-
血糖値の低下は何細胞に重大な影響を及ぼすか。
脳細胞
-
脳ではグルコースが貴重なエネルギー源となる理由はなにか。
脂肪酸は血液脳関門を通過できないため。
-
肝臓に貯蔵しているグリコーゲンは何日で枯渇してしまうか。
半日~1日程度
-
糖質以外の物質をグルコースに変えるための機構をなんというか。
糖新生系
-
糖新生に利用される主な材料は何か。
糖原性アミノ酸(アラニン)、グリセロール、乳酸
-
グリセロールは何の分解で生じるか。
中性脂肪
-
糖新生を活性化するのは何か。
グルココルチコイド、グルカゴン、アドレナリン
-
糖新生を抑制するのは何か。
インスリン
-
ピルビン酸からオキサロ酢酸を生成する酵素は何か。
ピルビン酸カルボキシラーゼ
-
フルクトース1,6-二リン酸からフルクトース6-リン酸とする酵素は何か。
フルクトースビスホスファターゼ
-
グルコース6リン酸からグルコースとする酵素は何か。
グルコースホスファターゼ
-
3-ヒドロキシ酪酸は臨床化学的に何に分類されるか。
ケトン体
-
3-ヒドロキシ酪酸は不正炭素をもつか。
持つ。
-
ケトン体は何の代謝によって生成されるか。
遊離脂肪酸
-
3-ヒドロキシ酪酸は肝臓で何から作られるか。
アセチルCoA
-
3-ヒドロキシ酪酸はどこで作られるか。
肝臓
-
アラニンはアミノ酸の側鎖は何基になっているか。
メチル基
-
アラニンは親水性か、疎水性か。
疎水性
-
アラニンは何に用いられるか。
糖新生、脂肪酸の合成、エネルギー生成
-
アラニンは何の分解を促進するか。
アセトアルデヒド
-
生体内ではアラニンは何と何がALTによって反応し生成されるか。
ピルビン酸とグルタミン酸
-
アラニンの等電点は何か。
6.00
-
アルギニンは何性アミノ酸か。(酸性or塩基性)
塩基性アミノ酸
-
蛋白質を構成するアミノ酸として最も塩基性が高いのは何か。
アルギニン
-
アルギニンは何の中間体か。
尿素回路
-
尿素回路でアルギニンはアルギナーゼによって何に分解されるか。
オルニチンと尿素
-
尿素回路でアルギニンは何の酵素によってオルニチンと尿素に分解されるか。
アルギナーゼ
-
アルギニンは何蛋白質での含量が高いか。
核タンパク質
-
アルギニンの生合成は何から始まるか。
ケトグルタル酸
-
アミノ酸はエネルギーとして活かされる際何を生成するか。
アンモニア
-
アンモニアが毒性の低い尿素に変換される回路をなんというか。
尿素回路
-
尿素回路でカルバモイルリン酸は何から生成されるか。
アンモニア、二酸化炭素
-
カルバモイルリン酸はミトコンドリアマトリックスでオルニチンと反応し何となるか。
シトルリン
-
カルバモイルリン酸はミトコンドリアマトリックスで何と反応することでシトルリンとなるか。
オルニチン
-
シトルリンは何と反応することでアルギニノコハク酸となるか。
アスパラギン酸、ATP
-
シトルリン酸はアスパラギン酸とATPと反応することで何となるか。
アルギニノコハク酸
-
アルギニノコハク酸は尿素回路で何と何に分かれるか。
フマル酸、アルギニン
-
アルギニンは何によって尿素とオルニチンとなるか。
アルギナーゼ
-
アルギニンはアルギナーゼによって何になるか。
尿素、オルニチン
-
尿素回路はどこで行われるか。
ミトコンドリアと細胞質
-
尿素はNをいくつふくむか。
2つ
-
尿素はウレアーゼによって何に分解されるか。
二分子のアンモニア、炭酸ガス
-
尿素はどこで生成されるか。
肝臓
-
生体内でアンモニアはどのようなことを引き起こすか。
pHを上昇させ、代謝障害を引き起こす
-
尿素の定量法は化学的な方法と酵素的な方法のどちらが主か。
酵素的な方法
-
尿素の定量法の酵素法にはなにがあるか。
ウレアーゼ・グルタミン酸脱水素酵素法、ウレアーゼ・ロイシン脱水素酵素法
-
ウレアーゼ・グルタミン酸脱水素酵素法、ウレアーゼ・ロイシン脱水素酵素法の2つで共通する最初の反応はなにか。
尿素にウレアーゼを反応させに分子のアンモニアを生成
-
ウレアーゼ・グルタミン酸脱水素酵素法ではアンモニアを測定するために何を添加するか。
2-オキソグルタル酸と補酵素のNDPH + H+、GLDH
-
ウレアーゼ・グルタミン酸脱水素酵素法ではNADHの増加、減少どちらを測定するか。
減少
-
