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情報の特性を3つ
残存性、複製性、伝播性
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情報の残存性とは
「もの」は他者に渡すと自分の手元になくなってしまうが、情報には形がなく、他者に与えてもなくなることはない
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情報の複製性とは
「もの」は全く同じものを作るのがむずかしいが、デジタル情報は簡単に複製でき、劣化させずに大量に複製できる
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情報の伝播性とは
情報は「もの」に比べて短時間に広く伝播させることが可能。
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情報セキュリティの安全対策(~的)を3つ
個人的、組織的、技術的
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アクセス制限のないコンピューターへのアクセスを行うことを禁止する法律
不正アクセス禁止法
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不正アクセス禁止法の正式名称
不正アクセス行為の禁止等に関する法律
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個人情報の流出や無断転売を防ぎ、個人情報保護に積極的に取り組むことを促進するための法律
個人情報保護法
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個人情報保護法の正式名称
個人情報の保護に関する法律
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コンピューター上にあるデータなどを外部に流出させてしまうソフトウェアの総称
スパイウェア
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正規のwebページを装って暗証番号などを入力させ、それらを盗み取る詐欺
フィッシング
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コンピューターに感染し、保存されたデータを改ざんしたり外部に流出させたりする悪質なプログラム
コンピューターウイルス
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日常生活の中から情報通信技術を使用せずに機密情報を入手し、コンピュータを不正に利用する行為
ソーシャルエンジニアリング
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情報漏洩における人為的な過失
ヒューマンエラー
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個人情報…()に関する情報
生存している人間
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個人情報とは
単独またはいくつかの情報を組み合わせると個人の情報を特定できるもの
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個人情報の例をいくつか
氏名(フルネーム) 生年月日 性別 住所(都道府県+市区町村以上) 電話番号(携帯・固定) メールアドレス 顔写真、動画 マイナンバー パスポート番号、運転免許証番号、保険証番号 など 銀行口座番号、クレジットカード情報
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DNAの塩基配列や指紋などの身体的特徴
個人識別符号
マイナンバー、パスポートの番号などもこれに当たる それ単体で個人を識別できるもの
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人種、信条、別府歴、犯罪歴など、その取扱いに特に配慮を有する個人情報
要配慮個人情報
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むやみに他人に知られたくない私生活上の個人的な情報を公開することを制限、管理する権利。
プライバシー権
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自らの肖像を許可なく撮影、利用されないように主張できる権利
肖像権
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有名人が名前や肖像を商品化したり、宣伝に使用したりする権利
パブリシティ権
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関連する商品やサービスの広告などを、あらかじめ受け取りたいと承諾した人にのみ提供する方式
オプトイン方式
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デフォルトで「同意した」とみなされ、ユーザーが「やめてほしい」と明示しない限り、情報の利用が行われる方式
オプトアウト方式
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特定の個人を識別できないように個人情報を加工したもの
匿名加工情報
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知的な創作活動から生産されたものを他人が無断で使用して利益を得られないように、創作した人に"一定期間"与えられる権利
知的財産権
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産業に関する新しい技術やデザインなどについて開発した人に与えられる独占的権利
産業財産権
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産業財産権を得る方法
特許庁に出願し、認められた時点で権利が得られる
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産業財産権を4つ
特許権、実用新案権、意匠権、商標権
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特許権とは
高度な発明の保護、出願から20年間有効、特許法
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実用新案権とは
物品の形状、構造などの考案の保護(発明ほど高度なアイデアでなくても良い)、出願から10年有効、実用新案法
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意匠権とは
形状、模様などの斬新なデザインの保護、出願から25年有効、意匠法
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商標権とは
商品やサービスのマークを保護、登録から10年有効(更新可)、商標法
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著作物とは
思想または感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術または女学の範囲に属するもの
