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青年期という概念ができたのはいつ頃か
近代以降
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なぜ青年期という概念ができたか
社会が複雑化し、身体的、心理的、社会的成熟が求められるから
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大人としての社会的義務・責任を免除され、大人になる準備をするための 猶予期間
心理社会的モラトリアム
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近代以前の大人になることのイメージ
通過儀礼
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近代以降の大人になることのイメージ
モラトリアム(支払い猶予)
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ルソーが『エミール』にて説いた
第二の誕生
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第二の誕生は(?)が『(?)』で説いた
ルソー、エミール
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第二の誕生の流れ
自我のめざめ→心理的離乳→第二反抗期
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レヴィンが説いた子供から大人に移行する過渡期で、もはや子供では無いが大人ではなく、帰属意識をもてず不安定・過敏な状態
マージナルマン(境界人、周辺人)
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マージナルマンはどの国の誰が説いたか
レヴィン(ドイツ)
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アメリカの心理学者(?)によって人生を自我の発達によって8つにわけたもの
エリクソン、ライフサイクル
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ライフサイクル(0~1歳)
発達段階 (?)
心理的・社会的課題と危機 (?)対不信
重要な人間関係 (?)
乳児期、基本的信頼、母親的存在
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ライフサイクル(1~3歳)
発達段階 (?)
心理的・社会的課題と危機 (?)対恥・疑惑
重要な人間関係 (?)
幼児期初期、自律性、両親的存在
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ライフサイクル(4~6歳)
発達段階 (?)
心理的・社会的課題と危機 (?)対罪悪感
重要な人間関係 (?)
遊戯期、主体性、家族的人間
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ライフサイクル(主に小学生)
発達段階 (?)
心理的・社会的課題と危機 (?)対劣等感
重要な人間関係(?)
*自己効力感や自己肯定感をこの時期に育む
学童期、勤勉性、近隣・学校内の人間
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ライフサイクル(主に中高)
発達段階 (?)
心理的・社会的課題と危機 (?)の確立対同一性拡散=(?)
重要な人間関係 (?)
青年期、自我同一性(アイデンティティ)、アイデンティティ拡散、仲間集団
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(?)とは
・他の何ものでもなく、自分が自分であるという意識・感覚
・自分が自分であることを肯定的に受容すること ・今、ここに、自分が自分のままに安心して、安定的にある
・(???)
アイデンティティ、これが私
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エリクソンによるアイデンティティの三つの基準① 過去の私も、今の私も、将来の私も
時間的な連続性と一貫性
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エリクソンによるアイデンティティの三つの基準② 私は私、他の誰でもない
自己の斉一性
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エリクソンによるアイデンティティの三つの基準③ 周りにいる人々がそのような人物として承認してくれている という確信によって、裏打ちされる
帰属性
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(?)とは「本当の自分がわからない」 「自分は何をすればよいのかわからない」「他者との距離がうまくとれない」
アイデンティティの拡散
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他者との距離がうまくとれないという状況を表す例え
ヤマアラシのジレンマ
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アイデンティティの拡散の言い換え
アイデンティティの危機
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マズローの欲求階層説
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2つ以上の欲求が対立したときに生じる緊張状態。選択が困難となる。
葛藤
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欲求不満
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個人が不快な状況・欲求不満に陥り、葛藤に直面したとき、自我を守ろうとして自動的にとる適応の仕方。
防衛機制
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防衛機制の種類:受け入れがたい感情や欲求を無意識の中に閉じ込めること
抑圧
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防衛機制の種類:もっともらしい理由や理屈をつけて正当化する
合理化
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防衛機制の種類:他の人の良い面、望ましい面に自分を重ね合わせる
同一視
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防衛機制の種類:自分の好ましくない面・感情を他人のものとみなす
投射
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防衛機制の種類:心の中にある欲求や感情と反対の行動をとる
反動形成
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防衛機制の種類:空想の世界などに逃げこむ
逃避
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防衛機制の種類:発達の前の段階に戻って、欲求を満たそうとする
退行
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防衛機制の種類:満たされない欲求を別の対象に置き換えて満たす
代償
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防衛機制の種類:社会的価値があると考えられているものに置き換えて満足する
昇華
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無意識の研究によって深層心理を探ろうとした人
フロイト
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人間の心の中には明瞭に意識される
領域と意識されない(?)の世界がある。
無意識
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無意識を探る
①いい違い、読み違い、度忘れ
錯誤行為
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無意識を探る
②(?)→(?)を通して探る
夢、夢分析
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無意識を探る
③(?)→(?)法
精神分析、自由連想
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無意識(局所論)
自分がしていること、考えていることに気づいている領域
意識
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無意識(局所論)
注意や意識により、意識化できる領域
前意識
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無意識(局所論)
意識の奥底にあり、自分では意識できない部分。人間の行動の源泉や動機となる
