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高級多価アルコール類のアルデヒドまたは、ケトン誘導体。カルボニル基うをもつ。炭水化物とも呼ばれる。CnH2m0m。役割にATPの産生、グリコーゲンの合成・分類、細胞外マトリックスの成分、糖タンパク質、糖脂質、ペントースリン酸経路(NADPHの産生、核酸の構成酵素である五炭糖の生成)
糖質
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加水分解によってそれ以上小さな分子にならない糖質。グルコース、フルクトースがある
単糖
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糖質の言い換え
炭水化物
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単糖
グルコース
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単糖
フルクトース
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二糖類
スクロース
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多糖類。植物におけるグルコースの貯蔵体。アミロース、アミロペクチンの混合物。
でんぷん
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動物は余剰となったグルコースをこれとして肝臓と筋肉に貯蔵する
グリコーゲン
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2〜10個の糖が脱水縮合したもの
オリゴ糖
少糖
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多数の単糖が結合
多糖
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単糖のうちカルボニル基がアルデヒドCHO
アルドース
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単糖のうちカルボニル基がケトンCO
ケトース
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二糖類
マルトース
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二糖類
スクロース
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二糖類
ラクトース
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同一種類の単糖からなるもの
ホモ多糖
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2種類以上の担当からなるもの
ヘテロ多糖
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分子内の原子の結合の順序が異なる分子。
構造異性体
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ちょうど右手と左手のように、互いに鏡像の関係にあるが、決して立体的に重ね合わせることができない異性体
光学異性体
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結合している原子または原子団が四つともすべて異なっている炭素原子
不斉炭素原子
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炭素原子が輪の形を作っているもの
環状構造
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有機化合物のうち、分子中の炭素原子が一列の鎖状につながっている構造をもつもの
鎖状構造
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a
還元糖
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a
デオキシ糖
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a
アミノ糖
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a
ウロン酸
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a
糖アルコール
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あ
アスコルビン酸
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あ
α1→4結合
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q
α1→β2結合
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q
β1→4結合
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q
グリコシド結合
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ホモ多糖。植物におけるD-グルコース貯蔵体。アミロース、アミロペクチンの混合体。
でんぷん
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ホモ多糖。D-グルコースがα-1,4グリコシド結合で繋がったもの
アミロース
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ホモ多糖。直鎖部分はα-1,6グリコシド結合
アミロペクチン
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ホモ多糖。動物におけるD-グルコースの貯蔵体。直鎖部分はα-1,4グリコシド結合。枝分かれ宇文はα-1,6グリコシド結合
グリコーゲン
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ホモ多糖。植物の細胞壁の構成要素。β-1,4グリコシド結合。
セルロース
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ヘテロ多糖。エビやカニなどの甲殻類の殻やきのこ類の細胞壁に含まれる。
キチン
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q
グリコマンナン
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アミノ酸を含む酸性多糖。ヘテロ多糖。アミノ酸とウロン酸よりなる二糖の繰り返し単位からなる長鎖多糖のの総称。コンドロイチン硫酸、ヘパリン、ヒアルロン酸などがある。
グリコサミノグリカン
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q
糖質の消化と吸収
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口腔(唾液)、十二指腸(膵液)で糖質消化を行う。
α-アミラーゼ
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小腸で糖質消化を行う。
マルターぜ
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小腸で糖質消化を行う。
イソマルターぜ
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小腸で糖質消化を行う。
スクラーゼ
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小腸で糖質消化を行う。
ラクターゼ
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小腸で糖質消化を行う。
グルコアミラーゼ
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これの2は肝臓では血中では過剰なグルコースを取り除く。膵臓ではインスリンによって制御される。小腸上皮細胞でグルコースを行う。5では主にフルクトースを輸送する
GLUT
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小腸上皮細胞に存在するこれの1はグルコースとがラクトースを吸収する
SGLT
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a
血糖値
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あ
インスリン
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あ
解糖系
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激しい運動。赤血球。グルコース 1molが乳酸 2mol,ATP 2molに
嫌気的条件下
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グルコース1molがピルビン酸 1mol(クエン酸回路へ),ATP 1mol,NADH(+H+) 2mol(電子伝達系へ)に
好気的条件下
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グルコースを分解して、ATPを産生する経路。
クエン酸回路
TCAサイクル
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グルコースを分解して、ATPを産生する経路。
電子伝達系
呼吸鎖
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解糖系・クエン酸回路・電子伝達系が関与する。
グリコーゲンの合成・分解
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ATP産生以外のためにグルコースを分解する経路。グリコーゲンの合成と分解をする経路。
ペントースリン酸回路
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これの主な代謝経路は①グルコースを分解して、ATPを産生する経路。②グルコースを新たに作る経路。③ATP産生以外のためにグルコースを分解する経路。グリコーゲンの合成と分解をする経路。がある。
グルコース
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グルコースを新たに作る経路
糖新生
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あ
ピルビン酸
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あ
乳酸
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あ
アセチルCoA
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ナイアシン補酵素の一つ。解糖系やクエン段階ろ、脂肪酸の脱水素反応において水素受容体として働き、NADH+H+となる
NAD
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あ
FAD
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あ
NADPH
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あ
リボース5-リン酸
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エネルギー源の分解過程で働くクエン酸回路などで補酵素が還元され、その還元された補酵素が電子伝達系で酸化される際に得られたエネルギーのADPのリン酸化に用いられる。
酸化的リン酸化
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高エネルギー化合物を代謝系で一旦作っておき、その化合物の基質としてADP(あるいはGDP)をリン酸化してATP(あるいはGTP)を作るもの人の場合、解糖系に2箇所、クエン酸回路に1箇所ある。①解糖系 ホスホグリセリン酸キナーゼ②解糖系 ピルビン酸キナーゼ③クエン酸回路 スクシニルCoAシンテターゼ
基質準位のリン酸
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解糖系ではグルコース1分子あたり2分子のNADHが発生するが、NADHはミトコンドリアの内膜を通過できないため、2つの仕組みでマトリックス内に輸送されるがその仕組みのうちの一つ。肝臓、心臓、腎臓などで働くシャトルである。細胞質基質中にあるNADHが持つ電子はリンゴ酸に受け取られ、ミトコンドリア内膜を通過し、マトリックス内で電子をNAD+に渡すことでNADHに渡すことでNADHが産生される。こうしてできたNAHは複合体Ⅰに入り、1個のNADHから2.5個のATPが生成される。
リンゴ酸-アスパラギン酸シャトル
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解糖系ではグルコース1分子あたり2分子のNADHが発生するが、NADHはミトコンドリアの内膜を通過できないため、2つの仕組みでマトリックス内に輸送されるがその仕組みのうちの一つ。骨格筋や脳などほとんどの臓器で働く。細胞質のNADHの持つ電子はこれを経由してFADに受け渡されて、FADH2が生じる。さらにFADH2は電子をユビキノン(Q)に受け渡す。この現象により、1個のNADHから1.5個のATPを産生するだけのエネルギーを供給する。以上によりリンゴ酸-アスパラギン酸シャトルが利用された場合、これが産生された場合よりも多くのATPが産生され効率が良い。
グリセロール3-リン酸シャトル
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