつくして、丁重にまねくこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 熱鬧 184
    ねっとう ┌多数の人で混雑し、騒がしいこと。〈漢字ペディア〉
    ┌人が込みあって騒がしいこと。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-2㈠
    ●H17-2㈠
    ●H30-3㈠
  • 垂涎 185
    すいぜん ┌1.よだれをたらす。
    └2.非常にうらやましがること。〈漢字源〉
    ┌ほしくてたまらぬ。〈字通〉
    ┌1.食べたくてよだれをたらすこと。
    ├2.非常にほしがること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 闖入 186
    ちんにゅう ┌突然、無断で入り込むこと。〈大辞泉〉
    ┌突然、無断で入りこんでくること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-3㈠
    ●H15-1㈠
  • 瑪瑙 187
    めのう 石英などの結晶の混合物。紅・緑・白などの美しいしま模様があり、装飾品などに用いられる。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 軋轢 188
    あつれき ┌関係が悪くなること。仲がこじれること。不和。〈漢字ペディア〉
    ┌仲が悪くなること。〈大辞泉〉
    ┌1.車輪がすれあってきしる。
    └2.きしみあい。つぶしあい。不和になる。反目する。人と人との間の仲たがい。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
    ●H6-3㈠
  • 匍匐 189
    ほふく ┌1.地面や床上に身をふせて手足を動かす。はらばう。
    └2.はらばってでもかけつける。一生懸命に力を尽くすさまのたとえ。〈漢字源〉
    ┌腹ばうこと。また、腹ばいになって進むこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 闡明 190
    せんめい ┌はっきりしない道理などを明らかにすること。〈漢字ペディア〉
    ┌明瞭でなかった道理や意義を明らかにすること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
    ●H9-2㈠
  • 咆哮 191
    ほうこう ┌猛獣などが、ほえたけること。また、その声〈大辞泉〉
    ┌猛獣などが、たけりほえること。また、その声。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 罵詈 192
    ばり ┌口汚くののしること。また、その言葉。ののしり。〈大辞泉〉
    ┌ののしること。悪口を言うこと。〈漢字ペディア〉
    ★罵詈讒謗(サンボウ)・・・悪口の限りを言い、手ひどくののしること。また、その言葉。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 指嗾 193
    しそう ┌さしずして、そそのかす。けしかける。〈漢字源〉
    ┌人をそそのかすこと。けしかけること。≒使嗾、教唆〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-2㈠
    ●H14-3㈠
  • 開闢 194
    かいびゃく ┌1.天と地が初めてできた時。世界の始まりの時。
    ├2.信仰の地としての山を開き、あるいは初めて寺院などをつくること。また、その人。開山。
    └3.荒れ地などが切り開かれること。〈大辞泉〉
    ┌1.天地が開いた始まり。この世の始まり。≒創世
    └2.物事の始まり。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 屹度 195
    きっと ┌1.(国)たしかに。必ず。
    └2.厳重に。〈漢字源〉
    ┌≒急度
    ├1.必ず。確かに。
    └2.きびしく。きっぱりと。表情に強い感情を表すさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 瞋恚 196
    しんい ┌1.(仏)三毒・十悪の一。怒り・憎しみ・怨みなどの憎悪の感情。
    └2.怒り恨むこと。腹立ち。いかり。〈大辞林〉
    ┌1.(仏)自分の心に反するものを怒り恨む。
    └2.目をむいて怒る。〈漢字源〉
    ┌1.はげしく怒ること。≒瞋怒
    └2.(仏)貪欲(トンヨク)・愚痴とともに三毒の一つ。自分の心に反するものをはげしく怒り、恨むこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-1㈠
    ●H13-3㈠
    ●H20-2㈠
  • 箏曲 197
    そうきょく ┌箏(コト)で奏する音楽。〈漢字源〉
    ┌ことを演奏する楽曲。ことで伴奏する声楽曲と、ことと他の楽器とを合わせた器楽曲がある。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 彷徨 198
    ほうこう ┌あてもなくさまよい歩くこと。〈漢字ペディア〉
    ┌当てもなく歩き回ること。さまようこと。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 旱魃 199
    かんばつ ┌ひでり。特に、農作物に必要な雨が長い間降らないこと。〈大辞泉〉
    ┌長い期間雨が降らず、水がかれてしまうこと。ひでり。≒干天〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 捏造 200
    ねつぞう ┌事実でないことを事実らしく作ること。〈漢字ペディア〉
    ┌1.土などをこねまわして、形だけにせた物を作ること。
    └2.事実でない事柄を事実のように作り上げる。でっちあげる。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-2㈠
  • 微醺 201
    びくん ┌ほんのりと酒に酔うこと。ほろよい。微酔。〈大辞泉〉
    ┌少し酒に酔うこと。ほろよい。≒微酔〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 欺瞞 202
    ぎまん ┌あざむくこと。だますこと。〈大辞泉〉
    ┌いつわってだますこと。また、いつわり。〈漢字源〉
    ┌あざむき、だますこと。≒瞞着〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 諮詢 203
    しじゅん ┌参考として問い尋ねること。意見をきくこと。諮問。〈大辞林〉
    ┌≒咨詢
    ├1.相談すること。とうこと。
    └2.他の機関の意見を求め、参考にすること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 欸乃 204
    あいだい ┌1.船頭のかけ声。また、櫓(ロ)のきしむ音。
    ├2.舟歌。
    └3.きこりの歌。〈漢字ペディア〉
    ┌1.船頭が舟をこぐときに掛け合う掛け声。また櫓のきしる音。転じて、船歌のこと。
    └2.きこりが木を切るときに歌う歌。〈漢字源〉
    ┌舟人が相応える声。櫓の音。舟歌。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H14-1㈠
    ●H21-1㈠
    ●H23-3㈠
  • 魍魎 205
    もうりょう ┌山・川・木・石などに宿っている精霊。すだま。〈大辞泉〉
    ┌古代中国の山の霊気や木石の精。すだま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 涅槃 206
    ねはん ┌1.いっさいの煩悩(ボンノウ)を滅却した、不生不滅の悟りの境地。
    └2.死ぬこと。特に、釈迦(シャカ)の死。入滅。〈漢字ペディア〉
    ┌1.煩悩を滅して真理を悟り知恵が完成する悟りの境地。仏教の最終的な理想。
    └2.釈迦の死のこと。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 玲瓏 207
    れいろう ┌1.玉のように輝くさま。美しくすきとおるさま。
    └2.金属や玉が触れ合って澄んだ音で鳴るさま。また、そのような人の声のたとえ。〈漢字ペディア〉
    ┌1.宝玉や金属がふれあって鳴るさわやかな音の形容。≒玲玲、玲琅
    └2.宝玉のように冷たく冴えて輝くさま。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-1㈠
    ●H12-2㈠
  • 濾過 208
    ろか ┌液体をこして混じり物をのぞくこと。〈大辞林〉
    ┌液体や気体をこして、固形の不純物を取り除くこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 饂飩 209
    うんどん ┌うどん。〈新漢和大字典〉
    ┌小麦粉をこねて薄くのばし、細く切ったものをゆでた食品。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 魑魅 210
    ちみ ┌1.山林・木石の精気から生じるという霊。人面鬼身で、よく人を迷わすという。ちみ。
    └2.人の霊魂。たましい。〈大辞泉〉
    ┌1.「魑(スダマ)」に同じ。
    └2.人間の顔をした化け物。山の神。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 囂囂 211
    ごうごう ┌人の声のががやがやと騒がしいさま。〈新漢和大字典〉
    ┌人々が騒ぐさま。また、声や音がやかましいさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 呱呱 212
    ここ ┌産声。〈字通〉
    ┌乳飲み子の泣く声。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 余喘 213
    よぜん ┌死ぬ間際の、とぎれとぎれの息遣い。虫の息。〈漢字源〉
    ┌今にも絶えそうなかすかな息。虫の息。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H14-3㈠
  • 傀儡 214
    かいらい ┌1.あやつり人形。くぐつ。でく。
    └2.自分の意志や主義を表さず、他人の言いなりに動いて利用されているも。でくの坊。〈大辞泉〉
    ┌1.「傀儡(クグツ)」に同じ。
    └2.他人に操られる者。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H12-1㈠
  • 放埒 215
    ほうらつ ┌勝手気ままでしまりのないこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ┌1.「放逸」に同じ。≒放縦
    └2.酒や色欲にふけること。≒放蕩〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 忖度 216
    そんたく ┌他人の心をおしはかること。≒推察〈漢字ペディア〉
    ┌他人の気持ち・考えを、そっと推し量る。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-2㈠
    ●H15-1㈠
  • 輓近 217
    ばんきん ┌ちかごろ。最近。近来。〈大辞泉〉
    ┌1.古代に対して、のちの世。
    └2.ちかごろ。〈新漢和大字典〉
    ┌1.近ごろ。近年。
    └2.古代に対して、最近の世。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-2㈠
  • 齟齬 218
    そご ┌物事がうまくかみ合わないこと。食い違うこと。ゆきちがい。〈大辞泉〉
    ┌物事がくいちがうこと。行きちがい。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 齠齔 219
    ちょうしん ┌ぬけかわりかけている乳歯。7、8歳の年ごろのこと。また、その頃の子ども。〈新漢和大字典〉
    ┌七八歲のこども。〈字源〉
    ●H30-2㈠
  • 輜重 220
    しちょう ┌軍隊の糧食・被服・武器・弾薬など、輸送すべき軍需品の総称。〈大辞泉〉
    ┌1.重い荷物をのせるほろのついた車。
    ├2.旅人の荷物。
    └3.軍隊が必要とする兵器・食糧などのこと。〈新漢和大字典〉
    ┌1.軍隊の荷物。食糧・武器など。
    └2.旅行者の荷物。また、荷物を運ぶ車。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-2㈠
    ●H15-3㈠
    ●H25-3㈠
  • 餡蜜 221
    あんみつ 蜜豆の上に餡をのせたもの。〈大辞泉〉
  • 贔屭 222
    ひいき ┌1.気に入った人に特に目をかけ世話をすること。気に入ったものを特にかわいがること。
    └2.目をかけて世話してくれる人。パトロン。後援者。〈大辞林〉
    ┌1.(国)自分の気に入った者を特にかわいがって力をそえること。また、その人。後援者。
    ├2.ひいひいと鼻息を吹いてがんばるさま。
    └3.重みをささえる大きなカメ。竜の九匹の子の一匹で、重いものを背負うのが好きだというので、石碑の下に石を負った形で彫られている。≒奰屭〈新漢和大字典〉
    ★贔屭の引き倒し・・・ひいきし過ぎて、かえってその人の迷惑になること。〈大辞林〉
  • 歔欷 223
    きょき ┌1.すすりなく。むせびなく。
    └2.悲しみ恐れるさま。〈漢字源〉
