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ケインズの財政政策、
需要が総所得GDPを決める
①政府支出の増減
②増税・減税
▼ビルトインスタビライザー(安定化)
③累進課税制度
④社会保障制度
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需給ギャップとは、
需要&供給のギャップではなく、
■MAXに対して、どのぐらい実現できているか
完全雇用状態+操業度100%で仮定=潜在GDP
(実際のGDP-潜在GDP)÷潜在GDP
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デフレギャップ、インフレギャップとは、
需給ギャップ上がる時、
潜在GDPが大きい・・・MAXに見たいとき
デフレギャップ(供給過多)
潜在GDPが小さい・・・MAXを超えている時
インフレギャップ(超過需要)
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IS曲線のIとSは?
投資INVESTと貯蓄SAVINGの曲線
貯蓄は銀行を通して将来的に投資されるので、
投資&貯蓄を一つとして考える
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投資の限界効率とは、
1単位投資したときの収益率
=グラフの傾き、
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投資効率は、投資額が増えるとどうなるか、
投資効率=収益率が高いものが無くなってきて、
だんだんと収益率の低いものまで入ってくるので、
投資が増える程、限界効率は下がる
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投資効率と利子率の関係
利子率=資金調達コスト=レンタル費用
利子率が上がると、収益率が下がる
なので、投資が減る
利子率が下がると、投資が増える
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IS曲線の縦軸、横軸は?
横軸は、国民所得
縦軸は、利子率
=利子率の変化によって、投資が決まり、
それにより国民所得が決まる!!
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IS曲線の成立と形状とは、
供給&所得の45度線 と 総需要の交点
総需要=シゲイ・・・投資で切片が上下する
その、交点を集めたグラフで
縦軸利子率、横軸所得で、\になる
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IS曲線の特徴は、
①右下がりの\ 利子↓投資↑需要↑所得↑
②IS\ の上は超過供給、下は超過需要
③限界消費性向cが大きいと、傾き緩やか
④投資の利子弾力性が大きいと、傾き緩やか
⑤政府支出が増えると、右にシフト
⑥減税は右にシフト
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マネタリーベースとは、
①日銀通貨発行高
+②貨幣流通高
+③日銀当座預金
・・・金融部門の現金を含む
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マネーストックとは
=マネーサプライ
=流通現金+預金
・・・金融部門の現金を含まない
※流通現金=日銀通貨発行高+貨幣流通高
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マネーストックの4種類
①M1 現金通貨+預金通貨
②M2 上記+準通貨(定期預金)+譲渡性預金
③M3 上記と同じだが含外国
④広義流動性 M3+信託、債券、国債・・・
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準備金制度とは、
銀行は、預金の全体に対して、
準備率をかけたものを準備預金として日銀の当座預金に預ける
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信用創造とは、
マネタリーベースを、銀行が貸して、
それを起業が預けて→また貸して、
また預けてを繰り返して、
何倍ものマネーストックが生じる
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貨幣乗数とは、
=信用乗数
信用創造により、マネタリーベースの
何倍のマネーストックが生じたか
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貨幣乗数の式は?
マネーストックM=マネタリーベースH × 乗数
貨幣乗数=(c+1)/(c+r)=信用乗数
cは現金預金比率 現金/預金
rは準備率 準備額/預金
預金が多いと、市中に回る(現金はタンス)
準備金が多いと、市中に回らない
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① 買いオペレーションとは、
■公開市場操作という
日銀が、市中銀行が保有する債権を、
購入して、現金を「銀行経由で流通させる」
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② 公定歩合の引き下げとは、
現在は、基準貸付利率と名称変更された
日銀が、市中銀行に貸し出す金利、
低ければ、貨幣が流通する
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③ 準備率の操作
準備率を下げることにより、
貨幣乗数↑ →市中に貨幣が流通する
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国の金融政策とは、3つ
日銀が行う、マネタリーベースの調整
①公開市場操作(買いオペレーション)
②基準貸付利率の操作
③準備率の操作
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利子率が下がった時の流れ、
利子率↓ 投資↑ 供給↑ 需要↑ 所得↑ 消費↑
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国の市場操作は、何を第一の目的としてやるか
利子率の調整!!
