古事成語
暗記
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愛は屋烏(おくう)に及ぶ
愛情の深いこと
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青は藍より出でて藍より青し
弟子が師よりもすぐれていること
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石に漱(くちすす)ぎ流れに枕す
負け惜しみの強いこと、こじつけ
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一将功成りて万骨枯る
成功者の陰には多くの人の犠牲があるということ
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一炊の夢
栄枯盛衰がはかないこと
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韋編三絶
本がばらばらになるまで何度も読むこと
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殷鑑遠からず
戒めとすべき失敗例は身近にあるということ
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魚を得て筌(せん)を忘る
目的を達成するとそのために働いたものの功を忘れてしまうこと
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烏有(うゆう)に帰す
火災などで何もなくなること
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燕雀(えんじゃく)安(いず)くんぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや
小人物には大人物の志がわからないということ
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王侯将相寧くんぞ種有らんや
王になる人が血統で決まっているわけではないこと
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会稽の恥
相手からひどい辱めを受けること
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蝸牛角上の争い
つまらない争い
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臥薪嘗胆
目的を成し遂げるために苦労を重ねること
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河清を俟(ま)つ
当てにならないことを待ち続けること
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鼎の軽重を問う
人の実力や権威を疑うこと
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画竜点睛
最後の肝心な仕上げのこと
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雁信(がんしん)
手紙のこと
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玩物喪志
つまらないものを愛玩したばかりに、大切な志を失うこと
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管鮑の交わり
友人間の親密な交際
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奇貨居くべし
得がたい機会はぜひとも利用すべきだ
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驥尾に付す
優れた人の後ろについて見習うこと
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朽木は雕るべからず
性根の腐った人間にはいくら教えても無駄だということ
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曲学阿世
真理を曲げてまで権力者に気に入られようとする態度
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琴瑟相和す
夫婦仲がいいこと
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愚公山を移す
努力し続ければ成功すること
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君子豹変
君子は過ちを悟ったらすばやく改めるということ
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鶏鳴狗盗
つまらない技能でも役に立つこと
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捲土重来
一度敗れた者が、また勢いを盛り返してくること
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狡兎死して走狗烹らる
敵国が滅びれば、そのために働いていた功臣は殺されることのたとえ
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亢竜悔いあり
最高の地位に立ったものは必ず衰えること
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呉下の阿蒙
昔のままで進歩のない者のこと
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胡馬北風に依る
故郷を忘れがたいこと
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鼓腹撃壌
人民が平和を楽しむさま
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疾風に勁草を知る
困難に直面して初めてその人の真価がわかること
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守株(しゅしゅ)
時代の変化に応じることができないこと
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水魚の交わり
切っても切れない関係
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性は相近し習いは相遠し
後天的な学習が人を成長させること
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千丈の堤も蟻も一穴より
小さな油断が大きな災いを呼ぶこと
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宋襄(そうじょう)の仁
敵につまらぬ情けをかけて負けること
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多岐亡羊
学問の道が多方面に分かれていて、真理を掴みにくいこと
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天網恢々(てんもうかいかい)疎にして漏らさず
どんな悪事でも必ず天罰を受けること
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桃李言わざれども下自ずから蹊(みち)を成す
徳のある人のもとには人が自然に集まること
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蟷螂の斧
無駄な抵抗
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抜山蓋世
意気盛んなこと
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顰(ひそみ)に倣う
考えもなく他人の真似をすること
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髀肉の嘆
活躍の機会がないことを嘆くこと
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豹は死して皮を留む
死後に名声が残るようにがんばるべきだ
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舟に刻みて剣を求む
融通がきかないこと
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刎頸(ふんけい)の交わり
固く結ばれた友情のこと
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暴虎馮河(ぼうこひょうが)
無謀なこと
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水は方円の器に随(したが)う
人は環境次第で善にも悪にもなること
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病膏肓(こうこう)に入る
病気が重いこと。道楽などに熱中して抜け出せない様子
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夜郎自大
自分の力量を知らずに威張ること
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洛陽の紙価を高める
著書が大評判になり、よく売れること
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李下に冠を正さず
人に疑われるような行動はしないべきだ
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隴(ろう)を得て蜀を望む
人の欲望には限りがないこと
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雌雄を決する
戦って決着をつけること
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他山の石
人の誤った行動を、自分の行いに役立たせること
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木に縁りて魚を求む
方法が間違っているために目的が達成できないこと
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一日の長
経験や技術が他人よりも少し勝っていること
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圧巻
圧感ではない
全体の中で最も優れている部分
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三顧の礼
目上の人が何度も足を運んでお願いすること
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衣食足りて礼節を知る
生活にゆとりができないと、礼儀に気を配ることはできない
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