    ┌すすり泣くこと。むせび泣き。≒噓唏〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 貪婪 224
    どんらん ┌飽くことを知らないこと。大変に欲深であること。また、そのさま。貪欲。たんらん。〈大辞泉〉
    ┌非常に欲が深いこと。≒貪欲〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 贖罪 225
    しょくざい 1.金品を出して罪を免れること。
    2.罪ほろぼしをすること。
    3.キリスト教の教義の一つ。キリストが十字架にかかり、人々の罪をあがなったこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 繻子 226
    しゅす ┌「繻子織」の略。縦糸を長く浮かせた、光沢のある地の厚い織物。多く、帯地に用いる。サテン。〈漢字ペディア〉
    ┌(国)絹織物の一種。地が厚くなめらかで、つやがある布。≒朱子〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-1㈠
    ●H13-1㈠
    ●H15-1㈠
  • 齷齪 227
    あくせく ┌細かいことを気にして、落ち着かないさま。目先のことにとらわれて、気持ちがせかせかするさま。〈大辞泉〉
    ┌心にゆとりをもてず、目先のことだけに追われてせわしなく物事を行うさま。≒偓促〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H7-3㈠
  • 焙烙 228
    ほうろく ┌焙(ホウ)じる土鍋。〈字通〉
    ┌素焼きの平たい土鍋。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 衲衣 229
    のうえ ┌1.僧尼が身に着ける袈裟。日本では、形式化して華美なものも作られた。衲。衲袈裟。
    └2.僧侶のこと。〈大辞林〉
    ┌1.僧衣。衲袈裟(ノウゲサ)。
    └2.僧侶(ソウリョ)、特に、禅宗の僧。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 僥倖 230
    ぎょうこう ┌1.思いもかけない、身分不相応な幸い。
    └2.どこまでも利益や幸福を求めること。〈漢字源〉
    ┌思いがけない幸運。こぼれざいわい。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 齲歯 231
    うし ┌虫歯。〈漢字ペディア〉
    ┌虫歯。〈大辞泉〉
    ┌虫食い歯。虫歯。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 啖呵 232
    たんか ┌(国)勢いよく鋭くて、歯切れのよいことば。〈漢字源〉
    ┌1.威勢よく、歯切れのよい言葉。
    └2.香具師(ヤシ)などが品物を売るときの口上。〈漢字ペディア〉
    ★啖呵を切(キ)る…胸のすくような、鋭く歯切れのよい口調で話す。鋭い勢いでまくしたてる。また、威勢よくののしる。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 輻輳 233
    ふくそう ┌いろいろな場所から物事が一か所に寄り集まること。混み合うこと。≒輻湊〈漢字ペディア〉
    ┌1.四方から寄り集まること。物事がひとところに集中すること。
    └2.電話やインターネットなどの回線において、多数の利用者が特定の時間帯に集中することにより処理可能な容量を超え、不具合が生じたり機能が停止したりすること。〈大辞泉〉
    ┌車の輻(ヤ)が轂(コシキ)に集まるように、多くの物事が一か所に寄り集まる。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
  • 藹藹 234
    あいあい ┌なごやかなさま。≒靄靄
    └草木が盛んに茂るさま。盛んなさま。〈漢字ペディア〉
    ┌1.元気いっぱいであるさま。
    ├2.草木がこんもりと茂るさま。
    ├3.いっぱいに満ちているさま。
    ├4.月光が一面にたゆとうさま。≒靄靄
    ├5.雲がたなびくさま。≒靄靄
    └6.穏やかなさま。〈漢字源〉
    ┌草木の盛んに茂るさま。〈字通〉
    ★和気(ワキ)藹藹…なごやかでのどかな気分が満ちあふれているさま。≒和気靄靄。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 刃傷 235
    にんじょう ★刃傷沙汰(ザタ)…刃物で人を傷つけるような争いや、騒ぎ。〈大辞泉〉
  • 婀娜 236
    あだ ┌美人のしなやかなるさま。〈字源〉
    ┌美しくしとやかなさま。また、女性の粋(イキ)で色っぽいさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 須臾 237
    しゅゆ ┌短い時間。しばらくの間。ほんの少しの間。〈大辞泉〉
    ┌しばらく。少しの間。寸刻。〈漢字ペディア〉
    ┌しばらく。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-2㈠
    ●H15-2㈠
  • 襦袢 238
    じゅばん ┌和服用の下着。ひとえの短い衣。肌着。ジバン。〈大辞泉〉
    ┌和服用の下着。肌着。肌襦袢・長襦袢など。ジバン。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 彷彿 239
    ほうふつ ┌1.ありありと想像すること。よく似ているものを見て、そのものを思い浮かべること。
    └2.ぼんやりしていること。〈大辞泉〉
    ┌≒髣髴
    ├1.よく似ているさま。はっきりと思い浮かぶさま。
    └2.姿や形などが、ぼんやりと見えるさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 誣告 240
    ぶこく ┌故意に事実を偽って告げること。〈大辞泉〉
    ┌他人を陥れるため、故意に偽った事実を告げること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 轆轤 241
    ろくろ 1.「轆轤台」の略。木製の回転する台で、陶器を作るのに用いる。
    2.物を引き寄せたり、つるし上げたりするのに使う滑車。井戸水のくみ上げなどに用いる。
    3.傘の柄の上部にある、骨の集まった開閉の装置。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 慇懃 242
    いんぎん ┌1.真心がこもっていて、礼儀正しいこと。また、そのさま。ねんごろ。
    └2.非常に親しく交わること。〈大辞泉〉
    ┌1.んごろなこと。礼儀正しくていねいなこと。
    ├2.うれえいたむさま。
    └3.よしみ。特に、男女の思慕の情。〈漢字ペディア〉
    ★慇懃無礼(ブレイ)…あまりにていねいすぎて、かえって無礼になること。また、うわべは礼儀正しくていねいでも、実は尊大で相手を見下げているさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 慳貪 243
    けんどん ┌1.(仏)欲が深く、財貨を惜しんで人に与えることをせず、むやみに欲しがる心。
    └2.(国)意地が悪くてむごいこと。じゃけん。〈漢字源〉
    ┌1.非常にけちで欲が深いこと。
    └2.思いやりがなく無愛想なこと。つっけんどん。≒邪慳〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 饅頭 244
    まんじゅう ┌小麦粉などの粉をこねた皮であんを包み、蒸すか焼くかしてつくった菓子。〈大辞泉〉
    ┌小麦粉などをこねて作った皮の中に、あんや肉などを入れて蒸した食べ物。〈漢字ペディア〉
    ★薯蕷(ショヨ)饅頭…ヤマノイモの根をすって糝粉(シンコ)と砂糖を加えたものを皮とし、あんを包んで蒸した饅頭。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 胚胎 245
    はいたい ┌1.身ごもる。
    ├2.物事が発生する始まり。
    └3.よくない事がらの原因がそこにあること。〈新漢和大字典〉
    ┌はらむ。はじまる。〈字通〉
    ┌1.身ごもること。
    └2.物事の起こる原因が生じること。きざし。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 懈怠 246
    けたい ┌仏語。善行を収めるのに積極的でない心の状態。精進に対していう。〈大辞泉〉
    ┌1.心がゆるんでおこたること。なまけること。≒懈惰、怠懈
    └2.仏教で修行をおこたること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 儕輩 247
    せいはい ┌仲間。ともがら。〈漢字源〉
    ┌なかま。同輩。〈字通〉
    ┌同じ仲間。ともがら。同類。≒同輩〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 自彊 248
    じきょう ┌自分から進んで努力し励むこと。休まずに努めること。〈漢字ペディア〉
    ┌自ら努め励むこと。〈大辞林〉
    ★自彊(ヤ)まず…自ら努め励んで怠らない。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-2㈠
  • 隕石 249
    いんせき ┌大気中に突入した流星が、燃え切らずに地表におちたもの。〈新漢和大字典〉
    ┌流星が大気中で燃え切らず、地球上に落ちてきたもの。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 膀胱 250
    ぼうこう 脊椎(セキツイ)動物の排泄(ハイセツ)器官。腎臓(ジンゾウ)より送られてくる尿を、一時的にためておく臓器。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 螺鈿 251
    らでん ┌漆工芸技法の一。貝殻の真珠光を放つ部分を磨すり平らにして細かく切り、文様の形に漆器や木地にはめこんで装飾するもの。〈大辞林〉
    ┌漆工芸の技法の一つ。オウムガイやアコヤガイなどの殻から真珠光を放つ部分を切り取った薄片を物の表面に埋めこみ、装飾とするもの。≒螺甸〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鰥寡 252
    かんか ┌妻を失った男と、夫を失った女。〈大辞泉〉
    ┌妻を失った男と夫を失った女。〈漢字ペディア〉
    ★鰥寡孤独(コドク)…妻を失った男、夫を失った女、親のない子、老いて子のない人。寄る辺ない身の上。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-3㈠
  • 無辜 253
    むこ ┌罪のないこと。また、その人。〈大辞泉〉
    ┌罪がないこと。また、その人。≒無罪〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-1㈠
  • 疝気 254
    せんき ┌漢方で、下腹部や睾丸がはれて病む病気の総称。疝病。疝。〈大辞泉〉
    ┌下腹部・腰などがきりきり痛む病気。〈漢字源〉
    ┌漢方で、下腹部や腰の筋肉が引きつり痛む病気の総称。≒疝病〈漢字ペディア〉
    ★他人(タニン)の疝気を頭痛(ズツウ)に病(ヤ)む…自分に直接関係ないことを、あれこれ気に病む。人ごとなのに、無駄な心配をする。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 切磋 255
    せっさ ┌学問に励み徳義を磨くこと。努力を重ねること。≒切瑳〈大辞泉〉
    ┌1.切磋琢磨。
    └2.心が痛むさま。〈漢辞海〉
    ★切磋琢磨(サクマ)…学問や修養によって自分をみがき、完成させること。また、同じ志をもつ者が、互いに競い合って学問や技量をみがくこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 辟易 256
    へきえき ┌1.ひどく迷惑して、うんざりすること。嫌気がさすこと。閉口すること。
    └2.相手の勢いに圧倒されてしりごみすること。たじろぐこと。〈大辞泉〉
    ┌1.横にさけ、体を低めて退却すること。のち、閉口して退く意に用いる。
    ├2.精神病。
    └3.荒れ地を開墾する。〈新漢和大字典〉
    ┌1.勢いや困難に押されて立ちのいたり、しりごみしたりすること。
    └2.手におえなくて困ること。≒閉口〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 獅子吼 257
    ししく ┌1.雄弁をふるうこと。意気盛んな大演説をすること。
    └2.仏の説法。獅子が吠えて百獣をおそれさせるように、悪魔・外道を恐れ従わせるところから言う。〈大辞泉〉
    ┌1.熱弁をふるうこと。大演説。
    └2.悪魔や外道(ゲドウ)をも恐れ伏せさせたという、獅子がほえるような釈迦の説法。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-3㈠
  • 茗荷 258
    みょうが ┌草の名。特有の芳香がある。夏から秋に根茎から出る花の芽を食用にする。〈新漢和大字典〉
    ┌ショウガ科の多年草。熱帯アジア原産で、暖地の山林に野生化。また、栽培もする。夏、根元から淡赤褐色の苞(ホウ)に包まれた花穂を出し淡黄色の花が咲く。若い花穂と若芽は食用。メガ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 呵責 259
    かしゃく ┌厳しくとがめてしかること。責めさいなむこと。〈大辞泉〉