ウレアーゼ・ロイシン脱水素酵素法ではアンモニアの測定に何を添加するか。
2-ケトイソヘキサン酸と補酵素NADH、ロイシン脱水素酵素(LED)
-
ウレアーゼ・ロイシン脱水素酵素法ではNADHの増加、減少どちらを測定するか。
減少
-
尿素窒素の基準範囲は何mg/dLか。
8~20mg/dL
-
尿素窒素は男女どちらが多いか。
男子(女性は男性に比べ10~20%低い)
-
尿素が高値を示す理由は何があるか。
尿素の過剰生産、尿素の排泄障害、腎実質障害、薬物による障害、循環器障害
-
尿素の過剰生産が起こる疾患は何があるか。
高タンパク食、外科的侵襲、癌、火傷、重症感染症、消化管出血
-
尿素の排泄障害がおこる疾患は何があるか。
慢性腎炎、腎毒性薬物、尿路閉塞、脱水
-
腎実質障害が起こる疾患は何があるか。
糸球体腎炎、腎不全、尿毒症腎血流量の低下
-
尿素が高値を示す薬物はなにか。
テトラサイクリン、副腎皮質ステロイド
-
尿素が高値を示す循環器障害は何か。
低血圧、心不全
-
尿素が低値を示す疾患は何があるか。
低たんぱく食、劇症肝炎、肝不全
-
健常者の尿素窒素とクレアチニン値の比(UN/Cre)はどの程度か。
10前後
-
腎実質障害の進行によりUN/Cre比はどうなるか。
小さくなる
-
生後60日までは尿素は成人と比べてどうか。
50mg/dL(1.8mmol/L)程度高値
-
0~2歳までは尿素は成人と比べてどうか。
低値
-
妊娠によって尿素の値はどうなるか。
低値
-
尿素は日内変動はどうか。
日中高く、夜間は低い
-
尿素は季節変動はどうか。
盛夏と厳冬で高く、春秋は低い
-
インクレチンは主に何に伴い消化管から分泌されるか。
食事の摂取
-
インクレチンは食事の摂取に伴いどこから分泌されるか。
消化管
-
インクレチンは何をするホルモンの総称か。
膵島β細胞のインクレチン受容体を介してインスリンを促進する
-
活性型グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)はどこから分泌されるか。
上部小腸のK細胞
-
活性型グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)はどこから分泌されるか。
下部小腸のL細胞
-
上部小腸のK細胞から生成されるインクレチンは何か。
活性型グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)
-
下部小腸のL細胞から生成されるインクレチンは何か。
活性型グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)
-
インクレチンは何が高い時に分泌されるか。
血糖値
-
インクレチンに対して活性型GIPはどのような作用があるか。
分泌促進
-
インクレチンに対して活性型GLP-1はどのような作用があるか。
分泌抑制
-
活性型GLP-1の脳への作用は何か。
食欲抑制
-
活性型GLP-1の胃への作用は何か。
胃排泄抑制
-
活性型GLP-1の肝臓への作用は何か。
グルコース取り込み増加やグルコース生成抑制
-
活性型GLP-1の心臓への作用は何か。
保護
-
インクレチンは何によって分解されるか。
DPP-4
-
インクレチンは測定前にどのような前処理が必要か。
干渉物質を除去するため固相もしくはエタノール抽出
-
インクレチン測定にはどのような採血管を用いるか。
EDTAとDPP-4阻害薬を含む採血管
-
日本人と欧米人で活性型GLP-1分泌が多いのはどちらか。
欧米人
-
日本人と欧米人でDPP-4によるインクレチンの分解が高いのはどちらか。
日本人
-
インクレチンが高値となる疾患は何か。
胃切除、2型糖尿病、GLP-1受容体作動薬投与(血中の活性型GLP-1高値)
-
DPP-4とは何を行うか、
インクレチンの不活化
-
DPP-4はどこに存在するか。
細胞膜上をはじめ、可溶性蛋白質として血中
-
LCATは何と結合するか。
アポタンパクA-1
-
何から何を生成するか。
遊離型コレステロールからコレステロールエステル
-
LCATはどこで生成されるか。
肝臓
-
肝障害時に低LCATが原因で増えるのは遊離型コレステロールとコレステロールエステルどちらか。
遊離型コレステロール
-