漢検1級 音読み 501~1000 漢字逞筆様より

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cho_kaijo 2025年02月14日 カード500 いいね2

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漢検1級 音読み 501~1000 漢字逞筆様より
  • 兵站 501
    へいたん ┌軍隊の後方で支援活動にあたる連絡地点。また、その機関。〈漢辞海〉
    ┌戦場の後方にあって、車両・食糧・弾薬など軍需品の補給や輸送、また連絡の確保にあたる機関。「站」は車馬や人のとまる宿場の意。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H21-1㈠
    ●H25-1㈠
  • 別墅 502
    べっしょ ┌本宅と離れた地に別に設けた家。別荘。〈日本国語大辞典〉
    ┌別荘。別宅。≒別第(ベッテイ)、別業〈漢辞海〉
    ┌別荘。別邸。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H21-1㈠
  • 岑岑 503
    しんしん ┌頭などがずきずき痛むさま。〈大辞泉〉
    ┌ひどく痛むさま。ずきずきと痛むさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H22-1㈠
    ●H24-3㈠
  • 鹵獲 504
    ろかく 戦場で、敗北した敵から軍用品や兵器などを奪うこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H22-3㈠
  • 降冪 505
    こうべき ┌多項式で、ある文字について、次数の大きい項から順に並べること。ax2+bx+cなど。⇔昇冪〈大辞泉〉
    ┌多項式で、ある文字に関して、次数の高い項から順に並んでいること。⇔昇冪、≒降羃
    ●H23-3㈠
  • 506
    よう 暗くてはっきりしないさま。また、事情などが明らかでないさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H24-2㈠
  • 発兌 507
    はつだ ┌書籍や雑誌などを印刷して発行すること。〈漢字ペディア〉
    ┌書籍・新聞などを発行すること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H24-3㈠
    ●H27-2㈠
  • 吶喊 508
    とっかん ┌1.ときの声をあげること。
    └2.ときの声をあげて、敵陣へ突き進むこと。≒突貫〈大辞泉〉
    ┌1.大勢が大声で叫ぶこと。鬨(トキ)の声をあげること。
    └2.大声を発しながら、敵陣に突撃すること。≒突貫〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H25-3㈠
  • 猊下 509
    げいか ┌1.高僧の敬称。また、各宗派の管長の敬称。
    ├2.僧への書状の脇付に用いる語。
    └3.高僧のそば。〈漢字ペディア〉
    ┌高僧の敬称。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H30-2㈠
  • 之繞 510
    しんにゅう 漢字の繞(ニョウ)の一。「近」「逢」などの「⻌」「辶」の称。しんにゅう。〈大辞泉〉
    ★之繞を掛(カ)ける…程度をはなはだしくする。輪を掛ける。〈大辞泉〉
    ●H30-3㈠
  • 鳥瞰図 511
    ちょうかんず ┌高所から地上を見おろしたように描いた図。市街・地形などを説明的に描くのに適する。鳥目絵(トリメエ)。俯瞰(フカン)図。〈大辞泉〉
    ┌高所から地上を見おろしたように描いた図。転じて、全体を見渡すような広い視野をもった考え方や文章。鳥目絵(トリメエ)。俯瞰図。〈日本国語大辞典〉
  • 撥乱 512
    はつらん ┌乱れた世の中を治めること。〈大辞泉〉
    ┌乱れた世の中を治めること。〈日本国語大辞典〉
    ★撥乱反正(ハンセイ)…乱世を治めて、正しい平和な状態に戻すこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 怯懦 513
    きょうだ ┌「怯弱」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ┌臆病で気が弱いこと。いくじのないこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ┌いくじがない。憶病で気が弱い。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 剔抉 514
    てっけつ ┌えぐり出すこと。また、悪事などをあばくこと。〈漢字ペディア〉
    ┌えぐりとる。あばきだす。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 寂寞 515
    せきばく ┌≒寂漠
    ├1.ひっそりとしてもの静かなさま。
    └2.心が満たされず、ものさびしいさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蔬菜 516
    そさい ┌野菜。あおもの。〈漢字ペディア〉
    ┌あおもの。≒菜蔬〈字源〉
    ┌野菜。食用にできる、あおもの。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 収攬 517
    しゅうらん ┌うまく自分の手に集めて、にぎること。〈漢字ペディア〉
    ┌人の心などをとらえて手中におさめること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 囂囂 518
    ごうごう ┌人々が騒ぐさま。また、声や音がやかましいさま。〈漢字ペディア〉
    ┌口々にうるさく言いたてるさま。〈大辞泉〉
    ┌1.かまびすしいさま。
    ├2.満足して無欲のさま。
    ├3.空虚なさま。
    ├4.(ゴウゴウ)おごり高ぶるさま。
    ├5.(ゴウゴウ)多くの人が不平を訴えて憂えるさま。
    └6.(ゴウゴウ)うらみに思う。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 呪詛 519
    じゅそ ┌特定の人に災いがふりかかるように神仏に祈願すること。のろい。〈漢字ペディア〉
    ┌1.のろう。
    └2.呪文をかける。〈漢辞海〉
    ┌神仏や悪霊などに祈願して相手に災いが及ぶようにすること。のろうこと。≒呪咀〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蒼氓 520
    そうぼう ┌人々。民衆。≒蒼生、蒼民〈漢辞海〉
    ┌もろもろのたみ。≒蒼生、蒼民〈字源〉
    ┌「蒼生」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ┌民(タミ)。人民。蒼生。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 薨去 521
    こうきょ ┌昔、皇族や三位(サンミ)以上の人が死ぬこと。≒薨逝〈漢字ペディア〉
    ┌皇族または三位(サンミ)以上の貴人の死去すること。薨逝(コウセイ)。〈大辞泉〉
    ┌(国)皇族及び三位以上の人の死。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鼾睡 522
    かんすい ┌いびきをかいて眠ること。〈大辞泉〉
    ┌いびきをかきながら眠ること。〈漢字ペディア〉
    ★臥榻(ガトウ)の側(カタワ)ら他人(タニン)の鼾睡を容(イ)れず…自分の国以外の国の独立を許すわけにはいかない。あくまでも天下を統一する意志があるというたとえ。「臥榻」は、寝台。自分の寝台のそばで大きないびきをかいているじゃま者の存在を許すことはできない意。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 懶惰 523
    らんだ ┌おこたること。なまけてぶらぶらしていること。無精なさま。≒嬾惰〈漢字ペディア〉
    ┌めんどうくさがり、怠けること。また、そのさま。怠惰。〈大辞泉〉
    ┌ぐうたらなさま。≒懶慢〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 同衾 524
    どうきん ┌同じ夜具に一緒に寝ること。特に、男女の共寝。〈漢字ペディア〉
    ┌一つの夜具に一緒に寝ること。男女関係についていうことが多い。ともね。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 餞別 525
    せんべつ ┌「餞(はなむけ)」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ┌1.酒や食べ物を用意して酒宴を設け、旅立つ人を見送る。≒餞送、餞行
    └2.(国)送別の贈り物。はなむけ。〈漢辞海〉
    ┌遠方に旅行する人や転居・転任などをする人に、別れのしるしとして金品を贈ること。また、その贈り物。はなむけ。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 滔滔 526
    とうとう ┌1.水が勢いよく、盛んに流れるさま。
    ├2.すらすらとよどみなく話すさま。
    └3.世間の風潮が、強い勢いである方向に流れ向かうさま。〈漢字ペディア〉
    ┌1.水がとどまることなく流れるさま。
    ├2.次から次へとよどみなく話すさま。
    └3.物事が一つの方向へよどみなく流れ向かうさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 527
    さい ★賽(采)の目(メ)…1.さいころの各面に記された数。
    └………………2.さいころほどの小立方体。〈漢字ペディア〉
  • 渙発 528
    かんぱつ ┌詔勅を、天下に広く告げ知らせること。〈漢字ペディア〉
    ┌詔勅を広く国の内外に発布すること。〈大辞泉〉
    ┌詔勅を発令する。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 煥発 529
    かんぱつ ┌火が燃えるように、輝き現れること。〈漢字ペディア〉
    ┌火が燃え出るように輝き現れること。〈大辞泉〉
    ┌1.光彩が四方に散るさま。
    └2.才能などが輝き現れる。〈漢辞海〉
    ★才気(サイキ)煥発…機転が利き、才能があふれ出ること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 櫛比 530
    しっぴ ┌くしの歯のようにすきまなく並んでいること。〈漢字ペディア〉
    ┌櫛(クシ)の歯のように、すきまなく並んでいること。〈大辞泉〉
    ┌くしの歯のように密に並ぶ。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 贓物 531
    ぞうぶつ ┌窃盗・詐欺などで不法に侵害して手に入れた他人の財物。盗品など。≒贓品〈漢字ペディア〉
    ┌不正手段によって得た財物。≒贓品〈漢辞海〉
    ┌犯罪によって他人の財産を侵害し、手に入れた物。盗品の類。贓品。ぞうもつ。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 余燼 532
    よじん ┌1.燃え残った火。燃えさし。
    └2.事件・騒動などが終わったあとに、まだ残っている影響。〈漢字ペディア〉
    ┌1.火事などの、燃え残っている火。燃えさし。
    └2.事件などの一段落したあとに、なお残っているもの。また、その影響。〈大辞泉〉
    ┌1.もえさし。もえのこり。
    └2.敗残兵。戦争で生き残った者。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 疱疹 533
    ほうしん ┌皮膚に小水疱・小膿疱(ノウホウ)が集まってできた状態。ヘルペス。〈漢字ペディア〉
    ┌皮膚に小水疱(スイホウ)が群れをなして生じる状態。ヘルペスウイルスの感染によって起こり、口唇や陰部にできる単純性疱疹や帯状(タイジョウ)疱疹がある。ヘルペス。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 宦官 534
    かんがん ┌昔、中国などで去勢されて後宮(コウキュウ)に仕えた男の役人。〈漢字ペディア〉
    ┌1.宮廷事務を管理し、皇帝やその家族に仕えた者。去勢された男性が充てられた。宦者(カンジャ)。宦寺。太監。寺人。中官。
    └2.役人。官吏。〈漢辞海〉
    ┌東洋諸国で宮廷や貴族の後宮に仕えた、去勢された男子。中国・オスマン帝国・ムガル帝国などに多かった。王や後宮に近接しているため勢力を得やすく、政治に種々の影響を及ぼした。宦者(カンジャ)。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 成蹊 535
    せいけい ┌徳のある人のもとには自然に人が慕って集まることのたとえ。〈漢字ペディア〉
    ┌徳のある人の所には、だまっていても人が集まることのたとえ。桃李(トウリ)もの言わざれども下(シタ)自(オノズカ)ら蹊(ミチ)を成す。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 疼痛 536
    とうつう ┌ずきずきとうずくように痛むこと。また、その痛み。〈漢字ペディア〉
    ┌ずきずき痛むこと。うずき。〈大辞泉〉
    ┌1.うずき痛むさま。
    └2.(近世語)溺愛する。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 草莽 537
    そうもう ┌1.草むら。やぶ。
    └民間。在野。≒草茅〈漢字ペディア〉
    ┌1.草が茂っている所。くさむら。
    └2.民間。在野。〈大辞泉〉
    ┌1.草むら。
    └2.民間。〈漢辞海〉
    ★草莽の臣(シン)…官職に就かないで、民間にとどまっている人。在野の人。また、自分をへりくだっていう語。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 阿諛 538
    あゆ ┌おもねりへつらう。≒阿諂〈漢辞海〉
    ┌顔色を見て、相手の気に入るようにふるまうこと。追従(ツイショウ)。〈大辞泉〉
    ┌おべっかをつかうこと。相手の気に入るようなことを言ったり、そのような態度をとったりすること。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 蝟集 539
    いしゅう ┌ハリネズミの毛のように、多くの物が一か所にあつまること。≒雲集、密集〈漢字ペディア〉
    ┌ハリネズミの毛のように、一時に一か所に、多くのものが寄り集まること。〈大辞泉〉
    ┌ハリネズミの毛のように、多くのものが一か所にごたごたと集まる。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 馘首 540
    かくしゅ ┌雇い主が雇っている人をやめさせること。首切り。解雇。免職。〈漢字ペディア〉
    ┌雇い主が使用人を辞めさせること。解雇。免職。〈大辞泉〉
    ┌1.首を切る。
    └2.(国)解雇する。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 狷介 541
    けんかい ┌かたくなに自分の考えを守り、人と妥協(ダキョウ)しないさま。〈漢字ペディア〉
    ┌頑固で自分の信じるところを固く守り、他人に心を開こうとしないこと。また、そのさま。片意地。〈大辞泉〉
    ┌自分を守ることにこだわり、他と協調しない。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 慷慨 542
    こうがい ┌1.世の中の不正などをいきどおり嘆くこと。
    └2.意気盛んなこと。〈漢字ペディア〉
    ┌≒慷愾
    ├1.外に感情が高まり出る。
    ├2.内に身にしみて感じ、嘆息する。
    └3.意気が盛んなさま。〈漢辞海〉
    ┌1.世間の悪しき風潮や社会の不正などを、怒り嘆くこと。
    └2.意気が盛んなこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 顚沛 543
    てんぱい ┌1.つまずき倒れる。
    └2.短い間。とっさの間。〈漢字ペディア〉
    ┌つまずき倒れること。転じて、とっさの場合。つかの間。〈大辞泉〉
    ┌1.つまずき倒れる。思慮もさしはさめないほどのとっさの事態のたとえ。
    ├2.滅亡する。なくなる。
    ├3.困窮して、くじける。失敗する。
    └4.うろたえる。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 勁草 544
    けいそう ┌茎がしっかりしていて、強風にも折れない草。また、節操や意志の固い人のたとえ。〈漢字ペディア〉
    ┌風雪に耐える強い草。また、思想・節操の堅固なたとえ。〈大辞泉〉
    ┌強風にも倒れない強い草。節操の堅い人物のたとえ。〈漢辞海〉
    ★疾風(シップウ)に勁草を知(シ)る…困難や試練に遭遇してはじめて、その人の意志や節操の堅固さが分かるというたとえ。〈新明解故事ことわざ辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 団欒 545
    だんらん ┌1.月などがまるいこと。また、まるいもの。
    ├2.集まって車座に座ること。まどい。
    └3.親しい者たちが集まって楽しく時を過ごすこと。〈大辞泉〉
    ┌1.竹が美しいさま。
    ├2.まるいさま。
    ├3.まるい月。
    ├4.親しい者の楽しい集い。
    ├5.周囲をめぐる。取り巻く。
    └6.だんご。〈漢辞海〉
    ┌集まって楽しく語り合うこと。親しい者どうしのなごやかな会合。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 揺籃 546
    ようらん ┌1.「揺籠(ゆりかご)」に同じ。
    └2.物事が発展する最初の時期や場所。〈漢字ペディア〉
    ┌1.ゆりかご。
    ├2.幼少期。
    └3.物事の初期、発祥地のたとえ。〈漢辞海〉
    ┌1.ゆりかご。
    └2.幼児期。また、物事が発展する初めの時期や場所。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蜃気楼 547
    しんきろう ┌海上や砂漠で地表と空気の温度差から光が異常に屈折し、実際にはない遠方の風景などがあるように見える現象。空中楼閣。昔、この現象が大蛤(オオハマグリ)が吐く気によって生じると考えられていたことから。≒蜃楼(シンロウ)〈漢字ペディア〉
    ┌大気の下層に温度などの密度差があるとき、光の異常屈折により、地上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたり、遠くの物体が近くに見えたりする現象。海上や砂漠で起こる。日本では富山湾で見られる。海市(カイシ)。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 罹患 548
    りかん ┌病気にかかること。≒罹病〈漢字ペディア〉
    ┌病気にかかること。罹病。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 演繹 549
    えんえき ┌≒帰納
    ├1.一つのことから他のことへおし広げて述べること。
    └2.一般的な原理から特殊な原理を論理によって導き出すこと。〈漢字ペディア〉
    ┌1.一つの事柄から他の事柄へ押しひろめて述べること。
    └2.与えられた命題から、論理的形式に頼って推論を重ね、結論を導き出すこと。一般的な理論によって、特殊なものを推論し、説明すること。≒帰納〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 解纜 550
    かいらん ┌纜(トモヅナ)を解いて船が港を出ること。ふなで。≒出帆、出港、出航〈漢字ペディア〉
    ┌船が航海に出ること。ふなで。出帆。〈大辞泉〉
