-
闔郡
1901
こうぐん
┌郡内ぜんぶ。一群ぜんたい。〈漢字源〉
┌郡内残らず。〈字源〉
┌全群。〈漢辞海〉
-
黄墟
1902
こうきょ
┌あの世。よみ。〈漢辞海〉
┌冥土。〈字通〉
-
觥撻
1903
こうたつ
礼を失くしたものに対する罰。〈字通〉
-
情猴
1904
じょうこう
(仏)心の狂いやすく定まらないさまを猿にたとえていう。≒意馬、心猿〈字源〉
-
蹶蹶
1905
けつけつ
┌1.動作がすばやいさま。
└2.はっとおどろくさま。〈新漢和大字典〉
┌動作の敏捷のさま。〈字通〉
┌1.ケツケツ…すばやいさま。
├2.ケイケイ…勤勉なさま。
└3.ケイケイ…驚きあわてるさま。〈漢辞海〉
-
奸凶
1906
かんきょう
悪者。悪漢。〈漢字源〉
-
娟娟
1907
けんけん
┌ちらほらと見えるさま。隙間から見える景色、月の光、蝶の姿、女性の美しく繊細な姿などを形容する言葉。〈漢字源〉
┌美しいさま。清らかなさま。〈字通〉
┌1.幽遠なさま。
├2.美しく清らかなさま。
└3.蝶の飛ぶさま。〈新大字典〉
◇漢字ペディア小見出し
-
正閏
1908
せいじゅん
1.平年とうるう年。
2.正統なことと正統でないこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
婚媾
1909
こんこう
┌結婚。〈字通〉
┌婚姻関係を結ぶこと。夫婦の縁組。結婚。「婚」は新しい縁組。「媾」は、親族との縁組。〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア下付き
-
旌麾
1910
せいき
┌将軍の旗。〈字通〉
┌1.総指揮官の旗。
├2.旗。
└3.戦争。兵乱。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア下付き
-
藷蔗
1911
しょしょ
┌甘蔗(カンショ:さとうきび)。〈字通〉
┌さとうきび。甘蔗。〈漢字源〉
┌イネ科の多年草。茎から蔗糖(ショトウ)を製する。甘蔗。さとうきび。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア下付き
-
寞寞
1912
ばくばく
┌静かなるさま。〈字源〉
┌寞然(バクゼン:さびしい)としたさま。〈字通〉
┌静かでさびしいさま。ひっそりと静まりかえっているさま。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
孱夫
1913
せんぷ
よわい、臆病な男。〈漢字源〉
-
觴酌
1914
しょうしゃく
┌さかずきと、酒を入れるちょうし。酒を酌み交わすこと。〈新漢和大字典〉
┌1.酒器。觴勺。
└2.酒を飲む。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア小見出し
-
頗僻
1915
はへき
┌正常の線からずれて一方に偏っていること。また、かたよっていて不公平であること。〈新漢和大字典〉
┌かたよる。〈字通〉
┌かたよる。ひがみてよこしまなり。〈字源〉
-
繙閲
1916
はんえつ
┌書物を開いて、読み調べること。〈漢字ペディア〉
┌書物を読み調べる。〈漢辞海〉
┌書物を読み調べること。繙読。〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア大見出し
-
黌宇
1917
こうう
┌学校。〈新漢和大字典〉
┌学舎。〈字通〉
◇漢字ペディア小見出し
-
所怙
1918
しょこ
┌親の別称。〈漢辞海〉
┌頼りにするものの意から、親のこと。〈漢字源〉
┌親。〈字通〉
┌頼みにする人の意で、父母をいう。〈新大字典〉
-
蟄蟄
1919
ちつちつ
┌おとなしくとじこもるさま。静かなさま。〈新漢和大字典〉
┌多くのものがしずかに集まる。〈字通〉
┌和らぎ集まるさま。一説に、多いさま。〈漢辞海〉
-
猥多
1920
わいた
┌ごたごたと多い。〈漢字源〉
┌みだりに多い。〈字源〉
◇漢字ペディア小見出し
-
香盒
1921
こうごう
┌香を入れる小さな容器。漆器・木地・蒔絵・陶磁器などがある。香箱。〈大辞林〉
┌香を入れるふたのついた容器。≒香箱、香合〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
