ウイルス・細菌

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塩原翼 2025年02月08日 カード55 いいね0

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ウイルス・細菌
  • RNAウイルスのうち、DNAが環状であるもの。
    デルタ
  • RNAウイルスのうち、DNAが線状かつ分節状であるもの。
    レオ、ビルナ、
    オルトミクソ、
    ブニヤ、アレナ(ブニヤ目)、
    ノダ
  • RNAウイルスでDNAが分節であるもののうち、特に分節が多いもの
    レオ、オルトミクソ(10~12)
  • 粒子の大きさが30nm以下である極小ウイルス(6つ)
    パルボ、サーコ、ピコルナ、カリシ
  • 粒子の大きさが50nm以下の小ウイルス
    ポリオ―マ、へパドナ
  • 粒子が100nm以上ある大ウイルス(7科)
    ポックス、アスファ、イリド、ヘルペス、パラミクソ、ラブド、フィロ
  • 細胞質内でDNA転写・複製を行うもの(2科)
    ポックス、アスファ
    (ウイルス粒子内にDNA依存性RNAポリメラーゼをもち、宿主核内のものは使わない)
  • 核内と細胞質の両方でDNA転写・複製を行うウイルス
    イリド
  • アンビセンス鎖とは何で、どのウイルスか
    +鎖と-鎖両方の機能をもつ
    ブニヤ、アレナ(ブニヤ目)の一部とサーコ
    具体的にはリフトバレー、重症熱性血小板減少症、トマト黄化エゾウイルス
  • 核内封入体を形成するウイルス科(6)
    ヘルペス:CowdryA)
    アデノ、パピローマ、パルボ、ボルナ、サーコ(鶏貧血)
  • 細胞質内封入体を形成するウイルス科(4)
    ポックス:ボリンゲル
    ラブド:ネグリ
    パラミクソ(牛RS,イヌパラ)、サーコ(PMWS)
  • 細胞質内と核内の両方に封入体を形成するウイルス科(1)
    パラミクソ(牛パラ、イヌジス、牛疫系)
  • ポック法でウイルス力価を測定するのは主にどの科か
    ポックス、ヘルペス
  • 尿膜腔内接種で分離するのはどのウイルスか
    ニューカッスル、鳥インフル
  • ポック法接種で分離するのはどのウイルスか
    鳥伝染性喉頭気管炎、鶏当、伝染性ファブリキウス嚢円
  • 卵黄嚢内接種で分離するのはどのウイルスか
    マレック病、鶏脳脊髄炎、オウム病
  • 遺伝子再集合が起こるのはどんなウイルス科か。
    RNAウイルスで、分節ゲノムであるもの
  • ニドウイルス目の複製過程の特徴を答えよ
    ”nested set"(3’末端に共通の遺伝子配列を有し、5’末端側の一種類のみ翻訳されるサブゲノミックmRNA)を合成
    サブゲノミックmRNAとはウイルス蛋白をコードするmRNAのこと
  • 外毒素とはなにか
    菌体外に能動的に放出される毒素。
    抗原性が強く、トキソイド化可能。
    易熱性のタンパク質、またはペプチド
  • 内毒素とはなにか
    エンドトキシン。グラム陰性菌の外膜成分で、リボ多糖などからなる
    生体反応性が強い。微量でも毒性がある
  • 鞭毛を構成するタンパク質はなにか
    フラジェリン
  • 線毛を構成するタンパク質はなにか
    ピリン
  • 莢膜はふつう多糖体からなるが、炭疽ではなにで構成されるか
    d-グルタミン酸ポリペプチド
  • マイコプラズマが通常の細菌と比べて欠くものはなにか
    細胞膜、リボゾーム以外の細胞小器官
    目玉焼き状集落をつくる。寒天培地で培養できる最小の病原体
    なお、らい菌Mycobacterium lepraeだけは培養できない
  • リケッチアが通常の細菌と比べて欠くものはなにか
    とくにない
    細胞内偏性寄生菌だが、細胞壁をもち、不完全ながらATP産生能をもち、2分裂増殖する
  • クラミジアが通常の細菌と比べて欠くものはなにか
    自己代謝系、ATP産生能
    細胞膜をもつが、基本小体→網様体→中間体(封入体)→基本招待の特殊な増殖環をもつ。
    網様体にはテトラサイクリン系抗生物質がきく
  • 低温適応変異体とはなにか
    条件致死変異体(特定の条件下で致死となるが他の許容条件下では増殖できる)のひとつ。さらに温度感受性変異体のひとつで、低温以外では致死となるもの。