    ┌船のともづなを解く。出帆する。纜(ラン)を解(ト)く。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 揣摩 551
    しま ┌他人の気持ちなどを推量すること。〈大辞泉〉
    ┌1.真実を求めて、それを合致することを願う。
    └2.他人の気持ちを推し測る。〈漢辞海〉
  • 謳歌 552
    おうか ┌1.声をそろえて多くの人がほめたたえること。≒礼賛、賞賛、賛美
    └2.恵まれた環境や状況にあることを十分に楽しむこと。〈漢字ペディア〉
    ┌1.詩に節をつけてうたう。謳吟。
    ├2.天子の徳政などをほめたたえる。
    └3.(国)恵まれた境遇を楽しみ、表現する。〈漢辞海〉
    ┌1.声を合わせて歌うこと。また、その歌。
    ├2.声をそろえて褒めたたえること。
    └3.恵まれた幸せを、みんなで大いに楽しみ喜び合うこと。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鸚哥 553
    いんこ ┌オウム科の鳥のなかで、小形で羽の美しいものの総称。熱帯原産で、飼い鳥にされる。≒音呼〈漢字ペディア〉
    ┌オウム目の鳥で小型のもの。羽色があざやかで尾の長いものの総称。〈新大字典〉
    ┌インコ目の鳥の総称。また、便宜的に分けたときのオウム類以外のもの。くちばしは鉤(カギ)形に曲がり、羽色は鮮やかな色彩のものが多い。熱帯地方に広く分布。セキセイインコ・コンゴウインコ・ダルマインコ・ヨウムなど。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 糜粥 554
    びしゅく ┌1.薄いかゆ。
    └2.食物が胃の中で消化されて粥状となったもの。〈大辞林〉
    ┌かゆ。〈漢字源〉
    ┌うすいかゆ。汁(シル)かゆ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H30-1㈠
  • 燮理 555
    しょうり ┌1.やわらげおさめる。宰相が国をおさめること。
    └2.宰相のこと。〈漢字源〉
    ┌1.やわらげおさめること。調和させて整えること。
    └2.宰相が国を治めること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H20-2㈠
  • 屎尿 556
    しにょう ┌大便と小便。糞尿。〈漢字ペディア〉
    ┌大便と小便。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H7-2㈠
  • 好逑 557
    こうきゅう ┌よい連れ合い。よい配偶者。〈大辞泉〉
    ┌よい連れ合い。≒好仇、好匹〈漢辞海〉
    ┌よい配偶者。よきつれあい。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 牴牾 558
    ていご ┌物事がくいちがう。〈漢字源〉
    ┌食い違う。〈字通〉
    ┌うまくかみ合わないこと。互いに、くいちがうこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 稟賦 559
    ひんぷ ┌生まれつきの性質。稟性。稟質。〈大辞泉〉
    ┌生まれつきの性質。天から授かった性質。≒稟性、稟質〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 逾邁 560
    ゆまい ┌こえて進む。月日がどんどん過ぎ去ること。≒踰邁〈新漢和大字典〉
    ┌すぎ去る。〈字源〉
    ┌月日が過ぎ去る。消えてゆく。〈漢辞海〉
  • 姮娥 561
    こうが ┌月の異名。〈字源〉
    ┌月中の女。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 鷦鷯 562
    しょうりょう ┌ミソサザイの別名。〈大辞泉〉
    ┌ミソサザイの漢名。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ★鷦鷯深林(シンリン)に巣(ス)くうも一枝(イッシ)に過(ス)ぎず…ミソサザイは林に巣をつくるが、必要なのはただ1本の枝である。人は自分の分に安んじるべきであるというたとえ。〈大辞泉〉
    ★「鷦鷯」で「みそさざい」とも読む。〈漢字ペディア〉
  • 譬喩 563
    ひゆ ┌1.たとえ。また、たとえ話。
    ├2.たとえる。
    └3.(仏)釈迦の教説を一般の人々にわかりやすく理解させるために、過去の実例を借りて説明すること。〈新漢和大字典〉
    ┌特徴がはっきりした他の似ているものを引き合いに出して、わかりやすく説明する表現方法。たとえ。たとえばなし。≒比喩〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 腋窩 564
    えきか ┌わきの下のくぼんだ所。えきわ。〈大辞泉〉
    ┌わきのしたのくぼみ。えきわ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H25-2㈠
  • 驟雨 565
    しゅうう ┌急にどっと降りだして、しばらくするとやんでしまう雨。にわか雨。夕立。〈大辞泉〉
    ┌突然降り出してすぐにやんでしまう雨。雷が鳴り、雷雨となるものが多い。夕立やにわか雨。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 寤寐 566
    ごび ┌1.目覚めることと眠ること。
    └2.寝てもさめても。〈漢字源〉
    ┌目がさめていることと、眠ること。寝てもさめても。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 韃靼 567
    だったん ┌モンゴル系部族の一。8世紀ころから東モンゴリアに現れ、のちモンゴル帝国に併合された。宋ではモンゴルを黒韃靼、トルコ系部族オングートを白韃靼と称し、明では滅亡後北方に逃れた元の遺民を韃靼と称した。タタール。〈大辞泉〉
    ┌モンゴル系の一部族。のち、モンゴル民族の総称。タタール。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-1㈠
  • 穿鑿 568
    せんさく ┌1.穴を掘ること。
    └2.細かくほじくるようにして調べること。〈漢字ペディア〉
    ┌1.穴をうがち掘ること。
    ├2.細かなところまで根ほり葉ほりたずねること。また、むやみに憶測してとやかく言うこと。
    ├3.綿密にどこまでも調査すること。
    └4.事の次第。なりゆき。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 紊乱 569
    ぶんらん ┌乱れる。〈字通〉
    ┌道理などを乱す。また、乱れる。〈新漢和大字典〉
    ┌秩序・規律・道徳などがみだれること。また、みだすこと。〈漢字ペディア〉
    ★「紊乱(ビンラン)」は慣用読み。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 警蹕 570
    けいひつ ┌天皇や貴人の通行などのときに、声を立てて人々をかしこまらせ、先払いをすること。また、その声。「おお」「しし」「おし」「おしおし」などと言った。みさきばらい。みさきおい。けいひち。〈大辞泉〉
    ┌天子の出入りや身分の高い人の通行のとき、先払いの役の人が声をかけて路上の人々をはっとさせて静めること。〈新漢和大字典〉
    ┌天子・貴人の通行や神事の際、先払いが声を掛けて人々を静めること。また、その声。みさきおい。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H20-1㈠
  • 蘭麝 571
    らんじゃ ┌蘭の花と麝香(ジャコウ:ジャコウジカの性腺分泌物)の香り。また、よい香り。〈大辞泉〉
    ┌ランの花の香りと麝香(ジャコウ)の香り。転じて、よい香り。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蟷螂 572
    とうろう ┌カマキリ。〈新漢和大字典〉
    ┌かまきり。〈新大字典〉
    ★蟷螂の斧…弱い者が非力も顧みず、強い者に無鉄砲に立ち向かっても無理なことのたとえ。カマキリ(蟷螂)が前あしを上げて大きな車の進行を止めようとする意から。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 庭訓 573
    ていきん ┌1.家庭教育。家庭での教訓。
    └2.「庭訓往来」の略。〈大辞泉〉
    ┌庭での教えの意から、家庭の教訓。家庭のしつけ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 觝触 574
    ていしょく ┌≒抵触、牴触
    ├1.さしさわること。法律などにふれること。
    ├2.ふれたりぶつかったりすること。
    └3.くいちがうこと。矛盾すること。〈漢字ペディア〉
    ┌≒抵触、牴触
    ├1.触れること。衝突すること。転じて、物事が相互に矛盾すること。
    └2.ある行為が法律や規則に反すること。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 猩猩 575
    しょうじょう ┌1.オランウータンの別称。
    ├2.中国の想像上の動物。サルに似るが人のような顔と足をもち、人の言葉を理解し、酒を好み顔が赤い。
    └3.大酒飲み。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 裂帛 576
    れっぱく ┌絹を引き裂くこと。また、その音。鋭い掛け声や女性のかん高い叫び声などの形容。〈漢字ペディア〉
    ┌1.きぬをさく。
    └2.女の悲鳴、勢いの激しい叫び声や音、ほととぎすの声などの形容。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 閼伽 577
    あか ┌1.仏に手向ける水。閼伽水(アカミズ)。閼伽の水。
    └2.仏前に供える水を入れる器。閼伽坏(アカツキ)。閼伽器。〈大辞泉〉
    ┌仏前に供える水。また、それを入れる容器。梵語(ボンゴ)の音訳から。〈漢字ペディア〉
    ★閼伽棚(アカダナ)…閼伽桶(アカオケ)・閼伽坏や花などを置く棚。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 縹緲 578
    ひょうびょう ┌≒縹渺、縹眇
    ├1.かすかに見えるさま。はっきりしないさま。
    └2.かぎりなく広いさま。≒渺茫(ビョウボウ)〈漢字ペディア〉
    ┌≒縹渺、縹眇
    ├1.かすかではっきりしないさま。
    └2.果てしなく広いさま。〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 戊戌 579
    ぼじゅつ 十干と十二支とを組み合わせたものの第三五番目。つちのえいぬ。〈日本国語大辞典〉
  • 橄欖 580
    かんらん ┌1.カンラン科の常緑高木。中国南部原産。花は黄白色、実は楕円(ダエン)形で蜜(ミツ)づけや塩づけにして食べる。ウオノホネヌキ。
    └2.オリ―ブの誤訳。〈漢字ペディア〉
    ┌カンラン科の常緑高木。実は食用になる。オリーブ。≒格覧(カクラン)〈漢辞海〉
    ★「橄欖」で「おりーぶ」とも読む。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 汨羅 581
    べきら ┌中国湖南省北東部を流れる川。〈大辞泉〉
    ┌河川名。湖南省島北部にある。戦国楚の屈原が国事を憂慮し身を投じた。〈漢辞海〉
    ┌中国の湖南省北部を流れる川。戦国時代、楚(ソ)の屈原(クツゲン)が投身自殺をした川として有名。汨羅江(ベキラコウ)。汨水(ベキスイ)。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ★汨羅の鬼・・・楚の屈原の霊。転じて、水死人のこと。〈漢字源〉
    ●H26-1㈠
  • 己巳 582
    きし 十干と十二支とを組み合わせた第六番目。つちのとみ。〈日本国語大辞典〉
    ●H12-1㈠
  • 蟠踞 583
    ばんきょ ┌1.しっかりと根を張って動かないこと。
    └2.広い土地に勢力を張って、そこを動かないこと。〈大辞林〉
    ┌1.とぐろを巻いてうずくまる。また、どっかあぐらをかく。
    └2.はばをきかせる。土地を領有して勢力をふるう。〈漢字源〉
    ┌≒盤踞
    ├1.しっかりと根を張って動かないこと。
    └2.広く領地を占領して勢力をふるうこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 乙亥 584
    いつがい 十干と十二支との組み合わせの一つ。いつがい。きのとい。〈日本国語大辞典〉
    ●H7-3㈠
  • 瓦缶 585
    がふ ┌土焼きのほとぎ。〈字源〉
    ┌酒などを入れる、素焼きのほとぎ。〈漢字源〉
    ★「缶(フ)」は常用漢字の「缶(罐:カン)」とは別字。
    ├『缶(フ)・・・ほとぎ。もたい。』
    └『缶(罐:カン)・・・かま。かん。』
  • 聊爾 586
    りょうじ ┌1.かりそめ。
    └2.ぶしつけで失礼なさま。〈漢字ペディア〉
    ┌1.いい加減であること。考えのないこと。また、そのさま。
    └2.ぶしつけで失礼なこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 戊寅 587
    ぼいん 十干と十二支とを組み合わせたものの第一五番目。つちのえとら。〈日本国語大辞典〉
  • 訓詁 588
    くんこ ┌古い言葉の字句の意義を解釈すること。〈大辞泉〉
    ┌古典の字や句の意味を、当代のことばになおして解釈すること。〈新漢和大字典〉
    ┌古典などの古い字句の読みや意味の解釈をすること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 懿徳 589
    いとく ┌1.すぐれた徳。
    └2.女の温厚な性格。〈漢字源〉
    ┌すぐれた徳。〈字通〉
    ┌非常にすぐれた徳。特に、女性のすぐれた品性・人格。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 参差 590
    しんし ┌互いに入りまじるさま。また、高低・長短などがあって、ふぞろいなさま。〈大辞泉〉
    ┌1.長短いりまじっていっしょになるさま。
    ├2.並び連なるさま。
    ├3.ばらばらに散らばるさま。
    └4.楽器の一つ。簫の底がないもの。洞簫。〈新漢和大字典〉
    ★参差錯落(サクラク)…ふぞろいなものが入り混じっているさま。≒参差不斉〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 馬楝 591
    ばれん ┌木版画の版木に紙を当て、上からこする道具。〈漢字源〉
    ┌木版刷りの用具。平らな円形の芯(シン)を竹皮で包んだもので、版木にのせた紙の上をこする。≒馬連〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H24-1㈠
  • 瑕瑾 592
    かきん ┌きず。欠点。短所。〈漢字ペディア〉
    ┌欠点。〈漢字源〉
    ┌きず。過失。≒瑕釁〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 檻猿 593
    かんえん 自由が利かないもののたとえ。〈漢字源〉
    ★籠鳥(ロウチョウ)…檻猿思いどおりに生きることのできない、自由を奪われた境遇のたとえ。かごの中の鳥と、おりの中のサルの意から。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 躬行 594
    きゅうこう ┌自分で実際に行動する。実践する。≒力行〈新漢和大字典〉
    ┌みずから実行すること。〈大辞泉〉
    ┌自分から実際に行うこと。〈漢字ペディア〉
    ★率先(ソッセン)躬行…人の先に立って、自ら実践すること。≒実践躬行、率先垂範、率先励行〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 顫動 595
    せんどう ┌小刻みにふるえ動くこと。〈大辞泉〉
    ┌ふるわす。〈字通〉
    ┌寒さや恐れのために、小刻みにふるえて動くこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鬩牆 596
    げきしょう ┌内輪もめ。兄弟げんか。〈大辞泉〉
    ┌兄弟げんか。うちわもめ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H27-3㈠
  • 凜冽 597
    りんれつ ┌寒気が厳しく身にしみ入るさま。≒凜烈〈漢字ペディア〉
    ┌寒さの極度にきびしいさま。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
  • 啾啾 598
    しゅうしゅう ┌鳥・虫・獣や女・子ども・亡霊などが細い声でなく声の形容。〈漢字源〉
    ┌1.鳥・虫・馬・猿などが鳴く声。
    ├2.鈴・笛などの鳴る音。
    └3.すすり泣く声。〈漢辞海〉
  • 醵金 599
    きょきん ┌なんらかの目的で必要な金銭を出し合うこと。また、その金銭。≒拠金〈漢字ペディア〉
    ┌1.金銭を出し合って飲食する。
    └2.ある物事をするために金銭を出し合う。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-3㈠
    ●H25-1㈠
  • 拋擲 600
    ほうてき ┌投げやりにする。うち捨てる。〈漢字源〉
    ┌なげうつこと。ほうってしまうこと。うち捨てること。顧みないこと。≒放棄〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 轗軻 601
    かんか ┌世間に認められないこと。志を得ないこと。〈大辞泉〉
    ┌1.車の行き悩むさま。
    ├2.事の思うように運ばないさま。
    └3.人の志を得ないさま。〈新漢和大字典〉
    ┌1.道が平坦でないさま。
    └2.志を得られないこと。世に入れられず不遇なこと。≒坎軻〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H19-3㈠
  • 啐啄 602
    そったく ┌1.禅宗で、導く師家(シケ)と修行者との呼吸がぴたりと合うこと。
    └2.またとない好機。〈大辞泉〉
    ┌卵の中の雛が中からつつき、母鶏が外からつつく。呼吸が合う。〈字通〉
    ★啐啄同時(ドウジ)…禅で、機が熟して悟りを開こうとしている弟子に師がすかさず教示を与えて悟りの境地に導くこと。〈大辞林〉
  • 釉薬 603
    ゆうやく ┌陶磁器を作るときに塗るうわぐすり。〈新漢和大字典〉
    ┌「釉(ウワグスリ)」に同じ。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 篳篥 604
    ひちりき ┌管楽器の一つ。ぴりぴりと、耳をさすような甲高い音を出す。〈漢字源〉
    ┌雅楽の管楽器。奈良初期に中国から伝来した縦笛の一種。現在のものは、長さ6寸(約18cm)の竹管の表に7孔、裏に2孔をあけ、上端に蘆(アシ)製の舌を挿入したもの。音は強く、哀調を帯びる。〈大辞泉〉
    ┌奈良時代に中国より伝来した、雅楽用の管楽器。竹製のたて笛で、表に七つ、裏に二つの指穴があり、縦に構えて吹く。音色は哀調を帯びて高い。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-1㈠
  • 先妣 605
    せんぴ ┌先孝に対して、死んだ母。亡母。〈漢字源〉
    ┌亡き母。⇔先考〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 管鮑 606
    かんぽう ★管鮑の交わり…利害を超えた親密な友情、交際のこと。〈漢字ペディア〉
  • 棕櫚 607
    しゅろ ┌ヤシ科の常緑高木。まっすぐな幹をしている。幹の毛で、ほうきや縄などを作る。〈漢字源〉
