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系統
生物が進化してきた道筋
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系統樹
それぞれの生物群の系統を樹状に表したもの
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分類
生物を共通性に基づいてグループ分けすること
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人為分類
人間が特定の基準によって便宜的に分けたもの
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系統分類
進化における類縁関係でわけたもの
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生活史
生物が生まれてから死ぬまでの過程
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生活環
生活史を生殖細胞でつなげたもの
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同種
形態や性質が基本的に同じで同種他個体と自由に交配し同様の生殖能力をもつ子を生み出すことが可能な生物どうし
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二名法
属名と種小名を並べて記載する方法
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二界説
動物界と植物界に分ける
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バクテリオファージ
細菌に感染するウイルスの総称
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レトロウイルス
逆転写酵素をもったRNAウイルスの総称
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原生生物界
真核生物で単細胞生物や体の構造が簡単で組織が発達しない多細胞生物からなるグループ
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植物界
陸上で生活し光合成を行う独立栄養生物のグループ
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配偶体
配偶子を形成して生殖を行う
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胞子体
胞子を形成して生殖を行う
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菌界
組織は発達せず菌糸からなる糸状体の生物のグループ
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隔壁
菌糸を仕切る板
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地衣類
子嚢菌類または担子菌類がシアノバクテリアまたは緑藻類と共生している生物群
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動物群
外界から有機物を取り込み体内で消化吸収する従属栄養で多細胞生物のグループ
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旧口動物
原口が口になり原腸が貫通した先に肛門ができる動物
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新口動物
原口が肛門になりあらたに別の部分に口ができる動物
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体腔
内臓が収まる体内の空所
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原体腔
胞胚腔が広がりそのまま体腔になったもの
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真体腔
中胚葉の内部にできた空所が体腔になったもの
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棘皮動物
発生の過程で脊索を形成しない
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脊索動物
発生の過程で脊索を形成する
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幼生
胚と成体の中間にあって独立した生活を営み成体とは著しく異なった形態を示すもの
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細菌ドメイン
古細菌以外の原核生物のグループ
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古細菌ドメイン
真核生物のうちRNAポリメラーゼの構造やプロモーターの塩基配列などに真核生物との類似性が見られ明らかに細菌よりも真核生物に近い生物のグループ
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真核生物ドメイン
真核生物からなる生物のグループ
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人為分類の例
薬用植物、有毒植物、陸上植物、害虫、微生物
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系統分類で類縁関係を調べる方法5つ
からだの形態、生理的な特徴、生殖・発生の類似性、DNAやRNAの塩基配列の類似性
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分類単位上から
種属科目綱門界
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人の分類単位上から
ヒトヒト属ヒト科霊長目(サル目)哺乳綱脊索動物門動物界
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ソメイヨシノの分類単位上から
ソメイヨシノサクラ属バラ科バラ目双子葉植物綱種子植物門植物界
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二名法は何語を使う?
ラテン語、ギリシャ語
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学名を提唱した人物
リンネ
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学名の利点
類縁関係がわかりやすい
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学名左から
属名種小名命名者名
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二界説を提唱した人
リンネ
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三界説を提唱した人
ヘッケル
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四界説を提唱した人
コープランド
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五界説を提唱した人物
ホイッタカー、マーグリス
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五界説の5つの界
モネラ界、原生生物界、菌界、植物界、動物界
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ウイルスの特徴
DNAあるいはRNAからなる遺伝物質とタンパク質などからできている細胞構造を持たない代謝を行わず、他の生物に侵入して増殖する
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ウイルスの例
バクテリオファージ、レトロウイルス
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バクテリオファージの例
T2ファージ
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レトロウイルスの例
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)
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レトロウイルスが感染した細胞のこと
感染細胞(宿主細胞)
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モネラ界の生物の特徴
リボソームはあるが膜構造をもった細胞小器官は見られない
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モネラ界を二つに分ける
細菌、古細菌
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細菌の例
大腸菌、枯草菌、肺炎双球菌、乳酸菌、シアノバクテリア(ネンジュモ、アナベナ、ユレモ)
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古細菌の例
メタン菌、好熱好酸菌、高度好塩菌
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原生生物の歴史
緑藻類のシャジクモのなかまから陸上植物が、エリベンモウチュウ類から動物が進化した
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マーグリスとホイッタカー両方が原生生物に分類するグループ
根足虫類、繊毛虫類、エリベンモウチュウ類
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マーグリスでは原生生物界だがホイッタカーでは植物界のグループ
緑藻類、紅藻菌、褐藻類、渦鞭毛藻類、ケイ藻類、ミドリムシ類
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マーグリスでは原生生物界だがホイッタカーでは菌界に分類されるグループ
粘菌類、細胞性粘菌類、卵菌類
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根足虫類の例
アメーバ
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鞭毛虫類の例
ゾウリムシ、ツリガネムシ
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エリベンモウチュウ類の例
カラエリヒゲムシ
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緑藻類の例
アオミドロ、シャジクモ、アオサ、ミル、クラミドモナス
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紅藻類の例
アオクサノリ、テングサ
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褐藻類の例
ヒジキ、マコンブ、ワカメ
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渦鞭毛藻類
ヤコウチュウ、ツノモ
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ケイ藻類の例
ホシガタケイソウ
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ミドリムシ類の例
ミドリムシ
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粘菌類の例
ムラサキホコリ
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細胞性粘菌類の例
キイロタマホコリカビ
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卵菌類の例
ミズカビ、ツユカビ
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植物界を3つにわける
コケ植物、シダ植物、種子植物(裸子植物、被子植物)
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コケ植物は配偶体の期間と胞子体の期間どちらが長いか
