-
人間を含む生物個体、もしくは生物集団の事を()と呼ぶ
主体
-
主体に影響を与え、主体が認識するものを()と呼ぶ。
環境
-
様々な環境の要素は()と()に分けられる
生物的環境 非生物的環境
-
地球上には多様な()があり、そこには多様な()が住んでいる。
環境 生物
-
地球上の生物の種数は推定で約()万種以上 もあり、未知の種を含めると()万種類以上
200 3000
-
ある地域に生息する生物は偶然そこにいるのではなく、その地域に適応した生物が、周囲の環境や生物どうし影響しあいながら()を形成している。 この生物集団ことを、()またはバイオームという。
生物集団 生物群系
-
ある地域の()は、その集団をとりまく環境によって特徴付けられる。
バイオーム
-
バイオームに影響し、バイオームを特徴づける要素のことを()と呼ぶ
環境要因
-
ある環境における、生物的環境と、それを取り巻く非生物的環境を合わせて()という
生態系
-
生態系 = ()などの生物的環境 + ()などの非生物的環境
バイオーム 環境要因
-
演習①
生態系は非生物的環境を()が、バイオームは非生物的環境を()。
含む 含まない
-
バイオームは、主に植物<生産者>、動物<消費者>、微生物<分解者>で構成されているが、バイオームの基盤は()である
植物
-
ある地域の植物集団の事を()と呼ぶ
植生
-
植物は()できないため、植生は、その地域の環境、特に()と()に大きく左右される
移動 気温 降水量
-
植物は生態系の()であるため、動物などの()、土壌動物などの()はすべて植物が光合成によって作り出した有機物を利用している
生産者 消費者 分解者
-
植物はすべての始まりであり、すべてに影響するため、バイオーム内のあらゆる動物は()のうえに成り立っている。つまり、その地域の動物集団は()に大きく影響される
植物 植生
-
生活様式を反映した生物の形態、または()のことを()と呼ぶ
かたち 生活形
-
日本における生活形の例①
亜熱帯・暖温帯<本州南部および南西諸島>:()
照葉樹林
-
日本における生活形の例②
冷温帯<本州北部>:()
夏緑樹林
-
日本における生活形の例③
亜寒帯<北海道>:()
針葉樹林
-
種が違っていても、似たような環境では同じような生活形を示す事が多い。これは、 バイオームがその地域で生育する植物の()によって特徴づけられるためである。
生活形
-
植生は二つの方法で分類でき、それは()による分類と、()による分類とがある。
相観 群落
-
植生の分類①
相観による分類:植生の外観、または()によって分ける方法。大きく分けて、()のバイオーム、()のバイオーム、()のバイオームに分類される
見た目 森林 草原 荒原
-
植生の分類②
群落による分類:植物の()によって分ける方法。特に、ある範囲の植物のなかで最も占有面積が大きい種を()と呼ぶ。
種類 優占種
-
優占種が群落の名前になることが多いため、ススキが優占種の群落は()、ガジュマルが優占種の群落は()と呼ばれる。
ススキ群落 ガジュマル群落
-
森林のバイオームでは、森林を構成する植物の高さごとに()が形成されている
階層構造
-
森林のバイオームは高さごとに、()、()、()、()に分けられる。また、特に森林の最も高い外表面の部分を()、最も地表に近い部分を()と呼ぶ。
高木層 亜高木層 低木層 草本層 林冠 林床
-
高木層にあたる光の強さ:()%
亜高木層にあたる光の強さ:()%~()%
林床にあたる光の強さ:()%
100 10 30 数
-
森林では、高木層・亜高木層の植物によって光が()・()される
よって低木層・草本層まで光が届かない。
吸収 散乱
-
高木層などによって光が遮られるため低木層・亜高木層では()でも成長できる植物が中心に生育する。このように、生物が環境に影響を与える働きを()と呼ぶ。
弱い光 環境形成作用
-
環境形成作用の例①
森林ができると、林内の()が林外より()保たれる
湿度 高く
-
環境形成作用の例②
