糖代謝・脂肪代謝
暗記
富所
2025年05月07日
カード28
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正常な糖代謝について
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グルコースが細胞内に入るときのキャリアタンパクについて
膵β細胞,肝細胞:GLUT2(インスリン非依存性)
筋細胞,脂肪細胞:GLUT4(インスリン依存性)
神経細胞:GLUT3(インスリン非依存性)
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低血糖時の糖代謝について肝臓,筋肉,脂肪の観点で
肝臓:グリコーゲン→Glu,そしてアミノ酸や乳酸からの糖新生が活性化
筋肉:タンパクを分解し,アラニンを肝臓へ送る.筋グリコーゲン分解で生じた,ピルビン酸や乳酸も肝臓へ送る
脂肪:中性脂肪(TG)をグリセロールと遊離脂肪酸に分解し,グリセロールが解糖系に入る.脂肪酸は全身のエネルギー源となり,肝臓で代謝されるとケトン体が生じ,ケトン体は脳のエネルギー源となる.
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インスリン分泌能の指標は?
血中・尿中Cペプチド,イン スリン分泌指数,HOMA-β,グルカゴン負荷試験
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インスリン抵抗性の指標は?
HOMA-IR=空腹時血糖×空腹時インスリン/405>2.5でインスリン抵抗性あり
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貧血がある場合の血糖評価
HbA1cは貧血の影響を受ける
グリコアルブミン(過去2週間の血糖を評価)
HbA1c(過去2ヶ月の血糖を評価)
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糖尿病の急性合併症は?
Sick dayのインスリン中断に注意
糖尿病ケトアシドーシス(DKA),高浸透圧高血糖 症候群(HHS)
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糖尿病の慢性合併症は?
小血管障害による網膜症,腎症 ,神経障害(自律神経と感覚神経)や,大血管障害による脳梗塞,心筋梗塞,ASO,足壊疽,Dupuytren拘縮,Charcot関節症,浮腫性硬化症
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糖尿病の診断と分類について
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劇症Ⅰ型糖尿病について
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緩徐進行Ⅰ型糖尿病について
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Ⅰ型糖尿病とⅡ型糖尿病の鑑別
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急性発症Ⅰ型糖尿病の原因薬剤2つ
免疫チェックポイント阻害薬,IFN
免疫チェックポイント阻害薬の副作用として,間質肺炎,内分泌機能低下(下垂体,甲状腺,副腎,副甲状腺)
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糖尿病の食事療法について
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糖尿病の運動療法ができないのはどのような場合か
・糖尿病の代謝コントロールが悪い
・増殖前網膜症以上の網膜症
・腎不全
・高度の自律神経障害
・虚血性心疾患や心肺機能に障害がある場合
・骨,関節疾患がある場合
・急性感染症,糖尿病壊疽
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インスリン療法の超速攻型,速攻型,時効型溶解について
朝食前と食後のインスリンを見て基礎分泌と追加分泌のどっちに問題があるか
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インスリン療法中に早朝の高血糖が見られた場合の鑑別について
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DKAとHHSの鑑別について
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アポ蛋白とリポ蛋白について
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TGとコレステロールの消化管に吸収されてからの動態について内因系,外因系,Chol逆転送系にわけて説明せよ
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中鎖脂肪酸は消化管で吸収された後,どこに流入するか?
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸のおよそ半分の長さで,消化に胆汁を必要としない.また,グルコースやアミノ酸と同様に門脈経由で肝臓に流入するため,胸管損傷でも投与しやすい.
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肝のLDL受容体発現を増加させるホルモンは?
甲状腺ホルモン
甲状腺機能 亢進症では血中LDL低下,甲状腺機能低下症では血LDL上昇がみられる.
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脂質異常症の診断基準は?
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脂質異常症の原因となるのは?
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家族性高コレステロール血症(FH)の病態,症状,治療について
常染色体優性遺伝
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マラスムスとクワシオルコルについて
マラスムス:蛋白とエネルギー両方が欠乏する栄養障害.
クワシオルコル:蛋白のみ欠乏する栄養障害→低Alb血症のため,腹水でお腹が出てる.母親から母乳が与えられない小児に多い.
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Refeeding症候群について
長期栄養不良だったところに急に栄養補正することで脱水・昏睡・心不全をきたす.VitB1やリンなどの電解質の補充を行なっておく.
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アディポサイトカインについて
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