寇讐
1922
こうしゅう
┌攻撃を仕掛けてくる敵。〈漢字源〉
┌あだ。かたき。〈日本国語大辞典〉
┌仇敵。かたき。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア下付き
-
憐愍
1923
れんびん
┌あわれむこと。かわいそうに思うこと。≒憐憫〈漢字ペディア〉
┌あわれむこと。なさけをかけること。あわれみ。れんみん。≒憐憫、憐閔〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア大見出し
-
船艙
1924
せんそう
┌船内で荷物を積んでおく所。≒船倉〈漢字ペディア〉
┌船の甲板の下部にあり貨物を入れるところ。ふなぐら。≒船倉〈漢字源〉
◇漢字ペディア大見出し
-
孥戮
1925
どりく
┌夫や父親の罪によって、その妻子まで罰すること。〈漢字源〉
┌妻子をも殺す。〈字通〉
┌妻子にまで罪を及ぼすこと。〈新大字典〉
◇漢字ペディア小見出し
-
螳怒
1926
とうど
螳螂(カマキリ)の怒り。〈字通〉
-
芬馨
1927
ふんけい
┌芳香。〈字通〉
┌かおり。〈字源〉
-
獪猾
1928
かいかつ
悪賢い。ずるい。〈漢字源〉
◇漢字ペディア小見出し
-
捐軀
1929
えんく
┌1.身を捨てる。
└2.忠義のために死ぬ。〈漢字源〉
┌身を捨ててつくす。命を捧げる。〈字通〉
-
棄擲
1930
きてき
┌なげすてること。すててかえりみないこと。〈日本国語大辞典〉
┌すてなげうつ。うちゃる。≒擲棄、投棄。〈字源〉
┌なげすてること。投棄。〈新大字典〉
-
笨拙
1931
ほんせつ
鈍重でへたなこと。〈漢字源〉
-
鄂鄂
1932
がくがく
≒諤諤
┌1.あごをがくがく動かせて、大いにしゃべるさま。
└2.正しいと思う意見を堂々と直言するさま。〈新漢和大字典〉
┌直言のさま。〈字源〉
◇漢字ペディア小見出し
-
閭閻
1933
りょえん
┌1.村の出入り口の門と、村の中にある門。
├2.村里。村落。
└3.村に住む庶民。〈漢字源〉
┌里中の門。転じて、村里の賤人。〈字源〉
-
緡緡
1934
びんびん
┌無知なさま。〈新漢和大字典〉
┌心知のはたらきのないさま。〈字通〉
-
撈採
1935
ろうさい
┌水中で採る。〈字通〉
┌水をくぐりて物を取る。〈字源〉
-
総攬
1936
そうらん
┌1.政治を一手にすべ治める。
└2.人々の心をまとめて服従させる。〈漢字源〉
┌全体を一手に握り、おさめること。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
曚昧
1937
もうまい
┌1.薄暗い。
└2.道理にくらい。≒蒙昧〈漢字源〉
┌1.光がおおわれてうす暗い。うす暗くて見えない。
└2.無知であること。道理に暗いこと。≒蒙昧〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
秋柝
1938
しゅうたく
秋の夜、夜まわりが見回って歩くときに打つ拍子木の音。〈漢字源〉
-
齏粉
1939
せいふん
┌粉身。〈字通〉
┌こなみじんになること。転じて、身を粉にして働くこと。粉骨砕身。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
垂髫
1940
すいちょう
┌子どものこと。〈漢字源〉
┌1.子どもの垂れた髪。さげがみ。また、髪をそのようにした子ども。垂髪。うない。
└2.幼い時。幼時。幼年。〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア下付き
-
楹書
1941
えいしょ
┌遺言状。遺書。〈漢字源〉
┌遺言書。〈字通〉
-
芥蔕
1942
かいたい
┌1.とてもわずかなこと。
└2.ほんのすこしのわだかまり。〈漢字ペディア〉
┌1.微細なもののこと。
└2.何か小さい物がつかえる。食物がつかえたり心配事などがあって気持がすっきりしないこと。〈漢字源〉
┌ごく小さな。気になるもの。〈字通〉
◇漢字ペディア大見出し
-
閹人
1943
えんじん
┌宮刑に処せられて、宮中に仕える男。宦官。〈新漢和大字典〉
┌昔、中国で宮廷に仕えるために去勢された男性。≒宦官〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
