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室町時代には、畿内では一つの耕地で、米・麦・★の三種を栽培する★★を行うこともあった。
そば、三毛作
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▲の記した『★』には、室町時代はじめ、現大阪湾付近で三毛作が行われていたことが記されている。
宋希璟、老松堂日本行録
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室町時代になると稲の品種改良が進み、収穫時期が異なる★★・★★・★★などの栽培が見られるようになった。
早稲、中稲、晩稲
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中世に中国からもたらされた、虫害や早害に強く、収穫量の多い稲の品種を★★という。東南アジア原産の品種で、赤米とも呼ばれた。
大唐米
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室町時代になると、肥料は刈敷や草木灰のほかに、★★が広く使われるようになった。人の糞尿を肥料としたもの。
下肥
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室町時代になると、揚水の道具として中国から伝わった★★の使用が始まった。他に水車の使用も始まった。
竜骨車
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奈良時代以降和紙の原料として日本で最も多く使用されてきた植物である。
楮
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室町幕府の特産品には、播磨の★★、越前の★★がある。
杉原紙、鳥の子紙
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室町時代の特産品には、京都の★★や▲の茶がある。
宇治、醍醐
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室町時代の特産品には、加賀・丹後の★★がある。
絹織物
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室町時代の特産品には、★の苧がある。これは麻布の原料で、縮や晒の原料。
越後
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室町時代の特産品には、三河地方の★★★がある。
木綿
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備前の★★は国内需要も大きく、日明貿易の主要な輸出品の一つでもあった。
刀(刀剣)
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鍋や釜などをつくる職人を★といった。鍬:出雲、釜:能登・筑前、鍋:河内
鋳物師
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中世は、大工のことを一般に番匠といった。
番匠
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職人風俗を描いた『▲』には、▲とよばれた大工や、鍛冶屋などが描かれている。
職人尽絵、番匠
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中世には、干潮時の砂などの水分を蒸発させ、さらに海水を注いで濃縮して、そこから製塩する★★という製塩法が一般的であった。
揚浜法
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製塩業では、瀬戸内海地方を中心に砂浜を堤で囲み、潮の干満を利用して海水を導入する★★式塩田もつくられるようになった。
入浜式塩田
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室町時代には、漁業では網漁が発達し、★網や刺網なども使用されるようになった。
地曳
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定期市は、農業や手工業の発達によりその頻度を増し、応仁の乱以後は★★★が一般化した。
六斎市
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室町時代には、京都や奈良などの都市では★★★を構えた常設の小売店が徐々に増えた。
見世棚
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室町時代には、淀の▲や、京都の▲のように、特定の商品だけを扱う市場もできた。
魚市、米場(米市)
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米場は、京都の三条や▲に設けられた。
七条
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★★や★★とよばれる行商人は、都市と近江荘園村落とを往来した。
連雀商人、振売
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京都の女性行商人では、炭や薪を売り歩く★★や、鮎や朝鮮飴を売り歩く★★がいた。
大原女、桂女
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都市の商工業者は★★★とよばれる同業組合を結成して生産や販売を独占した。
座
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畿内の宮廷・貴族・社寺に付属した手工業者は、それぞれ★★との関係を特権的に利用して、座と呼ばれる同業組合を結成した。
本所
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商人は本所に市場税を納めることによって★とよばれる販売権を得た。
市座
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公家を本所とした★や、神社を本所とした★は、中世の特権商人であった。
供御人、神人
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石清水八幡宮を本所とする★★という座は、畿内をはじめ10ヵ国以上についての販売独占権を持っていた。
大山崎油座
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★麹座は酒造関係の同業者組合だった。
北野神社
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蔵人所の供御仁となった▲は、廻船を用いて鍋・釜その他を売り歩いた兼業的商人であった。
鋳物師
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明から輸入された代表的な銅銭を発行時期順に並べると、★★・★★★・★★となる。
洪武通宝、永楽通宝、宣徳通宝
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★★★は、室町時代に大量に輸入された明銭で、標準的な貨幣として流通した。
永楽通宝
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室町時代に流通した、粗悪な貨幣を★★という。
私鋳銭
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室町時代、(良銭を求めて)悪銭を受け取らなかったり、銭の質に応じて異なる価格を設けたりする★★が、円滑な商取引を妨げた。
撰銭
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幕府や戦国大名などは★★★を発し、悪貨を指定して流通を禁止したり、悪貨と良貨の混入比率を定めたりして、商取引の円滑化をはかった。
撰銭令
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室町時代の高利貸業には★★★・★★★がある。
土倉、酒屋
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室町時代、寺院も死者の供養のために寄進される★を資金にして金融業を営んだ。
祠堂銭
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室町時代、卸売商に専業化した運送・仲介業者のことを★★といった。
問屋
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室町時代、京都の周辺では、★★★や★★などの陸上輸送業者が活躍していた。商品の輸送や行商を行った船を廻船という。
馬借、車借
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全難易度
AIによる要約・使い方の説明
AIによる分析のため、間違った解釈や説明をしている場合があります。
要約
本単語帳は、室町時代の経済・産業構造を網羅的に学習するための教材です。
前半部では農業技術の向上に焦点を当て、三毛作の普及や品種改良(早稲・中稲・晩稲)、大唐米の導入、下肥の使用、竜骨車の伝来といった生産力向上の実態を整理しています。続いて、地域ごとの特産品(和紙、茶、絹織物、木綿、刀剣など)や、鋳物師や番匠といった職人の動向、さらに製塩法(揚浜法・入浜式塩田)や網漁の発達に至るまで、産業の多様性が詳細に記述されています。
後半部では商業と金融の発展を詳述しています。六斎市や見世棚の登場といった流通革命、座(本所との関係)を通じた特権的商人(供御人・神人)の台頭、そして日明貿易による明銭の普及が経済を大きく変容させた経緯を説明。さらに、貨幣経済の発展に伴う撰銭の発生とそれに対する撰銭令、土倉・酒屋による金融活動、馬借・車借といった輸送業者の役割まで、中世経済の本質を理解できるよう構成されています。
使い方
本単語帳は、大学入試の日本史試験において「中世経済史」の分野を強化したい受験生に最適です。
【推奨される使い方】
1. 用語の暗記だけでなく、産業と流通がどう結びついているかを意識してください。「なぜ、六斎市が一般化したのか?」「なぜ、座は本所と結びつく必要があったのか?」といった背景を考えながら学習すると、単なる詰め込みよりも記憶の定着率が格段に上がります。
2. 貨幣の変遷や金融業については、単なる用語としてではなく、社会が貨幣経済へ移行する過渡期の混乱(撰銭など)として理解を深めることをお勧めします。
3. 視覚的な記憶も有効です。絵画資料(職人尽絵など)や当時の地図と照らし合わせることで、当時の商人の活動範囲や暮らしの様子が具体的にイメージしやすくなります。
歴史の流れを構造として捉えたい中級者から、用語の取りこぼしをなくしたい上級者まで、幅広く活用できる内容です。
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