    ┌ヤシ科の常緑高木。枝はなく、幹の頂上に長い柄を持ち深く裂けた大きな葉を放射状につける。初夏、黄色の小花を多数つけ、球形の実を結ぶ。幹は建材に、幹の毛で縄やほうきなどを作る。≒棕梠〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-3㈠
    ●H24-3㈠
  • 茴香 608
    ういきょう セリ科の多年草。南ヨーロッパ原産。独特な芳香がある。夏、枝先に黄色い小花を多数つける。実は香味料・薬用・香油などにする。フェンネル。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H28-2㈠
  • 斧鉞 609
    ふえつ ┌1.おのと、まさかり。
    ├2.文章に手を入れて直すこと。添削。
    ├3.重い刑罰。重刑。
    └4.昔、中国の刑具。君主が出征する将軍に統率のしるしとして渡したもの。転じて、兵器、また征伐をいう。〈大辞泉〉
    ┌1.おのとまさかり。
    ├2.転じて、重い刑罰。
    └3.征伐。〈漢字源〉
    ┌おのとまさかり。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ★斧鉞を加える・・・文章に手を入れる。添削する。〈大辞林〉
  • 橋頭堡 610
    きょうとうほ ┌1.橋を守るため築く堡塁(ホウルイ:とりで)。
    ├2.上陸や渡河をする部隊を守り、また攻撃の足場とする上陸地点や対岸の拠点。
    └3.物事をするときの足がかり。〈大辞林〉
    ┌1.橋を守るため橋のたもとに築く陣地。
    ├2.川や海から敵地に上陸するとき、そこを作戦・攻撃の拠点とする対岸の陣地。
    └3.勢力拡大のよりどころ。足場。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 輾転 611
    てんてん ┌1.ころがること。回転すること。
    ├2.寝返りを打つこと。
    ├3.巡り移ること。
    └4.くるくる変わって一定しないこと。〈大辞林〉
    ┌≒展転
    ├1.車輪が回転すること。
    └2.不安や悩みのために、眠れずに寝返りを打つこと。〈漢字ペディア〉
    ★輾転反側…思い悩んで眠れず、何度も寝返りを打つこと。≒展転反側〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 彝倫 612
    いりん ┌人として常に守るべき道理。〈漢字源〉
    ┌人として守るべき不変の道。常に守るべき道理・倫理。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-1㈠
    ●H18-1㈠
  • 万籟 613
    ばんらい ┌この世にあるすべてのものが発する音・響き。〈漢字源〉
    ┌万物のひびき。〈字通〉
    ┌風に吹かれて、さまざまなものが立てる物音。風に鳴る音。≒衆籟〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 追儺 614
    ついな ┌(国)大晦日の夜に行われる朝廷の年中行事の一。〈漢字源〉
    ┌おにやらい。〈字通〉
    ┌昔、宮中で大みそかの夜、疫病の悪鬼を追い払った儀式。節分の豆まきは、このなごり。〈漢字ペディア〉
    ★「追儺」で「おにやらい」とも読む。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鍾馗 615
    しょうき 中国で、魔を除くという神。日本ではその像を端午の節句に飾る。〈漢字ペディア〉
    ★鍾馗大臣(ダイジン)の棚(タナ)から落(オ)ちたよう…いばっていた者がしくじって、面目まるつぶれでみじめなさま。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 諡号 616
    しごう ┌貴人・僧侶などに、その死後、生前の行いを尊んで贈る名。贈り名。〈大辞泉〉
    ┌「諡(オクリナ)」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-3㈠
    ●H20-2㈠
  • 花卉 617
    かき 1.花の咲く草。
    2.観賞するために栽培する植物。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 耕耘 618
    こううん 田畑をたがやし除草をすること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 布帛 619
    ふはく ┌木綿と絹。転じて、織物や布地。〈漢字ペディア〉
    ┌1.麻・木綿などの布と絹織物。
    └2.織物の総称。きれ地。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 敷衍 620
    ふえん ┌おし広げ、行き渡らせること。転じて、わかりやすい言葉で詳しく説明すること。≒布衍〈漢字ペディア〉
    ┌1.しきのべる。物事の及ぶ範囲を広げていきわたらせること。
    └2.意味などを推し広め、他の者にも及ぼして説明すること。≒敷演、≒布衍〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H4-1㈠
  • 瘢痕 621
    はんこん 創傷や潰瘍(カイヨウ)などが治ったあとに残るあと。傷あと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 稟請 622
    りんせい ┌申し上げて請求すること。≒申請〈漢字ペディア〉
    ┌上役や上部機関などに申し出て請求すること。申請。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 稼穡 623
    かしょく ┌穀物の植えつけと刈り取り。農業。≒耕作、農作、農事〈漢字ペディア〉
    ┌1.作物の植え付けと、取り入れ。
    ├2.農作業。
    └3.農作物。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-2㈠
  • 謇諤 624
    けんがく ┌直言する。〈字通〉
    ┌はばからずありのままに言う。〈新漢和大字典〉
    ★謇諤の節(セツ)・・・ありのままにいってへつらわない節操。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H24-1㈠
  • 吮疽 625
    せんそ できものをすう。〈字通〉
    ★吮疽の仁(ジン)・・・大将が部下の兵士を手厚くいたわること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 瀦溜 626
    ちょりゅう ┌水などがたまること。また、ためること。≒貯留〈大辞泉〉
    ┌水がたまること。水をためること。また、そのところ。≒瀦留、貯水〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H19-3㈠
  • 夐絶 627
    けいぜつ ┌かけ隔たる。遥かに異なる。〈字通〉
    ┌1.高く、あるいは遠く隔たっているさま。
    └2.超絶したさま。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 跛行 628
    はこう ┌1.片足をひきずるようにして歩くこと。
    └2.つりあいのとれていない状態のまま、物事が進行していくこと。〈大辞泉〉
    ┌1.片足が不自由で、引きずるように歩くこと。
    └2.物事がつりあいのとれない状態で進むこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 焼燬 629
    しょうき ┌やく。やける。〈字源〉
    ┌焼きつくすこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-3㈠
  • 倦憊 630
    けんぱい ┌物事にあきて疲れること。〈大辞泉〉
    ┌あきてつかれる。〈漢字源〉
    ┌うみ疲れること。倦罷(ケンピ)。〈新大字典〉
    ┌あきて疲れること。≒倦疲〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 褫魄 631
    ちはく ┌心をうばう。驚かして意気を失わせること。〈新漢和大字典〉
    ┌たましいをうばうこと。心を驚かすこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 駑駘 632
    どたい ┌1.のろい馬。
    └2.転じて、才能が劣っていること。また、その人。〈大辞林〉
    ┌駄馬。〈字通〉
    ┌≒駑馬
    ├1.のろいウマ。鈍いウマ。
    └2.鈍才。劣った人。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 虹霓 633
    こうげい ┌にじ。≒虹蜺〈漢字源〉
    ┌にじ。〈漢字ペディア〉
    ★昔、にじを雌雄と考え、雄を「虹」、雌を「霓・蜺」といった。降雨の前兆とされる。(「蜺」は漢検対象外)〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H19-3㈠
  • 賛襄 634
    さんじょう ┌助力して、事をなしとげさせる。〈新漢和大字典〉
    ┌たすけて成さしめる。〈字通〉
    ┌君徳をたすけてその治を成す。〈字源〉
  • 禳禱 635
    じょうとう ┌神を祭って、幸いを祈る。〈漢辞海〉
    ┌神をまつって災いをはらい、幸いを祈ること。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 槽櫪 636
    そうれき ┌馬のかいばおけ。転じて、馬小屋。〈漢字源〉
    ┌かいばおけ。転じて、馬小屋。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鵝鴨 637
    がおう 1.ガチョウと、アヒル。ともに水鳥。
    2.人相見の用語で、右ほおの中央のやや下、口の横のあたり。〈新漢和大字典〉
    ●H11-1㈠
    ●H27-1㈠
  • 鞫訊 638
    きくじん ≒鞠訊
    ┌罪人を問い詰めて調べる。〈漢字源〉
    ┌罪を調べ問いただすこと。鞠問。〈大辞泉〉
    ┌罪を取り調べてただすこと。≒鞠問〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H27-2㈠
  • 新禧 639
    しんき ┌新年の喜び。〈字源〉
    ┌新年の喜び。〈漢字ペディア〉
    ★敬頌新禧(ケイショウシンキ)・・・賀詞の一つ。うやうやしく新年のよろこびをおたたえ申し上げます。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鄒魯 640
    すうろ 1.孔子と孟子のこと。
    2.孔子・孟子の教えのこと。〈漢字源〉
    ★鄒魯の学(ガク)…孔孟の学。儒学。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 紛紜 641
    ふんうん ┌1.複雑に入りまじるさま。
    └2.盛んなさま。〈漢字源〉
    ┌盛んにして乱れるさま。〈字通〉
    ┌1.物事の入り乱れていること。事がもつれること。また、その乱れ。もめごと。ごたごた。
    └2.物事が入り乱れるさま。〈大辞泉〉
    ┌物事が入り乱れるさま。また、もめ事。ごたごた。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H14-1㈠
  • 鏗鏗 642
    こうこう ┌1.金・石があたって、かんかんと鳴る音の形容。
    └2.言葉がきんきんとかどばって響くさま。〈漢字源〉
    ┌1.金石の声。
    └2.また、言明の明確をたとえる。〈字通〉
    ┌1.金属や石などのぶつかり合う音。また、鳴りわたる鐘の音。
    └2.言葉がはっきりしているさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-3㈠
    ●H24-1㈠
  • 杜鵑 643
    とけん ┌1.鳥の名。ホトトギス。背は灰色で、腹は白く黒い筋がある。晩春に鳴き、その声は哀切である。
    └2.木の名。ツツジの一種。初夏に赤い花をつける。ヤマツツジ。〈新漢和大字典〉
    ┌1.ホトトギスの別称。子規。
    └2.サツキ。ツツジの一種。杜鵑花。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H20-2㈠
  • 跼蹐 644
    きょくせき ┌「跼天蹐地(キョクテンセキチ)」の略。〈大辞泉〉
    ┌おそるおそる歩くこと。非常におそれるさま。「跼天蹐地」の略。〈漢字ペディア〉
    ★跼天蹐地・・・肩身がせまく、世間に気兼ねしながら暮らすこと。ひどくつつしみ恐れること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-3㈠
  • 烏鵲 645
    うじゃく ┌1.からすと、かささぎ。
    └2.かささぎ。〈漢字源〉
    ┌1.カササギ。
    └2.カササギとカラス。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-3㈠
    ●H20-2㈠
  • 謫徙 646
    たくし ┌とがめを受けて、官位を落とされ、地方へ左遷されること。〈新漢和大字典〉
    ┌罪によって辺地に貶謫(ヘンタク:官位を下げ、遠方へ流すこと)する。〈字通〉
    ┌罪によって辺境の地に移されること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 廝養 647
    しよう ┌1.雑用。
    └2.雑用する召使。〈漢字源〉
    ┌雑役の者。〈字通〉
    ┌たきぎをとり、馬をやしなうしもべ。〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H26-1㈠
  • 駸駸 648
    しんしん ┌1.馬がどんどん進むさま。
    └2.物事が急速に進行するさま。〈新漢和大字典〉
    ┌1.ウマが速く走るさま。
    └2.時間や物事の進みが早いさま〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H14-2㈠「駸駸乎」
    ●H17-1㈠
  • 諠鬧 649
    けんどう ┌さわがしいこと。また、そのさま。喧騒。≒喧鬧〈大辞林〉
    ┌さわがしいこと。また、そのさま。≒喧鬧〈大辞泉〉
    ●H15-3㈠
    ●H19-3㈠
  • 搏噬 650
    はくぜい ┌つかんで食う。つかんでかみつく。〈漢字源〉
    ┌手でうちかみつく。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 痊癒 651
    せんゆ ┌快癒。〈字通〉
    ┌なおる。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H13-2㈠
  • 襯衫 652
    しんさん ┌下着。〈字通〉
    ┌下着。肌着。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H23-3㈠
  • 朝暾 653
    ちょうとん ┌まるい朝の太陽。〈漢字源〉
    ┌朝日。≒朝陽、朝旭〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H20-2㈠
    ●H23-2㈠
  • 毀瘠 654
    きせき ┌喪に服し、哀しむあまりやせ衰える。〈漢字源〉
    ┌喪に服していて、あまりの哀しさにやせさらばえる。過度の悲しみに、やせおとろえる。〈漢辞海〉
    ●H27-2㈠
  • 遐陬 655
    かすう ┌都から遠いへんぴな所。辺地。〈大辞林〉
    ┌都から遠く離れた片田舎。僻地。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H17-3㈠
  • 涕洟 656
    ていい ┌涙と鼻水。〈字通〉
    ┌「涕泗(テイシ:流れるなみだと、はなみず)」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 遐邇 657
    かじ ┌とおきと、ちかきと。≒遠近〈字源〉
    ┌遠い所と、近い所。遠近。〈新漢和大字典〉
    ┌遠い所と近い所。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 瀉出 658
    しゃしゅつ ┌そそぎだすこと。また、そそぎ出ること。流れ出ること。〈漢字ペディア〉
    ┌そそぎ出る。はき出す。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H28-2㈠
  • 丕績 659
    ひせき ┌偉大な功績。〈漢字源〉
    ┌偉大な功績。偉績。大功。〈大辞泉〉
    ┌大きな功績。偉大な手柄。偉績。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H19-2㈠
  • 登遐 660
    とうか ┌天子の崩御をいう語。≒登霞〈大辞泉〉
    ┌≒登仮
    ├1.仙界に登る。天子などの死を間接的に表現した言い方。
    └2.ある境界・状態にまで登りいたる。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 勠力 661
    りくりょく ┌協力する。≒戮力〈漢字源〉
    ┌力を合わせる。協力する。〈漢辞海〉
    ┌力をあわす。≒戮力〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 鏡匳 662
    きょうれん ┌鏡を入れるはこ。〈字通〉
    ┌「鏡匣(キョウコウ)」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H24-2㈠
  • 譎詐 663
    けっさ ┌いつわり。うそ。〈大辞泉〉
    ┌いつわって欺く。〈新漢和大字典〉
    ┌いつわりあざむくこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-3㈠
  • 腥羶 664
    せいせん ┌1.なまぐさい、けものの肉。
    └2.外国人をののしって言う言葉。〈漢字源〉
    ┌1.なまぐさい。
    └2.外国人をののしる語。〈新大字典〉
    ●H25-1㈠
  • 鷙悍 665
    しかん ┌あらあらしくて強い。〈字通〉
    ┌たけだけしく強い。勇猛なさま。≒鷙勇、鷙強、鷙猛〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H19-2㈠
  • 榛莽 666
    しんもう ┌草木の乱れのびた所。やぶ。〈漢字源〉
    ┌雑木林。やぶ。〈字通〉
    ┌やぶ。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H27-3㈠
  • 村墅 667
    そんしょ ┌いなかにある別荘。〈漢字源〉
    ┌≒村荘
    ├1.いなか別荘。
    └2.村の家屋。また、ひろく、村ざと。〈漢辞海〉
    ┌村里にある別荘。村荘。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●R1-1㈠
  • 癇癖 668
    かんぺき ┌すぐにかっとなる性格。怒りっぽい性癖。〈漢字源〉
    ┌感情をおさえきれず、怒りやすい性質。また、その発作。≒疳癖、癇癪〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 臍下 669
    せいか ┌へその下。丹田のあるところ。〈字通〉
    ┌へその下。下腹。〈日本国語大辞典〉
  • 鹵莽 670
    ろもう ┌1.荒っぽく不注意である。おろそか。粗略。
    └2.塩分のある土地と、雑草の生えた土地。ともに作物のできない土地。〈漢字源〉
    ┌1.塩分の多い土地と草ぼうぼうの野原。荒れ果てた土地。
    └2.おそまつなこと。粗略。軽率。〈大辞林〉
    ┌1.塩分を多く含んだ土地と草の茂った野原。転じて、土地が荒れ果てていること。
    └2.軽率で粗略なこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-3㈠
