微生物総論(〜7)

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もりくま 2022年10月21日 カード91 いいね0

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微生物総論(〜7)
  • 肉眼で見ることので起きない小さな生物を_といい、病気を起こす微生物を_、微生物によって起きる病気を_という。
    微生物、病原微生物、感染症
  • パスツールが『パスツールのフラスコ』と呼ばれる実験で見つけたこと二つ(因果関係あり)と、実験の内容
    『パスツールのフラスコ』:フラスコの中に肉汁を入れて煮沸し、そのまま放置すると、微生物が自然発生せず肉汁は腐らない。『発見したこと』微生物は自然発生するのではなく、微生物から発生すること。減菌によって微生物の伝播を防げること。
  • コッホの四原則とは、ある_が特定の感染症の_であると認められるための4条件。穴埋めと、これらの条件を具体的に
    微生物、病原体。コッホの四原則:①その病気の患者には、その微生物が必ず存在する ②その微生物を分離して取り出す(培養)ことができる ③分離した微生物を実験的に動物に投与して同じ病気を起こすことができる ④感染させた動物から再び同じ微生物を分離できる
  • 世界三大感染症と、その原因微生物
    エイズ(HIVウイルス)、結核(結核菌)、マラリア(マラリア原虫)
  • 微生物のおおまかな5分類を、大きい方から順番に
    寄生虫、真菌、細菌、ウイルス、プリオン
  • 寄生虫(二種類)、プリオンの説明
    蠕虫(多細胞)、原虫(単細胞)/感染性のあるタンパク質
  • 微生物の大きさの目安は、_の_マイクロメートル。ウイルスの大きさは、最小は_で_ナノメートル、最大は_で_ナノメートル
    ブドウ球菌、1、パルボウイルス、20、ポックスウイルス、300
  • ウイルスの構造は_とよばれ、二つの要素からなる。穴埋めと二つの要素それぞれ
    ヌクレオカプシド/遺伝情報を担う核酸(DNAかRNAのどちらか片方)と、それを包み保護するタンパク質の殻(カプシド)
  • ウイルスは生きた細胞の中でのみ増殖できる。このことから別名_という。
    偏性細胞内寄生体
  • ウイルスはDNAかRNAの片方を持ち、それぞれ_、_と呼ばれる。どの組み合わせも存在し、一本鎖DNAを持つ_ウイルスや、二本鎖RNAを持つ_ウイルスなどがある。
    DNAウイルス、RNAウイルス、パルボウイルス(伝染性紅斑)、レオウイルス(ロタウイルス下痢症)
  • ウイルス核酸を包むカプシドは構造単位(_)が規則正しく配列して形成される。構造は_の_、グルグル巻きの_の2種類。
    カプソマー、正二十面体、立方対称(アデノウイルスなど)、らせん対称(タバコモザイクウイルスなど)
  • 立方対称のカプシドでは、正三角形の頂点に_、それ以外の場所に_と呼ばれる構造が存在する。それぞれは_個/_個のカプソマーが一つのカプソマーを取り囲んだ構造である。
    ペントン、ヘキソン、5、6
  • ヌクレオカプシドの外側に、膜状の_を持つウイルスもある。その外側には、タンパク質である_がつく。また、完全なウイルス粒子のことを_と呼ぶ。
    エンベロープ、エンベロープタンパク(スパイク)、ビリオン
  • エンベロープは、細胞内にウイルスが侵入し、複製されたウイルスが細胞を突き破るときに_を取り込んだものである。
    細胞膜
  • エンベロープのないウイルス・あるウイルスの特徴をそれぞれ2つずつ。
    なし:酸に強く、便からウイルスが検出される(腸炎につながる)・アルコールなどの消毒薬が効きにくく、院内感染を起こす可能性あり あり:酸に弱く、胃酸でエンベロープが壊される・アルコールなどの消毒薬が効きやすい
  • ウイルス分類について。naked icosahedral capsidを持つウイルス科
    ピコルナウイルス科、アデノウイルス科、ポリオーマウイルス科、パピローマウイルス科
  • ウイルス分類について。naked helical capsidを持つウイルス科
    タバコモザイクウイルス科
  • ウイルス分類について。enveloped icosahedral capsidを持つウイルス科
    レトロウイルス科、ヘルペスウイルス科、トガウイルス科
  • ウイルス分類について。enveloped helical capsidを持つウイルス科
    オルトミクソウイルス科、パラミクソウイルス科、ラブドウイルス科
  • ウイルスゲノムからmRNA合成への経路によって、ウイルスは7つに分類される。その分類
