古文単語 76~100 文章
暗記
-
この山に籠もりゐてあと、やむごとなき人のかくれ給へるもあまた聞こゆ。
高貴だ
-
ゆゆしき身に侍れば、かくておはしますも、忌々しう、かたじけなくなむ。
不吉だ
-
帝の御位は、いともかしこし。
恐れ多い
-
その日の、髪上げうるはしき姿、唐絵ををかしげに描きたるやうなり。
端正だ
-
鳥辺山谷に煙の燃え立たばはかなく見えし我と知らなむ
頼りない
-
取り立てて、はかばかしき後見しなければ、ことあるときは、なほよりどころなく心細げなり。
しっかりしている
-
いみじうやさしかりける人の妻になりにけり。
優雅だ
-
いといはけなき御ありさまなれば、乳母たち近くさぶらひけり。
幼い
-
すべて、いとも知らぬ道の物語したる、かたはらいたく聞きにくし。
見苦しい
-
心地の悪しく、物の恐ろしきを知り、夜の明くるほど、いと心もとなし。
待ち遠しい
-
熊谷、あまりにいとほしくて、いづくに刀を立つべしとも覚えず。
かわいそう
-
かかる人も世に出でおはするものなりけりと、あさましきまで目を驚かし給ふ。
驚きあきれるほど
-
夕暮れのいたう霞たるにまぎれて、かの小柴垣のもとに立ち出で給ふ。
とても
-
やすからず思されけれど、なほつれなく同じさまにて過ぐし給ふ。
平然として
-
まだきに騒ぎて、あいなきもの恨みし給ふな。
筋違いだ
-
あぢきなきことに心を占めて、生ける限りこれを思ひ悩むべきなめり。
どうにもならない
-
さるさがなきえびす心を見ては、いかがはせむは。
性質が良くない
-
遅桜、またすさまじ。
興ざめだ
-
聞きしよりもまして、言ふかひなくぞこぼれ破れたる。
どうしようもない
-
あらぬよしなき者の名乗りして来たるも、返す返すもすさまじといふはおろかなり。
関係がない
-
今日はいと便なくなむ侍るべき、
都合が悪い
-
この酒をひとり食べんがさうざうしければ、申しつるなり。
物足りない
-
女君は、暑くむつかしとて、御髪すまして、少しさはやかにもてなし給へり。
うっとうしい
-
一人はいやしき男の貧しき、一人はあてなる男もたりけり。
身分の高い
-
世になく清らなる玉の男皇子さへ生まれ給ひぬ。
美しい
-