配偶体
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維管束が未発達
コケ植物
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維管束が発達
シダ植物、裸子植物、被子植物
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造卵器、造精器が発達
コケ植物、シダ植物
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退化した造卵器をもつ
裸子植物
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造卵器、造精器をもたない
被子植物
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配偶子が卵細胞、精子
コケ植物、シダ植物
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配偶子が卵細胞、精細胞
裸子植物(イチョウ、ソテツは精子)、被子植物
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発生した配偶体に胞子体が寄生
コケ植物
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根、茎、葉が分化して胞子体が配偶体より発達
シダ植物
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根、茎、葉が分化して配偶体が胞子体に寄生し胚珠が裸出している
裸子植物
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根、茎、葉が分化して配偶体が胞子体に寄生し胚珠が子房に包まれている
被子植物
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コケ植物の例
スギゴケ、ゼニゴケ
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シダ植物の例
ワラビ、トクサ、クラマゴケ、スギナ(ツクシ)、ゼンマイ
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裸子植物の例
イチョウ、ソテツ、スギ、クロマツ、コメツガ
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被子植物の例
ヒマワリ、ツバキ、クスノキ
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光合成色素の例
クロロフィル、カロテノイド、キサントフィル
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光合成細菌のクロロフィル
バクテリオクロロフィル
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シアノバクテリア、紅藻のクロロフィル
クロロフィルa
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ケイ藻、褐藻、渦鞭毛藻のクロロフィル
クロロフィルa、c
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ミドリムシ、緑藻、緑色植物のクロロフィル
クロロフィルa、b
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シアノバクテリアのカロテノイド
カロテン
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紅藻のカロテノイド
カロテン、キサントフィル(ルテイン)
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ケイ藻、褐藻、渦鞭毛藻のカロテノイド
カロテン、キサントフィル(フコキサンチン)
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ミドリムシ、緑藻、緑色植物のカロテノイド
カロテン、キサントフィル(ルテイン)
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シアノバクテリア、紅藻のフィコビリン
フィコシアニン、フィコエリトリン
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菌界の特徴
従属栄養体外で有機物を分解生殖細胞(胞子)に鞭毛、繊毛をもたない
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菌界の細胞壁の主成分
キチン
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接合菌類の形質
隔壁のない多核菌糸、胞子に鞭毛を形成しない
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子嚢菌類の形質
隔壁のある菌糸、子嚢を形成し子嚢胞子をつくる
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担子菌類の形質
隔壁のある菌糸、担子器を形成し担子胞子をつくる
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接合菌類の例
クモノスカビ、ケカビ
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子嚢菌類の例
アオカビ、アカパンカビ、酵母菌
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担子菌類の例
一般的なキノコ類(マツタケ、シイタケ、サルノコシカケ)
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アカパンカビの無性生殖
体細胞分裂を行い菌糸の先端に分生胞子をつくりこれが増える
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アカパンカビの有性生殖
2種の菌糸どうしが接合し複層の菌糸をつくりその後減数分裂をして単層にもどりもう一回体細胞分裂を行って子嚢の中に8つの子嚢胞子を作る。それが発芽分裂し本体になる
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地衣類の例
マツゲゴケ、ハナゴケ
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動物界の根拠
rRNAの塩基配列
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動物界を胚葉の違いで分ける
側生動物、二胚葉動物、三肺葉動物
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側生動物
肺葉の分化が見られず組織や器官が発達していない
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二肺葉動物
中肺葉が形成されず内胚葉や外肺葉に由来する細胞からなる
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三肺葉動物
原腸胚期に外肺葉中胚葉内胚葉の3つの肺葉が見られる
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三肺葉動物を3つにわける
旧口動物、新口動物
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旧口動物の別名
端細胞幹系列
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旧口動物が端細胞幹系列と呼ばれる理由
中胚葉が胞胚腔内に生じた端細胞から生じるから
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新口動物の別名
原腸体腔幹系列
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新口動物が原腸体腔幹系列とよばれる理由
原腸壁の一部が膨らみそこから中胚葉を生じるから
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体腔で旧口動物のもの
裂体腔
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体腔で新口動物のもの
腸体腔
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新口動物は原体腔か真体腔か
真体腔
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冠輪動物
脱皮せずに成長する旧口動物
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冠輪動物の幼生
トロコフォア幼生
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脱皮動物
外骨格を持ち脱皮を行いながら成長する旧口動物
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新口動物を二つに分ける
棘皮動物と脊索動物
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棘皮動物
発生の過程で脊索を形成しない新口動物
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脊索動物
発生の過程で脊索を形成する新口動物
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脊索動物を2つにわける
原索動物と脊椎動物
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原索動物
終生脊索をもつ脊索動物
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原索生物に属する生物
ナメクジウオ
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脊椎動物
脊索が退化し神経管を取り囲む脊椎を形成する脊椎動物
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幼生を4つにわける
軟体動物、環形動物、節足動物(エビ類)、節足動物(カニ類)
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軟体動物の成長
トロコフォア→ベリジャー→成体
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環形動物の成長
トロコフォア→ネクトキータ→成体
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節足動物(エビ類)の成長
ノープリウス→ゾエア→ミシス→成体
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節足動物(カニ類)の成長
ゾエア→メガロパ→成体
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バクテリオクロロフィルの色
青緑
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クロロフィルaの色
青緑
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クロロフィルbの色
黄緑
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クロロフィルcの色
薄緑
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カロテンの色
橙
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ルテインの色
黄
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フロキサンチンの色
褐色
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フィコシアニンの色
青
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フィコエリトリンの色
紅
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被子植物の胞子
花粉四分子、胚のう細胞
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