-
魅力的だ。魅力がある。
人の心をひきつける「魅力」があるさま(歴史的仮名遣いで)
あいぎやうづく
愛敬づく
動・カ四
-
賢い。気が利いている。気がしっかりしている。こざかしい。
判断力があること
さかし
賢し
形・シク
-
物慣れている。才たけている。気品がある。洗練されている。
社交の上で苦労し経験を積むことで、垢ぬけた人の様子
らうらうじ
形・シク
-
おっとりしている。穏やかだ。
円熟して、感情に起伏のない、淡白なさま
おいらかなり
形動・ナリ
-
あっさりと。いっそのこと。
副詞的に用いて
おいらかに
形動・ナリ
-
頑固だ。愚かで教養がない。見苦しい。
一つのことに固執したり、ものの見方に偏りがあること
かたくななり
頑ななり
形動・ナリ
-
よい。
絶対的に良いこと
よし
形・ク
-
悪くない。
相対的にいい、水準以上
よろし
形・シク
-
よくない。
相対的に悪い、水準以下
わろし
形・ク
-
悪い。
絶対的に悪いこと
あし
形・シク
-
比類ない。またとない。
これ一つ肩を並べるものがないということ
になし
二無し
形・ク
-
まじめだ。無粋だ。きちんとしている。
かたくまっすぐな感じのするさま
すくよかなり
形動・ナリ
-
無骨だ。無作法だ。
いかにもごつごつと骨ばっていて、柔らかみが感じられないさま
こちごちし
形・シク
-
太くどっしりしている。不格好だ。野暮ったい。雑だ。
繊細さが感じられないということ
ふつつかなり
形動・ナリ
-
重々しい。
動かしがたい「物」のように存在するさま
ものものし
物物し
形・シク
-
不気味だ。気持ち悪い。
ぞっとする気味の悪さ
むくつけし
形・ク
-
大げさだ。仰々しい。甚だしい。
人の耳目をひくものの様子
おどろおどろし
形・シク
-
強い。強情だ。かたい。
ごわごわとして、しなやかあではないさま
こはし
強し
形・ク
-
普通とは違っている。実際とは違っている。
普通の在り方や実際の事柄と異なっているさま
ことやうなり
異様なり
形動・ナリ
-
くっきりしている。はっきりしている。際立っている。
輪郭がくっきりしているさま、違いがはっきりしているさま、明瞭に他と区別ができるさま
けざやかなり
形動・ナリ
-
華やかで見栄えがする。光栄だ。晴れがましい。
物が鮮やかに引き立って見えるさま
はえばえし
映え映えし
形・シク
-
感じが良い。見苦しくない。
見て感じが良いさま
めやすし
形・ク
-
由緒がある。風情がある。
よしあり
由あり
連語
-
明白だ。はっきりしている。
物事が目に見える形で顕著に立ち現れているさま
しるし
著し
形・ク
-
~もその通りに。~も歴然と。~もてきめんに。
「~もしるく」の形で
しるし
著し
形・ク
-
丸見えだ。明らかだ。明白だ。
遮るものがなく、むき出しの形になっているさま
あらはなり
形動・ナリ
-
遠くかけ離れている。
時間や距離が遠くかけ離れていること
はるけし
遥けし
形・ク
-
急だ。
とみなり
形動・ナリ
-
緊急の。
とみの
基本形:とみなり
-
すぐに。
とみに
基本形:とみなり
-
無事だ。平穏だ。
たひらかなり
平らかなり
形動・ナリ
-
申し分ない。十分だ。完全だ。
まほなり
形動・ナリ
-
横を向く。
顔を横に向けているということ
そばむ
側む
動・マ四
-
体が動く。身動きする。心が動く。動揺する。
単に体や心が動くこと
はたらく
働く
動・カ四
-
あわてて。這う這うの体で。
体が前のめりになって、今にも這って出るようなさま
はふはふ
副
-
得意げだ。得意そうな顔。
かしこがほなり
賢顔なり
形動・ナリ
-
相談する。語り合う。
いいあはす
言い合わす
動・サ下二
-
同意する。従う。同意させる。従わせる。
下二段活用で使役の意に転ずる
おもむく
赴く
動・カ四/下二
-
言い争う。反論する。
あらがふ
動・ハ四
-
競い合う。張り合う。
きしろふ
動・ハ四
-
抵抗する。拒む。
言葉だけでなく身をもって抵抗する場合もいう
すまふ
動・ハ四
-