    ┌きびしくとがめること。責めて苦しめること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 諤諤 260
    がくがく ┌はばからず、ありのままをずばりと言うさま。〈新漢和大字典〉
    ┌正しいと思うことを遠慮せずに述べるさま。直言するさま。〈漢字ペディア〉
    ★千人(センニン)の諾諾(ダクダク)は、一士(イッシ)の諤諤に如(シ)かず…何事にも反対しないで言われるままになる多くの人たちよりも、正論をはっきりと言う一人のほうが大切であるということ。
    ★千人(センニン)の諾諾(ダクダク)は、一士(イッシ)の諤諤に如かず…人の言う通りに従う千人は、正しいと信じることを主張する一人には及ばない。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-1㈠
  • 伉儷 261
    こうれい ┌夫婦。伴侶(ハンリョ)。つれあい。配偶者。〈漢字ペディア〉
    ┌夫婦。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-1㈠
  • 忌諱 262
    きき ┌1.忌み嫌う。
    ├2.おそれはばかるべきもの。国の禁令のこと。
    └3.忌(国王の命日)と諱(死んだ国王の名)。いみはばかって口にしないもののこと。〈漢字源〉
    ┌嫌って避けること。〈大辞泉〉
    ┌いみ嫌うこと。おそれ嫌うこと。〈漢字ペディア〉
    ★忌諱に触(フ)れる…目上の人や主人などが非常に忌み嫌っていることを言ったり行なったりして、その人の機嫌をそこなう。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ★「忌諱(キイ)」は慣用読み。
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-1㈠
  • 放屁 263
    ほうひ ┌1.屁をひる。
    └2.とるに足らないことのたとえ。〈漢字源〉
    ┌屁(へ)を放つこと。おならをすること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 諧謔 264
    かいぎゃく ┌こっけいみのある気のきいた言葉。しゃれや冗談。ユーモア。〈大辞泉〉
    ┌ちょっとした冗談。おどけ。しゃれ。ユーモア。おどけた話や言葉。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 咽下 265
    えんか ┌のみこむこと。≒嚥下〈漢字ペディア〉
    ┌口の中の物を飲み下すこと。≒嚥下〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H13-3㈠
  • 執拗 266
    しつよう ┌1.しつこいさま。
    └2.自分の意見にいつまでもこだわりつづけるさま。えこじ。頑固。〈大辞泉〉
    ┌1.意地を張り、自分の考えをあくまで通そうとするさま。
    └2.しつこいさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 巨擘 267
    きょはく ┌親指。非常に優れた人に例えることもある。〈漢字源〉
    ┌1.親指。
    └2.集団の中で、特に目立ってすぐれた人。かしらの人。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-3㈠
    ●H20-2㈠
    ●H25-3㈠
  • 諷刺 268
    ふうし それとなく皮肉ること。特に、社会や人物の欠点や罪悪などを、遠回しにおもしろく批評すること。≒風刺〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鴃舌 269
    げきぜつ ┌外国人の話す、意味のわからない言葉をいやしめていう語。〈大辞泉〉
    ┌モズの鳴き声の意から、意味が分からないために、ただやかましく聞こえる外国の言葉。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H22-3㈠
  • 邂逅 270
    かいこう ┌思いがけなく出会うこと。〈漢字源〉
    ┌思いがけなく出あうこと。偶然の出あい。めぐりあい。〈大辞泉〉
    ┌思いがけず出あうこと。運命的な出あい。めぐりあい。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 潑溂 271
    はつらつ ┌1.きびきびとして元気のよいさま。生き生きとしているさま。
    └2.魚の飛びはねるさま。〈大辞林〉
    ┌生き生きとして、元気のよいさま。≒潑剌、活発〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 洒脱 272
    しゃだつ ┌さっぱりして、俗気のないこと。〈新漢和大字典〉
    ┌垢抜け。〈字通〉
    ┌さっぱりしていて俗気がないこと。≒洒落、灑脱〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 疱瘡 273
    ほうそう ┌天然痘(テンネントウ)の俗称。いもがさ。〈漢字源〉
    ┌天然痘の別称。高熱を発し、赤い発疹(ハッシン)ができて痕(アト)を残す感染症。病原体はウイルス。もがさ。≒痘瘡、皰瘡〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 澎湃 274
    ほうはい ┌1.水がみなぎり逆巻くさま。
    └2.物事が盛んな勢いでわき起こるさま。〈大辞泉〉
    ┌1.水の勢いが盛んなさま。≒滂湃
    └2.物事が盛んに起こるさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-2㈠
    ●H22-3㈠
  • 瞠目 275
    どうもく 感心や驚きのあまり、目を見張ること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 猜疑 276
    さいぎ 人の行いなどを素直に受け取れず、ねたんだり、うたがったりすること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 溽暑 277
    じょくしょ ┌湿気が多くて暑苦しい。蒸し暑い。〈漢辞海〉
    ┌1.むし暑いこと。
    └2.陰暦六月の異名。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H20-3㈠
  • 通牒 278
    つうちょう 1.書面で通知すること。また、その書面。
    2.通達(ツウタツ:上位官庁が下の機関に出す知らせ)の旧称。
    3.国際法上、一方的に国家の態度・政策などを相手国に通知する文書。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 咀嚼 279
    そしゃく 1.食べ物をかみくだくこと。
    2.物事や文章などを深く味わい理解すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 煩瑣 280
    はんさ こまごまとしていて、わずらわしいさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 落暉 281
    らっき 沈みかけている太陽。夕日。入り日。≒落陽〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 狡猾 282
    こうかつ ずるがしこくて悪知恵がはたらくさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 昵懇 283
    じっこん ┌親しくつき合うさま。こころやすいこと。懇意。〈漢字ペディア〉
    ┌親しく心安いこと。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-2㈠
  • 容喙 284
    ようかい ┌横合いから口を出すこと。さしでぐち。〈漢字ペディア〉
    ┌くちばしを入れること。横から口出しをすること。差し出口。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-2㈠
  • 先蹤 285
    せんしょう 先人の行った事業の跡。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 親炙 286
    しんしゃ その人に親しく接して影響を受け、感化されること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 褫奪 287
    ちだつ 衣服をはぎ取ること。また、官位や権利などを取り上げること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H13-1㈠
    ●H17-1㈠
  • 逆睹 288
    ぎゃくと あらかじめ見通しをつけること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H21-1㈠
  • 艤装 289
    ぎそう 船の完成後、航海に必要な装備を取り付けて就航の準備をすること。また、その装備。ふなよそい。≒船装〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 料峭 290
    りょうしょう 風が肌寒く感じられること。〈漢字ペディア〉
    ★春寒(シュンカン)料峭…春先の冷たい風が肌寒く感じられるさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 啓蟄 291
    けいちつ 二十四節気の一つ。三月五、六日ころ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 敬虔 292
    けいけん ┌うやまい深くつつしむこと。特に、神仏にうやまい仕えるさまにいうことが多い。〈漢字ペディア〉
    ┌うやまいつつしむ気持ちの深いさま。特に、神仏を深くうやまい仕えるさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 肇国 293
    ちょうこく ┌はじめて国を建てること。国を興すこと。〈漢字ペディア〉
    ┌新しく国家をたてること。≒建国〈大辞泉〉
    ┌国をはじめる。国家を起こすこと。≒建国〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-1㈠
    ●H15-2㈠
  • 縟礼 294
    じょくれい こまごまとわずらわしい礼儀作法。〈漢字ペディア〉
    ★繁文(ハンブン)縟礼・・・規則や礼式が細かくて、わずらわしいこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 麾下 295
    きか ┌大将の直属の部下。将軍直属の家来。〈漢字ペディア〉
    ┌1.将軍じきじきの家来。はたもと。
    └2.ある人の指揮下にあること。また、その者。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-2㈠
    ●H13-1㈠
    ●H15-3㈠
  • 黎明 296
    れいめい 1.夜明け。明け方。
    2.夜明けにあたる、物事が始まる時期のたとえ。また、新しい時代や文化・芸術などの始まり。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蠢動 297
    しゅんどう 1.虫がうごめくこと。
    2.つまらないものが騒ぎ動くこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 瀟洒 298
    しょうしゃ ┌すっきりとして洗練されているようす。≒瀟灑〈漢字ペディア〉
    ┌すっきりとあか抜けしているさま。俗っぽくなくしゃれているさま。≒瀟灑〈大辞泉〉
    ┌≒瀟灑、蕭洒
    ├1.さわやかなさま。さっぱりとしてきれいなさま。
    └2.俗気が抜けて淡泊なさま。あっさりとして物にこだわらないさま。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-2㈠
  • 天誅 299
    てんちゅう 1.天が下す罰。
    2.天に代わって悪人の罪を責め、罰を加えること。また、その罰。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 猥褻 300
    わいせつ みだらなこと。性に関するいやらしいこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 簒奪 301
    さんだつ 君主を滅ぼして地位や権力を手に入れること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 対峙 302
    たいじ 1.山などが競い合うようにそびえ立っていること。
    2.対立する二つの勢力が、にらみ合っていること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 眷属 303
    けんぞく ┌≒眷族
    ├1.血筋のつながっている者。一族の者。身内の者。親族。
    └2.従者。家来。配下の者。〈大辞泉〉
    ┌≒眷族
    ├1.血のつながりがある者。身内。一族。親族。
    └2.目をかけている者。家来。手下。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-1㈠
  • 反芻 304
    はんすう 1.ウシ・ヒツジ・ラクダなどが、一度飲みこんだ食物を、また、口に戻してかむこと。
    2.言葉の意味などをくり返し考えたり味わったりすること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 拿捕 305