    ●H20-3㈠
  • 崟崟 671
    ぎんぎん ┌高峻。〈字通〉
    ┌高くけわしきさま。≒岑崟〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H26-1㈠
    ●H29-1㈠
  • 遯竄 672
    とんざん ┌逃げ隠れすること。どこかへ逃げうせること。〈漢字ペディア〉
    ┌逃げかくれること。逃げうせる。逃竄。≒遁竄〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 靦汗 673
    てんかん ┌恥じて汗を流すこと。〈新大字典〉
    ┌恥じて冷や汗を流す。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●R1-2㈠
  • 葩卉 674
    はき ┌美しいはなが咲く草。草ばな。花卉。〈新漢和大字典〉
    ┌草花。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H22-1㈠
  • 蝸廬 675
    かろ ┌カタツムリのからのように小さい家。自分の家を謙遜して言う言葉。≒蝸舎〈新漢和大字典〉
    ┌小さな家。〈字通〉
    ┌「蝸牛廬(カギュウロ)」の略。カタツムリの殻のように狭い家。自分の家をへりくだっていう語。≒蝸舎〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 狃習 676
    じゅうしゅう よくなれる。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H26-2㈠
    ●H28-3㈠
  • 綦巾 677
    ききん 腰に帯びるもえぎ色の布。昔、未婚の女、また身分の低い女などが着けた。〈漢字源〉
    ★縞衣(コウイ)綦巾…1.白い衣服とよもぎ色のスカーフ。中国、周代の身分の低い女性の質素な服装。
    └…………………2.転じて、自分の妻の謙称。〈漢検四字熟語辞典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H28-2㈠
  • 嘉卉 678
    かき ┌美しい草花。〈漢字源〉
    ┌美しい草木。きれいな草花。〈日本国語大辞典〉
    ●H26-3㈠
  • 鹵掠 679
    ろりゃく ┌奪う。かすめとる。〈新漢和大字典〉
    ┌かすめ取ること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H27-3㈠
  • 蒹葭 680
    けんか ┌ヒメヨシ。広くアシのこと。〈新漢和大字典〉
    ┌おぎと、あし。水草。〈字通〉
    ┌1.水辺にはえるオギとアシ。
    └2.アシの生長しきらないもの。ヒメヨシ。〈漢字ペディア〉
    ★蒹葭玉樹(ギョクジュ)に倚(ヨ)る…草の荻や葦が立派な大木によりかかっている。実力もない者が親類などの威光で分不相応に引き立てられることのたとえ。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 癰疽 681
    ようそ ┌悪性で危険なできもの。〈漢字ペディア〉
    ┌1.悪性のできもの。よう。
    └2.はれものができた人。また、はれものを治療する医者。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H19-2㈠
    ●H25-3㈠
  • 姚冶 682
    ようや ┌顔かたちが美しく、なまめかしい。〈漢字源〉
    ┌美しい。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H11-2㈠
    ●H27-1㈠
  • 翩翻 683
    へんぽん ┌旗などが風にゆれ動くさま。〈大辞泉〉
    ┌ひらひら飛ぶさま。旗などがひらひらと翻るさま。〈新漢和大字典〉
    ┌空にひるがえる。〈字通〉
    ┌旗などがひらひらと風にひるがえるさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 麈尾 684
    しゅび ┌仏具。払子(ホッス)のこと。大鹿の尾の動きに従って、他の鹿の群れが動くところから、他が従うという意を寓して、その尾にかたどって作られたという。〈大辞泉〉
    ┌獣毛などを束ねて柄をつけた仏具。払子。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H21-1㈠
    ●H24-3㈠
  • 仇讐 685
    きゅうしゅう ┌あだ。かたき。仇敵。〈大辞泉〉
    ┌かたき。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H15-3㈠
  • 寥落 686
    りょうらく ┌1.おちぶれたさま。
    ├2.荒れ果てて寂しいさま。
    └3.星などが少なくてまばらなさま。〈漢字源〉
    ┌1.少なくてまばらなさま。
    ├2.おちぶれたさま。
    └3.荒れ果ててさびしいさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 洶湧 687
    きょうゆう ≒洶涌
    ┌1.水が勢いよくわき出ること。また、波が立ち騒ぐこと。きょうよう。
    └2.水が勢いよくわき出るさま。また、波が立ち騒ぐさま。きょうよう。〈大辞泉〉
    ┌水が勢いよくわき出るさま。波がわき立つ音。また、そのさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 朝覲 688
    ちょうきん ┌1.臣下が参内して天子にお目にかかること。
    └2.(国)昔、天皇が、上皇または皇太后の宮に行幸すること。〈漢字源〉
    ┌1.諸侯または属国の王などが、参内して君主に拝謁すること。
    └2.年頭に、天皇が上皇または皇太后の御所に行幸すること。また、その儀式。践祚(センソ)・即位・元服の後にも臨時に行われる。〈大辞泉〉
    ┌1.中国で、臣下が参内して天子にお目にかかること。≒朝謁、朝見
    └2.天皇が、太上(ダイジョウ)天皇・皇太后の御所に行幸すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-1㈠
  • 閨怨 689
    けいえん ┌夫とはなればなれの妻のうらみや悲しみ。〈漢字ペディア〉
    ┌夫と別れた婦人が、ひとり寝の寂しさをうらむこと。また、その気持ち。〈大辞泉〉
    ┌妻が夫と離別している悲しみ・失意の気持ち。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 枌楡 690
    ふんゆ ┌1.にれの木。
    └2.郷里の意。〈漢字源〉
    ┌1.ニレの木。
    ├2.神聖な場所。神社。
    └3.郷里。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 殫竭 691
    たんけつ ┌つきはてる。すっかりなくなること。〈漢字源〉
    ┌尽き果てる。尽くす。〈新大字典〉
    ┌尽き果てる。≒殫極、殫尽〈漢辞海〉
    ●H26-3㈠
    ●H30-2㈠
  • 皚皚 692
    がいがい ┌雪や霜花などが明るく白いさま。〈漢字源〉
    ┌霜雪の白いさま。〈字通〉
    ┌雪や霜などで、あたり一面が白く見えるさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H22-3㈠
  • 蟹螯 693
    かいごう かにのはさみ。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H20-3㈠
  • 閭巷 694
    りょこう ┌1.村のこみち。
    └2.村里。いなか。
    3.民間。〈新漢和大字典〉
    ┌1.村里。いなか。
    └2.ちまた。また、民間。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蓴羹 695
    じゅんこう じゅんさいのあつもの。〈字通〉
  • 慳吝 696
    けんりん ┌欲が深く、物惜しみをすること。けちんぼ。しみったれ。〈漢字ペディア〉
    ┌けち。〈字通〉
    ┌ものおしむすること。しみったれ。けち。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鬚髥 697
    しゅぜん ┌あごひでとほおひげ。ひげ。〈漢字源〉
    ┌あごひげと、ほおひげ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-1㈠
    ●H25-3㈠
  • 棣鄂 698
    ていがく ┌にわうめの花。≒棣萼〈漢字源〉
    ┌ニワウメの木。兄弟のたとえ。ニワウメは、互いに寄り合って花を形成するところから、兄弟が助け合うさまにたとえる。≒棣萼、棣華〈漢辞海〉
    ★棣鄂の情…兄弟の美しい情愛のこと。兄弟愛。〈新明解故事ことわざ辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H22-1㈠
    ●H24-3㈠
    ●H28-1㈠
  • 耘鋤 699
    うんじょ ┌1.すきやくわで土をまぜかえし、田畑を耕す。
    └2.国土を平定する。〈新漢和大字典〉
    ┌くさぎり、すく。〈字源〉
    ┌1.雑草を取り除く。
    ├2.草刈りぐわ。
    ├3.農作業。
    └4.国土を平定する。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 樊籠 700
    はんろう ┌1.鳥かご。
    ├2.官職など、人を縛るもののたとえ。
    └3.獄。ろうや。〈漢字源〉
    ┌1.鳥獣を入れるおりやかご。
    ├2.自由を束縛された境遇のたとえ。
    └3.(仏)煩悩に縛られるたとえ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-3㈠
    ●H14-3㈠
  • 齏塩 701
    せいえん ┌1.ハジカミやニンニクなどのつけもの。
    └2.転じて、粗食。〈新漢和大字典〉
    ┌素食をいう。〈字源〉
    ●H26-2㈠
  • 根蔕 702
    こんてい ┌1.根元と果実のへた。
    └2.転じて、物事のよりどころ。物事の土台。〈漢字源〉
    ┌1.ねもとと、へたと。
    └2.物事の土台。〈字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 筌蹄 703
    せんてい ┌手段。〈字通〉
    ┌1.魚をとるうえと、うさぎをとらえるわな。魚やうさぎをとらえる道具で、目的を達すると忘れられてしまうもの。転じて、目的を達成するまでの方便、本質に対する末枝の類。
    ├2.手引き。また、手引き書。
    └3.士大夫(シタイフ:知識階級や科挙に合格して官職にある者)が講和するときに用いた払子(ホッス:獣毛などを束ね、これに柄をつけて蚊虻を追い払う道具)の類。〈漢字源〉
    ┌1.目的を達成するための方便や手段。
    └2.案内。手引き。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 酖毒 704
    ちんどく ┌鴆(チン)という鳥の羽にある猛毒。転じて、猛毒。毒物。≒鴆毒〈大辞泉〉
    ┌中国にすむといわれる、酖(チン)という鳥の羽にある猛毒。その羽を浸した酒を飲めば死ぬという。≒鴆毒〈漢字ペディア〉
    ★宴安(エンアン)は酖毒・・・いたずらに遊び楽しむことは猛毒の酖毒と同じで、最後には身を滅ぼす。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 識閾 705
    しきいき ┌ある意識の出現または消失の境界。意識閾。〈大辞泉〉
    ┌心理学で、刺激によって感覚や反応が起こる境界。無意識から意識へ、また、意識から無意識へと移る境目を言う語。閾(シキイ)。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H24-2㈠
  • 冤枉 706
    えんおう ┌無実の罪。冤罪。ぬれぎぬ。〈大辞泉〉
    ┌「冤罪」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-3㈠
  • 巉巌 707
    ざんがん ┌切り立った険しいがけ。高くそびえた岩。〈大辞泉〉
    ┌≒巉嵒
    ├1.険しい山の岩。
    └2.山が険しいさま。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H18-1㈠
    ●H22-2㈠
    ●H25-2㈠
    ●H30-1㈠
  • 鬚眉 708
    しゅび ┌1.ひげと、まゆ。
    └2.男子のこと。〈新漢和大字典〉
    ┌≒須眉
    ├1.ひげとまゆげ。
    └2.男子のこと。〈日本国語大辞典〉
    ★目(メ)、鏡(カガミ)を失(ウシナ)えば以(モッ)て鬚眉を正(タダ)すこと無(ナ)し…よい目があっても鏡がなければ、自分のひげやまゆ毛を整えることができない。人は常に道を鏡として己の身を正すべきであるというたとえ。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
  • 眷恋 709
    けんれん ┌思い慕う。心に思っていつも忘れない。≒拳攣〈新漢和大字典〉
    ┌思い慕うこと。〈新大字典〉
    ┌思いしたうこと。恋いこがれること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H24-1㈠
  • 詛詈 710
    そり ┌のろいののしる。〈字通〉
    ┌のろいののしる。〈字源〉
  • 地窖 711
    ちこう ┌地中のあなぐら。〈漢字ペディア〉
    ┌地面を掘った穴。穴ぐら。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H27-3㈠
  • 夕暉 712
    せっき ┌夕日のこと。また、夕方の日影。〈漢字源〉
    ┌夕日。夕日の光。いりひ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 槓杆 713
    こうかん ┌てこ。レバー。〈漢字源〉
    ┌「槓杆(テコ)」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ★「槓杆」で「てこ」とも読む。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 榱桷 714
    すいかく ┌たるき。〈漢字源〉
    ┌たるき。重任の人物。〈字通〉
    ★大(ダイ)は棟梁(トウリョウ)と為(ナ)し小(ショウ)は榱桷と為(ナ)す…大きい材木はむな木やはりとして用い、小さいのはたる木にする。才能に応じてふさわしい場所に人を登用することのたとえ。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 棘心 715
    きょくしん ┌1.いばらの木の芯。
    └2.育てるのに苦労する幼児を、生長しにくいいばらの木の芯にたとえていうことば。〈漢字源〉
    ┌1.イバラの木のしん。
    └2.育てるのに苦労する子どもを、生長しにくいイバラの木にたとえていう言葉。〈漢字ペディア〉
    ★凱風(ガイフウ)南(ミナミ)よりして彼(カ)の棘心を吹(フ)く…南のやわらかい風が吹くと、棘の若芽がすくすくとのびる。母親は子供を育てるために、優しい愛情をもってし、いろいろ苦労した。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 参商 716
    しんしょう ┌1.参星(オリオン座の三つ星)と商星(さそり座のアンタレスを含む三つ星)。
    └2.参星と商星が西と東に遠く離れていて、同時に天に現れないところから、親しい人と遠く離れてあわないでいること。また、いっしょにならないことのたとえ。〈新漢和大字典〉
    ┌1.人が遠く離れていて、会うことのないたとえ。
    └2.兄弟の仲が悪いたとえ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 巫蠱 717
    ふこ ┌祈祷や、まじないをして、人をのろうこと。〈漢字源〉
    ┌呪虫を用いて人をのろう。〈字通〉
    ┌みこやまじない師。また、神に祈ったり、まじないをしたりして人をのろうこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-3㈠
    ●H21-2㈠
  • 薤露 718
    かいろ ┌漢代、貴人の葬式の時にうたう歌。〈新漢和大字典〉
    ┌小楽府の名。挽歌。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 賁臨 719
    ひりん ┌他人が自分の家に訪れてくることを敬って言うことば。おいでになる。御光来。御光臨。〈新漢和大字典〉
    ┌御来臨。御光臨。〈字通〉
    ┌客を敬って、その来訪をいう語。光来。光臨。来臨。〈大辞泉〉
    ┌客が訪れてくることの敬称。お越し。≒光臨〈漢字ペディア〉
    ★連璧(レンペキ)賁臨・・・同時に二人の来客があること。
    ★「賁」には三通りの音読みがある。
    ├『賁:ヒ…かざる。かざり。』
    ├『賁:ホン…1.はしる。(≒奔)2.いさむ。』
    ├『賁:フン…おおきい。おおきくふくれる。』
    └熟語で注目すべきは「ヒ」を用いる書き問題でも出そうな「賁臨(ヒリン)」。「フン」を用いる熟語は少ない。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 劬労 720
    くろう ┌体を使い減らして疲れ切る。〈漢字源〉
    ┌苦労して働くこと。ほねおり疲れること。つかれきること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 円顱 721
    えんろ ┌1.まるい頭。
    └2.髪をそったまるい頭。僧侶。〈大辞林〉
    ┌1.まるい頭。円頭。
    └2.髪をそって頭をまるめた人。僧侶。〈日本国語大辞典〉
  • 齔齠 722
    しんちょう 語義未詳。
    ★おそらく齔髫(シンチョウ:幼年)と同義。
    ●H27-3㈠
  • 繊嗇 723
    せんしょく ┌金銭にこまかい。けちで、ものおしみすること。≒吝嗇、孅嗇〈新漢和大字典〉
    ┌やぶさかなこと。惜しむこと。≒吝嗇〈新大字典〉
    ┌やぶさか。≒繊悋、吝嗇〈字源〉
    ┌ものおしみするさま。吝嗇。〈漢辞海〉
    ┌金銭にこまかい。けちで、ものおしみすること。≒孅嗇、吝嗇〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H10-1㈠
  • 白堊 724
    はくあ ┌1.白色の土。
    ├2.白土をこねて塗った壁。白壁。
    ├3.石灰岩の一種。白色粉末状の炭酸カルシウム。
    └4.白墨。チョーク。〈漢字源〉
    ┌1.白色の壁。
    └2.石灰岩の一種。有孔虫などの死骸(シガイ)や貝殻などからできたもの。白墨・白壁塗料の原料。チョーク。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 羈軛 725
    きやく ┌束縛すること。〈大辞林〉
    ┌牛馬をつなぎとめる道具。転じて、自由を制限すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H20-3㈠
  • 颯颯 726
    さっさつ ┌1.風が音を立てて吹くさま。
    └2.人柄などが、さっぱりしたさわやかな印象を与えるさま。〈大辞泉〉
    ┌1.風の吹く音や雨の降る音、鈴の音などを表す語。札札。
    └2.物事にこだわらず、気品があって颯爽としているさま。〈日本国語大辞典〉
    ┌さっと風の吹き起こるさま。また、その風の音。≒颯然〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 孩提 727
    がいてい ┌骨組ができ、人に抱かれるくらいになった子ども。また、二、三歳の幼児。〈漢字源〉
    ┌二、三歳の子。笑うことを知り、抱きかかえられるくらいの子供の意。孩児。孩稚。〈新大字典〉