氈裘
1944
せんきゅう
┌1.フェルトの布と動物の皮で作った衣服。匈奴が衣服として用いた。
└2.転じて、匈奴のこと。〈漢字源〉
┌匈奴人の服する毛織の皮衣。〈字源〉
┌1.毛織物と皮衣。
└2.匈奴。毛織物と毛皮を着ていたことから。〈漢辞海〉
-
慶讃
1945
けいさん
┌1.仏菩薩や祖師の功徳(クドク)を喜び、ほめたたえること。
└2.新たに仏像・経巻・堂塔などが完成したときに行う、喜びたたえる仏事。〈大辞泉〉
┌(仏)「慶賀称讃」の略。寺院・仏像・経巻などの完成を祝うこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
蒸溽
1946
じょうじょく
むし暑い。〈字通〉
-
韶景
1947
しょうけい
┌春の明るい景色。〈新漢和大字典〉
┌春光。〈字通〉
◇漢字ペディア小見出し
-
懸瀑
1948
けんばく
┌たき。〈字源〉
┌滝をいう。〈新大字典〉
-
艨衝
1949
もうしょう
┌1.牛皮で船体をおおって矢や石を防ぎ、細長いへさきで敵船を突き破る船。
└2.いくさぶね。軍艦。〈漢字源〉
┌昔の戦艦。構造は堅固で細長く、敵船中に突入するのに用いる。もうどう。≒蒙衝〈日本国語大辞典〉
-
蟯動
1950
ぎょうどう
虫などがぐねぐねとうごめく。〈漢字源〉
-
軽煖
1951
けいだん
┌軽くてあたたかな、よい衣服。〈漢字源〉
┌軽くあたたかい衣服。≒軽暖〈字源〉
┌1.ふんわりと軽くて暖かいさま。また、その衣服。
└2.ほのかに暖かい。〈漢辞海〉
-
豺虎
1952
さいこ
┌1.やまいぬと、とら。猛獣。
└2.あらあらしく強い悪人をたとえていう語。〈大辞泉〉
┌ヤマイヌとトラ。残酷な悪人にたとえる。〈新漢和大字典〉
┌ヤマイヌとトラ。転じて、残酷で無慈悲な人のたとえ。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
頡頏
1953
けっこう
≒拮抗
┌1.鳥が飛び上がったり、舞い下りたりすること。
└2.勢力が同じくらいで優劣が決まらないこと。拮抗。〈大辞泉〉
┌1.鳥が飛び上がり、また飛び降りること。
└2.張り合うこと。人に屈しないこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
匹耦
1954
ひつぐう
┌≒匹偶
├1.相手や仲間になること。また、その相手や仲間。
└2.結婚すること。また、つれあい、めおと。〈漢字ペディア〉
┌1.両者がぴったり合う。
├2.つれあい。
└3.夫婦になる。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア大見出し
-
黛鬟
1955
たいかん
┌黒々とつやのある、女の髪。〈新漢和大字典〉
┌黒髪。〈字通〉
-
作俑
1956
さくよう
1.死者とともに埋める人形をつくる。
2.悪いことの糸口となることのたとえ。〈漢字源〉
-
鴻眇
1957
こうびょう
高遠。〈字通〉
-
斧劈
1958
ふへき
┌中国の山水画の画法の一つ。〈漢字源〉
┌山水画の画法の一つ。岩石の険しさを表現するために、斧で木を切り裂いたようなしわを描く技。〈漢辞海〉
-
酣觴
1959
かんしょう
┌心ゆくまで酒を飲む。〈漢字源〉
┌ほしいままに酒を飲む。≒酣飲、酣縦〈漢辞海〉
◇漢字ペディア下付き
-
黥首
1960
げいしゅ
┌ひたいにいれずみをする刑罰。また、いれずみをしたひたい。〈漢字源〉
┌額(ヒタイ)に入墨をする刑。〈字通〉
┌罪人の額に入れ墨をする刑罰。〈大辞泉〉
-
嘔軋
1961
おうあつ
┌きしる音。〈字通〉
┌物がきしる。また、その音。〈漢字源〉
-
蟠屈
1962
ばんくつ
1.めぐり曲がること。
2.わだかまったまま気が晴れないこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
鄙俚
1963
ひり
┌風俗やことばづかいなどが、いなかじみていて下品なこと。〈漢字源〉
┌1.田舎。
└2.言葉や風俗などが田舎びていること。あかぬけしないこと。≒鄙野〈漢字ペディア〉
┌言語や風俗などが田舎めくこと。ひなびていること。いやしいこと。また、そのさま。鄙野。≒卑俚〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア大見出し