森林ができると、林外よりも林内の()が()なる
気温変化 小さく
-
環境形成作用の例③
裸地へ植物が侵入すると()の生成が進行する
土壌
-
環境形成作用とは逆に、非生物的環境が生物に与える影響の事を()という
作用
-
生物同士が互いに影響を及ぼしあうことを()と呼ぶ
相互作用
-
演習②
作用:環境から()に影響を与えること
相互作用:()が影響を及ぼしあうこと
環境形成作用:生物によって()に影響を与えるはたらき
生物 生物同士 環境
-
環境形成作用によってできた環境のグラデーションに合わせて森林内には2種類の植物が存在する。それらが()植物と()植物である
陽生 陰生
-
光合成速度と呼吸速度が等しくなる光の強さを()と呼び、それ以上光を強くしても光合成速度が変化しなくなる光の強さを()と呼ぶ
光補償点 光飽和点
-
陽生植物は強い光に適応するために、光補償点・光飽和点がともに()、日当たりの()場所で生育する植物
大きく 良い
-
陰生植物は弱い光に対応するために、光補償点・光飽和点がともに()、日当たりの()場所で生育する植物
小さく 悪い
-
復習①
光合成は()にて行われる
水+二酸化炭素+()→()+ 酸素
葉緑体 光エネルギー 有機物
-
復習②
呼吸は()にて行われる
()+有機物 → 水+光エネルギー+()
ミトコンドリア 酸素 二酸化炭素
-
森林の土壌を作る環境形成作用生物はダニ、()、()、植物などが挙げられる
ダンゴムシ ミミズ
-
熱帯雨林で土壌が薄く、針葉樹林で土壌が厚い理由は?
熱帯雨林が生育する熱帯地域では落葉の供給速度と分解速度が()が、針葉樹林が生育する亜寒帯では落葉の分解速度が()ため。
速い 遅い
-
ある一定以上の水深では植物はまったく生育することができない。それは、水中では光が()されるため、一定以上の水深補償深度では光が届かず、()を行うことができないためである
散乱 光合成
-
光補償点・光飽和点が高く、弱い光で育ちにくい樹木を()という。
陽樹
-
光補償点・光飽和点が低く、弱い光でも育つ樹木を()という。
陰樹
-
陽生植物の特徴を持つ葉の事を()と呼び、陰生植物の特徴を持つ葉の事を()と呼ぶ
陽葉 陰葉
-
長い年月に伴って少しずつ植生が変化することを()、または
サクセションと呼ぶ
遷移
-
陸上で遷移が始まる場合は()、水辺で始まる場合は()と呼ぶ
乾性遷移 湿性遷移
-
土壌のない裸地から始まる遷移を()と呼び、すでにあった植生が破壊されたあとに始まる遷移を()と呼ぶ
一次遷移 二次遷移
-
一次遷移の流れ①
():乾燥して土壌がなく、植物が必要とする栄養塩類などが乏しいため、乾燥に強い()・()が侵入することで少しずつ土壌が形成され始める
裸地 地衣類 コケ類
-
一次遷移の流れ②
():乾燥に強く明るい環境を好む ()植物の草本が進入する。植物の根によって岩石が()し、土壌形成が進む。
草原 陽生 風化
-
遷移の初期段階に進入する植物を()<パイオニア植物>という。どの植物がパイオニア植物となるかは地域や環境によって異なる。
先駆植物
-
オオバヤシャブシやミヤマハンノキといった木本植物が先駆植物として生育できるのは、
()に強く、根に()を共生させることにより植物の生育に必要な()をつくることができるため、土壌の乏しい環境でも生育できるからである
乾燥 窒素固定菌 窒素源
-
通常は土壌の形成に伴って、()が中心の草原から、()が中心の草原へと変化していく。
一年生草本 多年生草本
-
一次遷移の流れ③
():土壌の形成がさらに進むと、強い光の下で成長が早い()が進入し、それらを中心とした低木林を形成する
低木林 陽樹
-
一次遷移の流れ④
陽樹林: 低木林の陽樹が成長し、背の高い陽樹の()となる。陽樹によって森林内部が暗い環境になり、少しずつ()が育ちはじめる。
陽樹林 陰樹
-
一次遷移の流れ⑤
混交林:少しずつ陰樹が大きく成長し、陽樹と陰樹の混ざった()が形成される。
混交林
-
一次遷移の流れ⑥
(): 陰樹が陽樹を追い越して大きくなり陽樹は成長出来ず枯れる。こうして陽樹がいなくなり、陰樹による林が形成されると、植生が変化()