    ┌乳児。また、二、三歳の幼児。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 譎詭 728
    けっき ┌1.いつわりあざむくこと。譎詐(ケッサ)。
    └2.変わること。また、奇異なこと。〈大辞泉〉
    ┌人を欺き驚かす。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H18-2㈠
    ●H24-3㈠
    ●H28-2㈠
  • 巍乎 729
    ぎこ ┌高大のさま。〈字通〉
    ┌むっくりと盛り上がて目立つさま。≒巍然〈漢字源〉
  • 厭飫 730
    えんよ ┌1.食べ飽きる。また、あき足りる。満足する。
    └2.いやがって避ける。あいそをつかす。〈漢字源〉
    ┌1.食べ飽きる。また、十分に満足する。
    └2.愛想を尽かす。うんざりする。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H22-3㈠
  • 731
    しょう ★牆の壊(コワ)るるは隙(スキ)においてす…小事であるからと言って油断すれば、ついに大事に至って取り返しがつかなくなることのたとえ。〈新大字典〉
    ●H10-2㈠
  • 扈蹕 732
    こひつ ┌天子の外出につき従う。〈漢字源〉
    ┌天子の行幸におともする。≒扈駕〈字源〉
    ●H30-2㈠
  • 詬罵 733
    こうば ┌悪口をいって、はずかしめる。〈新漢和大字典〉
    ┌ののしる。〈字通〉
    ┌ののしり、はずかしめること。≒罵倒〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-3㈠
    ●H22-2㈠
  • 賚予 734
    らいよ ┌品物など与える。〈新漢和大字典〉
    ┌物をたまうこと。与えること。≒賚与〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鼕鼕 735
    とうとう ┌1.鼓(ツヅミ)や太鼓の鳴り響くさま。
    └2.水や波の音の響くさま。〈大辞泉〉
    ┌1.鼓や太鼓のとんとんと鳴りひびく音。また、そのさま。
    └2.波や水の流れが勢いよくたてる音。また、そのさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-2㈠
    ●H20-2㈠
  • 薔薇 736
    しょうび ┌木の名。バラ科の落葉低木。つる性で、茎は細長く伸びる。とげがある。ノイバラ。また、バラの総称。果実は営実と言い、薬用になる。〈新漢和大字典〉
    ┌ばら。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H28-1㈠
  • 親昵 737
    しんじつ ┌したしくしてなじむ。また、親しく仲の良い人。〈漢字源〉
    ┌よく親しみなじむこと。≒昵懇〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 規箴 738
    きしん ┌戒め。また、戒める。行動を取り締まる。〈漢字源〉
    ┌いましめること。いさめること。または、そのことば。規諫(キカン)。
    ◇漢字ペディア下付き
  • 蜘蛛 739
    ちちゅ ┌虫の名。小刻みに動いてはとどまるくも。〈漢字源〉
    ┌くも。〈字通〉
    ★「蜘蛛」で「くも」とも読む。
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 誅戮 740
    ちゅうりく ┌罪によってころす。〈字通〉
    ┌罪のある者をころす。〈新漢和大字典〉
    ┌罪を犯した者をころすこと。罪をただしてころすこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 眼瞼 741
    がんけん ┌まぶた。〈漢字源〉
    ┌眼球の上下をおおい、開閉する部分。まぶた。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 嫋娜 742
    じょうだ ┌しなやかなさま。なよなよしたさま。〈大辞林〉
    ┌しなやかで美しいさま。なよなよしたさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H27-1㈠
  • 囈語 743
    げいご ┌ねごと。うわごと。〈字通〉
    ┌「囈語(ウワゴト」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 裹頭 744
    かとう 僧の頭を袈裟(ケサ)などで包み、目だけを出した装い。かしらづつみ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-1㈠
  • 輒然 745
    ちょうぜん ┌1.ぺたぺたとくっつくさま。
    ├2.密着して一体になったさま。
    └3.すぐ。突然。〈新漢和大字典〉
    ┌1.直立して身動きしないさま。
    └2.にわかなさま。突然。≒忽然〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-3㈠
    ●H25-3㈠
    ●R1-1㈠
  • 易簀 746
    えきさく ┌病床をとりかえる意から、人の死を言う。〈漢字源〉
    ┌病牀をとりかえる。人の死をいう。〈字通〉
    ┌賢者が死ぬこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H27-1㈠
  • 肚裡 747
    とり ┌腹のうち。転じて、心のなか。≒肚裏〈漢字ペディア〉
    ┌腹の中。心中。≒肚裏〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H26-3㈠
  • 庠序 748
    しょうじょ ┌中国古代の学校。〈漢字源〉
    ┌学校。≒庠校〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H22-3㈠
    ●H25-2㈠
    ●R1-2㈠
  • 怫鬱 749
    ふつうつ ┌気がふさいで、むかむかする。〈漢字源〉
    ┌心のふさぐさま。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H23-1㈠
  • 肬贅 750
    ゆうぜい ┌≒贅肬
    ├1.いぼと、こぶ。
    └2.余計なもののたとえ。〈漢字ペディア〉
    ┌いぼと、こぶと。無駄なものにたとえる。≒贅肬〈字源〉
    ┌いぼと、こぶ。無用で余分なもの。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H27-2㈠
  • 擒縦 751
    きんしょう ┌とりこにすることと、放つこと。意のままにあやつること。〈大辞泉〉
    ┌とらえることと自由に放つこと。転じて、自在に扱うこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 輓馬 752
    ばんば ┌車を引かせるための馬。〈新漢和大字典〉
    ┌そりや車をひかせる馬。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鄙陋 753
    ひろう ┌品性・言動などがいやしいこと。見識などが浅はかであること。また、そのさま。≒卑陋〈大辞泉〉
    ┌いやしくて、見聞がせまい。〈新漢和大字典〉
    ┌身分・行動・品性などがいやしいこと。下品なこと。≒卑陋〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 絡繹 754
    らくえき ┌後から後からとつながる。人馬が行き来して往来が絶えないさま。〈漢字源〉
    ┌往来の絶えないさま。〈新大字典〉
    ┌人や車馬の往来が絶え間なく続くさま。≒駱駅〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 擺脱 755
    はいだつ ┌束縛・習慣などを抜け出すこと。それらを除き去ること。〈漢字ペディア〉
    ┌除き去ること。ぬけ出すこと。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-2㈠
    ●H13-3㈠
    ●H16-3㈠
  • 旄倪 756
    ぼうげい ┌老人と子ども。〈新漢和大字典〉
    ┌老人と小児。〈日本国語大辞典〉
    ┌老人と小児と。≒老幼〈字源〉
    ┌老人と子ども。老幼。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H26-1㈠
  • 甎全 757
    せんぜん ┌かわらのように、ねうちのないものとなって生きながらえる。むだに長生きする。瓦全。〈漢字源〉
    ┌世に尽くすこともなく、いたずらに生き長らえること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 曩祖 758
    のうそ ┌先祖。祖先。〈漢字ペディア〉
    ┌(国)先祖。祖先。〈漢辞海〉
    ┌先祖。祖先。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 巷陌 759
    こうはく ┌ちまた。みち。〈字通〉
    ┌町の道。ちまた。〈漢字源〉
    ●H27-1㈠
  • 泯滅 760
    びんめつ ┌ほろんでなくなる。〈漢字源〉
    ┌ほろんでなくなること。尽きてなくなること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H20-2㈠
  • 渭浜 761
    いひん 渭水のほとり。太公望呂尚が釣して、文王に逢ったという浜。〈字通〉
    ★渭浜の器(キ)…将相となるべき大人物をいう。渭水(イスイ)のほとりで釣りをしていた太公望が、周の文王に見出されて、将相となったという故事から。〈日本国語大辞典〉
  • 陞叙 762
    しょうじょ ≒昇叙
    ┌現在よりも上級の官職や位階を授けられること。〈大辞泉〉
    ┌上級の官位に任用されること。また、任用すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鯨鯢 763
    げいげい ┌1.雄のクジラと、雌のクジラ。また、弱い者をいじめる悪人のかしらのたとえ。
    └2.罪がなくて殺されるもののたとえ。〈新漢和大字典〉
    ┌1.クジラの雄と雌。または、小魚を食う大魚のたとえ。
    └2.大悪人。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H11-2㈠
  • 流眄 764
    りゅうべん ┌流し目で見ること。また、流し目。りゅうめん。〈大辞泉〉
    ┌横目で見ること。ながし目。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H28-2㈠
  • 僂指 765
    ろうし ┌指を折って数えること。〈大辞泉〉
    ┌指折り数える。一説に、素早くさし示して述べる。〈漢字源〉
    ┌指折り数えること。また、速やかに指し示して述べること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H23-3㈠
    ●H28-1㈠
  • 掀髥 766
    きんぜん 笑って口ひげが動くさま。〈字通〉
    ●H28-2㈠
  • 讒誣 767
    ざんぶ ┌事実ではないことを言いたてて他人をそしること。〈大辞泉〉
    ┌ありもしないことを言って非難すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 768
    びょう ┌水面などが限りなく広がっているさま。はるかにかすんでいるさま。〈大辞泉〉
    ┌小さくて、よく見えないさま。かすかなさま。また、遠すぎて、はっきり見えないさま。〈漢字源〉
    ●H28-2㈠
  • 鯤鵬 769
    こんほう ┌この上もなく大きなもののたとえ。〈大辞泉〉
    ┌想像上の、大きな魚と大鳥。非常に大きなもののたとえ。〈新漢和大字典〉
    ┌果てしなく大きいもののたとえ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 誣罔 770
    ふもう ┌作りごとを言って人をそしること。誣謗。誹謗。〈大辞泉〉
    ┌事実を曲げて言うこと。誹謗。≒誣妄、誣謗(フボウ)〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H14-1㈠
  • 擅恣 771
    せんし ┌ほしいまま。〈字通〉
    ┌ほしいままにすること。また、そのさま。わがまま。きまま。専横。放恣。≒専恣〈日本国語大辞典〉
    ●H28-2㈠
  • 憖憖 772
    ぎんぎん ┌1.笑うさま。
    └2.うやまいつつしむさま。〈漢字源〉
    ┌つつしみ深いさま。〈字通〉
    ●H14-2㈠「憖憖然」
    ●H27-1㈠「憖憖然」
  • 諄諄 773
    じゅんじゅん ┌1.よくわかるように教えるさま。
    ├2.誠実で慎み深いさま。
    └3.年をとって鈍くなったさま。〈漢字源〉
    ┌よくわかるように何度も繰り返し、丁寧に説くようす。≒懇切、懇懇〈漢字ペディア〉
    ★「諄諄」で「くどくど」とも読む。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 掎角 774
    きかく ┌1.前後呼応して敵を制すること。
    └2.両雄が、相対して争うこと。〈大辞泉〉
    ┌1.前後から敵を攻撃すること。
    └2.両雄が相対して争うこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H27-2㈠
  • 躋攀 775
    せいはん ┌よじのぼる。〈字通〉
    ┌よじのぼること。〈字通〉
    ┌よじのぼること。≒攀躋〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 広袤 776
    こうぼう ┌大きな面積〈字通〉
    ┌土地の広さ・面積。〈漢字源〉
    ┌土地の広さ。面積。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H28-1㈠
  • 諂諛 777
    てんゆ ┌へつらうこと。阿諛。〈大辞泉〉
    ┌1.やわらかくみせて、相手にへつらう。
    └2.こびへつらう者。〈新漢和大字典〉
    ┌こびへつらうこと。おもねりへつらうこと。≒阿諛〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-3㈠
    ●H19-1㈠
  • 擣碪 778
    とうちん ┌きぬたで衣をうつ。〈字源〉
    ┌きぬたの石。〈字通〉
    ┌着物を石や木の台にのせ、棒でたたいて生地を柔らかくする。きぬたを打つ。≒擣砧、擣衣〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H23-2㈠
  • 喞喞 779
    しょくしょく ┌虫などが、ちっちっとしきりに鳴く声の形容。また、嘆息の声の形容。〈漢字源〉
    ┌1.機を織る小さい音。
    ├2.虫・小鳥・ネズミなどが小さく鳴くさま。
    └3.嘆息の声。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-3㈠
    ●H21-2㈠
    ●H28-2㈠
  • 塚上 780
    ちょうじょう つかの上。〈字通〉
    ●H28-1㈠
  • 銓衡 781
    せんこう ┌1.物の重さをはかる道具。はかり。
    └2.≒選考〈新漢和大字典〉
    ┌≒選考〈大辞泉〉
    ┌人物や才能などを調べ、適当な担当者を選ぶこと。≒選考〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蓴鱸 782
    じゅんろ ★≒蓴羹鱸膾(ジュンコウロカイ)
    じゅんさいの吸い物とすずきのなます。故郷を思う情のたとえ。「蓴鱸」とも。〈漢字源〉
  • 苞裹 783
    ほうか ┌つつむ。〈字通〉
    ┌多くのものを一つにまとめて支配する。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H21-2㈠
  • 兀坐 784
    こつざ ┌体を動かさず、じっとすわっている。ぼんやりしてすわる。〈漢字源〉
    ┌じっとすわっていること。〈大辞泉〉
    ┌ひとりできちんとすわっていること。端座。〈新大字典〉
  • 惆悵 785
    ちゅうちょう ┌がっかりして、元気をなくす。〈漢字源〉
    ┌うらみ嘆くこと。残念がり悲しむこと。また、そのさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-2㈠
    ●H16-1㈠
  • 裨補 786
    ひほ ┌物事の欠点などを助け補う。〈新漢和大字典〉
    ┌不足している部分を補って、助けること。たすけ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 拮据 787
    きっきょ ┌1.指先でくっくっとつまむ。
    └2.貧しくで苦しい生活をする。〈漢字源〉
    ┌手や口を動かして、忙しく働くこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蹉跎 788
    さた ┌1.つまずいて時機を失すること。
    └2.時機を逸しているさま。不遇であるさま。〈大辞泉〉
    ┌1.つまずく。
    ├2.時機をやり過ごしてしまう。時が過ぎてしまう。
    └3.つまずいて、思い通りにならない。事の運びがちぐはぐになる。〈漢字源〉
    ┌1.つまずいて転ぶさま。
    ├2.ぐずぐずして時機を失うこと。
    └3.不遇なこと。落ちぶれること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 銷鑠 789
    しょうしゃく ┌1.金属をとかす。
    └2.とけて形がなくなる。〈漢字源〉
    ┌とけてきえる。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 揀択 790
    かんたく ┌わかちえらぶ。≒選揀〈字源〉
    ┌わかちえらぶ。〈字通〉
    ●H21-2㈠
  • 袂別 791
    べいべつ ┌たもとを分かつこと。別れること。〈漢字ペディア〉
    ┌たもとをわかつこと。わかれること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H6-1㈠
  • 淹留 792
    えんりゅう ┌同じ場所に長くとどまること。〈漢字ペディア〉
    ┌長い間滞在すること。そのまま同じところにとどまること。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H25-1㈠
    ●H28-3㈠
  • 嚼蠟 793
    しゃくろう ┌蠟をかむ。無味のはなはだしいことのたとえ。〈新大字典〉
    ┌無味。〈字通〉
    ●H28-3㈠
  • 耽湎 794
    たんめん ┌物事にふけり、他の事にかえりみなくなる。〈漢字源〉
    ┌ふけりおぼれること。〈新大字典〉
    ┌酒色にふけり、おぼれること。〈漢字ペディア〉
    ┌酒色にふけり、すさむこと。耽溺。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 濺濺 795
    せんせん ┌水がさらさらと流れるさま。また、涙がはらはら流れるさま。〈新大字典〉
    ┌1.水が小さなしぶきを散らして流れるさま。
    └2.飛び散るしぶき。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 癭瘤 796
    えいりゅう ┌こぶ。〈字通〉
    ┌他生物の寄生まれに共生によって、異常発育または異常形成を起こした植物体の部分。〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H30-3㈠
  • 磧礫 797
    せきれき ┌河原の小石。〈大辞泉〉
    ┌河原の小石。〈新大字典〉