悲しみが心を暗くする。涙が目の前を暗くする。
かきくらす
?き暗す
動・サ四
-
声を出して泣く。
ねをなく
音を泣く
連語
-
涙がちである。
つゆけし
露けし
形・ク
-
涙で袖を濡らす。涙を流す。
袂を―とも
そでをぬらす
袖を濡らす
連語
-
涙で袖が濡れる。涙が零れ落ちる。
しほたる
潮垂る
動・ラ下二
-
評判。うわさ。名声。
漢字
名
名
-
有名な。評判な。
漢字
聞こゆる
連体
-
噂に聞く。人づてに聞く。有名だ。評判が高い。
漢字
音に聞く
連語
-
光栄だ。晴れがましい。
おもただし
面立たし
形・シク
-
面目ない。不名誉だ。恥知らずだ。厚かましい。
おもなし
面なし
形・ク
-
なさそうだ。
なげなり
無げなり
形動・ナリ
-
かりそめの。
なげの
無げの
形動・ナリ
-
ほんの少し。ごくわずか。
副詞
いささか
-
少しも。まったく。
副詞,下に打消語を伴って
いささか
-
ほんの少し。ごくわずか。
連語
つゆばかり
-
少しも。まったく。
連語,,下に打消語を伴って
つゆばかり
-
ごくわずかだ。ほんのちょっとだ。かすかだ。ほのかだ。
はつかなり
形動・ナリ
-
ほんの少しだけ。ほんの形だけ。
けしきばかり
気色ばかり
連語
-
形ばかり。形式どおり。
かたのごとく
連語
-
総じて。一般的に。
なべて
副詞
-
普通の。一般的な。
なべての
副詞
-
普通だ。月並みだ。いい加減だ。おざなりだ。
なのめなり
形動・ナリ
-
普通だ。月並みだ。月並みの表現だ。
漢字
世の常なり
形動・ナリ
-
甚だしい。ものすごい。
おびたたし
形・シク
-
数多い。頻繁だ。
しげし
繁し・茂し
形・ク
-
万事。いろいろ。
よろづ
万
名・副
-
並一通りだ。普通だ。並一通りでない。格別だ。
おぼろげなり
形動・ナリ
-
一日。ある日。先日。
ひとひ
一日
名
-
一日中。終日。
漢字
日一日
(ひねもす・ひめもす)
副
-
夕暮れ。夕方。
漢字
入相
いりあひ
名
-
一晩中。夜通し。
夜一夜
(よもすがら)
副
-
翌日。次の日。
漢字
またの日
連語
-
月の初め。月の上旬。
ついたち
名
-
月の十五日。
漢字
望
名
-
月の終わり。月の下旬。
つごもり
名
-
昔。以前。
漢字
先先
名
-
いつということもない、いつも。
いつともなし
連語
-
長い時間だ。
ひさし
久し
形・シク
-
恋人。夫婦。妹と兄。姉と弟。
漢字
妹背
名
-
男兄弟。兄。弟。
せうと
兄人
名
-
兄。姉。長男。
このかみ
名
-
女兄弟。姉。妹。
いもうと
名
-
弟。妹。
おとうと
名
-
(同母の)兄弟姉妹。
はらから
名
-
ご子息。姫君。
きんだち
君達・公達
名
-
一家の主婦。
いへとじ
家刀自
名
-
縁故。縁者。
ゆかり
名
-
仲間。同類。同類の人。
たぐひ
名
-
味方。味方する人。
かたうど
方人
名
-
先輩。先人。指導者。案内人。
漢字
先達
名
-
内・内裏・百敷・雲の上・九重
全て何を意味する古語か
共通する意味を漢字二字で2つ
宮中。内裏。
-
朝廷。天皇。公的なこと。
漢字
公
おほやけ
名
-
臣下。普通の貴族。
漢字含む
ただ人
名
-
(女房などにとっての)実家。自宅。
漢字
里
名
-
美しい御殿。立派な建物。
漢字含む
玉の台
たまのうてな
連語
-
粗末で荒れ果てた家。
漢字含む
蓬の宿
連語
-
地方。田舎。外国。異国。
漢字含む
人の国
連語
-
地方。田舎。
ひな
鄙
名
-
東国。鎌倉幕府。
あづま
東
名
-
東国の武士。田舎者。
漢字
夷
えびす
名
-
出発する。旅立つ。
いでたつ
出で立つ
動・タ四
-
送別の宴。餞別。
漢字含む
馬のはなむけ
むま(うま)のはなむけ
名
-
遠く離れたところ。
漢字含む
雲居のよそ
くもゐのよそ
連語
-
旅。旅寝。旅の宿。
漢字含む
草の枕
連語
-
土産。名産。
つと
苞
名
-
さまよい歩く。魂が宙にさまよう。心が上の空になる。
身や魂が何かにひかれ、本来の居場所から離れて他の場所へさまよい出ること