極相林 しない
-
植生の構成種の変化がなくなった安定した状態を()<クライマックス>といい、その状態の林を()という。
極相 極相林
-
極相林の林冠<高木層>の木が枯れる、台風で倒れるなどすると、林冠に()という空間ができる。
ギャップ
-
ギャップにおける植物の入れ替わりを()という。 ギャップを埋める生物の種類はギャップの()に左右される
ギャップ更新 大きさ
-
ギャップが小さいときは、森林内に光が少ししか届かないため、()が成長できない。なので()が徐々に成長し、ギャップを埋める。
陽樹 陰樹
-
大きなギャップによって明るい環境ができると、素早く()が成長してギャップを埋める。
陽樹
-
極相林では常に様々な大きさのギャップが存在している。そのため、部分的に陽樹林・混交林が混ざった()の構造となり、()が高い森林となる。
モザイク状 多様性
-
()のバイオーム:
年間降水量が1000mmを超え、年平均気温が−5°Cを上回る地域に分布する。
森林
-
森林のバイオーム①
():年間を通して高温多雨の熱帯地域に分布する
熱帯多雨林
-
森林のバイオーム②
():やや気温が低くなる時期がある亜熱帯地域に分布する
亜熱帯多雨林
-
熱帯多雨林・亜熱帯多雨林の特徴として、複雑な階層構造を持ち、河口付近には耐塩性を持つ特定の植物によって()が形成されていることが挙げられる
マングローブ
-
森林のバイオーム③
():熱帯・亜熱帯のなかでも雨季・乾季のある地域に分布する。*赤道付近の地域など。
チークなどの落葉広葉樹が中心
雨緑樹林
-
森林のバイオーム④
():冬に降水量が多く夏に乾燥した気候の地域に分布。*オーストラリア南部やヨーロッパの地中海沿岸。例として、オリーブなどの乾燥に適応した植物が挙げられる
硬葉樹林
-
森林のバイオーム⑤
():夏に降水量が多く冬に乾燥した気候の地域に分布。*中国東南部・日本⻄南部
特徴として、光沢のある葉を持つ植物が挙げられる
照葉樹林
-
森林のバイオーム⑥
():温帯・冷帯地域のうち、冬期に厳しい寒さを迎える地域に分布する。*日本東北部 北アメリカ 特徴として、ブナのような落葉広葉樹が生育している。
夏緑樹林
-
森林のバイオーム⑦
():亜寒帯地域、とくに冬が⻑く寒さが厳しい地域に分布する。 *シベリア、北海道
モミなどの耐寒性の高い常緑針葉樹が生育。
針葉樹林
-
()のバイオーム:
年間降水量が1000mmに満たない、年平均気温が−5°Cを超える地域に分布する。草本植物が中心に生育
草原
-
草原のバイオーム①
():熱帯地域のなかでも特に乾季がある地域に分布する。*アフリカ、南アメリカの一部
乾燥に強いイネ科の草本が優占。アカシアのような乾燥に強い樹木が生えることもある。
サバンナ
-
草原のバイオーム②
():温帯地域のなかでも特に降水量が少ない地域に分布する*ユーラシア大陸中央部、北アメリカ大陸。サバンナと同様に、主にイネ科の草本が生育し、樹木はほとんど生育しない。
ステップ
-
()のバイオーム:
年間降水量が200mmに満たない、極度の乾燥・低温の地域に分布する
荒原
-
荒原のバイオーム①
():熱帯・温帯地域のうち、年間降水量が200mm以下の地域に分布する。サボテンなどの多肉植物のような特殊な形態の植物がみられる
砂漠
-
荒原のバイオーム②
():年平均気温が-5°C以下の地域に分布する。低温で有機物の分解が進まず、植物が生育する土壌が乏しい。地衣類・コケ類の他、耐寒性の強い草本類が生育する
ツンドラ
-
森林のバイオームを気温順に表すと、()・()>()・()>()>()である
熱帯多雨林 亜熱帯多雨林 硬葉樹林 照葉樹林 夏緑樹林 針葉樹林
-
草原のバイオームを気温順に表すと()>()であり、
荒原のバイオームの場合は
()>()である
サバンナ ステップ 砂漠 ツンドラ
-
世界のバイオームを年間降水量で並べると、1000mm以上の()>1000mm~200mmの()>200mm以下の()となる