無意識
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無意識(構造論)
本能的欲求のこと。(?)の貯蔵庫で快感(楽)原則に従う
エス(イド)、リビドー(性欲動)
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無意識(構造論)
エス、超自我、現実のバランスをとる→現実社会に適応する
自我
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無意識(構造論)
道徳心、良心
超自我
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元はフロイトのもとで学んでいたものの、考え方の違いがあり今ではフロイトと比較されることも多い人物
ユング
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心の構造(無意識の模式図)
元々、意識の中にあったが、忘れたもの
や意識の中においておくのを拒否したも
ので、自分では意識できない部分
個人的無意識
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心の構造(無意識の模式図)
生まれたときから備わっていて、地域・民
族・国家を超えて人類に共通するもので、
自分では意識できない部分
集合的無意識
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人間の心の中にある古代から伝えられた
全人類に普遍的に存在するイメージパターン
元型(アーキタイプ)
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元型:例
「母なるもの」のイメージ
良→包み込む、育む
悪→支配する、飲み込む
グレートマザー
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元型:例
自分の中にある性質だが、抑圧して見えなくしているもの
影
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ソフィストを批判した
ソクラテス
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ソフィストとは
知識人
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デルフォイの神託
「ソクラテスに優る知者はいない」
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問答法=対話法=助産法
ソクラテスの(?)探求の方法であり、他社と対話する中で、相手の答えや信念の中の矛盾、不知を自覚させ、それを出発点として(?)に到達しようとする方法
真理、真の知
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ただ生きると言うことではなく善く生きるということについて知らないという自覚がある。
無知の知(不知の自覚)
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幸せな思いに満たされ、豊かに生きられる
善美
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なにか大切なことを知っているという思い込みで、「善く生きる」ことへの探求を妨げるもの。
ドクサ
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魂の別名はなにか
プシュケー
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魂(プシュケー、こころ)ができるだけ善くなるよう配慮すること
魂への配慮
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魂への配慮はなんと言い換えることができるか
徳(アルテー)の探求
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人の徳とはなにか
魂が善いこと
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徳(アルテー)の探求であり、*不知(無知)を自覚し、知を愛し求めること=(?)、哲学の大切さを訴える
真の知の探求、フィロソフィア
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真の知を得ることで魂の優れたあり方になり徳を実現すること
徳は知、知徳合一
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徳の実現から善い・正しい行いを実行すること
知行合一
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善い・正しい行いを実行することで善く・幸福に生きること
福徳一致
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ほんとうに賢い、ほんとうの知とはなにか
善美をもとめること
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ソクラテスはなんの罪で死刑となったか
神に対する不敬罪(自ら毒を飲む)
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「分別と打算の時代」とは人間の(?)、(?)、(?)の喪失を意味する。よって(?)の回復をめざす
平均化、画一化、主体性、主体性
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実存主義をこたえよ(2種類)
有神論的実存主義、無神論的実存主義
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有神論的実存主義の19世紀の人(国も)
キルケゴール(デンマーク)
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有神論的実存主義の20世紀の人(国も)
ヤスパース(ドイツ)
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無神論的実存主義の19世紀の人(国も)
ニーチェ(ドイツ)
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無神論的実存主義の20世紀の人(国も)
ハイデッガー(ドイツ)、サルトル(フランス)
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実存とは「?」、「?」、個別的な存在
現実存在、真実存在
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人間の(?)を重視することで(?)をついきゅうする立場のこと
実存主義、個別性、主体性
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実存主義の先駆者
キルケゴール
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キルケゴールの著書
あれかこれか、死に至る病
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キルケゴールの主義
有神論的実存主義
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キルケゴールは(?)として(?)を求めた
単独者、主体的真理
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主体的真理とはなにか
私がそれのために生き、そして死にたいと思うようなイデー(理念)
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ヘーゲル
客観的真理
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実存の三段階とは
人間の実存的な生き方の深まり
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実存の三段階①
美的実存→快楽追求→欲望の無限性
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美的実存
享楽的生活、自己中心的で「あれもこれも」→倦怠、虚無→不安、絶望
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倫理的実存
倫理的生活、良心の声に従い「あれかこれか」→自己の有限さ、無力さ→不安、絶望
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実存の三段階③
宗教的実存→絶望からの脱出
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宗教的実存
信仰生活から単独者としてただひとり神の前に立つ→真の「あれかこれか」の決断(自己の自由な決断)→真の自己を獲得=キリスト者として確率
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