日本史小テストの巻
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計帳
人頭税を徴収するための住民台帳で毎年作成される。戸籍よりも詳しく、個人の特徴なども記載したがこの台帳をなんというか。
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正倉院文書
正倉院の写経所に残された文書のこと。政府が保存期間を終えた戸籍・計帳を東大寺に対して写経用に払い下げたため、当時の戸籍・台帳の実態を知る資料となっている。
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戸
戸籍・計帳に人々を登録するときの単位はなにか。この単位ごとに口分田が配られ租税が課せられた。
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郷戸(ごうほ)
戸籍・計帳に1戸として記載されている戸を何というか。数10人もいて、実際の家族を複数束ねて1つの戸にしたと思われる。
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房戸(ぼうこ)
実際の生活の単位であったはずの小家族のことをなんというか。
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口分田
一定の基準で公民や奴婢に班給される田のことで私有は認められず死後は収公された。この田をなんというか。
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2段
良民の6歳以上の男子にはどれだけの口分田が班給されたか。
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2反×2/3(=1反120歩)
良民の6歳以上の女子にはどれだけの口分田が班給されたか。
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良民男女の面積×1/3
賤民の男女にはどれだけの口分田が班給されるか。
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10段
面積の単位である、1町は何段か。(1町は現在の1ha)
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360歩
面積の単位である、1段は何歩か。(1段は現在の10ha)
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10尺
長さの単位である、1丈は何尺か。(1丈は現在の3m)
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10寸
長さの単位である、1尺は何寸か。(1尺は現在の30cm)
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租
律令で定めた税の1つで、田の1段あたり2束2把を徴収する税を何というか。(中央政府の財源ではない)
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不輸租田
租の税を免除された田を何というか。
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乗田
口分田などを班給した後、余っている公地のこと。
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賃租
口分田とは別に、余っている公地を公民が使用料を払って借りることを何というか。
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条里制
班田収授を行うために土地を区画して番地をつける制度。
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正丁
21〜60歳の成人男子をなんと呼んだか。
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次丁
61〜65歳の成人男子をなんと呼んだか。
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中男
17〜20歳の成人男子をなんと呼んだか。
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調
成人男子のみ課せられた、特産物を朝廷に納める税を何というか。
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庸
成人男子にのみ課せられた、都で年間10日働く税をなんというか。実際には、布などの現物を朝廷に納めた。
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運脚
調や庸などを都に運ぶ人夫の仕事をなんというか。
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雑徭
国司のもとで正丁1人あたり年間60日を限度に使役される税。
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仕丁
50戸ごとに2人が都にでて雑役に従事する制度。代償として調・庸・雑徭が免除された。
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正丁
標準的な成人男子。
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次丁(老丁)
調・庸・雑徭ともに正丁の1/2
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中男(小丁)
調・雑徭は正丁の1/4、庸は0
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人頭税
成人男子にのみ課せられる税。口分田の面積には関係なく成人男子の人数に比例してかかる。女子にはかからない。
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出挙(すいこ)
春に稲を強制的に貸し付けて秋に利息とともに回収する制度をなんと呼んだか。
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公出挙
出挙の内、国家が行うものをなんというか。(利子は50%)
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私出挙
出挙の内、個人が行うものをなんというか。(利子は100%)
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軍団制
律令制度のもとで公民を兵士にした軍隊の仕組みをなんと呼んだか。
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兵役
正丁3人につき1人を兵士とし、各地の軍団に勤務させる制度を何というか。
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庸・雑徭
兵役につくと免除される税はなにか。
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衛士
兵役につくと、普通は諸国の軍団で訓練を受けるが、中には都に1年間行き、警護の仕事をする者もいたがこの仕事を何というか。
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防人
兵役についた東国の農民の一部は3年間九州の沿岸を守る仕事についたがこれをなんというか。
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賤民(せんみん)
人口の数%いたと言われている、奴隷的な存在の人々をなんと呼んだか。
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五色の賤
賤民らには5種類あったがそれをなんと総称するか。
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陵戸
天皇家の陵墓を守る賤民を何というか。
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官戸
役所で雑徭をする賤民を何というか。
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公奴婢(くぬひ)
奴隷として扱われる賤民を何というか。
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p22〜23