    だほ とらえること。特に、軍艦などが領海を侵犯した外国の船舶をとらえること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 袱紗 306
    ふくさ ┌1.などの小形のふろしき。進物などの上に掛ける。
    └2.茶の湯で、茶器をふいたり茶碗(チャワン)を受けたりするのに使う絹布。〈漢字ペディア〉
    ┌≒服紗、帛紗
    ├1.糊(ノリ)を引いてない絹。やわらかい絹。略儀の衣服などに用いた。また、単に、絹。ふくさぎぬ。
    ├2.絹や縮緬(チリメン)などで作り、紋様を染めつけたり縫いつけたりし、裏地に無地の絹布を用いた正方形の絹の布。贈物を覆い、または、その上に掛けて用いる。掛袱紗。袱紗物。
    ├3.茶道で、茶器をぬぐったり、茶碗を受けたり、茶入・香合などを拝見したりする際、下に敷いたりする正方形の絹の布。茶袱紗、使い袱紗、出袱紗、小袱紗などがある。袱紗物。
    └4.本式でないものをいう語。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 棍棒 307
    こんぼう ┌1.丸い木の棒。
    └2.体操競技で使用する、とっくり形の木の棒。インディアンクラブ。〈漢字ペディア〉
    ┌1.太く長い棒。特に、武器などとして用いる棒。
    └2.体操に用いる棒。長さ約50cmの木製で徳利型をしていて、一対で一組とする。現在では特に新体操で用いるものをいう。また、その棒で演技する競技種目。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 反駁 308
    はんばく 他人の批判や攻撃に対して、論じかえすこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 登攀 309
    とうはん ┌高山や岩崖などをよじのぼること。〈漢字ペディア〉
    ┌高い所や、けわしい山などをよじ登ること。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-1㈠
    ●H16-1㈠
  • 凋落 310
    ちょうらく ┌1.草花などがしおれ、枯れること。また、容色が衰えること。
    └2.勢いがなくなり落ちぶれること。〈漢字ペディア〉
    ┌1.花や葉がしぼんで落ちること。
    ├2.おちぶれること。落魄。
    ├3.容色などが衰えること。
    └4.人間が衰えて死ぬこと。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 稀有 311
    けう まれで珍しいこと。めったにないこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 羸弱 312
    るいじゃく 体が弱いこと。また、疲労で衰弱すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 稠密 313
    ちゅうみつ 一か所に多く集まること。びっしりとこみ合っていること。≒綢密〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H7-1㈠
  • 老獪 314
    ろうかい 長い経験から世間慣れして、ずる賢いこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 無聊 315
    ぶりょう ┌1.することがなく、退屈なこと。つれづれ。
    └2.気になることがあって楽しめないこと。〈漢字ペディア〉
    ┌退屈なこと。心が楽しまないこと。気が晴れないこと。また、そのさま。むりょう。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-2㈠
  • 裨益 316
    ひえき おぎなって利益を与えること。助けとなること。役に立つこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 誤謬 317
    ごびゅう 論理や知識などのあやまり。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 僭越 318
    せんえつ 身分・分限を越え、出過ぎること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 痔瘻 319
    じろう 痔疾の一種。肛門の辺りに穴があいて膿(ウミ)が出る病気。あなじ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 癲癇 320
    てんかん 突然の発作で意識を失ったりけいれんを起こしたりする病気。脳の損傷や遺伝的素質などによって起こる症状。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 社稷 321
    しゃしょく ┌1.土地の神(社)と五穀の神(稷)。昔は国の守り神として必ずまつった。
    └2.転じて、国家のこと。〈漢字源〉
    ┌1.古代中国で、天子や諸侯が祭った土地の神(社)と五穀の神(稷)。
    ├2.朝廷または国家。
    └3.朝廷または国家の尊崇する神。〈大辞泉〉
    ┌昔、中国で建国のときに守り神として天子がまつった土地の神(社)と五穀の神(稷)。転じて、国家。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H14-3㈠
    ●H19-1㈠
  • 剽窃 322
    ひょうせつ ┌他人の詩歌や文章などをぬすんで、自分のものとして発表すること。≒盗作、剽賊〈漢字ペディア〉
    ┌他人の作品や論文を盗んで、自分のものとして発表すること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 編纂 323
    へんさん 多くの材料を集め、ある方針のもとに手を加えて書物を作ること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 封緘 324
    ふうかん 手紙などに封をして、とじること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 縷縷 325
    るる 1.糸のように、細く長く続くさま。
    2.こまごまと詳しく述べるさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 掣肘 326
    せいちゅう そばから干渉して自由な活動を妨げること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-3㈠
  • 荏苒 327
    じんぜん ┌なすことのないまま歳月が過ぎるさま。また、物事が延び延びになるさま。〈大辞泉〉
    ┌のびのびになる。〈新大字典〉
    ┌1.歳月がいたずらに過ぎていくさま。
    └2.物事がはかどらず延び延びになるさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-2㈠
    ●H15-3㈠
  • 莞爾 328
    かんじ にっこりとほほえむさま。にこやかに笑うさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 薬莢 329
    やっきょう 真鍮(シンチュウ)製の筒に火薬を入れたもの。銃砲に取り付けて弾丸の発射に用いる。〈漢字ペディア〉
    ★「莢」は、マメ科の植物のさやの意。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 嶄然 330
    ざんぜん ┌1.山がひときわたかくそびえたつさま。
    └2.2.多くの人の中で、ひときわ目立って優れていること。〈漢字源〉
    ┌一段と高く抜きんでているさま。ひときわ目立つさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 逕庭 331
    けいてい ┌かけへだたり。大差。〈字通〉
    ┌小道と広い庭。非常に違っていることのたとえ。大きな差異。〈新漢和大字典〉
    ┌二つのものの間にある隔たり。懸隔。≒径庭〈大辞泉〉
    ┌大きなへだたり。差異。≒径庭〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H12-2㈠
  • 大廈 332
    たいか ┌大きな建物。〈漢字源〉
    ┌大いなる家屋。〈字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 膠漆 333
    こうしつ ┌1.にかわと、うるし。
    └2.親密な間柄。固い友情。〈漢字ペディア〉
    ┌1.にかわと、うるし。
    └2.互いにぴったりと交わって、はなれないこと。かたく親しい交わりのたとえ。〈新漢和大字典〉
    ┌にかわと、うるし。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 喃語 334
    なんご ┌1.くどくどと話す。
    └2.男女が仲良く話し続ける。〈漢字源〉
    ┌1.男女の仲むつまじいささやきあい。
    └2.赤ん坊が発する、まだ言葉にならない音。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 幔幕 335
    まんまく ┌長く張り巡らす幕。〈漢字源〉
    ┌式場や会場などのまわりに張り巡らす幕。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 尚絅 336
    しょうけい にしきを着た上に薄絹をかけて、美しさを隠す。〈漢字源〉
    ★衣錦(イキン)尚絅…才能や徳を、外にあらわに出さないこと。〈漢字ペディア〉
  • 蹌踉 337
    そうろう ┌足もとがしっかりせず、よろめくさま。〈大辞泉〉
    ┌よろめくさま。足元がふらつくさま。≒蹌蹌〈漢字ペディア〉
    ★「蹌踉めく」で「よろ-めく」と読む。〈漢字ペディア〉
    ★蹌蹌踉踉(ソウソウロウロウ)・・・よろめき歩くさま。蹌踉。〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 擱坐 338
    かくざ ┌舟が浅瀬に乗り上げて止まること。〈漢字源〉
    ┌≒擱座
    ├1.船が浅瀬に乗りあげること。座礁。
    └2.戦車などがこわれて動けなくなること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 了簡 339
    りょうけん ≒了見、料簡
    1.考え。
    2.許すこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 渣滓 340
    さし ┌液体の底に沈んでいるかす。沈殿物。おり。〈漢字ペディア〉
    ┌1.沈殿物。かす。
    └2.転じて、役に立たず、人から見捨てられるもののたとえ。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-2㈠
    ●R1-2㈠
  • 覬覦 341
    きゆ ┌身分不相応なことをうかがい望むこと。〈大辞泉〉
    ┌身分不相応のことをのぞみねがうこと。また、そのようなのぞみやもくろみ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H21-3㈠
  • 鞅掌 342
    おうしょう ┌忙しく立ち働いて暇のないこと。〈大辞泉〉
    ┌1.手いっぱいに仕事を引き受けてひどく忙しいこと。
    ├2.物事が多いさま。
    └3.重さに耐えず、手足がしびれること。〈新漢和大字典〉
    ┌休みをとれないほど忙しく働くこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 喊声 343
    かんせい ┌大きな叫び声。ときの声のこと。〈漢字源〉
    ┌大きなわめき声。鬨(トキ)の声。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 崑玉 344
    こんぎょく ┌1.崑崙山から産する玉。
    └2.転じて、すぐれた詩文をいう。〈漢字源〉
    ┌崑崙山の玉。〈字通〉
  • 縊死 345
    いし ┌首をくくって死ぬこと。首つり。〈漢字ペディア〉
    ┌首をくくって死ぬこと。首つり死。縊首。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 尺蠖 346
    せっかく ┌シャクトリムシの別名。〈大辞泉〉
    ┌しゃくとりむし。蛾などの幼虫。〈漢字源〉
    ┌尺とり虫。〈字通〉
    ★尺蠖(セッカク)の屈(クッ)するは以(モッ)て信(ノ)びんことを求(モト)むるなり…将来大きく成功するためには、しばらく忍耐して時機を待つことも必要であるたとえ。尺取虫が身を曲げるのは次に身を伸ばして前進しようとするためである意から。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 動悸 347
    どうき ┌心臓が普段より激しく鼓動すること。また、その鼓動。〈漢字ペディア〉
    ┌胸がどきどきする感じがすること。また、心臓の鼓動を不快感を持って自覚すること。鼓動が強くなる場合、早くなる場合、不規則になる場合などがある。≒動気〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 偏旁 348
    へんぼう ┌漢字の偏(ヘン)と旁(ツクリ)。多く、漢字構成の左側と右側の部分。〈漢字ペディア〉
    ┌漢字の偏と旁(ツクリ)。≒偏傍〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 擯斥 349
    ひんせき ┌しりぞけること。のけものにすること。≒排斥〈漢字源〉