貨幣流通量も利子率を変えたい
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貨幣の需要と、債権の需要
貨幣が必要→、債券は人気薄・・・利子率上昇
貨幣が不要→、債券は人気高・・・利子率低下
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債権の利子率の変化、
債券価格1000円で100円の利子額の債権は、
債券価格2000円でも100円なので、
10%から5%に利子率が低下する
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利子率の変化による、貨幣の需要変化
利子率低下→貨幣需要が増加
利子率上昇→貨幣需要が減少
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貨幣の2種類の需要
①貨幣の投機的需要・・・債権利子率次第
②貨幣の取引的需要・・・国民所得次第
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貨幣の取引的需要の変化の要因、
国民所得が増えると、消費が増え、
貨幣の取引的需要が増える
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貨幣の需要グラフとは、縦軸・横軸、異動の要因
需要グラフは投機的需要によって描かれる
→ 縦軸に利子率、横軸に需要\
国民所得が増えると\が右に移動
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流動性のわな
利子率をこれ以上下げられない状況
→債権が売れない
エンドレスに貨幣需要のみが上がる
→貨幣需要の利子率弾力性が無限大
グラフは、\__
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貨幣需要と貨幣供給のグラフ
貨幣需要は\で、マネーサプライ左右に動く
貨幣供給は日銀次第なので╎、
その交点そ集めたものがLM曲線/
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LM曲線とは、縦軸と横軸
Lリクイディティ(流動性=貨幣需要)
Mマネーサプライ(貨幣共有)のグラフ/
縦軸は利子率i、横軸は国民所得Y
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LM曲線の特徴
①LM曲線の上は貨幣の供給過剰
②LM曲線の下は貨幣の超過需要
③貨幣の利子率弾力性が高いと、傾き緩やか
④貨幣供給量の増加で、LM曲線は右シフト
・・・供給量↑、物価↓ M/Pは上昇
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IS曲線とLM曲線の均衡の違い
IS曲線は、財の超過需要は供給増で解消
LM曲線は、貨幣需要と債権需要の両方の影響を受ける
①貨幣需要↑→債権需要↓(所得増)
②債権需要↓→貨幣需要↑(金利↓)
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LM曲線における貨幣供給量の式は
実質貨幣供給量
=マネーサプライM÷物価水準P
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IS、LM分析をする場合のグラフの
縦軸と横軸
縦軸 利子率
横軸 国民所得
ISとLMは利子率を軸に密接にかかわっている
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IS,LM分析で、政府支出の増加、減税は
IS投資貯蓄\を右に移動し、
所得が増加、利子率が上昇
→その結果、■投資が抑制されて所得が下がる
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クラウディングアウトとは、
IS、LM分析で、政府支出の増加、減税の場合に、一旦IS曲線が右に移動して、
所得が増加するが、利子率が上昇し、
LM貨幣需要・貨幣供給曲線との交点まで、
■投資が抑制されて、所得が落ちること
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IS,LM分析で、金融政策の効果は?
金融政策として、マネーサプライを増加させると、
利子率(レンタル費用)が下がり、
LM曲線を右に移動して、所得が上昇する
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貨幣需要の利子率弾力性が高いと、財政政策は?
LM曲線の傾きは緩やかになり、
財政政策の効果としての所得増が大きくなる
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金融政策と財政政策の違い
政府による「財政政策」と日銀による「金融政策」
財政政策は政府支出の増加(ISを動かす)・・・弾力性が影響する
金融政策はマネーサプライの増加(LMを動かす)
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投資の利子率弾力性、限界消費性向が高いと、金融政策は?
LM曲線を右に移動するが、その際に、
IS曲線が緩やかなほど、効果が大きい
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金融政策と、財政政策でIS、LM曲線はどう動くか、
金融政策はLMのMなので曲線を右に移動する
財政政策はISのSなので曲線を右に移動する
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流動性のわな中の金融政策と、財政政策
金融政策は意味がない
財政政策は意味があり、クラウディングアウトも生じない
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