-
巒壑
1964
らんがく
┌山と谷。〈漢字ペディア〉
┌山と谷。〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア大見出し
-
縟彩
1965
じょくさい
┌美しくかざり立てる。≒縟采〈字通〉
┌飾りの多いこと。また、詩文などを練り飾ること。〈新大字典〉
-
髭鬚
1966
ししゅ
┌1.ぎざぎざしたひげと、柔らかいひげ。
└2.口ひげと、あごひげ。〈新漢和大字典〉
┌くちひげと、あごひげ。〈字通〉
◇漢字ペディア小見出し
-
塵囂
1967
じんごう
┌ちりにけがれた騒がしいところ。俗世間のこと。〈漢字源〉
┌きたなくさわがしい俗世間。また、俗世間のうるさい事柄。〈日本国語大辞典〉
┌世の中の乱れや、さわがしさ。〈漢辞海〉
-
壅蔽
1968
ようへい
┌君主の耳をふさいで善言や真実を聞かせない。また、君主にそのような態度。〈漢字源〉
┌君主や大臣の耳をふさぐ。≒壅敝〈漢辞海〉
-
訶詰
1969
かきつ
┌しかりなじる。しかり問い詰める。〈新漢和大字典〉
┌しかりなじる。≒譴詰〈字源〉
◇漢字ペディア小見出し
-
夭厲
1970
ようれい
┌疾疫をいう。〈字源〉
┌疫病で夭死する。〈字通〉
-
孥稚
1971
どち
┌幼い者。幼児。〈漢字源〉
┌幼い者。〈新大字典〉
┌幼き者。≒稚子〈字源〉
┌幼子。幼児。〈漢辞海〉
-
寰海
1972
かんかい
┌領地と海。天下のこと。世界。〈漢字源〉
┌世界。〈字通〉
┌国の四方を取り囲んでいる海。また、四方を海に取り囲まれている国。海内。≒環海〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア小見出し
-
訶梨勒
1973
かりろく
┌1.インドなどに産するシクンシ科の高木。高さ30mに達し、葉は長楕円形。枝先に白い花が群がって咲く。果実を風邪・便通などの薬にし、材は器具用にする。
└2.室町時代、象牙・銅・石などでカリロクの実の形を作り、美しい袋に入れ、柱に掛けた飾り物。〈大辞泉〉
┌シクンシ科の落葉高木。インドシナ半島などに自生。白い花が群がって咲く。果実は薬用。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
徙倚
1974
しい
┌1.少し動いては立ち止まり、うろうろとする。
└2.だらしのないさま。〈漢字源〉
┌さまよう。低回する。〈字通〉
┌歩きめぐること。さまようこと。〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア小見出し
-
帷裳
1975
いしょう
┌1.朝廷に出仕するとき、または、催事の時に用いる裳。
└2.婦人用の車のほろ。〈漢字源〉
┌1.朝廷への出仕や祭祀のときに着る縫い目のない衣服。
└2.車のほろ。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア小見出し
-
駆黴
1976
くばい
┌梅毒(バイドク:代表的な性病)を治療すること。≒駆梅〈大辞泉〉
┌梅毒を治療すること。≒駆梅〈日本国語大辞典〉
-
倨侮
1977
きょぶ
┌おごり高ぶって人を侮る。〈漢字源〉
┌おごりたかぶって、他人を侮ること。尊大に構えて人を見下すこと。軽侮。〈日本国語大辞典〉
-
愎戻
1978
ふくれい
┌心がいじけているさま。〈漢辞海〉
┌ねじけもとる。≒悖戻〈字源〉
┌わがままなこと。心がねじけて素直でないこと。〈新大字典〉
┌心がねじけていて、人に従わない。〈漢字源〉
◇漢字ペディア小見出し
-
繆篆
1979
びゅうてん
┌六書の一つ。篆書の一種で、うねり曲がった書体、漢代に印刻に用いられた。〈新漢和大字典〉
┌六書の一、屈曲の多い漢字。印刻に多く用いる。〈字通〉
★「繆」は、「誤る・間違う」意だと「ビュウ(繆説/紕繆)」と読み、この意と音を用いる熟語が多い。その他の音では「まとう」意だと「リョウ(繆繞)≒繚」、「結ぶ・縊る」意だと「キュウ(繆死)」、穆に通じるときは「ボク」の三項が挙げられるが、いずれも稀有。上記の意と音が反するが例外で「綢繆(チュウビュウ)」は過去頻出の語句なので必修。
-
鬚鬢
1980
しゅびん
あごひげと、びんの毛。〈字通〉
-
