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ハードディスクなどの装置や機器自体の不具合により生じる障害
媒体障害
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トランザクション開始前とコミット後の状態を保存したファイルで、ロールバックやロールフォワードによって障害から復旧するときに用いられます。ジャーナルファイルとも呼ばれます。データベースの永続性が保たれています。
ログファイル
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データベース移行のときなどに用いられるデータベースの内容をそのまま書き出したファイル
ダンプファイル
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コミットされたトランザクションをデータベースに書き出すときに、その情報を記録したファイル
チェックポイントファイル
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媒体障害の発生に備えてデータベースのコピーを保存したファイル
バックアップファイル
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障害やデッドロックによってトランザクションが正常終了しなかったときは、原子性を保証するために、DBMSはトランザクションの更新前ログを使用してデータベースをトランザクション開始直前の状態に戻す
ロールバック
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データベースのハードウェア障害に対してフルバックアップ時点の上程に復元した後、ログファイルの更新後情報を使用して復旧させる方法
ロールフォワード
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システムの電源を切ることなくログの更新情報を使って処理を再開すること。
ウォームアップ
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システムの電源を入れなおしシステムを初期状態に戻してから処理を再開
コールドスタート
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CやCOBOL、Pascalのような表データを直接扱えない手続き型プログラミングに、関係データベースを操作するためのSQLを埋め込むための手法
埋め込みSQL
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アプリケーションプログラムからデータベースへの問合せによって得られた導出表を、表データを直接扱えない手続き型プログラム言語に1行ずつ渡す機能を提供するもの
カーソル操作
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データベースの構造などを定義したものです。
スキーマ
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利用者やアプリケーションから見たデータベースの構造。概念スキーマから必要な部分を取り出して定義したもの。ビューが相当。
外部スキーマ
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開発者から見たデータ項目やデータベースの構造。表が相当する。
概念スキーマ
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データベースを記録媒体にデータを格納する多面物理的な構造を定義したもの。
内部スキーマ
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複数の利用者で大量のデータを共同利用できるように管理するソフトウェア。 保全機能(参照製薬、排他制御)、障害回復機能(ロールフォワード、ロールバック)、機密保護機能(ユーザ認証、アクセス制御)
データベース管理システム(DBMS)
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データベースに対する変更操作が繰り返されると、角野宇一が不規則になったり、削除領域が利用できなくなる。これを修復すること。
再編成
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どのデータがどこにあるかを示したもの
インデックス
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表間の関連付け
リレーション
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分散型データベースシステムにおいて一連のトランザクション処理を行う複数サイトに更新処理が確定可能かどうかを問い合わせた後、すべてのサイトが確定可能であれば更新処理も確定する方式。
二相コミットメント
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使用する資源が遠隔地にあろうと手元にあろうと利用者が意識することなく同じ処理方式でアクセスできること。
アクセス透過性
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属性と組みでデータを格納する表のことです。
テーブル
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実表の一部、または複数の実表から関係演算(選択、射影、結合など) によって得られた結果を1つの表に見せかけた仮想の表
ビュー
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共有資源を使用する2つ以上のトランザクションが、互いに相手トランザクションが必要とする資源を排他的に使用していて、互いのトランザクションが相手が使用している資源の解放を待っている状態
デッドロック
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データを読込むときに使うロックで、この状態の場合は他のトランザクションによる更新処理ができなくなる(読込みは可能)。
共有ロック
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データを更新するときに使うロックで、この状態の場合は他のトランザクションによる読込みや更新ができなくなる。
専有ロック
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トランザクション処理で読書きが必要になったデータにその都度ロックをかけていき、全てのロックを獲得した後にだけロックの解除を行うルールを課すロック方式
2相ロッキングプロトコル
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トランザクション内の処理がすべて実行されるか、または全く実行されないことを保証する性質。
・Atomicity : 原子性
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トランザクションによりデータの矛盾が生じないこと。常にデータベースの整合性が保たれていることを保証する性質。
・Consistency : 一貫性
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複数のトランザクションを同時に実行した場合と、順番に実行した場合の結果が等しくなることを保証する性質。一般にロックなどをかけることで直列可能性を保証する。 隔離性と呼ばれる場合もある。
Isolation : 独立性
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一旦正常終了したトランザクションの結果は、以後システムに障害が発生しても失われないことを保証する性質。 耐久性と呼ばれる場合もある。
Durability : 永続性
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正規化によって実現される性質です。
関数従属性
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UNIQUE制約によって実現される性質
候補キーの一意性
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3層スキーマモデルによって実現される性質
データ独立性
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データベース、表、物理的な入出力単位であるブロック、行といったロックをかける資源の単位
