マーケ2級〈第6章〉3
暗記
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動機づけ
人を行動に駆り立てる心理的メカニズムであり、目標達成のための活動に時間やエネルギーを費やす意欲を生み出す
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能力
消費者の情報処理能力に加えて、意思決定に必要な時間などの資源を指す
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機会
どのような情報が利用可能であり、またどのような形で提供されているかという情報環境を指す
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目標階層
手段-目的連鎖を上位目標、中心目標、下位目標の3つのレベルで整理したもの
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関与
対象や状況としった諸要因によって活性化された消費者個人内の目的思考的状態
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対象特定的関与
ある特定の対象に対して向けられる関与。具体的な概念として、製品カテゴリーに関する関与である製品関与や特定ブランドに対する関与であるブランドコミットメントなどがある
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状況特定的関与
ある特定の状況における課題達成を契機として喚起される関与。購買意思決定上の課題達成を契機とした購買関与やコミュニケーション過程に関わるコミュニケーション関与などがある
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永続的関与
状況横断的に持続する関与(製品関与に代表される対象特定的関与は、消費者個人の価値体系のなかで製品のいち付が変化しない限り、長時間持続する)
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一時的関与
状況特定的で一時的な関与(購買関与に代表される状況特定的関与は、目の前の課題達成や状況との関連で活性化される)
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深い情報処理
一般的に関与水準が高い場合、消費者は意識的、集中的、かつコントロールされた方法で情報処理すること
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浅い情報処理
関与水準が低い場合、消費者はあまり努力して情報処理をせず、最小限の精緻化と表層的な意味付けですませること
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精緻化見込みモデル
企業から発信される説得的コミュニケーションに対して、消費者が考えようとする同期があるかどうか、考える能力や知識があるかどうかによって、情報処理の仕方が異なること
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ブランドカテゴライゼ‐ションモデル
ある製品カテゴリー内において、すでに知られているブランド集合のうち、購買的に検討の対象として想起されるブランドの集合を想起集合と予備、知られて入るが想起されず購買的に検討対象とならないブランドの集合と区分している
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トップオブマインド
真っ先に想起されるブランド
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専門知識力
消費者が購買や消費に関連する個々の課題をうまく遂行する能力のこと。(製品)精通性や事前知識に加えて目を向ける必要がある。精通性が増大すると、専門知識力が高まる
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知識構造
専門知識力の核となる認知構造
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熟達者と初心者の比較基準
次元性、分節性、抽象性
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カテゴリー知識構造
カテゴリー化の結果として形成される知識構造のこと
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分類学的カテゴリー知識構造
基礎レベルが獲得された後、精通性の増大にともなって、上下のレベルでカテゴリーの構造化が行われていく。上方の階層に向かっては一般化・抽象化された上位レベルのカテゴリーが構造化される。一方、下方の階層へ向かっては特殊化・具体化された下位レベルのカテゴリーが構造化されていく。
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アドホックカテゴリー構造(目的に導かれるカテゴリー構造)
消費者が購買状況に直面した時などに、その都度カテゴリー知識が構成されると考える概念
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連想ネットワーク(意味ネットワーク)
各概念はネットワーク上のノードとして表現される。また概念間の関係はリンクによってつながっており、リンクの先には属性や特性が付与される
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活性化拡散モデル
リンクの長さで関係性の強さを表現し(関係性が強いほどリンクは短い)、ある概念に注意が向けられると対応するノードの活性化を起こり、それがリンクを伝わって拡散していくというもの
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スキーマ
ある対象者や事象のカテゴリーに関して構造化された知識の単位であり、人間の認知に一定の枠組みを与えるような知識のこと
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適度なスキーマの不一致によって生じること
消費者の注意をひき、既存のスキーマとの関連付けを行おうとして積極的な上方処理がされること
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スクリプト
時間軸に沿って生起する出来事の系列にあkんする知識構造のこと
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