臨床病理検査学③

暗記

momomo 2021年07月22日 カード38 いいね0

包理、薄切、凍結切片

ビューア設定

[Enter]でカードをめくります。キーボードショートカット

臨床病理検査学③
  • 非水溶性の包理剤
    パラフィン、セロイジン、エポキシ樹脂
  • 水溶性の包理剤
    カーボワックス、ゼラチン、OCTコンパウンド
  • 脂質や酵素の検出に適している包理剤3つ
    カーボワックス、ゼラチン、OCTコンパウンド
  • 透過型電子顕微鏡用の包理剤(オルガネラの観察)
    エポキシ樹脂
  • 脳や心臓の全体像を観察するのに適している包理剤
    セロイジン
  • パラフィンの性質
    常温で半透明の固体、融点に達すると液体となる
  • パラフィン包理の利点
    簡便、永久保存が可能である
  • パラフィン包埋の欠点
    脂質成分の溶出、タンパクの失活、組織片の収縮
  • パラフィンは水に、、
    溶けない
  • パラフィンはアルコールに、、
    溶けない
  • パラフィンを溶解するもの
    キシレン、クロロホルム
  • パラフィン包埋の前にする工程
    脱水、脱アルコール
  • 脱水に使用する液
    アルコール(エタノール、メタノール)で5槽以上
  • 脱アルコールに使用する液
    キシレンで3槽以上
  • パラフィン浸透の工程
    約60℃で溶解したパラフィンを4層以上行う
  • 包理工程にかかる大まかな時間
    約14時間
  • 組織片を薄切する機器
    ミクロトーム
  • パラフィン切片に用いる滑走式のミクロトーム
    ユング型
  • 全ての切片で使える回転式のミクロトーム
    ミノー型
  • ミクロトームに重要な角度
    刃角、逃げ角、引き角
  • 刃角の角度
    22°、35°
  • 逃げ角の角度
    ユング型:2~5°  ミノー型:2~10°
  • 引き角の角度
    ユング型:45°  ミノー型:90°
  • 薄切のコツ3つ
    ブロックはよく冷やす、静電気を除去する、すばやく切る
  • 薄切切片にチャターが入るときの原因
    滑走速度が速すぎる、固定が緩い、ブロック冷やしすぎ
  • 薄切切片に傷がはいる
    刃がこぼれている、石灰化が残っている
  • 薄切切片にムラが生じる
    滑走速度が一定ではない、刃の固定が緩い
  • 薄切切片が崩れる
    固定、脱水、脱灰などの不足
  • 薄切後の処理(温度)
    進展、貼付(パラフィンの融点より低い温度で行う)
  • スライドガラスの保管温度と時間
    37℃で一晩、60℃で1時間
  • 凍結切片における凍結の注意点
    超低温かつ短時間
  • 凍結切片の凍結を超低温かつ短時間で行う理由
    凍結時に氷晶の形成を防ぐため
  • 超低温冷媒3つ
    液体窒素、ドライアイス(アセトンorエタノールorヘキサンorイソペンタン)、ディープフリーザー
  • クリオスタット薄切(ミノー型)の温度
    ₋25℃~-20℃
  • 凍結前の工程でのポイント
    乾燥しないように生理食塩水で湿らせたガーゼで包む
  • 凍結切片の包理剤の注意点
    水溶性の包理剤を使用する
  • 凍結切片の術中迅速診断における包理後の固定
    湿潤固定(すぐ固定液へ)
  • 凍結切片の免疫/酵素組織染色における固定
    乾燥固定(冷風乾燥して固定液へ)
  • 次の単語帳へ (2/5) テストする
よく頑張りました
暗記スタート