    ┌しりぞけてのけものにすること。≒排斥〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 斗筲 350
    とそう ┌1.一斗入りのますと、一斗二升がはいる竹製のかご。
    └2.度量の狭いこと。〈漢字源〉
    ┌1.度量のせまいこと。器量の小さいこと。
    └2.禄(ロク)のわずかなこと。俸給の少ないこと。〈大辞泉〉
    ★斗筲の人(ヒト)…1.器量が小さい人。度量が狭い人。
    └…………………2.給料が少なく、身分が低い人。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H15-1㈠
  • 薫蕕 351
    くんゆう ┌1.よいにおいと悪いにおい。
    └2.君子と小人のこと。また、善行と悪行のこと。〈大辞泉〉
    ┌1.香気のある草と、悪臭のする草。
    └善人と悪人。君子と小人。また、善悪のたとえ。〈漢字ペディア〉
    ★薫蕕は器(ウツワ)を同(オナ)じくせず…善人と悪人、また、君子と小人とは、同じ場所にいることができないということのたとえ。香りのよい草と悪臭のする草は、同じうつわには入れないという意から。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 琴瑟 352
    きんしつ ★琴瑟相(アイ)和(ワ)す…夫婦が仲むつまじいたとえ。また、兄弟や友人の仲のよいことにもいう。「瑟」は琴の大型のもの。琴と瑟は、合奏すると音色がよく調和することから。≒比翼連理〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 聚斂 353
    しゅうれん ┌1.一か所にあつめてそれを取りこむこと。
    └2.支配者が租税を厳しく取り立てること。〈漢字ペディア〉
    ┌多く賦税をとる。〈字通〉
    ┌1.集めて取り込むこと。
    └2.きびしく租税を取り立てること。〈大辞林〉
    ★聚斂の臣(シン)あらんより寧(ムシ)ろ盗臣(トウシン)あれ…人民を疲弊させ、民心の離反を招く苛酷な行政官よりは、主家の財をかすめとって私腹を肥やす者の方が、為政者にとって、まだ害が少ない。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ★「収斂」とは別義。
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-3㈠
  • 芻蕘 354
    すうじょう ┌草を刈る人ときこり。転じて、低い身分の人。庶民。〈漢字ペディア〉
    ┌1.草刈りと木こり。身分のいやしい者。転じて、庶民。
    └2.自分の文章・作品を謙遜して言うことば。〈新漢和大字典〉
    ┌草刈りと木こり。野人。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 薏苡 355
    よくい ┌草の名。ハトムギ。また、ハスの実。〈新漢和大字典〉
    ┌はとむぎ。〈字通〉
    ★「薏苡」で「はとむぎ/じゅずだま」とも読む。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H14-1㈠
  • 苟且 356
    こうしょ ┌その場限りの間に合わせであること。一時のがれ。〈新漢和大字典〉
    ┌かりそめ。なおざり。〈字通〉
    ┌「苟且(かりそめ)」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H24-1㈠
  • 毫釐 357
    ごうり ┌ごくわずかなこと。ほんの少し。ごうりん。〈大辞泉〉
    ┌ほんの少しであること。きわめて微量であること。わずか。≒釐毫〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-2㈠
  • 一簣 358
    いっき ┌一つのもっこに盛った土ほどのわずかな量。〈漢字源〉
    ┌石や土を運ぶための竹やわらで編んだかご一つ。また、それに一杯分のわずかな土。〈漢字ペディア〉
    ★九仞(キュウジン)の功(コウ)を一簣に虧(カ)く…長い間の苦労が、もうひといきというところで失敗すること。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 盥漱 359
    かんそう ┌手を洗い、口をすすぐ。〈漢字源〉
    ┌手を洗い、口をすすぐこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-3㈠
    ●H17-2㈠
    ●H19-3㈠
    ●H21-2㈠
  • 僻陬 360
    へきすう ┌へんぴな土地。僻地。〈大辞林〉
    ┌「僻地」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-1㈠
  • 囹圄 361
    れいご ┌ひとや。〈字通〉
    ┌罪人をとらえて、閉じ込めておく所。ひとや。牢屋。れいご。≒囹圉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 震撼 362
    しんかん ┌ふるえ動くこと。また、ショックを与えること。〈漢字ペディア〉
    ┌ふるい動かすこと。また、震え上がらせること。おどろかして震えさせること。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 地祇 363
    ちぎ 「地祇(クニツカミ)」に同じ。≒地神、⇔天神〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 裸裎 364
    らてい ┌1.はだか。
    └2.極めて無礼なさま。〈大辞林〉
    ┌まるはだかになる。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 鶴唳 365
    かくれい ┌1.鶴が鳴く。また、鶴の泣き声。

    └2.鶴の泣き声のように、悲しげな文章や言葉。〈漢字源〉
    ┌1.鶴が鳴くこと。また、その声。
    └2.悲しげな文章や言葉。鶴の鳴き声が悲しげなことから。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-1㈠
    ●H14-2㈠
  • 雎鳩 366
    しょきゅう ┌ミサゴの別名。〈大辞泉〉
    ┌鶚(ミサゴ)の異名。また、淑徳のある女性のたとえにも用いる。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 蟪蛄 367
    けいこ ┌にいにいぜみ。〈漢字ペディア〉
    ┌つくつくぼうし。〈字通〉
    ┌セミの一種。ヒグラシ。〈新漢和大字典〉
    ┌夏ぜみ、むぎわらぜみ。〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H16-2㈠
  • 蹣跚 368
    まんさん ┌よろよろと歩くさま。〈大辞泉〉
    ┌よろめきながら歩くさま。〈漢字ペディア〉
    ★「蹣跚ける」で「よろ-ける」と読む。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H13-2㈠
    ●H16-3㈠
  • 馥郁 369
    ふくいく ┌よい香りがただよっているさま。〈大辞泉〉
    ┌香りの高いさま。よい香りがたちこめるさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鴆毒 370
    ちんどく ┌鴆の毒。害毒のたとえ。〈字通〉
    ┌鴆(チン)という鳥の羽にある猛毒。転じて、猛毒。毒物。〈大辞泉〉
    ┌≒酖毒
    ├1.鴆という毒鳥の羽にある猛毒。また、その羽を酒に浸して得た毒物。
    └2.猛毒。非常な害毒。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-3㈠
  • 沈湎 371
    ちんめん ┌酒色に溺れる。〈漢字源〉
    ┌酒色にふけること。〈新大字典〉
    ┌酒におぼれて、すさんだ不健康な生活をすること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 372
    へい 光り輝いて。あきらかに。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 侏儒 373
    しゅじゅ ≒朱儒
    1.身長がきわめて低い人。
    2.見識のない人をあざける語。
    3.役者。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 膏腴 374
    こうゆ 地味が豊かで肥えていること。また、その土地。≒膏沃、肥沃〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-1㈠
  • 巾幗 375
    きんかく ┌女性の髪をおおう飾り布。また、頭巾。転じて、女性。〈漢字ペディア〉
    ┌1.中国で、女性の髪飾り。一説に、女性が喪中にかぶる頭巾とも。
    └2.女性。また、女性的なもののたとえ。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-1㈠
    ●H13-2㈠
    ●H18-2㈠
    ●H22-2㈠
  • 蟬蛻 376
    せんぜい ┌1.せみのからをぬぐ。また、せみのぬけがら。
    ├2.今までの形から抜け出る。
    └3.世俗を離れ超越する。〈漢字源〉
    ┌1.セミの抜け殻。うつせみ。
    └2.「蟬脱(センダツ:俗世間を超越すること。解脱)」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 嘲哳 377
    ちょうたつ 1.鳥のさえずるにぎやかな声の形容。
    2.ぺちゃぺちゃとわかりにくいことばをしゃべるさま。
    3.楽器の音が調子はずれで、やかましいさま。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 瞞著 378
    まんちゃく ┌だます。ごまかす。〈新漢和大字典〉
    ┌ごまかす。〈字通〉
    ┌あざむくこと。だますこと。ごまかすこと。≒瞞着〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 譫妄 379
    せんもう ┌外界からの刺激に対する反応が鈍り、錯覚・妄想・麻痺(マヒ)などを起こす意識障害。〈大辞泉〉
    ┌意識が混濁して意味不明のことを口走り、錯覚や幻覚を見る病症。また、そのことば。〈新漢和大字典〉
    ┌意識障害の一種。意識が混濁し、錯覚や妄想などを伴う。認知症・アルコール依存症などに見られる。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 倏忽 380
    しゅくこつ ┌時が非常にはやく過ぎるさま。また、時間が非常に短いさま。〈漢字源〉
    ┌時間の短いさま。すみやか。たちまち。にわか。急。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H15-3㈠
    ●H18-2㈠
    ●H22-2㈠
    ●H24-1㈠
  • 白皙 381
    はくせき ┌顔の色の白いこと。色白。〈漢字源〉
    ┌色白。〈字通〉
    ┌肌の色が白いこと。≒色白〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H14-3㈠
  • 斫断 382
    しゃくだん ┌切り断つ。〈字源〉
    ┌断ち切る。〈字通〉
    ┌たちきること。≒切断〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-2㈠
    ●H22-1㈠
    ●H23-3㈠
    ●H28-2㈠
  • 絨緞 383
    じゅうたん ┌床の敷物などに使う厚い毛織物の総称。カーペット。≒絨毯〈大辞泉〉
    ┌毛織物の一種で、床に敷く物。カーペット。≒絨毯〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 螻蟻 384
    ろうぎ ┌1.けらと、あり。取るに足りないものにたとえる。
    └2.自分の事がらを謙遜していうことば。〈新漢和大字典〉
    ┌けらと、あり。つまらぬもののたとえ。〈字通〉
    ┌1.ケラとアリ。
    └2.ちっぽけな、つまらないもののたとえ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 妲己 385
    だっき 1.中国、殷の紂王の寵妃。淫楽・残忍を極め、王とともに周の武王に殺害された。
    2.性悪で人に害を与える女。〈大辞泉〉
  • 打擲 386
    ちょうちゃく ┌人を打ちたたくこと。なぐること。〈漢字ペディア〉
    ┌(国)ぶつ。なぐる。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-1㈠
    ●H8-3㈠
  • 乙繞 387
    おつにょう 漢字の繞(ニョウ)の一。「乞」「乱」などの「乙」「⺃」の部分。〈大辞泉〉
  • 黜陟 388
    ちゅっちょく ┌功の有無により、官位を上げ下げすること。〈大辞泉〉
    ┌功績のない者をしりぞけて、功績のある者を昇官させること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-1㈠
    ●H12-3㈠
    ●H19-2㈠
  • 愧赧 389
    きたん ┌恥じて顔を赤くすること。赤面。〈大辞泉〉
    ┌深くはじて赤面すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-2㈠
    ●H12-3㈠