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著作権法とは
著作物の公正な範囲に留意しつつ、著作者などの権利の保護を図ることで、文化の発展に寄与することを目的とした法律
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著作権が与えられる条件
著作物が創作された時点で自動的に権利が与えられる
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著作人格権とは
著作者の人格的な利益を保護するための権利。
著作者の死後は消滅する
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著作権とは
著作者の経済的な利益のための権利
保護期間は著作者の死後70年まで
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著作隣接権とは
著作物の公衆への伝達に重要な役割を果たしているものに与えられる権利。
演奏や放送を行った時点で権利が発生する
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著作権の例外規定を2つ
私的使用のための複製、引用
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私的使用のための複製とは
家庭内で仕事以外の目的で使用するために、著作物を複製できる
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引用とは
公正な慣行に合致し、正当な範囲内であることを条件として、自分の著作物に他人の著作物を掲載できる。
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引用の範囲を詳しく
引用と自分の文章がはっきり区別されている、自分の意見・解説が中心で、引用部分は補足や証拠として使われている、必要な部分だけ引用する。全文をコピーするのは基本NG、書籍・Web・論文・記事などの出典の明示
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著作物を自由に利用するために守るべき条件を著作権者が意思表示するもの
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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デジタル化とは
文字、静止画、動画などすべての情報を0と1の二種類の数字の組み合わせであるデジタル情報に置き換えること
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データ量の基本単位
ビット(bit)
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デジタル情報の特徴2つ
情報を統合的に処理できるようになり、情報を様々な形式で表せるようになる
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2進数とは
0と1の二種類の数字の組み合わせで数を表す。
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10進数とは
0~9の十種類の数字の組み合わせで数を表す、普段使っている数字
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1ビットで表現できる状態の数
2通り
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2ビットで表現できる状態の数
4通り
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3ビットで表現できる状態の数
8通り
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8ビットで表現できる状態の数
256通り
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nビットで表現できる状態の数
2ⁿ通り
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1B
8bit
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1KB
1024B
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1MB
1024KB
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1GB
1024MB
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1TB
1024GB
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16進数とは
0~9の数字とA~Fの英字の組み合わせで数を表す。
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補数とは
ある自然数に対し、加えると1桁増える最も小さな数。
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2進数での補数の求め方
各位の0と1を反転し、1を加える
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2バイトで表現できる情報は何通り
65536(2¹⁶)
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2KBで表現できる情報は1KBで表現できる情報の何倍?
2⁸¹⁹²
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16進数から2進数への変換の仕方
各位を4桁の2進数として表示。
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音とは
物体の振動によって生じ、その振動が空気中などを伝わる波の現象
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音を大きくするには
振動の振れ幅を大きくする
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音を高くするには
振動数を大きくする
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周波数とは
1秒間に含まれる波の数。単位をヘルツ(Hz)で表す
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音の周期とは
一個の波が伝わる時間。単位を秒(s)で表す
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1秒間に200この波が伝わる場合の周波数、周期は?
周波数は200Hz、周期は0.005s(1/200)
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標本化(サンプリング)とは
波を一定の時間間隔に分割し、量として取り出す。
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標本化における取り出した点、分割する時間間隔、1秒間に標本化する回数は?