森林 草原 荒原
-
A~Jの記号を埋めよ
熱帯多雨林・亜熱帯多雨林 針葉樹林 夏緑樹林 照葉樹林 雨緑樹林 硬葉樹林 ステップ サバンナ ツンドラ 砂漠
-
日本は年間降水量が多いため、()のバイオームが中心となる
森林
-
バイオームの種類は()によって決定されるため、その要因として()と()が大事になる
気温 緯度 標高
-
気候の水平方向<緯度>に対応したバイオームの分布を()と呼ぶ
水平分布
-
標高の違いによる気温の変化に沿った垂直方向のバイオームの分布を()と呼ぶ
垂直分布
-
日本の水平分布①
():沖縄から九州南端までの亜熱帯地域に分布。河口にはオヒルギやメヒルギが()を形成している
亜熱帯多雨林 マングローブ
-
日本の水平分布②
():沖縄・九州地方・関東平野までの本州⻄南部に分布。常緑広葉樹が優占種となっている。
照葉樹林
-
日本の水平分布③
():関東および中部地方の山地を南限とする本州東北部から北海道にかけて分布。落葉広葉樹が優占種となっている。
夏緑樹林
-
日本の水平分布④
():北海道東北部に分布。耐寒性の強い常緑針葉樹が優占種となっている。
針葉樹林
-
バイオームの分布は気温に大きく影響されるため、()によってバイオームも変化する
標高
-
垂直分布では、低い所から()、()、()、()に分けられる
丘陵帯 山地帯 亜高山帯 高山帯
-
本州中部の垂直分布①
():標高0m〜500mの場所に分布。スダジイ・アラカシ・クスノキ・ヤブツバキなどが優占種となる()が分布。
丘陵帯 照葉樹林
-
本州中部の垂直分布②
():標高500m〜1500mの場所に分布ブナ・ミズナラなどが優占種となる()が分布。
山地帯 夏緑樹林
-
本州中部の垂直分布③
():標高1500m〜2500mの場所に分布。オオシラビソ・コメツガ・ウラジロモミなどが優占種となる()が分布
亜高山帯 針葉樹林
-
亜高山帯の上限には()が存在し、ここを堺に高木の森林が見られなくなる。これは、標高が高くなるにつれて気温が()するためである
森林限界 低下
-
緯度が高くなるにつれ気温が()なるため、森林限界の標高が()なる。
低く 低く
-
本州中部の垂直分布④
():標高2500m以上の場所に分布。ハイマツ・キバナシャクナゲなどの()が高山特有の植生を形成。特に積雪が多い場所では、()中心の植生となる。
高山帯 低木 草本
-
高山草原では夏の短い期間に植物が一⻫に開花し、高山特有の()がみられる
お花畑
-
日本のバイオームの水平分布は、南から北にかけて
()→()→()→()
亜熱帯多雨林 照葉樹林 夏緑樹林 針葉樹林
-
日本のバイオームの垂直分布は、標高が上がるにつれて
()→()→()→()
丘陵帯 山地帯 亜高山帯 高山帯
-
日本のバイオームが全て「森林」となるのはなぜか。
日本のほぼ全域において、年間降水量が()mmを超え、年平均気温が()°Cを超えるため。
1000 -5
-
「水平分布」と「垂直分布」の違い
•水平分布は()に対応した分布で、垂直分布は()に対応した分布である。
•水平分布は気候の()に対応したバイオームの分布で、垂直分布は気候の()に対応したバイオームの分布である。
緯度 標高 水平方向 垂直方向
-
大昔の日本列島は、寒冷な()と温暖な()をくり返していた
氷期 間氷期
-
現在の地球は約1万年前に始まった()と考えられている
間氷期
-
約一万年前の日本①
北海道・中部地方の高山には()が存在、北海道東部には()が広がっていた。
氷河 ツンドラ
-
約一万年前の日本②
北海道から九州にかけて幅広く()が分布。九州地方南部にわずかに()が分布
針葉樹林 照葉樹林
-
間氷期の植生変化①
関東以西の針葉樹林→()<クリ・ムクノキ等>→()<現在>
夏緑樹林 照葉樹林
-
間氷期の植生変化②
関東以北の針葉樹林→ナラ・ブナ等の()
夏緑樹林
-
()に入る言葉を答えてください。数字は半角で、回答が複数ある場合はスペースを使用して回答同士の間をあけてください。<>内は、直前の言葉の注釈や別称です。