    ●H21-2㈠
  • 矻矻 390
    こつこつ ┌地味ではあるが着実に物事を行うさま。≒兀兀〈大辞林〉
    ┌きっとしたさま。勤勉に働くさま。つとめてやまないさま。〈漢字源〉
    ┌つとめてやまないさま。また、疲れ極まるさま。〈字源〉
    ┌1.たゆまずに精を出して働くさま。≒兀兀
    └2.疲れ果てるさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-1㈠
  • 袒裼 391
    たんせき ┌1.はだぬぎになる。また、上着をぬいで下に着ているものをあらわす。
    └2.袖をまくって肘をあらわす。〈新漢和大字典〉
    ┌上着をぬぎ、肩をあらわすこと。はだぬぎ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 提撕 392
    ていせい ┌1.手に提げて持つ。
    ├2.後輩や後進の者を教え導く。
    └3.励ます。〈漢字源〉
    ┌1.師が弟子を奮起させ導くこと。特に禅宗で、師が語録や公案などを講義して導くこと。
    ├2.後進を教え導くこと。
    └3.奮い起こすこと。盛んにすること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H15-1㈠
    ●H18-1㈠
    ●H20-1㈠
    ●H22-2㈠
  • 卓袱 393
    しっぽく 1.中国風の朱塗りの食卓。
    2.麺類に、野菜・きのこ・かまぼこを入れて煮たもの。
    3.「卓袱料理」の略。和風の中国料理。中国風の朱塗りの食卓に各種の料理を持った器をのせ、数人で囲んで食べる。〈漢字源〉
  • 卓犖 394
    たくらく このうえなく、すぐれていること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H19-3㈠
    ●H17-3㈠
    ●H28-3㈠
    ●H21-3㈠
    ●H23-3㈠
  • 甄別 395
    けんべつ はっきりと区別すること。はっきりと見分けること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-1㈠
    ●H21-1㈠
    ●H23-2㈠
    ●H25-2㈠
  • 忌憚 396
    きたん ┌いみはばかること。遠慮すること。〈漢字ペディア〉
    ┌気兼ねする。遠慮する。〈漢辞海〉
    ┌1.いみはばかること。きらいいやがること。
    └2.遠慮すること。多く、否定の語を伴って用いられる。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 辣腕 397
    らつわん ┌仕事などを、てきぱきと巧みに処理する能力をもっていること。腕利き。すご腕。≒敏腕〈漢字ペディア〉
    ┌物事を処理する能力がすぐれていること。また、その能力。すご腕。≒辣手〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
  • 忽焉 398
    こつえん ┌たちまち。突然。にわかに。≒忽然〈漢字ペディア〉
    ┌1.にわかに。突然。
    └2.ぼんやりとして我を忘れるさま。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
  • 乖離 399
    かいり ┌1.わかれはなれること。
    └2.心が合わなくなってそむきはなれること。≒乖隔、離反〈漢字ペディア〉
    ┌1.心があわず、しっくりこない。
    └2.違っていてあわないこと。≒背離〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
    ●H6-3㈠
  • 冤罪 400
    えんざい ┌無実の罪。ぬれぎぬ。≒冤枉〈漢字ペディア〉
    ┌無実の罪。≒冤枉〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
  • 倉廩 401
    そうりん ┌穀物を入れておく、くら。米ぐら。〈漢字ペディア〉
    ┌米などの穀物を蓄えておくくら。米ぐらや穀物ぐら。〈大辞泉〉
    ★倉廩実(ミ)ちて礼節(レイセツ)を知(シ)る…人は生活が安定し、ゆとりができてはじめて礼儀や節度をわきまえるようになる。≒衣食足りて礼節を知る〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-2㈠
    ●H15-2㈠
  • 麝香 402
    じゃこう ┌ジャコウジカの腹の分泌器官からとった香料。強い良い香りがあり、香料・薬料にする。〈漢字源〉
    ┌ジャコウジカの雄の下腹部から出る分泌物を乾燥させた香料。黒褐色の粉末で強い香気があり、薬料にも使用。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-2㈠
  • 獺祭 403
    だっさい ┌1.かわうそが自分をとった魚を食う前に並べること。
    └2.転じて、詩文などを作るときに、多くの参考書を左右に並べること。〈漢字源〉
    ┌1.カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。
    └2.詩文を作るとき、多くの参考書を周囲に広げておくこと。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H5-2㈠
    ●H25-2㈠
  • 竹帛 404
    ちくはく ┌書物。歴史書。〈漢字ペディア〉
    ┌1.書物のこと。昔は紙が無く、竹簡や布(帛)に字を書いたことから。
    └2.転じて、特に歴史の書物。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-2㈠
  • 壟断 405
    ろうだん ┌1.切り立って高い丘。
    └2.利益をひとり占めにするたとえ。昔、中国で、商人が市場を高所から見渡して安い物を買い占め、それを高く売って利益を得たという故事から。〈漢字ペディア〉
    ┌1.切り立った高い所。
    └2.利益を独り占めすること。ある商人が、市が立つたびに高い所を見つけてのぼり、そこにたって、市中を見まわし、安い物を買い占め、それを売りさばいて大儲けしたということから。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-2㈠
  • 推敲 406
    すいこう ┌詩や文章を作るとき、より適切な字句や表現を求めて、練り上げること。中国、唐の詩人賈島(カトウ)は、「僧は推す月下の門」の句で「推す」がよいか「敲(タタ)く」がよいか迷いに迷っていたとき、たまたま出会った文豪の韓愈(カンユ)から「敲く」がよいと助言されたという故事から。〈漢字ペディア〉
    ┌詩歌・文章の字句を良くしようとして、何度も作り直すこと。唐の賈島(カトウ)が、「僧は推す月下の門」という句で「推す」にするか「敲く」にするかと、迷い苦しんだことから。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-2㈠
  • 揮毫 407
    きごう ┌毛筆で書画をかくこと。〈漢字ペディア〉
    ┌筆を走らせて書画をかくこと。≒揮筆、揮墨〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-1㈠
    ●H5-2㈠
  • 毛氈 408
    もうせん ┌獣毛に熱や圧力を加えて、繊維を織物のように仕上げたもの。フェルト状で、敷物用。〈漢字ペディア〉
    ┌獣の毛と綿糸をまぜて荒く織った幅の広い敷物。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-2㈠
    ●H8-1㈠
  • 阿吽 409
    あうん ┌1.梵語(ボンゴ)の最初の開口音と最後の閉口音。すべての物事の始まりと終わりを指す。
    ├2.吐く息と吸う息。
    └3.寺社の山門に置かれている一対の仁王像や狛犬(コマイヌ)の顔つき。一方は口を開き、他方は閉じている。
    ┌1.呪文を唱えるとき、口を開閉して出すときの声。「阿」は、口を開いて出す音声。「吽」は、口を閉じて出す音声。密教ではこの二字を教説の原初と終極に当て、「阿」は万有発生の原理、「吽」は万有が帰着する知徳と考える。梵語ahūṃの音訳。
    ├2.息の出入り。転じて、人の呼吸。
    └3.寺の本堂の左右にある仁王や狛犬の姿。一方は口を開き、一方は口を閉じている。〈漢字源〉
    ●H5-1㈠
  • 繊細 410
    せんさい 1.ほっそりとしなやかなようす。
    2.感情が鋭く細やかなようす。デリケート。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-1㈠
  • 瑕疵 411
    かし ┌1.きず。欠点。
    └2.法的に欠陥や欠点があり、完全な条件を備えていない状態。〈漢字ペディア〉
    ┌1.宝玉のきず。
    └2.欠点。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-1㈠
  • 緘黙 412
    かんもく ┌口を閉じてしゃべらないこと。だまりこむこと。〈漢字ペディア〉
    ┌口を閉じて何も言わないこと。押し黙ること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-1㈠
  • 吝嗇 413
    りんしょく ┌必要以上に金品を出しおしむこと。また、その人。けち。≒悋嗇〈漢字ペディア〉
    ┌物惜しみすること。≒悋嗇〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-1㈠
    ●H7-3㈠
  • 寂寥 414
    せきりょう ┌ものさびしくひっそりしたさま。〈漢字ペディア〉
    ┌音もなく、ひとかげもなくひっそりとしているさま。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-1㈠
  • 熾烈 415
    しれつ ┌火勢が強いように、勢いが激しくさかんなこと。また、そのさま。≒激烈、猛烈
    ┌1.火や光が焼き付けるように強いこと。
    └2.戦いや争いなどの勢いが盛んで激しいこと。〈漢字源〉
    ●H5-1㈠
    ●H7-2㈠
  • 夭折 416
    ようせつ ┌わか死にすること。≒夭死、夭逝〈漢字ペディア〉
    ┌年が若くて死ぬこと。若死に。≒早世、夭逝、夭折〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-1㈠
  • 収斂 417
    しゅうれん ┌1.引きしまって縮まること。≒収縮
    ├2.税を取り立てること。
    ├3.穀物などを取り入れること。収穫。
    └4.数学で、変数の値がある一定の数に限りなく近づくこと。≒収束、⇔発散〈漢字ペディア〉
    ┌1.縮むこと。引き締まること。また、縮めること。収縮。
    ├2.一つにまとまること。また、まとめること。集約。
    ├3.租税などを取り立てること。
    ├4.生物学で、系統の異なる生物どうしが、近似した形質をもつ方向へと進化する現象。相近。
    ├5.数学で、ある値に限りなく近づくことの旧称。≒収束、⇔発散。
    └6.多くの光線が一点に集まることの旧称。≒収束、集束〈大辞泉〉
    ★「聚斂」とは別義。
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-1㈠
    ●H6-1㈠
  • 群青 418
    ぐんじょう 1.鮮やかな藍青(ランセイ)色の絵の具。また、その色。藍銅鉱(ランドウコウ)を原料として製する。
    2.青色顔料の一。カオリン・珪藻土・硫黄・炭酸ナトリウムと還元剤を配合し、焼成して得られる。絵の具・塗料・印刷インキやプラスチックの着色に用いる。ウルトラマリン。〈大辞泉〉
    ●H6-1㈠
  • 素封 419
    そほう ┌位や領土はないが、諸侯に匹敵する富を持っていること。また、その人。大金持ち。〈大辞泉〉
    ┌爵位・領地などはないが、その富が王侯に等しいもの。大金持ち。〈漢字源〉
    ★素封家(ソホウカ)…代々続く財産家。大金持ち。≒資産家、富豪〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H6-1㈠
  • 禰宜 420
    ねぎ ┌1.神職の階位の一つ。昔は神主、現在は宮司(グウジ)の下の神官。
    └2.神職の総称。〈漢字ペディア〉
    ┌1.神社で、宮司(グウジ)・権(ゴン)宮司を補佐する職。また、一般に神職の総称。
    ├昔の神職の一。神主の下、祝(ハフリ)の上の位。
    └3.バッタの別名。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-1㈠
  • 帷幄 421
    いあく ┌1.上から垂らしたりまわりを囲ったりする幕。また、幕を張りめぐらした場所。≒帷帳、帷幕
    └2.戦場で、作戦計画を立てるところ。参謀本部。≒本陣、帷帳、帷幕〈漢字ペディア〉
    ┌1.垂れ幕と引き幕。幕。
    └2.作戦を立てる所。昔、陣営に幕をめぐらしたところから。≒本営、本陣〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-2㈠
    ●H17-1㈠
    ●H21-3㈠
  • 422
    ちつ ┌1.書物の損傷を防ぐために包む覆い。厚紙を芯(シン)とし、表に布をはって作る。文巻(フマキ)。文包(フミツヅミ)。
    └2.助数詞。帙入りの本を数えるのに用いる。〈大辞泉〉
    ●H6-2㈠
    ●H13-1㈠
  • 救恤 423
    きゅうじゅつ ┌困っている人たちに物品などを恵み助けること。〈漢字ペディア〉
    ┌物を恵んで、災難に遭った人を助けること。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H14-1㈠