ロックの粒度
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NoSQLで用いられるデータ型の1つです。プログラミングで使用される連想配列のように、1つのキーに1つの値を結びつけてデータを格納します。構造が単純な分、スケーラビリティや処理速度に優れるためビッグデータの処理に使われています。
キーバリューストア(KVS)
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行キーに対してカラム(名前と値の組み合わせ)を結びつけて格納する
カラム指向
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XMLやJSONなどの構造でデータを格納する
ドキュメント指向
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グラフ理論に基づいてデータ間の関係性を表現する
グラフ指向
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データの関係を数学的な集合論と述語論によって表現するモデルで、関係データベースは関係モデルをコンピュータ上に実装したものです。それぞれの要素は次のように対応しています。
関係モデル
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トランザクションを処理中の状態
アクティブ
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トランザクションの途中で処理を強制的に中断してトランザクションをロールバックする処理
アボート
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トランザクションの一連の処理が成功した際に、その結果を確定させる処理
コミット
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各データにキーが設定され、属性に繰り返し項目がない状態。
第1正規形
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主キーの一部だけで一意に決まる属性を別表に分離した状態(部分関数従属がない状態)
第2正規形
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主キー以外の属性によって一意に決まる属性を別表に分離した状態(推移関数従属が存在しない状態)
第3正規形
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設計情報やプログラム情報を一元的に管理するためのデータベース。
リポジトリ
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企業内に散らばっているデータの有効活用を目的に、過去から現在までの基幹系データベースや外部データベースを整理・統合し効果的な戦略的意思決定を支援するためのデータベースのことです。
データウェアハウス
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データディクショナリは、データベースやシステム開発においてデータの属性・性質などデータに関する情報の定義(メタデータ)を保存・管理するための辞書です。
データディクショナリ
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データウェアハウスの中から特定の目的に合わせて、ある部分を取り出したり加工を施すなどした小規模なデータベースです。
データマート
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データウェアハウスに蓄積されている大量の生データから、統計学的手法、数学的手法を用いて今まで知られていなかったデータの規則や因果関係を見つけ出す手法です
データマイニング
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必要に応じて加工するために、データを発生したままの未処理の形でリアルタイムに備蓄するデータウェアハウスの一種
データレイク
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経営判断上の有用な情報を取り出すツール。
BIツール
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条件を指定してレコードを絞る
WHERE
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指定した属性でレコードをグループ化する
GROUP BY
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条件を指定してグループを絞る
HAVING
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レコードの表示順を指定する
ORDER BY
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外部キーを持つ表にレコードを追加する場合に、その外部キー列の値は参照先の表の主キーとして存在するものでなければならない、また、別表から主キーの値を参照されている行は削除することができないという制限を課す制約 "FOREIGN KEY"と"REFERENCES"が使われる。
参照制約
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PRIMARY KEYを用いる。
主キー制約
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FOREIGN KEY句を用いて指定します。
外部キー
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CHECK句を用いて指定します。
検査制約
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FOREIGN KEYとREFERENCESを用いて指定します。
参照制約
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ビューを定義
CREATE VIEW
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関係データベースの表から必要なデータを抽出。
SELECT
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整合性制約の一種でCREATE ASSERTION句で指定します。
表明
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抽出したデータを昇順に並び替えるために使用します。
ORDER BY句
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複数の問合せ結果を併合して1つの結果とするために使用します。
UNION句
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設定された列が他行がもつ値との重複を認めない制約を設定するために使用します
UNIQUE句
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上限と下限の範囲を指定する。
BETWEEN
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重複した行を一つにまとめる。
DISTINCT
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行数を求める関数。
COUNT
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別名をつける
AS
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()に含まれる行を抽出
IN
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()内に含まれない行を抽出
NOT IN
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()内が存在すると真、ないと偽
EXISTS
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あると偽ないと真
NOT EXISTS
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