    +D→±D、±D、±R、±D(不完全)→±D、−R、+R→−R、+R→−D
  • ウイルスの侵入のステップ。ウイルス粒子は細胞膜上のレセプターに結合し、侵入する。これはウイルスの_や_を決定する。エンベロープを持つウイルスは、エンベロープ膜の_を介してレセプターと結合する。持たないウイルスは、_または_を介してレセプターと結合する。
    宿主域、臓器指向性(トロピズム)、膜貫通型糖タンパク(リガンド)、カプシド表面、カプシドからの突起
  • HIVウイルスの吸着と侵入について。これはレセプター(_)と_(_)に連続的に吸着する。HIVレセプターのリガンドは_であり、その構造変化によって宿主細胞膜に_が突き刺さる。結果、細胞膜とエンベロープ膜が融合する。
    CD4、コレセプター、ケモカインレセプター(CCR5・CXCR4)、gp120、融合ペプチド
  • インフルエンザウイルスの吸着について。これのレセプターは_、リガンドは_である。インフルエンザウイルスは_で細胞内に侵入し、_内部の_によって融合ペプチドが_膜に刺さり膜融合し、脱穀が起きる
    シアル酸、HAタンパク、エンドサイトーシス、エンドソーム、pHの低下、エンドソーム
  • アデノウイルスの吸着と侵入について。アデノウイルスの_と_が細胞のレセプターと結合(_と_)。_によって細胞内に侵入。_内部の_によってカプシドの一部が壊れ、ヌクレオカプシドは_に運ばれる。そして最終的に、_からDNAを核内に注入する
    カプシドの突起、ペントン、CAR、インテグリン、エンドサイトーシス、エンドソーム、pH低下、核膜、核膜孔
  • ポリオウイルスの吸着から脱穀まで。レセプターは_であり、_で細胞内に侵入。_とカプシドの間に孔が作られ、脱穀が行われる
    CD155、エンドサイトーシス、エンドソーム膜
  • 二本鎖DNAの転写・複製について。二本鎖DNAの転写では、複製前に起こる転写と、複製後に起こる転写があり、それぞれ_、_と呼ぶ。前者では_(DNA複製に必要な酵素群)を作るmRNA、後者では_(ウイルス粒子を形成する構造タンパク質)を転写する
    初期遺伝子の転写、後期遺伝子の転写、初期タンパク、後期タンパク
  • 二本鎖DNAの転写・複製について。初期遺伝子/後期遺伝子の転写では、_依存性_ポリメラーゼ(_由来のもの)が使われる。複製に必要なポリメラーゼは_で、_依存性_ポリメラーゼ(_由来)である。ほとんどのウイルスでは、宿主由来の酵素が_にあるため、DNAウイルスの複製・転写は_で行われる。例外的に、_では、細胞質で働くRNAポリメラーゼをウイルス粒子が持っている
    DNA、RNA、宿主細胞、DNA、DNA、ウイルス、核内、核内、ポックスウイルス
  • 一本鎖DNAウイルス(例えば_)では、まず_由来の_ポリメラーゼによって_DNAが作られる。その後、_由来の_ポリメラーゼによって転写される。複製・転写の場所は_である
    パルボウイルス、宿主細胞、DNA、二本鎖、宿主細胞、RNA、核内
  • RNAウイルスの複製について。RNAウイルスの複製・転写には_依存性_ポリメラーゼが必要。しかし宿主細胞はこれを持たないため、ウイルス粒子がこれを持っていなければならない。よって宿主細胞の核内へ行く必要もなく、細胞質内で増殖する。例外は、_と_である
    RNA、RNA、インフルエンザウイルス、レトロウイルス
  • 一本鎖RNAウイルスは、ゲノム自体が_として働くため、ウイルス粒子の中に_ポリメラーゼを持たなくても、RNAポリメラーゼを合成することができる。ウイルスゲノム自体が_と_の合成を担う
    mRNA、RNA、初期タンパク、後期タンパク
  • +R型のゲノムを持つウイルスでは、二通りの_依存性RNA合成開始機序がある。ピコルナウイルス科のゲノム構造では、5’端_に_が共有結合しており、転写・複製のプライマーとして働く。コロナウイルス科のゲノム構造などでは、5’端に_構造があって、それがプライマーとして働く。
    プライマー、ウリジン、VPg、キャップ
  • ss -RNAでは、_が持つ_ポリメラーゼによって_mRNAが作られる。複製された_からも構造蛋白を作る_mRNAが作られる。+RNAからは、ウイルス粒子が持つ_ポリメラーゼが複製を行う
    ウイルス粒子、RNA、+、−RNA、RNA
  • ss +RNAウイルスの例三つ
    ピコルナウイルス、コロナウイルス、フラビウイルス
  • ss -RNAウイルスの例三つ
    パラミクソウイルス、オルソミクソウイルス、ラブドウイルス