あくがる
動・ラ下二
-
後を追う。恋い慕う。
恋慕している相手の後ろを追う意
したふ
慕う
動・ハ四
-
迷いながら行く。手探りで進む。あれこれ思い迷う。あれこれ推量する。
不明な状況の中を確かなよりどころもなく迷いながら進んでいくこと
たどる
動・ラ四
-
静養する。病勢を抑える。気を静める。感情を抑える。
高じてくるものを抑えること
ためらふ
躊躇ふ
動・ハ四
-
立ち止まる。たたずむ。ためらう。躊躇する。
先に進むことをやめて、同じ場所にいること
やすらふ
休らふ
動・ハ四
-
疲れる。だるくなる。気が緩む。気を抜く。
ピンと張っていたものがゆるむこと
たゆむ
弛む・懈む
動・マ四
-
疲れ果てる。披露する。困り果てる。困惑する。
疲弊して、どうにもならないこと
こうず
困ず
動・サ変
-
病気で苦しむ。気分がすぐれなくなる。思い悩む。
なやむ
悩む
動・マ四
-
病気になる。苦しみ悩む。
苦しみながらなかなか解消しないこと
わづらふ
患ふ
動・ハ四
-
~(し)かねる。
動詞の連用形に続いて
わづらふ
患ふ
動・ハ四
-
病気になる。披露する。骨を折る。苦労する。世話をする。大切にする。
エネルギーを使い果たして疲弊すること
いたはる
労る
動・ラ四
-
愛情。誠意。贈り物。謝礼。
こころざし
志
名
-
人徳。財産。富。
とく
徳・得
名
-
楽しい。愉快だ。裕福だ。豊かだ。
精神的あるいは物質的に満ち足りた状態
たのし
楽し
形・シク
-
過ぎ去った時。過ぎてきたところ。過去。過ぎて来た方向。
きしかた
来し方
名
-
これから先のこと。将来。目指すところ。行先。
ゆくさき
行く先
名
-
目指すところ。行先。これから先のこと。将来。
ゆくすゑ
行く末
名
-
真面目だ。実用的だ。本格的だ。
誠実だ。本気だ。実生活向きだ。本式だ。
まめやかなり
形動・ナリ
-
真面目だ。誠実だ。本気だ。実用的だ。実生活向きだ。
形容動詞
まめなり
形動・ナリ
-
真面目だ。誠実だ。本気だ。実用的だ。実生活向きだ。
形容詞
まめまめし
形・シク
-
不実だ。役に立たない。かりそめだ。
誠実でない。浮気だ。無駄だ。無用だ。はかない。
あだなり
徒なり
形動・ナリ
-
不実だ。誠実でない。浮気だ。
あだあだし
徒徒し
形・シク
-
間違ったこと。誤り。
ひがこと
僻事
名
-
記憶違い。
ひがおぼえ
僻覚え
名
-
まともでない。変だ。
ひがひがし
僻僻し
形・シク
-
好色めいている。色好みだ。風流である。物好きだ。
すきずきし
好き好きし
形・シク
-
好色な人。色好みの人。風流な人。物好きな人。
すきもの
好き者・数寄者
名
-
恋愛を好む。恋の道にふける。風流を好む。風流の道にふける。
すく
好く
動・カ四
-
独り言を言う。
ひとりごつ
動・タ四
-
愚痴を言う。不平を言う。かこつける。口実にする。
かこつ
託つ
動・タ四
-
陰口を言う。悪口を言う。
しりうごつ
後うごつ
動・タ四
-
政治を行う。政務をつかさどる。
まつりごつ
政ごつ
動・タ四
-
ばかげたこと。愚かなこと。
しれごと
痴れ事
名
-
ばかげている。愚かである。
しれがまし
痴れがまし
形・シク
-
ばかげている。愚かである。
を
をこがまし
形・シク
-
ばかげている。愚かである。
形容動詞
をこなり
形動・ナリ
-
気が滅入る。ふさぎ込む。
くんず
屈ず
動・サ変
-
嫌になる。うんざりする。
うんず
倦んず
動・サ変
-
気後れする。怖じ気づく。
おくす
臆す
動・サ変
-
恨む。恨み言を言う。
ゑんず
怨ず
動・サ変
-
思案する。あれこれ考える。
あんず
案ず
動・サ変
-
期待する。予期する。予定する。覚悟する。
ごす
期す
動・サ変
-
朗詠する。朗誦する。
ずんず
誦ず
動・サ変
-
占う。吉凶を判断する。
さうす
相す
動・サ変
-
表:意味と大まかなイメージ
裏:古文単語(漢字仮名交じり)と品詞,活用形 の組み合わせです
つながる・まとまる古文単語500PLUS:181「あいぎやうづく」~270「さうす」まで