    ┌浅い水中につらなる小石。一説に、小石が多くて、道が平らでないさま。≒磧歴〈漢字源〉
  • 絢煥 798
    けんかん ┌きらきらと美しいこと。〈新大字典〉
    ┌美しく光り輝くこと。〈大辞林〉
  • 宸翰 799
    しんかん ≒親翰
    ┌天子がみずから書いた文書。天子直筆の文書。≒宸筆〈漢字ペディア〉
    ┌天子自身が書かれた文書。天子の直筆のもの。宸筆。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 垢膩 800
    こうじ ┌あか・汗・あぶらのよごれ。〈漢字ペディア〉
    ┌肌につくあかとあぶら。垢脂(コウシ)。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-2㈠
  • 瓊葩 801
    けいは ┌麗花。〈字通〉
    ┌玉のように美しい花。〈新漢和大字典〉
    ┌玉のように美しい花。〈新大字典〉
    ┌玉の如くうるわしき花。瓊蕊。〈字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H19-3㈠
    ●H25-2㈠
  • 蒿里 802
    こうり 1.死んだ人の魂が集まるという中国の山。転じて、墓地。
    2.庶民の葬式にうたう挽歌。⇔薤露(カイロ)〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 匯滞 803
    かいたい 水流が滞ること。〈大辞林〉
    ●H28-1㈠
  • 804
    いつ 鳥がすりぬけるようにはやく飛ぶさま。はやい。〈新漢和大字典〉
    ●H28-1㈠
  • 跌宕 805
    てっとう ┌細かいことにこだわらないこと。のびのびとして大きいこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ┌細かい物事にこだわらず、のびのびしていること。また、雄大なさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H24-3㈠
    ●H29-3㈠
  • 喑噁 806
    いんお ┌怒りのために、のどがつかえて声が思うように出ないさま。〈漢字源〉
    ┌怒るさま。〈字源〉
    ★喑噁叱咤(シッタ)…怒って、大声でしかりつけること。〈日本国語大辞典〉
    ●H27-2㈠
  • 雹霰 807
    はくせん ┌あられ。〈新漢和大字典〉
    ┌あられ。〈字通〉
    ●H29-2㈠
  • 鴟梟 808
    しきょう ┌1.フクロウの別名。
    └2.凶悪な者をたとえていう語。〈大辞泉〉
    ┌1.フクロウの別称。
    └2.心がねじまがっていて悪い人のたとえ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H30-2㈠
  • 卸事 809
    しゃじ ┌退職する。〈字通〉
    ┌任務を辞めること。≒卸任、卸仕〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●R1-1㈠
  • 塋域 810
    えいいき ┌墓場。墓地。〈漢字源〉
    ┌はかば。一般の土地と区別されている墓地。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H21-1㈠
  • 鴟尾 811
    しび ┌古代の大建築で、大棟の両端につけた飾り。中国に源があり、形は鳥の尾または魚のようで、沓(クツ)にも似ているところから沓形(クツガタ)ともいう。後世の鬼瓦・しゃちほこの祖型。≒鵄尾、蚩尾〈大辞泉〉
    ┌や仏殿などの棟の両端にとりつける飾り。鳥の尾または魚が尾をはね上げた形という。後世のしゃちほこなどの原型。≒蚩尾、鵄尾、沓形(クツガタ)〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 莠言 812
    ゆうげん ┌もっともらしく見えるが、悪意のあることば。まやかしのことば。〈新漢和大字典〉
    ┌よくないことば。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H25-1㈠
  • 糴糶 813
    てきちょう ┌穀物の売買。〈漢字源〉
    ┌米の売買。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H30-1㈠
  • 碓舂 814
    たいしょう ┌石うすでつく。〈新漢和大字典〉
    ┌臼つく。〈字通〉
    ●H11-1㈠
    ●H27-1㈠
  • 千鎰 815
    せんいつ ┌莫大な財産。非常に多くの金額。〈漢字源〉
    ┌大金。莫大な財産。〈漢辞海〉
    ★鎰は中国の戦国時代のめかたの単位で、一鎰は二十四両。
    ●H7-1㈠
  • 栩栩然 816
    くくぜん 自由で愉快なさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H12-1㈠
    ●H23-2㈠「栩栩」
    ●H30-2㈠
  • 霎時 817
    しょうじ ┌しばらくの間。ちょっとの間。暫時。副詞的にも用いる。〈大辞泉〉
    ┌片時。〈字通〉
    ┌ほんの少しの間。しばし。≒暫時〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H27-1㈠
  • 采椽 818
    さいてん 質素な建築に用いる、くぬぎのたる木。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 泛駕 819
    ほうが ┌駕を覆す。〈字通〉
    ┌車をひっくりかえす。〈新漢和大字典〉
    ★泛駕の馬(ウマ)…ずばぬけた才能や学識があって、普通の道に従わない英雄豪傑のたとえ。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
    ●H26-2㈠
    ●H28-3㈠
  • 兵燹 820
    へいせん ┌戦争による火災。兵火。〈大辞泉〉
    ┌兵火。〈字通〉
    ┌戦争により起こる火災。≒兵火、戦火〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H12-1㈠
    ●H19-2㈠
    ●H24-2㈠
    ●H27-2㈠
  • 獰飆 821
    どうひょう ┌恐ろしい大風。〈新漢和大字典〉
    ┌はげしい風。〈字通〉
    ●R1-2㈠
  • 仍世 822
    じょうせい ┌代々。累代。〈漢字源〉
    ┌世々。〈字通〉
  • 閃爍 823
    せんしゃく ┌太陽の光がきらきらと輝く。〈漢字源〉
    ┌ひらめきかがやくこと。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 噴嚔 824
    ふんてい ┌くしゃみ。〈漢字源〉
    ┌くしゃみ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H20-1㈠
  • 刈穫 825
    がいかく ┌穀物を刈り取る。〈漢字源〉
    ┌穀物をかりとる。収穫。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H13-3㈠
  • 跼躅 826
    きょくちょく ┌行きなやむ。〈字通〉
    ┌かがんだり、足がつかえたりして、行きなやむさま。〈新漢和大字典〉
    ┌行き悩むようす。〈漢字ペディア〉
    ★騏驥(キキ)の跼躅は駑馬(ドバ)の安歩(アンポ)に如(シ)かず・・・すぐれた馬もぐずぐずしていれば、つまらない馬が静かに歩み続けるのに及ばない。すぐれた人も怠けていれば、平凡な人が努力するのに及ばないというたとえ。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H8-3㈠
  • 羔羊 827
    こうよう ┌子羊と、大きな羊。〈新漢和大字典〉
    ┌子羊と羊。〈字通〉
    ●H10-1㈠
  • 胎孕 828
    たいよう ┌子を身ごもること。妊娠。〈漢字源〉
    ┌みごもること。妊娠。〈大辞林〉
    ┌はらむ。妊娠する。〈漢辞海〉
  • 屛居 829
    へいきょ ┌世間から身を遠ざけて家に引きこもる。隠居する。〈漢字源〉
    ┌1.家の一室に引きこもっていること。
    └2.世の中からしりぞいて家にいること。≒隠居〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 仆斃 830
    ふへい ┌斃死(ヘイシ:のたれ死に)する。〈字通〉
    ┌ぱったりたおれて死ぬ。〈漢字源〉
    ●H7-1㈠
  • 巻繊 831
    けんちん ┌椎茸・ごぼう・にんじんなどをせん切りにして味付けをし、湯葉で巻いて油で揚げたもの。現在は、つぶした豆腐を野菜とともに油で炒め、醤油・酒などで調味したものをいう。元来は禅僧が中国から伝えた普茶(フチャ)料理。〈大辞泉〉
    ┌1.中国から禅僧が伝えた料理。ゴボウ・ニンジン・シイタケなどを味付けし、湯葉で巻いて油で揚げたもの。
    └2.「巻繊汁(ジル)」の略。くずした豆腐と野菜を油でいためたものを実にしたすまし汁。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H29-1㈠
  • 蟾蜍 832
    せんじょ ┌1.月にすむというヒキガエル。
    └2.月の異称。〈漢字ペディア〉
    ┌1.ヒキガエルの一種。
    └2.月の別名。〈新漢和大字典〉
    ┌ひきがえる。月中に居るという。転じて、月。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H28-3㈠
  • 懋遷 833
    ぼうせん ┌交易につとめはげむ。〈漢字源〉
    ┌交易する。〈字通〉
    ●H27-3㈠
  • 大逵 834
    たいき ┌大通り。大路。〈大辞林〉
    ┌広く大きな四辻(ヨツツジ)。大通り。大路(オオジ)。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H14-2㈠
    ●H19-3㈠
    ●H22-3㈠
  • 攤飯 835
    たんぱん ┌満腹になった腹をゆったりと伸ばす。食後の昼寝のこと。〈漢字源〉
    ┌午睡。〈字通〉
    ┌食後の昼寝。〈漢辞海〉
    ●H27-1㈠
  • 鶩列 836
    ぼくれつ ┌アヒルのようにならぶ。また、朝廷の百官の列。〈新漢和大字典〉
    ┌行儀よくならぶ。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H12-3㈠
    ●H26-1㈠
  • 隈澳 837
    わいいく ┌入り込んだ水際。〈字通〉
    ┌湾曲して入り込んだ水際。〈新漢和大字典〉
    ┌湾曲して入りこんだ水際。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H25-1㈠
    ●H27-3㈠
  • 鷁退 838
    げきたい ┌六位の蔵人の極﨟(ゴクロウ)の者が五位に欠員がないため昇任できないとき、蔵人として勤続を望む場合は、極﨟を退き、末席の新蔵人となること。≒逆退〈大辞林〉
    ┌六位の蔵人の極臈(ゴクロウ:最上位)が欠員がなくて五位に昇ることができず、蔵人を辞さなければならない時、極臈を辞して、末席の新蔵人になること。また、一般に官位の昇進において不遇であることを例えていう。≒逆退〈日本国語大辞典〉
    ★風に強いとされる鷁(ゲキ:想像上の水鳥)が、大風にあって吹きもどされ後退する意。
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H23-1㈠
  • 皺襞 839
    しゅうへき ┌しわと、ひだ。衣服のしわ、山肌に刻まれたひだなど。≒褶襞〈漢字ペディア〉
    ┌ひだ。また、ひだ状のもの。衣服のしわ、山のひだなど。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H19-2㈠
    ●H21-3㈠
    ●H24-2㈠
    ●H27-3㈠
  • 犂牛 840
    りぎゅう ┌黄と黒とが混じった、まだら毛のウシ。まだらウシ。〈漢字ペディア〉
    ┌黄と黒とのまじった、うすぎたない耕牛。まだら牛。〈漢字源〉
    ┌まだら牛。〈字通〉
    ★犂牛の喩(タト)え…どんな家柄に生まれようと、本人がすぐれた才能をもっていさえすれば、必ず世に用いられるという教え。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H24-1㈠
  • 旋踵 841
    せんしょう ┌かかとの向きをかえる。その場から引きさがること。転じて、短い時間のたとえ。〈漢字源〉
    ┌めぐる。〈字通〉
    ┌くびすをめぐらす。〈字源〉
    ┌1.くびすをめぐらすこと。足をむけかえること。
    └2.打消しの語を伴って、少しの間もない意を表す。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H28-1㈠
  • 蚊蜹 842
    ぶんぜい ┌蚊(カ)。〈字通〉
    ┌蚊のこと。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H25-2㈠
  • 遒勁 843
    しゅうけい ┌書画・文章などの、筆勢が力強いこと。〈大辞泉〉
    ┌書・画・文章などの筆勢が、引き締まって、力強いこと。≒勁駿〈新漢和大字典〉
    ┌絵画や文章を書くときの筆の運びが力強いこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H14-3㈠
    ●H30-2㈠
  • 品騭 844
    ひんしつ ┌品定め。品評。〈大辞泉〉
    ┌事物の優劣や、品質などを論じ定めること。品定め。品藻。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H20-3㈠
    ●H23-1㈠
    ●H26-2㈠
    ●H28-1㈠
  • 犇散 845
    ほんさん はしり散る。〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H29-2㈠
  • 譖毀 846
    しんき ┌悪口をいう。そしる。
    ┌そしる。〈字通〉
    ●H12-2㈠
  • 鐫録 847
    せんろく ┌深く心に刻みつけて記憶すること。〈大辞林〉
    ┌深く心にきざみしるすこと。〈日本国語大辞典〉
    ┌心に深く刻んで記憶すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 馬絛 848
    ばとう ┌馬のはらおび。〈漢字源〉
    ┌馬につける腹帯。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●R1-2㈠
  • 鐫黜 849
    せんちゅつ ┌位を下げて官吏をその職務から退けること。〈新漢和大字典〉
    ┌官吏が罪ありて位をさげられる。〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 恁地 850
    じんち ┌1.こんなふうに。
    └2.どんなふうに。〈漢字源〉
    ┌1.こんなふうに。
    └2.どんなふうに。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H26-2㈠
  • 勖厲 851
    きょくれい ┌精を出して努めはげむこと。〈漢字ペディア〉
    ┌つとめはげむ。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 搨本 852
    とうほん ┌石碑などの文字を、墨などで刷り写したもの。石ずり。また、それを集めた本。≒拓本〈漢字ペディア〉
    ┌石ずり。拓本。〈漢字源〉
    ┌拓本。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H5-1㈠
    ●R1-2㈠
  • 杲杲 853
    こうこう ┌日の光が輝いて明るいさま。〈漢字ペディア〉
    ┌日の光が輝くさま。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H28-3㈠
  • 覈論 854
    かくろん ┌1.きびしく議論する。
    └2.しらべて評価する。〈新漢和大字典〉
    ┌きびしく論ずる。〈字通〉
    ★危言(キゲン)覈論…激しく議論を戦わせること。〈漢検四字熟語辞典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 蹉躓 855
    さち ┌つまずくこと。また、失敗すること。〈大辞泉〉
    ┌つまずくこと。また、失敗すること。蹉跌。蹉跎。〈日本国語大辞典〉
  • 覓索 856
    べきさく ┌さがしもとめる。〈新漢和大字典〉
    ┌さがす。〈字通〉
    ┌たずねもとめること。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 靨笑 857
    ようしょう ┌顔にえくぼをつくって笑う。〈新漢和大字典〉
    ┌えくぼを生じてわらう。〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●R1-1㈠
  • 毳毛 858
    ぜいもう ┌1.鳥獣の細くてやわらかい毛。にこげ。
    └2.鳥の胸の柔らかい毛。〈漢字源〉
    ┌細く柔らかい毛。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H6-3㈠
  • 屯蹇 859
    ちゅんけん ┌物事が思うようにいかず悩み苦しむ。〈漢字源〉
    ┌行き詰まってなやむ。うまく行かずになやみ苦しむ。≒屯険(チュンケン)、屯困(チュンコン)、屯難(チュンナン)〈漢字ペディア〉
    ★「屯」には二通りの音読みがある。
    ├『屯:トン…たむろする。重さの単位(≒瓲・噸)。』
    ├『屯:チュン…行き悩む。』
    └熟語は勿論「トン」読みが多い。「チュン」読みは「屯蹇(チュンケン)」が主である。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 窘蹙 860
    きんしゅく ┌くるしみ、ちぢまる。すくむ。〈漢字源〉
    ┌すくむ。〈字通〉
    ┌苦しみ縮むこと。すくむこと。また、迫り苦しめること。≒窘縮〈日本国語大辞典〉
  • 丫鬟 861
    あかん ┌あげまきに結った髪。転じて、その髪を結った少女・小間使。〈漢字源〉
    ┌1.あげまきに結んだ髪。
    └転じて、頭をあげまきにした幼女。また、年少の侍女、腰元、婢。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H23-3㈠
  • 竇窖 862
    とうこう ┌円形と方形のあなぐら。〈字通〉
    ┌あな。また、あなぐら。〈漢字源〉
    ┌穴。あなぐら。〈漢辞海〉
    ●H29-3㈠
  • 呶呶 863
    どど ┌くどくどいうさま。〈漢字源〉
    ┌しゃべる。多言する。やかましい。〈字通〉
    ┌くどくど言うこと。やかましく言うこと。また、そのさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H21-1㈠
  • 串殺 864
    せんさつ 語義未詳。
    ●H27-1㈠
  • 鷽鳩 865
    がくきゅう ┌小さいハト。一説にイカル。〈漢字ペディア〉
    ┌じゅずかけばと。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ★鷽鳩大鵬(タイホウ)を笑う・・・つまらない者には大人物の志がわからないたとえ。〈漢字ペディア〉
    ★鷽鳩大鵬(タイホウ)を笑う・・・小人物が大人物を理解し得ないこと。〈漢字源〉
    ●H29-2㈠
  • 七竅 866
    しちきょう ┌人の頭部にある七つの穴。目・耳・鼻の各二つと口。≒七穴、七孔〈漢字ペディア〉
    ┌1.頭部にある七つの穴。両目・両耳・鼻・口の穴のこと。
    └2.聖人の胸にあるという七つの穴。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H22-2㈠
