陳述の副詞
暗記
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いさ
ず
さあ ~ない
いさ知らず。
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いまだ
ず
まだ ~ない
未だ来たらず。(漢文用法)
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よも
じ(打消推量)
まさか~ ないだろう
よも行かじ。
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あへて(呼応1/2、意2)
ず
進んで~ しない
じ・まじ
少しも~ないだろう
あへて立ち出でず。
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え(呼応3、※有)
ず・じ・まじ
~できない
~であるとはいえない ※形容詞の場合
え入らず。
えうるはしからず。
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たえて(呼応1/1,意2)
ず
少しも ~ない
{なし}
まったく
たえて桜のなかりせば
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さらに(呼応1/1、意2)
ず(じ・まじ)
決して ~ない(だろう)
{なし}
まったく
さらに許さず。
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つゆ
ず
少しも ~ない
つゆ眠られず。
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をさをさ(呼応1/1、意2)
ず(まじ)
容易には(なかなか) ~ない
をさをさ劣るまじ。
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さながら
ず
まったく ~ない
さながら心にあらず。
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おほかた
ず(じ・まじ)
少しも ~ない(だろう)
水車おほかた廻らざりけり。
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かならず
ず(じ、まじ)
必ずしも ~ない
心ばせ必ず重からぬまじりて
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な
そ
~しないでくれ
な走りそ。(走らないでくれ)
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ゆめゆめ
ゆめ
な
決して ~するな
ゆめ忘るるな。
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おそらく
む
きっと ~だろう
おそらく行かむ。
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けだし(意2)
む
たぶん ~だろう
もしかしたら
けだし鳴かむ。
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さだめて
む
きっと ~だろう
さだめて逃げ去らむ。
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むべ(呼応1/1、意2)
らむ
なるほど ~のだろう
む
いかにも ~だろう
むべ山風を嵐といふらむ。
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いかばかり
らむ(まし、む)
どれほど~だろう
いかばかりうれしかるらむ。
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いかが
疑問
む・べき
どのように ~か
いかがあるべき。
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いかで(呼応2/2、意2)
らむ・けむ
どうして ~か(手段・原因)
む・ばや(意思)
なんとかして ~よう
いかで知りけむ。
いかで知らせむ。
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などか
疑問
ぬ等(打消)
どうして ~ないのか
などか時鳥の鳴かぬ。
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いかに(呼応2/2/1/1、意4)
か・や
どのように ~か
む・らむ
どんなにか ~だろう
ぞ等(理由を疑う)
なぜ ~か
ぞや等(感動)
なんとまあ ~ことよ
いかに散れとか風の吹くらむ
いかにあはれもなからむ。
いかにかく言ふぞ。
いかに興あるものぞや。
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いかが(呼応1/1、意2)
反語
む
どうして ~うか
(いやしないだろう)
まじき
どうして~ないことがあろうか
(いやあるだろう)
いかがせむ(どうしようか、いやどうにもならない)
いかがあるまじき。
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いかでか・いかでかは(呼応3)
む・らむ・けむ
どうして ~しようか
(いやしない)
いかでか覚え語らむ。
いかでかは思ひ寄りけむ。
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いづくんぞ(漢文)
や
どうして ~だろうか
(いやないだろう)
いづくんぞ書を読まざるや。
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など・などか(呼応2)
反語
む・べき
どうして ~だろうか
(いやないだろう)
などさ思すべき。
などか生きざらむ。
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願はくは(呼応1/1、意2)
む(意思)
願うことは ~しよう
たし(願望)
したい
願はくは花の下にて春死なむ
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もし
{未然形}~ば(順接仮定)
もし ~ならば
もし知りたらば、
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たとひ(呼応2、意2)
{未然形}~ば
もし ~なたば
とも(逆接)
たとえ ~でも
たとひ知らば、必ず行かむ。
たとひ苦しくとも果たさむ。
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いかに(意2)
とも(逆接仮定)
仮に(どんなに) ~であっても
いかに仲良くとも、難し。
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よし(や)
とも
仮に ~ても
よしや浪寄すとも、越さじ。
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あたかも・さながら
ごとし
まるで ~ようだ
あたかも五条の橋のごとし。
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