    生ワクチンの弱毒株に用いる
  • 腸内細菌科に鞭毛はあるかないか
    通常ある
  • バチルス属に鞭毛はあるかないか
    通常ある
  • 炭疽菌に鞭毛はあるかないか
    ない(バチルスにおける例外)
  • シゲラ属、クレブシエラ属に鞭毛はあるかないか
    ない(腸内細菌科における例外)
  • 不捻感染とはなにか
    ウイルスが感染したにも関わらず、子ウイルスの複製がみられないこと
  • ウイルスの干渉現象とはなにか
    ウイルスが共感染したとき、一方または両方のウイルスの増殖が阻害されること
  • 欠損干渉とはなにか
    遺伝子欠損のために不捻感染を起こすウイルスが、野生株と共感染したとき、野生株の増殖を抑制すること
    RNAウイルスでおこる
  • ウイルスの相補現象とはなにか
    増殖膿の欠損により不捻感染を起こすウイルスが、共感染によって増殖能を補完されること
    アデノ随伴ウイルスとヘルパーウイルスの組など
  • クオーラムセンシングとはなにか
    細菌が自己誘導分子を放出して周囲の同種とコミュニケーションをとり、遺伝子発現や表現型を制御すること
  • パソジェニティー・アイランドとはなにか
    遺伝子の中の、病原性に関わる部分
  • サプレッサー変異とはなにか
    ある変異型の遺伝子を正常に戻すような変異
  • 2成分調節系とはなにか
    ヒスチジンキナーゼとレスポンスレギュレータからなる、細菌の情報処理機構、ないし環境応答機構
  • カタボライト抑制(カタボライトリプレッション)とはなにか
    細菌のある代謝産物が、別の酵素や代謝経路を阻害すること
    糖類の利用優先度に差があるのはこの仕組みによる
  • リゾスタフィン耐性試験とはなにか
    バンコマイシン耐性性ブドウ球菌を検出する試験
  • スピロヘータで、特異な形態を示すもの
    レプトスピラ:細かい螺旋状で、両端が半円形に反る
    ブラキスピラ:波打ちはゆるく、大きく、平面状である
  • イヌアデノウィルス1型が引き起こす疾病はなにか
    伝染性肝炎
  • スパイクをもつウイルスはなにか(10)
    ヘルペス(密)、アデノ(疎)
    モノネガ、アレナ、オルトミクソ、
    アルテリ、コロナ、アストロ(疎、小)
    スピナレオ、
    レトロ
  • Ashdown培地で皺状コロニーをつくるのはなにか
    類鼻疽菌
  • von Magnus現象とはなにか
    インフルエンザウイルスによる自家干渉を特にこう呼ぶ。
    同種ウイルスが濃厚感染したとき、ウイルスが次第に増殖能を失ったものに置き換わっていくこと。
  • V因子、X因子とはそれぞれなにか
    V:NAD、X:ヘミンまたはポルフィリン
    ヘモフィルスは必ずV因子要求性である
  • 染色体数が2以上である細菌
    レプトスピラ、Vibrio Cholerae、バークホルデリア、バチルスなど
    バークホルデリアのうちの1種のみ(?)3
  • サルモネラで、硫化水素産生能がないもの
    S.GalinarumとPullurum(家禽チフスとひな白痢)、Abortusequi
    それ以外の家禽サルモネラは鶏パラチフスとよぶ
    また、Galinarumは運動性がない
  • サルモネラで、運動性がないもの
    S.Galinarum 
    その他mのサルモネラは周毛性鞭毛をもつ
  • エピソームとはなにか
    ヘルペスなどの潜伏感染時におけるゲノム形態のこと。プラスミドの一種として扱われ、環状である
  • パルボウイルスが感染しやすいのはどこか
    腸陰窩の上皮細胞
  • 2019年に初めて国内発生したサルとの人獣共通感染症
    Bウイルス
  • サル痘の流行をみたのはいつ、どこか
    2022年、欧米で その前は2003年アメリカの輸入例
    国内発生例はない。常在地はアフリカ(ナイジェリア、コンゴ)など
  • 鶏白血病とマレック病はともにF嚢を侵すが、鑑別点
    マレック病はT細胞性なのでリンパ濾胞を侵さない
    白血病はリンパ濾胞に入る
  • テストする
よく頑張りました
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