  • 咄嗟 424
    とっさ ┌一瞬のこと。短い時間。〈漢字ペディア〉
    ┌ごくわずかな時間。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-2㈠
  • 羈束 425
    きそく ┌つなぎとめること。束縛すること。≒拘束、羇束〈漢字ペディア〉
    ┌つなぎしばること。自由を束縛すること。≒拘束〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-3㈠
  • 炯炯 426
    けいけい ┌目つきが鋭いさま。目が光るさま。〈漢字ペディア〉
    ┌光り輝くさま。≒冏冏〈漢字源〉
    ┌目などが鋭く光るさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-3㈠
    ●H12-3㈠
  • 沈淪 427
    ちんりん ┌1.深く沈むこと。
    └2.落ちぶれること。≒零落〈漢字ペディア〉
    ┌1.深く沈み込む。
    └2.おちぶれる。≒零落、淪落〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 書肆 428
    しょし ┌書店。本屋。≒書房〈漢字ペディア〉
    ┌書物を出版したり、また、売ったりする店。書店。本屋。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H7-1㈠
    ●H15-1㈠
  • 終焉 429
    しゅうえん ┌1.死にぎわ。臨終。転じて、物事の終わり。
    └2.身の落ち着く所。晩年を静かに過ごすこと。〈漢字ペディア〉
    ┌1.身を落ち着け晩年を穏やかに過ごすこと。
    ├2.困窮すること。
    └3.命のおわり。死。臨終。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H7-1㈠
  • 蜂蠆 430
    ほうたい ┌ハチとサソリ。小さくても恐ろしいもののたとえ。〈漢字ペディア〉
    ┌蜂と、さそり。小さくて毒のあるもの。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H7-2㈠
    ●H10-1㈠
    ●H15-1㈠
    ●H18-2㈠
    ●H22-2㈠
  • 夙夜 431
    しゅくや ┌1.朝早くから夜遅くまで。一日中。
    └2.常に。〈漢字ペディア〉
    ┌1.朝早くから夜遅くまで。
    └2.早朝。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H7-3㈠
  • 瓦礫 432
    がれき ┌1.かわらと小石。
    └2.値うちのない、つまらないもの。〈漢字ペディア〉
    ┌1.かわらと小石。破壊された建造物の破片など。
    └2.値うちのないもの、つまらないもののたとえ。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H7-3㈠
  • 虧盈 433
    きえい ┌欠けることと満ちること。満ち欠け。≒盈虚〈漢字ペディア〉
    ┌欠けることと、満ちること。また、満ちたり欠けたり。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H7-3㈠
    ●H12-3㈠
    ●H16-1㈠
    ●H24-1㈠
  • 荊棘 434
    けいきょく ┌1.いばら。また、いばらなどの生えている荒れた土地。
    ├2.障害になるもの。また、障害などの多い状態。
    └3.人を害しようとする心。また、その人。
    ┌1.イバラなど、とげのある低い木。また、そういう木の生えている荒れた土地。
    ├2.障害になるもの。じゃまになるもの。困難の多いたとえ。
    └3.人を害しようとする心。≒悪心〈大辞泉〉
    ●H7-3㈠
  • 縹渺 435
    ひょうびょう ┌≒縹眇、縹緲
    ├1.かすかに見えるさま。はっきりしないさま。
    └2.かぎりなく広いさま。≒渺茫〈漢字ペディア〉
    ┌≒縹眇、縹緲
    ├1.遠くかすかで、はっきり見えないさま。ほんのりと浮かぶさま。
    └2.遠く広がるようす。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-1㈠
    ●H14-3㈠
  • 騒擾 436
    そうじょう ┌集団で騒ぎを起こし、社会の秩序を乱すこと。≒騒乱、擾乱〈大辞泉〉
    ┌大勢でさわぎを起こし、秩序を乱すこと。≒騒乱、騒動〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 馬謖 437
    ばしょく 中国、三国時代の蜀漢(ショッカン)の武将。字(アザナ)は幼常。諸葛亮(ショカツリョウ)に重用され、先鋒の総大将に任ぜられたが、軍令に背いて戦い敗北したので、軍律に従い、亮が涙をふるい処刑したという「泣いて馬謖を斬る」の故事で知られる。〈大辞泉〉
    ★泣(ナ)いて馬謖を斬(キ)る…全体の規律のためには私情をはさまず、規則に従って信頼する者や大切な者を処分すること。転じて、天下の法は私情で曲げられないたとえ。多く、心ならずも信頼する部下に対し処分を下すときに用いる。〈漢字ペディア〉
    ●H8-1㈠
  • 伽羅 438
    きゃら ┌1.ジンコウの別称。
    └2.ジンコウからとった香料。最高の沈香とされる。〈漢字ペディア〉
    ┌1.香木の名。インドなど、熱帯に産する。
    ├2.香木の伽羅からとった香料。沈香(ジンコウ)。
    ├3.(国)「伽羅色」の略。濃い茶色。
    └4.禅宗で用いる袈裟の一種。
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-2㈠
  • 讒謗 439
    ざんぼう ┌ありもしないことを言ってそしること。≒誹謗〈漢字ペディア〉
    ┌事実を偽って悪口をいう。人をそしる。〈漢字源〉
    ★讒謗律(リツ)…1875年(明治8年)に制定された言論規制法令。著作類によって人をあしざまに言う者を罰するという名目で、同日公布の新聞紙条例とともに政府批判に弾圧を加えたもの。
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-2㈠
  • 残滓 440
    ざんし ┌残りかす。また、液体中の澱(オリ)。≒残渣
    ┌あとに残った残りかす。〈漢字源〉
    ●H8-2㈠
  • 瞻望 441
    せんぼう ┌はるかに仰ぎ見ること。遠く見渡すこと。〈漢字ペディア〉
    ┌1.はるかに仰ぎ見る。
    └2.尊敬して慕う。〈漢字源〉
    ┌見めぐらし、遠く望む。〈字通〉
    ┌遥かにのぞみ見ること。また、仰ぎ慕うこと。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-2㈠
  • 有卦 442
    うけ ┌陰陽道(オンヨウドウ)で、干支により吉事が七年間続くという年まわり。また、幸運の続くこと。⇔無卦〈漢字ペディア〉
    ┌陰陽道で、幸運の七年間続くという年回り。〈漢字源〉
    ★有卦に入(イ)る…幸運がめぐってきて、当分続くこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-3㈠
  • 蠱惑 443
    こわく ┌人の心をまどわし、惹きつけて離さないこと。〈漢字ペディア〉
    ┌たぶらかす。〈字通〉
    ┌まどわす。たぶらかす。〈新大字典〉
    ┌女がその色香によって男をたぶらかす。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H14-2㈠
    ●H16-1㈠
  • 擾乱 444
    じょうらん ┌みだれ騒ぐこと。入りみだれること。
    ┌入り乱れて騒ぐこと。また、秩序をかき乱すこと。騒乱。〈大辞泉〉
    ┌みだれ騒ぐ。また、みだす。≒撓乱〈新漢和大字典〉
    ●H8-3㈠
  • 伝播 445
    でんぱ ┌1.次々と伝わり広まること。
    └2.波動が媒質の中を広がって伝わっていくこと。〈漢字ペディア〉
    ┌1.伝わり広まること。広く伝わること。
    └2.波動が媒質の中を広がっていくこと。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 穢土 446
    えど ┌(仏)けがれた世界。この世。人間界。娑婆(シャバ)。≒塵界、⇔浄土〈漢字ペディア〉
    ┌(仏)けがれたるこの世。≒娑婆、塵世、濁世、⇔浄土〈字源〉
    ┌1.(仏)けがれた国土。迷いから抜けられない衆生(シュジョウ)の住むこの世。≒現世、娑婆、穢国、⇔浄土
    └2.大便。糞(クソ)。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 剽悍 447
    ひょうかん ┌動作がすばやく、荒々しく強いこと。≒慓悍〈漢字ペディア〉
    ┌すばやい上に、荒々しく強いこと。また、そのさま。≒慓悍〈大辞泉〉
    ┌悪くて強いこと。すばやくて荒々しいこと。〈新大字典〉
    ┌すばやくて強い。≒剽捍〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 落魄 448
    らくはく ┌おちぶれること。≒零落〈漢字ペディア〉
    ┌希望どおりにならず、おちぶれること。≒落泊、落薄〈漢字源〉
    ┌衰えて惨めになること。落ちぶれること。≒零落〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-1㈠
  • 頤使 449
    いし ┌人をあごで使うこと。いばって人に指図すること。≒頤指〈漢字ペディア〉
    ┌あごで指図して思いのままに人を使うこと。≒頤指〈大辞泉〉
    ┌あごで指図する。人を勝手に使うこと。≒頤指、頤令〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-2㈠
    ●H14-3㈠
  • 驕奢 450
    きょうしゃ ┌財力や権勢などをたのんで贅沢(ゼイタク)を尽くすこと。≒驕侈〈漢字ペディア〉
    ┌奢侈(シャシ)にふけること。おごっていてぜいたくなこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ┌おごりたかぶって、贅沢なことをする。≒驕侈〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-2㈠
  • 烏滸 451
    おこ ┌愚かなこと。ばかげたさま。≒尾籠、痴〈漢字ペディア〉
    ┌愚かなこと。ばかげていること。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 牛頭 452
    ごず ┌ウシの頭をもち、体は人間の形をした地獄の番人。〈漢字ペディア〉
    ┌頭が牛、からだは人の形をした地獄の獄卒。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-3㈠
  • 肇造 453
    ちょうぞう ┌はじめてつくること。≒創造〈漢字ペディア〉
    ┌はじめてつくる。〈新漢和大字典〉
    ┌はじめてつくること。≒創造〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 壊死 454
    えし ┌体の細胞や組織の一部が死んだ状態。局所の死。〈漢字ペディア〉
    ┌生体の一部の組織や細胞が死ぬこと。また、その状態。血液が供給されなくなった部分や火傷をした部分などに生じる。ネクローシス。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-1㈠
  • 這般 455
    しゃはん ┌これら。この辺。こういう。〈漢字ペディア〉
    ┌このような。また、このように。≒遮般〈新漢和大字典〉
    ┌これら。この辺。このたび。≒今般〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-2㈠
  • 弥縫 456
    びほう ┌ほころびを縫いつくろうこと。転じて、失敗や欠点を取りつくろうこと。〈漢字ペディア〉
    ┌失敗や欠点を一時的にとりつくろうこと。〈大辞泉〉
    ┌ほころびのすみずみを縫い繕う。失敗などを取り繕うこと。≒縫補〈新漢和大字典〉
    ★弥縫策(サク)…一時のがれにとりつくろう計画。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-2㈠
  • 一揖 457
    いちゆう ┌軽くおじぎをすること。一礼すること。〈漢字ペディア〉
    ┌軽くおじぎをすること。≒一礼〈大辞泉〉
    ┌軽くお辞儀すること。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-2㈠
  • 紛擾 458
    ふんじょう ┌乱れもつれること。もめ事。争い事。≒紛争〈漢字ペディア〉
    ┌もめること。ごたごた。≒紛争、紛糾〈大辞泉〉
    ┌みだれる。事がらなどがごたつく。≒紛騒〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-2㈠
  • 輻射 459
    ふくしゃ ┌≒放射
    ├1.ある一点から周囲に放射すること。
    └2.熱・電波などが物体から四方に放射する現象。〈漢字ペディア〉
    ┌1.車の輻(ヤ)のように、中央の一点から周囲に射出すること。
    └2.物体が電磁波または粒子線の形でエネルギーを放出すること。また、その電磁波または粒子線。≒放射〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 改竄 460
