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One 2022年08月16日 カード13 いいね0

診断法について詳しく説明できるとよい

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鼻疽
  • 病原菌
    Burkholderia mallei
  • 宿主
    馬・ろば・らば
    その他、ヒト・猫科動物・犬・ラクダ・熊など
  • 疫学(世界)
    アジア・アフリカ・南米の一部の国のみ残存
    多くの国で清浄化
  • 疫学(日本)
    発生なし
  • 感染経路
    感染動物との接触感染
    肉食動物では感染動物の捕食
    ヒトでは実験室感染
  • 症状(臨床)
    肺鼻疽:肺炎
    鼻腔鼻疽:鼻腔粘膜の結節・潰瘍形成と膿性鼻汁
    皮疽:皮下リンパ節の念珠状結節・膿瘍

    清浄地域の馬は急性転帰をとり数日で死亡
    慢性型では常在地の馬に認められ、発症と回復を繰り返す
  • 症状(病理的)
    組織的に肉芽腫性炎の確認
  • 診断(細菌学的)
    ①菌分離・同定
    ②PCR
    ③ストラウス反応:雑菌に汚染された材料の場合
  • ストラウス反応
    汚染材料から菌を分離する動物接種法。
    ①雄のモルモットの腹腔内に材料を接種
    ②2~3日で睾丸部が発赤腫大
    ③化膿・自壊した部位から容易に鼻疽菌を分離可能
  • 診断(血清学的)
    CF反応(補体結合反応)
    鼻疽感染馬は鼻疽菌由来PPDを接種してマレイン反応
  • マレイン反応
    市販の診断用マレイン(PPD)を下眼瞼皮内に注射または点眼、皮下に接種
    鼻疽感染馬の場合は発赤・湿潤・壊疽を形成する
  • 治療
    行わない。摘発・淘汰。
    菌が汚染した可能性があるものは全て焼却処分或いは消毒
  • 予防
    ワクチンもない
  • テストする
よく頑張りました
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