  • 嶷然 867
    ぎょくぜん ┌ひときわ高くそびえているさま。ひときわすぐれているさま。〈漢字ペディア〉
    ┌1.子が聡明なさま。
    └2.高く抜きんでたさま。ひときわ優れたさま。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H18-2㈠
    ●H28-3㈠
  • 荐臻 868
    せんしん ┌災いなどが、あとからあとからおこる。〈漢字源〉
    ┌災いが、次々と起こる。≒荐及〈漢辞海〉
  • 怡怡 869
    いい ┌心配事がなく、心穏やかになごむさま。〈漢字源〉
    ┌喜び楽しむさま。なごやかに楽しむさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 皁隷 870
    そうれい ┌下僕の類。〈字通〉
    ┌黒衣を着たしもべ。のち役所の雑役夫。〈漢字源〉
    ┌身分の低い者。召し使い。奴僕。〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H22-2㈠
  • 慴伏 871
    しょうふく ┌おそれしたがうこと。おそれひれ伏すこと。≒懾伏〈漢字ペディア〉
    ┌勢いや力におそれて屈服、服従すること。≒懾服、懾伏〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 麋鹿 872
    びろく ┌1.大形のシカ(麋)とシカ(鹿)。
    └2.田舎びて野卑なこと。下品で卑しいたとえ。〈漢字ペディア〉
    ┌大鹿と鹿。獣類。〈大辞泉〉
    ┌1.トナカイと、シカ。世の中の俗事に心を煩わされず、自分の思うとおりに静かな生活を送ることにたとえる。
    └2.田舎風で、上品でないこと。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-2㈠
    ●H12-3㈠
  • 霾翳 873
    ばいえい ┌巻き上げられた土砂が空をおおって暗いこと。〈新漢和大字典〉
    ┌巻き上げられた土砂が空をおおって暗いこと。〈漢字源〉
    ┌つちぐもり。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 驪竜 874
    りりょう ┌黒龍のこと。あごの下に玉を備えているという。〈新漢和大字典〉
    ┌黒色の龍。りりゅう。〈日本国語大辞典〉
    ┌黒色の竜。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 摺扇 875
    しょうせん ┌「摺畳扇(ショウジョウセン)」の略。折り畳み式の扇のこと。扇子。〈漢字源〉
    ┌扇子。〈字通〉
    ┌扇子をいう。〈新大字典〉
    ●H13-1㈠
  • 昊天 876
    こうてん ┌空。大空。〈漢字源〉
    ┌1.広く大きい空。大空。天。
    └2.夏の空。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H21-2㈠
  • 驍名 877
    ぎょうめい ┌強く勇ましいという評判。武勇のきこえ。〈大辞泉〉
    ┌強いという評判。武術に秀でているという名声。≒勇名〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H19-1㈠
  • 舂簸 878
    しょうは ┌穀物を臼でつき、箕でぬかやかすをふるって取り除く。〈新漢和大字典〉
    ┌米をうすつき、箕で糠を除く。〈字通〉
    ●H30-2㈠
  • 麕集 879
    くんしゅう ┌あつまる。〈字通〉
    ┌むらがり集まること。群集。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H30-2㈠
  • 歛丐 880
    かんかい 物をもらおうとするこじき。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 棗脩 881
    そうしゅう なつめと、干し肉。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H17-2㈠
  • 丱角 882
    かんかく ┌1.昔の子供の髪型の一つ。あげまき。つのがみ。
    └2.幼い子供。〈漢字源〉
    ┌児童の髪形の一つ。あげまき。みずら。つのがみ。転じて、子供。児童。丱童。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H18-3㈠
    ●H21-3㈠
  • 俛焉 883
    べんえん ┌むりをして努力すること。〈漢字源〉
    ┌勤労するさま。〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 蓖麻 884
    ひま ┌トウゴマの別称。トウダイグサ科の一年草。アフリカ原産。ひまし油をとるために栽培。〈漢字ペディア〉
    ┌トウゴマの別名。〈大辞林〉
    ┌植物「とうごま(唐胡麻)」の漢名。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H23-2㈠
  • 冪冪 885
    べきべき ┌霧や雲などがたれこめ、一面をおおうさま。〈漢字ペディア〉
    ┌雲などが一面に覆いかぶさって暗いさま。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H28-3㈠
    ●H19-1㈠
  • 卮酒 886
    ししゅ ┌さかずきについだ酒。≒杯酒〈漢字源〉
    ┌さかづきの酒。〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H29-1㈠
  • 自售 887
    じしゅう 自分を売り込む。官職にありつこうとして運動すること。〈漢字源〉
  • 猋風 888
    ひょうふう ┌つむじかぜ。〈漢字源〉
    ┌つむじかぜ。扶揺。〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H25-1㈠
  • 涓埃 889
    けんあい ┌1.ひとしずくの水を一つのちり。
    └2.物事のほんわずかなことのたとえ。〈漢字源〉
    ┌1.しずくとちり。涓滴(ケンテキ)と塵埃(ジンアイ)。転じて、きわめてわずかな物や事のたとえにも用いる。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H23-1㈠
  • 盍簪 890
    こうしん ┌友達同士を寄せ集めること。転じて、友達どうしの集合のこと。〈漢字源〉
    ┌朋友が集まること。〈字通〉
    ┌友人どうしが速く寄り集まること。転じて、友人の集まり。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H23-3㈠
    ●H25-3㈠
    ●R1-2㈠
  • 鞭笞 891
    べんち ┌むちうつ。〈字通〉
    ┌1.むち。
    ├2.むちでうつ。苦しめ、ひどい目にあわせる。
    └3.転じて、励ます。〈漢字源〉
    ┌1.革のむちと竹のむち。
    └2.むち打つこと。むち打って戒めること。≒鞭撻〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●R1-2㈠
  • 愆尤 892
    けんゆう ┌あやまち。過失。〈漢字源〉
    ┌あやまち。過失。〈新大字典〉
    ●H14-2㈠
    ●H30-2㈠
  • 説懌 893
    えつえき ┌しこりがほぐれてよろこぶ。≒悦懌〈漢字源〉
    ┌よろこぶ。〈字通〉
    ┌よろこぶこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H23-2㈠
  • 黔黎 894
    けんれい ┌くろい頭。人民のこと。≒黔首〈漢字源〉
    ┌人民。庶民。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H20-1㈠
  • 酒盞 895
    しゅさん ┌さかずき。〈漢字源〉
    ┌さかずき。酒杯。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H16-1㈠
  • 黐粘 896
    ちでん 鳥を捕らえるのに使う、ねばねばしたもち。とりもち。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H28-3㈠
  • 搏景 897
    はくえい ┌「物の影をうつ」ということで、捕らえることのできないことのたとえ。また、手ごたえのないことのたとえ。〈漢字ペディア〉
    ┌物の影をなぐりつける。手ごたえのないことのたとえ。≒搏影〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 亥豕 898
    がいし ★亥豕の譌(カ)・・・文字の書き間違い。「亥」と「豕」とは字形が似ていてまちがいやすいことから。〈漢字源〉
  • 棺椁 899
    かんかく ┌内と外と二重になった棺桶。〈新漢和大字典〉
    ┌内と外と二重になったひつぎ。≒棺槨〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H27-1㈠
    ●H28-3㈠
    ●H22-2㈠
  • 黔突 900
    けんとつ ┌黒ずんだ煙突。永く一所に滞在する意。〈字通〉
    ┌すすけて黒くなった煙突。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H10-2㈠
    ●H12-3㈠
  • 餔歠 901
    ほせつ ┌飲食。≒餔啜〈字通〉
    ┌飯を食べたりすすったりする。飲食すること。≒餔啜〈新漢和大字典〉
    ┌≒餔啜
    ├1.食べ物を食べたり、すすったりする。
    └2.無駄に食禄をむさぼる。〈漢辞海〉
  • 溝洫 902
    こうきょく ┌1.田畑にあるみぞ。
    └2.灌漑(カンガイ:農作物に水をやること)。〈漢字源〉
    ┌田畑の間のみぞ。溝淢(コウキョク)。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H11-2㈠
    ●H22-3㈠
  • 豢擾 903
    かんじょう ┌家畜を飼いならす。〈漢辞海〉
    ┌やしないならす。豢養馴擾。〈字源〉┌飼いならす。〈字通〉
    ┌獣などを養ってならす。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 盻盻 904
    けいけい ┌勤め苦しんでやまないさま。〈漢字源〉
    ┌勤め苦みて休息せざるさま。〈字源〉
    ●H26-2㈠
    ●H29-3㈠「盻盻然」
  • 滾滾 905
    こんこん ┌1.水がぼこぼこと、ころがるように流れるさま。
    └2.めぐり移って行くさま。
    ┌水の盛んに流れるさま。〈字源〉
  • 髻鬟 906
    けいかん ┌まるく結ったまげ。〈新漢和大字典〉
    ┌頭髪のまげ。わげ。かつら。〈日本国語大辞典〉
    ●H27-2㈠
  • 乂安 907
    がいあん ┌政治がうまくいって、世の中が安らかなこと。〈漢字源〉
    ┌世の中が治まって安らかなこと。≒艾安〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H12-1㈠
    ●H18-3㈠
    ●H20-2㈠
  • 躑躅 908
    てきちょく ┌1.いっては止まり、いっては止まりして進まない。
    ├2.二、三歩いっては止まる。また、けんけん遊び。
    └3.とんとん足踏みする。〈新漢和大字典〉
    ┌1.足踏みすること。ためらうこと。≒躊躇
    └2.ツツジの漢名。〈漢字ペディア〉
    ★「躑躅」で「つつじ」とも読む。
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H13-2㈠
  • 奸黠 909
    かんかつ ┌悪賢いこと。また、そのさま。狡猾。≒姦黠〈大辞泉〉
    ┌わるがしこいこと。ずるがしこいこと。また、そのさまや、そのような人。狡猾。≒姦黠〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H16-1㈠
    ●H17-3㈠
  • 貂裘 910
    ちょうきゅう ┌テンの毛皮で作った高貴な人の着る衣服。〈漢字ペディア〉
    ┌テンの毛皮でつくった衣服。身分の高い人が用いる。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H7-1㈠
    ●H14-2㈠
    ●H17-1㈠
  • 老耋 911
    ろうてつ ┌老いぼれ。≒老耄〈字通〉
    ┌おいぼれること。また、その人。〈新大字典〉
    ●H24-1㈠
  • 簪珥 912
    しんじ ┌冠をとめるかんざしと、耳につける飾り玉。〈新漢和大字典〉
    ┌貴人。〈字通〉
    ●H27-3㈠
  • 婆娑 913
    ばさ ┌1.舞人の衣の袖の翻るさま。
    ├2.影などの乱れ動くさま。
    └3.ものに風や雨などが当たってがさがさと音を立てるさま。〈大辞林〉
    ┌1.舞う人の衣服の袖が美しくひるがえるさま。また、舞いめぐるさま。
    ├2.さまよいめぐるさま。徘徊するさま。
    ├3.影などが乱れ動くさま。
    ├4.物の散り乱れるさま。
    ├5.竹の葉などに雨や風があたってがさがさと音がするさま。
    └6.琴などの曲調に変化が多いさま。
    ◇漢字ペディア下付き
  • 便嬖 914
    べんぺい ┌1.こびへつらって人の機嫌をとること。
    └2.主君などに寵愛されること。〈大辞泉〉
    ┌1.君主におもねり、寵愛を得た臣下。
    └2.よこしまな臣下。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H30-1㈠
  • 崔嵬 915
    さいかい ┌1.岩石がごろごろしているうず高い山。
    ├2.山がでこぼこしていて険しいさま。
    ├3.建物がすらっとそびえたつさま。
    └4.心が平らかでないさま。〈漢字源〉
    ┌1.山に石があるさま。石山。
    ├2.高大でけわしいさま。
    └3.心中の穏やかでないさま。〈新大字典〉
    ┌1.山で、岩や石がごろごろしていて険しいさま。
    └2.堂や塔などが高くそびえているさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H20-2㈠
  • 闃寂 916
    げきせき ┌ひっそりと静かでさびしいさま。≒静寂〈漢字ペディア〉
    ┌ひっそりと静まり、さびしいさま。〈大辞泉〉
    ┌物寂しく静まり返っていること。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H23-2㈠
  • 朶頤 917
    だい ┌1.あごを動かして食べること。食欲の盛んなこと。また、うらやみ欲しがること。
    └2.強い国が弱い国を征服しようとすること。〈大辞泉〉
    ┌あごを動かして食べようとするさま。〈新漢和大字典〉
    ┌ものを食べようとする。欲する。〈字通〉
    ┌1.あごを下げ動かして、物を食べようとするさま。
    └2.物欲しげなさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鎖鑰 918
    さやく ┌1.錠と鍵。また、戸締まり。
    └2.外敵の侵入を防ぐ重要な場所。要所。〈大辞泉〉
    ┌1.錠。門戸やふたなどが容易に開かないようにするための器具。錠と、かぎ。
    ├2.軍事的重要地点や、出入りの要所。
    ├3.非常に重要な要素。事柄のかぎ。
    └4.防御することのたとえ。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H20-2㈠
    ●H22-1㈠
    ●R1-1㈠
  • 貽厥 919
    いけつ ┌1.留める。伝える。
    ├2.天子の位を伝える。
    └3.子孫。「貽厥子孫」→「その子孫に貽(ノコ)す」の後半を省略してできた語。〈漢辞海〉
    ┌子孫。≒詒厥〈新漢和大字典〉
    ┌孫。または子孫に残すはかりごと。〈日本国語大辞典〉
    ┌子孫。「詒(=貽)厥孫謀」→「その孫謀を詒(=貽:ノコ)す」から。≒詒厥〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H30-3㈠
  • 題簽 920
    だいせん ┌和漢書などで、題名を書いて表紙にはる細長い紙や布。また、その題字や題名。〈漢字ペディア〉
    ┌和漢の書籍の表紙に題名などを記してはる細長い紙片または布片。外題紙(ゲダイガミ)。貼り外題。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H27-3㈠
  • 卜筮 921
    ぼくぜい ┌うらない。また、筮竹(ゼイチク:めどぎ)でうらなう。〈漢字源〉
    ┌うらない。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 摶飯 922
    たんぱん ┌飯を手でまるめる。また、握り飯。〈新漢和大字典〉
    ┌1.飯を手でまるめる。
    └2.握り飯。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 貶黜 923
    へんちゅつ ┌官位を下げてしりぞける。〈新漢和大字典〉
    ┌官位を下げて、しりぞけること。貶斥(ヘンセキ)。へんちつ。〈大辞泉〉
    ┌官職を取りあげ、官界から追い出す。≒貶斥〈漢辞海〉
  • 馬鬣 924
    ばりょう ┌1.馬のたてがみ。
    └2.「馬鬣封」の略。墳墓の形の名。馬のたてがみのあたりの肉の薄い部分の形に似た、土のもりかたをした墓。〈漢字源〉
    ┌馬の鬣(タテガミ)の如く薄く長い形に土を高く盛った墳墓。〈字源〉
    ┌馬のたてがみ。〈日本国語大辞典〉
    ●H27-2㈠
  • 詒謀 925
    いぼう ┌謀を子孫に残す。〈字通〉
    ┌子孫のためによいはかりごとをのこす。〈新漢和大字典〉
    ★「詒」には二通りの音読みがある。
    ├『詒:イ・・・おくる。つたえる。のこす。≒貽』
    ├『詒:タイ…いつわる。あざむく。≒紿』
    └熟語は「イ」読みが多い。「詒厥(イケツ)」・「詒託(イタク)」
    ●H28-3㈠
  • 佼黠 926
    こうかつ ┌ずるがしこい。わるがしこい。〈字通〉
    ┌悪賢い。≒狡黠、狡猾〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H22-1㈠
  • 麕至 927
    くんし ┌むらがってやって来ること。むらがり集まること。〈漢字ペディア〉
    ┌群れるようにくる。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H27-3㈠
  • 淤閼 928
    おあつ ┌泥が詰まって水が流れなくなる。〈漢辞海〉
    ┌泥ふさがりたまる。≒淤塞〈字源〉
    ┌泥でふさがる。〈字通〉
    ┌泥がたまって水流がふさがり通じない。〈新大字典〉
  • 輟食 929
    てっしょく ┌食事を中断する。悲しむさま、憤るさまをいう。食(ショク)を輟(ヤ)む。〈漢辞海〉
    ┌食物をくいさしにする。〈字源〉
    ┌食物を食いさしにすること。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 黼黻 930
    ふふつ ┌1.天子の礼服のぬいとりの模様。
    ├2.美しい文章のたとえ。
    └3.わきからたすける。〈新漢和大字典〉
    ┌1.古代の天子の礼服のぬいとり。
    ├2.美しい文章のたとえ。
    └3.天子を助けること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H24-3㈠
  • 灑涙雨 931
    さいるいう 陰暦七月七日に降る雨。≒洒涙雨〈日本国語大辞典〉
    ●H27-3㈠
  • 良賈 932
    りょうこ ┌よい商人。〈大辞林〉
    ┌よい商人。すぐれた商人。〈日本国語大辞典〉