標本点、標本化周期、標本化周波数
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電圧に対しても一定の間隔に分割し、標本点の値に最も近い”段階値”で表す
量子化
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量子化する段階の数
量子化ビット数
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量子化した数値を2進数の0と1の組み合わせに置き換える
符号化
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一連の流れ()で音をデジタル化する方式
PCM方式、標本化→量子化→符号化
PCM(パルス符号変調)
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標本化定理とは
下のアナログ波形の最大周波数の2倍より大きい標本化周波数で標本化
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標本化周期が()ほど、また量子化ビット数が()ほど、下のアナログ波形に近づく一方、()は増える
小さい、多い、データ量
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光の三原色を3つ
R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)
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ディスプレイの光の組み合わせのことをなんというか。また混ぜると明るさが増し、白に近づくことをなんというか
光の三原色、加法混色
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プリンタなどの色の組み合わせのことをなんというか。また、混ぜると明るさが減り、黒に近づくことをなんというか
色の三原色、減法混色
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色の三原色を3つ
C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)
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画像を構成する最小の単位
画素(ピクセル)
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ディスプレイの1画素
R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)、の3つの点で1画素になる
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画像を一定の距離間隔で読み取り、明るさの値を取り出す
標本化
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音と画像の標本化のことをなんというか
音は時間的な標本化、画像は空間的な標本化
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画像における量子化とは
各画素の明るさを最も近い段階地の明るさで数値化する
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各画素の明るさを、構成するRGB各8ビット(2⁸=256段階)で表現した画像
24ビットフルカラー
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量子化した数値を2進数の0と1の組み合わせに置き換える
符号化
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画像の細かさを表す
解像度
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ディスプレイの解像度とは
横x縦の総画素数で表す
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プリンタにおける解像度とは
dpi(dots per inch)の単位で表現
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色や明るさの濃淡変化の段階数
階調
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階調(1ビット、2ビット)
1ビットで2階調、2ビットで4階調
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画素の濃淡で画像を扱う形式
ラスタ形式
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ラスタ形式の作成方法、特徴とは
ペイント系ソフトウェアで作成、拡大するとジャギー(ギザギザ)ができる
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ベクタ形式とは
座標や数式を使用し、直線や曲線などの図形の組み合わせで表現する。ドロー系ソフトウェアで作成、拡大してもジャギーは発生しない
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動画とは
静止画を連続的に表示したもの。
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動画を構成する1枚1枚の画像
フレーム
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1秒あたりに再生するフレーム数
フレームレート、単位はfps
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テレビの画像、フィルム映画のフレームレートは?
テレビ:30or60、フィルム:24
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音のデータ量の求め方
量子化ビット数(bit)x1標本化周波数(Hz)x時間(s)xチャンネル数(モノラルは1、ステレオは2)
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静止画のデータ量の求め方
1画素のデータ量(bit)x画素数
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動画のデータ量の求め方
静止画のデータ量(bit)xフレームレート(fps)x時間(s)
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データの持つ情報を保ったまま、データ量を小さくする
圧縮
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圧縮前後のデータが完全に同じになる方式
可逆圧縮
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多少のデータの変更を認め、圧縮効率を高めた方式で、音、画像、動画等の圧縮に用いる
非可逆圧縮
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元のデータに戻す処理
展開(解答、伸長、復元ともいう)
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どのような種類のファイルでも圧縮できるが、圧縮したファイルは展開しないと利用できない
ZIP形式
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AIによる要約・使い方の説明
AIによる分析のため、間違った解釈や説明をしている場合があります。
要約
本書は、情報社会における基礎知識からデジタルデータの仕組み、そして法的保護までを網羅した包括的な学習教材です。前半部では、情報の基本的特性(残存性、複製性、伝播性)から始まり、情報セキュリティの3要素や不正アクセス禁止法、個人情報保護法といった現代社会で必須のルールを解説しています。中盤では、知的財産権(特許権、意匠権、商標権、著作権)の定義や例外規定について丁寧に触れられており、クリエイティブ・コモンズのような現代的なライセンス概念も網羅されています。
後半部では技術的側面に焦点を当て、情報のデジタル化の仕組みをビット単位から解説しています。2進数・16進数の計算、音のデジタル化(標本化・量子化・符号化)、画像のデータ構造(ラスタ形式・ベクタ形式)に至るまで、情報処理の基礎理論が体系的に整理されています。
使い方
本単語帳は、高校の情報科の授業や、ITパスポートなどの情報系資格試験の基礎固めを目的とする学習者に最適です。特に、情報の法的枠組みと技術的基盤の両方をバランスよく学習したい初学者にとって非常に有用です。
活用方法としては、まず前半の法律・制度関連については、「用語と定義」をペアで覚えるだけでなく、実際の生活場面でどのようなリスクがあるかを想定しながら学習すると理解が深まります。後半の技術計算・理論パートについては、定義を暗記するだけでなく、提示されている「2進数から16進数への変換」や「標本化定理」などの原理を、実際に紙の上で計算しながら確認することをお勧めします。また、用語間の関連性(例:加法混色と減法混色の違いなど)を意識して比較整理しながら進めることで、知識の定着率が大幅に向上するでしょう。
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