蠢蠢
1981
しゅんしゅん
┌1.虫がうごめくさま。
├2.礼儀のないさま。
└3.わけもわからずに騒ぎ立てるさま。〈漢字源〉
┌虫がうごめく。また、乱れさわぐさま。〈字通〉
┌「蠢動(シュンドウ:虫がうごめくこと)」に同じ。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
捍禦
1982
かんぎょ
┌ふせぐ。〈字通〉
┌ふせぎ守ること。≒扞禦〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
凝眸
1983
ぎょうぼう
┌凝視。〈字通〉
┌ひとみを凝らす。じっと集中して見る。≒凝睇〈漢辞海〉
-
宿酲
1984
しゅくてい
┌ふつかよい。宿酔。〈大辞泉〉
┌酒を多量に飲んだことにより翌日に残る頭痛などの症状。ふつかよい。≒宿酔〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
冤尤
1985
えんゆう
┌とがめ。〈字通〉
┌とがめ。〈新大字典〉
-
撼膝
1986
かんしつ
┌膝をゆする。〈字通〉
┌ひざをゆりうごかす。〈字源〉
-
蟬鬢
1987
せんびん
┌1.せみの羽のように透き通る、薄くすいた女性の髪。
└2.転じて、美人の美しい髪のたとえ。〈漢字源〉
┌せみの羽の如く透き通って見える髪。女の髮の美しいことに喩える。〈字源〉
-
旃車
1988
せんしゃ
毛氈を荷台に張り巡らした車。〈漢字源〉
-
詛盟
1989
そめい
┌ちかうこと。誓約すること。〈大辞林〉
┌ちかう。誓約する。また、ちかい。〈新漢和大字典〉
┌ちかう。誓約する。〈字源〉
◇漢字ペディア小見出し
-
平曠
1990
へいこう
┌平らで広いこと。〈漢字源〉
┌平らで広々としているさま。≒平闊〈漢辞海〉
-
睇眄
1991
ていべん
┌よこめにみる。〈字通〉
┌よこめにみる。〈字源〉
┌ぬすみ見る。横目でちらっと見る。≒睇視〈漢辞海〉
-
闕掖
1992
けつえき
┌宮中。〈新漢和大字典〉
┌宮廷。〈字通〉
┌御所。宮中。〈漢字ペディア〉
┌宮中。≒禁掖、宸掖〈字源〉
◇漢字ペディア大見出し
-
根柢
1993
こんてい
┌物事が成りたつ土台となるもの。根拠。≒根底〈漢字ペディア〉
┌≒根底
├1.ねもと。
├2.物事の基礎・土台。よりどころ。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア大見出し
-
聘請
1994
へいせい
┌招聘する。〈字通〉
┌礼儀を尽くして人を迎え入れる。〈新漢和大字典〉
┌召し迎えること。〈新大字典〉
┌礼をつくして人を迎える。多く君主が賢者を招くことをいう。≒聘召、聘招、聘徴、聘命〈漢辞海〉
-
干黷
1995
かんとく
おかしけがす。≒干瀆〈漢字源〉
◇漢字ペディア小見出し
-
箝制
1996
かんせい
┌自由を奪うこと。束縛。〈漢字源〉
┌束縛する。〈字通〉
┌自由を奪うこと。束縛して自由にさせないこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
殲撲
1997
せんぼく
┌殲滅する。〈字通〉
┌うちたいらげてみなごろしにする。〈漢字源〉
┌つくしうつ。うちほろぼす。≒鏖撲〈字源〉
◇漢字ペディア小見出し
-
乖繆
1998
かいびゅう
┌あやまり。〈字通〉
┌物事が食い違ってでたらめである。〈漢字源〉
┌1.背を向け合うさま。食い違ったさま。
└2.道理に合わないさま。〈漢辞海〉
★「繆」は、「誤る・間違う」意だと「ビュウ(繆説/紕繆)」と読み、この意と音を用いる熟語が多い。その他の音では「まとう」意だと「リョウ(繆繞)≒繚」、「結ぶ・縊る」意だと「キュウ(繆死)」、穆に通じるときは「ボク」の三項が挙げられるが、いずれも稀有。上記の意と音が反するが例外で「綢繆(チュウビュウ)」は過去頻出の語句なので必修。
-
印顆
1999
いんか
┌印章。印判。印鑑。印。〈大辞泉〉
┌印材に、姓名・官職名などを彫ったもの。印章。印判。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
民氓
2000
みんぼう
┌人民のこと。≒民萌〈漢字源〉
┌一般人民。たみ。≒民萌〈漢辞海〉
◇漢字ペディア下付き
-
#漢検1級 #音読み