    ★良賈は深(フカ)く蔵(ゾウ)して虚(ムナ)しきがごとし…賢者はその学徳や才能を深く隠して、ひけらかすことはしないたとえ。「賈」は商人の意。よい商人は品物があっても店の奥にしまって店先に並べないために、何もないように見えることから。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H12-2㈠
  • 醯醢 933
    けいかい ┌1.酢と、ししびしお。
    └2.酢であえた塩魚。〈新漢和大字典〉
    ┌酢酒と、しおから。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H9-3㈠
    ●H26-1㈠
  • 羈縻 934
    きび ┌つながれる。〈字通〉
    ┌馬のおもがいと、牛の鼻づな。転じて、つなぎとめる。束縛して使役する。〈新漢和大字典〉
    ┌1.つなぎとめること。つなぎとめるもの。≒束縛
    └2.中国が歴代、異民族を統治するのに用いた政策。相手の有力者をうまく手なずけて自治を許し、武力によることなく間接的に治めること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H19-1㈠
    ●H30-3㈠
  • 芸帙 935
    うんちつ ┌書物のこと。〈新漢和大字典〉
    ┌書帙〈字通〉
    ★「芸(ウン)」は常用漢字の「芸(藝:ゲイ)」とは別字。
    ├『芸(ウン)・・・くさぎる。ヘンルーダ。』
    └『芸(藝:ゲイ)・・・わざ。植える。』
    ●H28-3㈠
  • 糶糴 936
    ちょうてき ┌穀物の売買。〈新大字典〉
    ┌1.売り米と買い米。
    └2.穀物の売買。〈大辞泉〉
    ●H25-2㈠
    ●H27-3㈠
  • 醯鶏 937
    けいけい ┌昆虫の名。ヌカカ。蠛蠓(ベツモウ)。〈新漢和大字典〉
    ┌甕(カメ)の中にすむ「さじ」という小虫。〈漢辞海〉
    ★醯鶏甕裏(オウリ)の天(テン)・・・世間知らずで見識の狭い人のたとえ。甕の底にすむ小虫が、甕の中だけを天地と考えて外界を知らないことから。〈新明解故事ことわざ辞典〉
  • 芟除 938
    さんじょ ┌雑草などを取り除くこと。〈漢字ペディア〉
    ┌刈り除くこと。転じて、賊を討ち平らげること。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H23-2㈠
  • 蛙黽 939
    あぼう ┌あまがえる。〈漢字源〉
    ┌あまがえる。喧騒にたとえる。〈字通〉
    ┌アマガエル。また、カエルの声。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H11-2㈠
    ●H26-1㈠
  • 倅車 940
    さいしゃ ┌副車。〈字通〉
    ┌そえ車。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H27-3㈠
  • 黽勉 941
    びんべん ┌つとめはげむこと。精を出すこと。〈大辞泉〉
    ┌つとめ励むこと。精を出すこと。≒勉励〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-3㈠
    ●H19-2㈠
    ●H22-3㈠
    ●H24-3㈠
  • 尠少 942
    せんしょう ┌非常に少ないこと。また、そのさま。わずか。〈大辞泉〉
    ┌非常に少ないこと。また、そのようす。≒鮮少〈漢字ペディア〉
    ●H22-1㈠
    ●H28-1㈠
  • 欠伸 943
    けんしん ┌あくびをし、のびをすること。〈大辞泉〉
    ┌あくびと背伸び。疲労の様子。≒欠申〈漢辞海〉
    ★「欠(ケン)」は常用漢字の「欠(缺:ケツ)」とは別字。
    ├『欠(ケン)・・・あくび。』
    └『欠(缺:ケツ)・・・欠ける。休む。』
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H25-1㈠
    ●H27-3㈠
  • 幺麼 944
    ようま ┌1.小さい。細かい。
    └2.価値のないつまらないこと。また、そのような人。〈漢字源〉
    ┌小さいこと。取るに足りないこと。また、そのような人。「幺」も「麼」も小さい意。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H23-1㈠
    ●H28-2㈠
    ●H25-3㈠
  • 罅漏 945
    かろう ┌すきま。〈漢字源〉
    ┌すきま。欠漏。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H27-3㈠
  • 亀鼈 946
    きべつ ┌1.かめと、すっぽん。
    └2.人を軽んじていやしめていうことば。〈漢字源〉
    ┌1.かめと、すっぽんと。
    └2.人を軽んじいやしめる語。〈字源〉
  • 器皿 947
    きべい ┌うつわ。皿や小鉢。〈大辞泉〉
    ┌食べ物を盛る皿や小鉢。食器。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-3㈠
    ●H12-3㈠
    ●H17-2㈠
  • 纏繞 948
    てんじょう ┌まといつくこと。からまりついて邪魔をすること。〈大辞林〉
    ┌1.まつわりつく。
    └2.邪魔する。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 窪隆 949
    わりゅう ┌1.くぼむことと盛り上がること。
    └2.衰えることと盛んになること。〈新大字典〉
    ┌1.くぼみと盛り上がり。
    └2.衰えることと盛んになること。〈漢字源〉
    ●H27-3㈠
  • 瞑眩 950
    めんげん ┌目がくらくらする症状。めまい。眩暈。〈新漢和大字典〉
    ┌目がくらむこと。めまい。特に、強い薬の反応で起こるめまい。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 叶洽 951
    きょうこう ┌十二支の未。〈字通〉
    ┌十二支の未の異名。≒協洽〈新大字典〉
    ●H29-3㈠
  • 黽俛 952
    びんべん 語義未詳。
    ★おそらく黽勉・僶俛(ビンベン:つとめはげむこと)と同義。
    ●H27-3㈠
  • 釁隙 953
    きんげき ┌1.すきま。ひま。
    └2.不和。仲たがい。〈大辞泉〉
    ┌すきま。仲たがいのこと。〈新漢和大字典〉
    ┌不和。〈字通〉
    ┌物事のすきま。また、不和。仲たがい。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-1㈠
    ●H20-3㈠
    ●H25-1㈠
  • 困阨 954
    こんやく ┌苦しみ悩むこと。苦しみ。また、災難。≒困厄〈大辞林〉
    ┌難儀。くるしみ。≒困厄〈字源〉
    ┌≒困厄
    ├1.困り果てるさま。
    └2.災難。危機。〈漢辞海〉
    ●H18-2㈠
  • 螫齧 955
    せきげつ さし、かむ。〈字通〉
    ●H27-3㈠
  • 鏗然 956
    こうぜん ┌金属・石・楽器などがかん高い音を出すさま。〈大辞泉〉
    ┌1.音が明るく響くさま。
    └2.硬いさま。〈漢辞海〉
    ●H11-3㈠
    ●H27-1㈠
  • 啜賺 957
    せったん ┌巧みにことばをつづる。内容のともなわないことばでだます。〈漢字源〉
    ┌すかす。〈字通〉
    ┌ことば巧みにだます。≒啜洪〈漢辞海〉
    ●R1-2㈠
  • 軒輊 958
    けんち ┌あがり下がり。高低。転じて、優劣・軽重・大小などの差があること。〈大辞泉〉
    ┌1.車の前部が高いさま(軒)と、低いさま(輊)
    └2.ものの高低・軽重・優劣。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H16-2㈠
    ●H18-1㈠
  • 瞻矚 959
    せんしょく ┌仰ぎ見る。〈字通〉
    ┌1.みつめる。
    └2.眼光。〈漢辞海〉
    ●H27-1㈠
    ●R1-2㈠
  • 賻儀 960
    ふぎ ┌金品を贈って死者の出た家を助ける贈り物。≒賻助、賻贈、賻礼〈漢辞海〉
    ┌死者の霊前に供える金銭。香典。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 粥文 961
    いくぶん ┌文章を売る。文章を売って生計をたてること。〈新大字典〉
    ┌人から依頼されて、金をとって文章を作る。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H27-1㈠
  • 囁囁 962
    しょうしょう よくしゃべるさま。〈新漢和大字典〉
    ●H23-3㈠
  • 呑噬 963
    どんぜい ┌1.のむことと、かむこと。
    └2.他国を侵略する。〈漢字源〉
    ┌1.のむこととかむこと。
    └2.他国を攻めて領土を奪うこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-1㈠
  • 藐視 964
    びょうし ┌みくびること。軽視。〈大辞泉〉
    ┌軽んじて見ること。軽視すること。みくだすこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H19-1㈠
    ●H24-1㈠
  • 逵路 965
    きろ 城壁の中にあって周囲に通じている大きな道路。〈漢字源〉
    ●H27-1㈠
  • 公衙 966
    こうが ┌役所。〈字通〉
    ┌役所。官公庁。〈新漢和大字典〉
  • 艱窘 967
    かんきん ┌悩み苦しむこと。〈新大字典〉
    ┌1.難儀。
    └2.飢饉の年。〈漢字源〉
    ●H27-1㈠
  • 甄陶 968
    けんとう ┌1.土をこねて陶器をつくる。
    ├2.転じて、天地が万物を作る。
    └3.君主が人民を教え導く。〈漢字源〉
    ┌造化のはたらき。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H13-3㈠
    ●H27-2㈠
  • 輸贏 969
    しゅえい ┌勝ち負け。勝負。〈大辞泉〉
    ┌まけることと勝つこと。勝敗。〈漢字源〉
    ┌勝ち負け。≒勝敗〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-1㈠
  • 坡陀 970
    はだ ┌1.平らでないさま。
    └2.けわしいさま。〈新大字典〉
    ┌高低起伏してつづく。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H26-3㈠
  • 午餉 971
    ごしょう ┌ひるめし。ひるげ。昼食。〈大辞泉〉
    ┌昼食。昼めし。≒午餐、午食、午饌、午飯〈漢辞海〉
    ┌ひるめし。≒午饌〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H19-1㈠
  • 柊葉 972
    しゅうよう ┌中国南部産の生姜の一種。葉が大きく、食物を包んでおくと長持ちする。ちまきを包むのに用いる。〈漢字源〉
    ┌柊の葉。〈字通〉
    ●H27-1㈠
  • 蘊藉 973
    うんしゃ ┌おだやか。温厚。〈字通〉
    ┌寛大でおだやか。ゆったりとつつみこんで、こせこせと人をとがめない。〈漢字源〉
    ┌気持ちが広くおだやかなさま。余裕のあるさま。≒温藉〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H15-1㈠
    ●H17-3㈠
    ●H20-2㈠
  • 抃躍 974
    べんやく ┌欣喜して手舞い足躍る。〈字通〉
    ┌手をうって喜び、おどり上がるさま。≒抃舞〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-1㈠
  • 岌嶷 975
    きゅうぎょく ┌高くそびえる山。また、山が高くそびえるさま。≒岌峨〈漢字源〉
    ┌高峻。〈字通〉
    ●H27-1㈠
  • 甌窶 976
    おうろう ┌狭い高地。〈漢字源〉
    ┌高く狭い地。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H30-2㈠
  • 摎殺 977
    きゅうさつ ≒絞殺〈漢字源〉
  • 黝藹 978
    ゆうあい ┌樹木がこんもり茂るさま。〈漢字源〉
    ┌ほの暗い木かげのさま。〈字通〉
    ●H27-1㈠
  • 傴僂 979
    うる ┌1.背が曲がって小さいこと。
    ├2.背をかがめる。
    └3.うやうやしくつつしむさま。〈漢字源〉
    ┌1.前かがみになる。
    ├2.背中の骨がもりあがる病気。またその人。せむし。
    └3.うやうやしく、つつしむさま。〈漢辞海〉
    ┌1.腰をかがめること。また、腰が曲がっていること。
    └2.佝僂(クル)病。〈日本国語大辞典〉
    ★「傴僂」で「せむし/くぐせ」とも読む。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 舟楫 980
    しゅうしゅう ┌1.舟とかじ。転じて舟。
    └2.舟で荷物を運搬すること。〈漢字ペディア〉
    ┌1.舟とかい。また、舟のこと。
    └2.転じて、天子の政治を助ける臣下のたとえ。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-2㈠
    ●H24-3㈠
    ●H28-3㈠
  • 藐焉 981
    ばくえん ┌1.はるかに遠いさま。
    └2.孤独なさま。〈漢字ペディア〉
    ┌非常に遠いさま。遠くてはっきりしないさま。〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H30-2㈠
  • 九竅 982
    きゅうきょう ┌人体にある九つのあな。口が一つ、目・鼻・耳が各二つ、大小便の二つ。≒九穴〈漢字ペディア〉
    ┌人体のある九つの穴。口・両眼・両耳・両鼻孔・両便(大小便)の穴のこと。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H17-2㈠
    ●H27-1㈠
  • 簞食 983
    たんし ┌竹の器に入れた飯。〈大辞泉〉
    ┌竹の器に入れた飯。弁当。〈大辞泉〉
  • 彬彬 984
    ひんぴん ┌1.文章の外形と実質とが共に備わっているさま。
    └2.文物が盛んに興るさま。〈大辞林〉
    ┌外形と内容がそろって整い、調和がとれているさま。特に、文章についていう。≒斌斌〈漢字ペディア〉
    ★文質(ブンシツ)彬彬…外見と実質とがほどよく調和していること。〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 饕餮 985
    とうてつ ┌1.金銭や飲食などをむさぼること。きわめて貪欲なこと。また、その人。
    └2.≒饕餮文〈日本国語大辞典〉
    ┌1.金銭や飲食をむさぼる。欲が深いさま。また、その人。
    ├2.舜の時代の蛮族の名。
    └3.想像上の悪獣の名。青銅器の模様に用いた。〈漢辞海〉
    ┌1.財貨・金銭をむさぼること。
    ├2.凶悪な者のたとえ。
    └3.怪獣の名。殷・周のころ、その姿を青銅器などに刻んで飾りとした。〈新漢和大字典〉
    ┌悪獣の名。古銅器の文様に饕餮文があり、おおむね器の鼻梁を中心とした虎の展開図を用いる。饕餮は虎を文様化したものであろう。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
    ●H21-3㈠
    ●H24-2㈠
    ●H29-3㈠「饕餮文(トウテツモン)」
  • 畛畦 986
    しんけい ┌田のうね。さかい。〈字通〉
    ┌さかい。物の隔てをなすにいう。〈字源〉
    ┌田のあぜ。田と田のさかい。転じて、へだてがあること。そのへだて。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H21-2㈠
    ●H25-2㈠
    ●H28-1㈠
  • 輦轂 987
    れんこく ┌1.輦(テグルマ)の轂(コシキ)。
    └2.天子の乗り物。〈大辞泉〉
    ┌天子の乗る車。〈新漢和大字典〉
    ┌1.輦(テグルマ)のこしき。
    └2.天子の車。天皇の乗り物。〈漢字ペディア〉
    ★輦轂の下(モト)・・・天子のおひざもと。皇居のある地。首都。輦下(レンカ)。
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H21-2㈠
  • 孱顔 988
    さんがん ┌高く険しいさま。巉巌。〈新漢和大字典〉
    ┌巉巌。山のけわしいさま。〈字通〉
    ┌1.そろっていないさま。
    ├2.山が険しいさま。また、高い峰。孱孱。
    └3.色彩が鮮やかにまじりあうさま。〈漢辞海〉
    ●H30-1㈠
  • 仍孫 989
    じょうそん ┌子孫の世代の一つで、子・孫・曾孫(ソウソン)・玄孫・来孫・昆孫・仍孫・雲孫となる。〈漢字源〉
    ┌自分から数えて七代目の孫。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H28-2㈠
  • 哽噎 990
    こうえつ ┌のどにつかえる。また、むせぶ。むせび泣く。〈字通〉
    ┌のどを詰まらせて、むせび泣く。≒哽咽〈漢字源〉
    ●H23-3㈠
    ●H28-2㈠
  • 荐食 991
    せんしょく ┌1.しきりに食べる。
    └2.蚕が桑の葉をしきりに食べるように、つぎつぎに土地を侵略して自分のものとしてしまう。蚕食。〈漢字源〉
    ┌浸食。〈字通〉
    ●H28-2㈠
  • 圧状 992
    おうじょう ┌1.脅しつけて強制的に書かせた文書。
    └2.無理に押しつけて同意させること。当て字で「往生」とも書く。〈大辞泉〉
    ┌強制して書かせた文書。人に圧力をかけて書かせた書状。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H21-2㈠
    ●H25-1㈠
    ●R1-1㈠
  • 抔土 993
    ほうど ┌1.手ですくうほどのわずかな土。
    └2.墓の土。〈漢字源〉
    ┌一杯の土。〈字通〉
    ┌ひとつかみの土。また、陵墓の義。〈字源〉
    ●H29-1㈠
  • 汨没 994
    こつぼつ ┌沈み没する。〈字通〉
    ┌沈みかくれるさま。〈字源〉
    ●H28-2㈠
  • 蔚薈 995
    うつわい ┌雲が興るさま。〈字通〉
    ┌1.雲や霧の盛んに起こるさま。
    └2.草木の盛んに茂ること。〈新大字典〉
    ●H28-2㈠
  • 楔子 996
    せっし ┌1.くさび。
    ├2.元曲で、四幕でまとまらないとき加えられる短い一幕。
    └3.明・清代、またはそれ以後の長編小説で、前置きの文章のこと。序章。プロローグ。〈漢字源〉
    ┌1.くさび。かすがい。
    ├2.物事の最も重要なところ。
    └3.コッター。〈大辞泉〉
    ●H29-2㈠
  • 綏撫 997
    すいぶ ┌なだめて、安らかにすること。安んじいたわること。〈漢字ペディア〉
    ┌なだめて、やすらかに落ち着かせる。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H25-3㈠
    ●H28-2㈠
    ●H30-1㈠
  • 軫憂 998
    しんゆう ┌いたみうれえる。きめ細かく心配する。〈漢字源〉
    ┌いたみ憂えること。重い心配。〈新大字典〉
    ●H28-2㈠
  • 殪没 999
    えいぼつ たおれ死ぬ。〈字通〉
    ●H28-2㈠
  • 轡銜 1000
    ひかん ┌たづなと、くつわ。制御するたとえにも用いる。〈漢字源〉
    ┌たづなと、くつわ。自分の意のままに操るもののたとえ。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
    ●H13-1㈠
    ●H24-3㈠
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