    かいざん ┌公文書・証書などの文字や語句を都合のよいように書きかえること。〈漢字ペディア〉
    ┌文書などの字句を直すこと。特に、悪用するために、勝手に直すこと。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 囲繞 461
    いにょう ┌まわりをとりかこむこと。かこいめぐらすこと。〈漢字ペディア〉
    ┌まわりを取り囲むこと。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-3㈠
    ●H15-3㈠
    ●H17-3㈠
  • 殷賑 462
    いんしん ┌非常ににぎやかで、活気にあふれること。≒繁華〈漢字ペディア〉
    ┌活気があってにぎやかなこと。また、そのさま。≒繁華〈大辞泉〉
    ┌栄え賑わうこと。にぎわしいこと。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 間隙 463
    かんげき ┌1.すきま。あいだ。
    └2.仲たがい。へだたり。〈漢字ペディア〉
    ┌1.物と物との、あいだ。空間的・時間的すきま。
    └2.人間関係の隔たり。≒不和〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-1㈠
  • 平仄 464
    ひょうそく 1.漢字の四声(シセイ)を大きく二つに分けていう語。「平」は平声(ヒョウショウ)、「仄」は上声(ジョウショウ)・去声(キョショウ)・入声(ニッショウ)の三声。漢詩をつくるとき、この二種の声調の字の並べ方に細かい規則がある。
    2.話の筋道。前後の脈絡。つじつま。〈漢字ペディア〉
    ★平仄が合(ア)わない…漢詩を作るときに守るべき平声字と仄声字の配列が合わない。転じて、物事の筋道がたたない。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 磔刑 465
    たくけい 体をひきさいて殺す刑。また、はりつけの刑。はりつけ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-2㈠
  • 怱忙 466
    そうぼう いそがしいこと。≒匆忙〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-2㈠
    ●H16-1㈠
  • 俎上 467
    そじょう まないたの上。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-2㈠
  • 万斛 468
    ばんこく きわめて多い分量。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-3㈠
  • 破風 469
    はふ 日本建築で、切妻・入母屋造の屋根の両側につける合掌形の飾り板。また、それに囲まれた所。形や位置によって唐(から)破風・千鳥破風などがある。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H12-3㈠
  • 目睫 470
    もくしょう 目とまつげ。転じて、きわめて接近した状態。間近(まぢか)。≒眼前、目前〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H12-3㈠
  • 戛然 471
    かつぜん ┌金石など硬い物が触れ合うときの高く鋭い音。また、そのようす。〈漢字ペディア〉
    ┌堅い物が触れ合って音を発するさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H13-1㈠
    ●H29-2㈠
  • 街衢 472
    がいく 人家などの立ち並ぶ土地。まち。ちまた。「衢」は四方に通じる道の意。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-2㈠
  • 塵埃 473
    じんあい 1.ちり。ほこり。土煙。≒塵芥
    2.この世のけがれ。俗世間。よごれていてわずらわしいもの。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-2㈠
  • 素襖 474
    すおう 直垂(ひたたれ)の変化した衣服。麻地に家紋を染め出したもの。室町時代に庶民が平服として常用したものが、武士も着るようになり、江戸時代には下級武士の礼服となった。≒素袍〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-3㈠
  • 一掬 475
    いっきく ┌1.両手で、水などを一回すくうこと。ひとすくい。
    └2.わずかなことのたとえ。〈漢字ペディア〉
    ┌1.両方の手にあふれるくらいの量。
    └2.両手でひとすくいしたほどの少しの量。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-1㈠
  • 苞苴 476
    ほうしょ ┌1.「苞苴(つと)」に同じ。
    └2.わいろ。まいない。〈漢字ペディア〉
    ┌1.わらなどを束ねて、その中に魚、果物などの食品を包むこと。また、その包んだもの。あらまき。つと。
    ├2.つとに入れたみやげもの。また一般に、贈答品。
    └3.賄賂。音物(インブツ)。まいない。〈日本国語大辞典〉
    ★「苞苴」で「あらまき」とも読む。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-1㈠
  • 縷説 477
    るせつ ┌こまごまと詳しく説明すること。≒詳説、縷言〈漢字ペディア〉
    ┌こまごまと説明すること。また、その説明。縷言。縷述。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-2㈠
  • 操觚 478
    そうこ ┌詩文を作ること。文筆を仕事とすること。「觚」は、中国古代に文字を書きつけた四角い木札。〈漢字ペディア〉
    ┌詩文を作ること。文筆に従事すること。「觚」は四角い木札。古代中国でこれに文字を書いたところから〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-2㈠
    ●H20-1㈠
  • 小篆 479
    しょうてん ┌漢字の書体の一つ。大篆(ダイテン)を簡略化したもので、印鑑などに使用。〈漢字ペディア〉
    ┌漢字の書体の一つ。秦の始皇帝の時、丞相李斯(リシ)が創始したものといわれる。大篆を省略・整頓して筆写に便利にしたもの。のち、さらに簡易な隷書・楷書が作られてからは、碑銘や印章などの字体にもっぱら用いられるようになった。秦篆。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-2㈠
  • 褒貶 480
    ほうへん ┌ほめることとけなすこと。〈漢字ペディア〉
    ┌ほめることとけなすこと。事のよしあしを言うこと。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-2㈠
  • 飆風 481
    ひょうふう つむじ風。はやて。また、暴風。≒飄風〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-3㈠
  • 恐懼 482
    きょうく 1.おそれかしこまること。
    2.手紙の末尾につける語。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-3㈠
  • 翕然 483
    きゅうぜん ┌多くのものが一斉に集い合うさま。〈漢字ペディア〉
    ┌多くのものが一つに集まり合うさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-3㈠
    ●H18-3㈠
    ●H23-2㈠
    ●H25-2㈠
  • 豺狼 484
    さいろう ヤマイヌとオオカミ。転じて、欲深く無慈悲な人のたとえ。≒犲狼〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-1㈠
  • 扈従 485
    こしょう 身分の高い人の供をすること。また、その人。おとも。≒随行、供奉(グブ)〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-1㈠
  • 羸痩 486
    るいそう ┌つかれてやせること。やせ衰えること。〈漢字ペディア〉
    ┌疲れ、やせ衰えたさま。≒羸脊、羸瘠〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-2㈠
    ●H20-1㈠
    ●H30-3㈠
  • 秘鑰 487
    ひやく ┌秘密の鍵。また、秘密・謎などを明らかにする隠された手段。秘鍵(ヒケン)。〈大辞泉〉
    ┌≒秘籥
    ├1.秘密の蔵を開けるかぎ。
    └2.秘密を明らかにする手引き・手がかり。〈漢辞海〉
    ┌1.秘密の倉庫をあけるかぎ。
    └2.秘密の事を知る手引き・手がかり。〈漢字源〉
    ●H17-2㈠
    ●H25-1㈠
  • 邏卒 488
    らそつ 1.見回りの兵士。
    2.明治時代の巡査の呼称。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-3㈠
  • 大旆 489
    たいはい ┌1.日月と昇竜・降竜とを描いた大きな旗。昔、中国で、天子または将軍が用いた。
    └2.堂々たる旗印。〈大辞泉〉
    ┌1.日月と昇竜・降竜を描いた大きな旗。昔、中国で天子または将軍が用いた。
    └2.堂々とした旗印。〈日本国語大辞典〉
    ●H17-3㈠
    ●H26-1㈠
  • 溘焉 490
    こうえん ┌思いがけず急に起こること。突然のこと。多く、人の死去についていう。〈漢字ペディア〉
    ┌にわかなさま。多く、人の死去のさまにいう。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-3㈠
    ●H21-1㈠
    ●H29-1㈠
  • 491
    ┌韻文体の経文。また、仏教の教えを詩の形式で表したもの。偈頌(ゲジュ)。〈漢字ペディア〉
    ┌仏語。経典中で、詩句の形式をとり、教理や仏・菩薩(ぼさつ)をほめたたえた言葉。4字、5字または7字をもって1句とし、4句から成るものが多い。頌。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-1㈠
  • 膂力 492
    りょりょく ┌背骨の力。筋肉の力。また、体力。≒腕力〈漢字ペディア〉
    ┌筋肉の力。うでの力。腕力。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-1㈠
  • 干戈 493
    かんか ┌1.たてとほこ。また、武器。
    └2.戦争。〈漢字ペディア〉
    ┌1.盾と矛。武器。兵器。
    ├2.戦争。
    ├3.兵士。武力。
    └4.舞の名。盾と矛を持って舞う。〈漢辞海〉
    ┌1.武器。また、武力。
    └2.戦争。〈大辞泉〉
    ┌1.たてと、ほこと。
    └2.転じて、戦争の義。〈字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-1㈠
  • 目睹 494
    もくと ┌肉眼で見ること。自分の目で見ること。目撃。≒目覩〈日本国語大辞典〉
    ┌目で実際に見ること。目撃。〈大辞泉〉
    ┌目で実際に見る。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H18-2㈠
  • 仏龕 495
    ぶつがん ┌仏像などを納める厨子(ズシ)。〈漢字ペディア〉
    ┌仏像・位牌(イハイ)などを安置しておく厨子(ズシ)。〈大辞泉〉
    ┌1.寺。
    └2.仏像を納める厨子。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-2㈠
    ●H21-1㈠
  • 斃死 496
    へいし ┌たおれて死ぬこと。のたれじに。≒斃仆〈漢字ペディア〉
    ┌倒れて死ぬ。僵死(キョウシ)。〈漢辞海〉
    ┌のたれ死にすること。行き倒れ。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-3㈠
  • 獺祭忌 497
    だっさいき ┌正岡子規の命日。九月一九日。住まいを「獺祭書屋」と称したことから。〈漢字ペディア〉
    ┌正岡子規の忌日。9月19日。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-3㈠
  • 戡定 498
    かんてい ┌戦いに勝って、敵を平定すること。〈漢字ペディア〉
    ┌勝って乱をしずめること。平定。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H19-3㈠
    ●H23-2㈠
    ●H29-1㈠
  • 駐箚 499
    ちゅうさつ ┌外交官などが任務のためにしばらく外国に滞在すること。駐在。〈大辞泉〉
    ┌≒駐紮
    ├1.軍隊がある場所にとどまる。駐屯。
    └2.官吏が任地に派遣され、滞在する。〈漢辞海〉
    ┌派遣された公務員が任地に滞在すること。≒駐在〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H20-1㈠
    ●H24-2㈠
  • 疇昔 500
    ちゅうせき ┌むかし。また、きのう。〈大辞泉〉
    ┌1.昨日。
    └2.先日。昔。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H21-1㈠
    ●H23-3㈠
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