  • インフルエンザウイルスの複製・転写では、_のmRNAの_端を切り出して、mRNA合成の_として働かせる_を行っている
    宿主、5’、プライマー、キャップスナッチング
  • 二本鎖RNAウイルスの転写では、_が持つRNAポリメラーゼによって_鎖からmRNAが作られる。そして、そこから_が持つRNAポリメラーゼによって複製される。dsRNAウイルスの例である_では、+鎖で、_’端に_がない(反対側の_構造は存在する)
    ウイルス粒子、ー、ウイルス粒子、レオウイルス科、3、ポリA、キャップ
  • 逆転写酵素を持つ一本鎖RNA(+)ウイルスでは、まず_RNAから逆転写が起こり、_をへてdsDNAが作られる。これは_へ転写される
    +、-DNA、+RNA
  • ss +RNAの転写複製で使われる逆転写酵素は、細胞内の_が+RNAに結合して_として働いたり、_によって-鎖DNAを作ったり、鋳型となった+RNAを_活性によって分解したり、一部残ったRNAをプライマーとして、_DNAを鋳型に_DNAを合成する_活性を持ったりする
    tRNA、プライマー、逆転写酵素活性、RNaseH、-鎖、+鎖、DNAポリメラーゼ
  • レトロウイルスの複製・転写について。レトロウイルスは、_によってdsDNAとなって_へ運ばれ、ウイルスの_によって_に組み込まれる(組み込まれたdsDNAを_と呼ぶ)。これによって、細胞分裂の際に宿主DNAポリメラーゼによって一緒に複製される。最終的には、_にて、宿主の_ポリメラーゼによって、_と_が転写される
    逆転写、核内、インテグラーゼ、宿主染色体、プロウイルス、RNA、mRNA、ゲノムRNA
  • 不完全な+鎖を持つdsDNAウイルスの転写・複製では、_由来の_ポリメラーゼによって_ができる。_蛋白はこのまま作られるが、複製の過程では、_が持つ_ポリメラーゼ(_活性、_活性を持つ)が+RNAから_なdsDNAを複製する
    宿主、RNA、+RNA、後期、ウイルス、DNA、逆転写酵素、RNaseH、不完全
  • 真核生物の細胞において、翻訳開始因子は_(_)と呼ばれる。これは_、_、_から構成され、mRNAの_を認識して_へ誘導する
    4F、elF4E、elF4G、elF4A、5’キャップ、リボソーム、
  • 本来の翻訳開始時には依存する_構造に依存しない・_の_断片が必要なのは_、_構造に依存しない・_の_断片も必要ないのは_
    キャップ、elF4G、ポリオウイルス、キャップ、elF4G、C、C型肝炎ウイルス
  • ゲノムRNAの_領域(_領域である)には、_が存在する。これに結合する蛋白の働きで翻訳が開始されることを、_という。
    5’-UTR、非翻訳領域、IRES、IRES依存的蛋白合成
  • ポリオウイルスでは、_依存的に翻訳が開始するため、_依存的に行われる宿主細胞の蛋白合成が抑制される。これを_現象という。
    IRES、Cap、翻訳シャットオフ
  • ピコルナウイルスなどの_本鎖_ウイルスには、_の翻訳領域(_)があり、最初に_が作られて_によって切断される。しかし、同じ形式のウイルスでも、_のように、_の_を持つものもある
    1、+RNA、単一、ORF、ポリプロテイン(一つの大きな蛋白)、ウイルスプロテアーゼ、コロナウイルス、複数、ORF
  • 一本鎖-RNAウイルス(_ウイルスなど)では、長い_RNAからたくさんの_RNAが作られ、それぞれから構造タンパク質が合成される。これは、_ウイルスも同様である
    パラミクソ、−、+、ラブド
  • _性のゲノムを持つRNAウイルス(_ウイルス、_ウイルスなど)では、それぞれから_〜_個のタンパク質が作られる
    分節、レオ、オルソミクソ、1、2
  • レオウイルス(_ウイルス)は_のゲノムを持ち、_ウイルスは_本の分節を持つ。オルソミクソウイルス(_ウイルス)は_ゲノムを持ち、A型、B型は_本の分節を持つ
    ロタ、二本鎖RNA、ロタ、11、インフルエンザ、一本鎖−、8
  • _ウイルス(_)や_ウイルス(_)など、エンベロープを持たないウイルスは、細胞内でウイルス粒子が完成し、細胞を破壊して放出される
    アデノ、DNAウイルス、ポリオ、+RNA
  • エンベロープを構成するウイルスの糖タンパク質は、_から_へ輸送されながら合成される。また、エンベロープとなる宿主細胞膜の取り込みを_で行う。その部位は、ウイルスの種類によって_、_、_、_などがある
    小胞体、ゴルジ体、出芽、核膜、小胞体膜、ゴルジ体膜、形質膜
  • 出芽部位が核膜のウイルスは_、小胞体のウイルスは_、_、ゴルジ体膜は_、_、そのほかは形質膜
    ヘルペス、ヘパドナ、フラビ、ヘルペス、コロナ
  • ウイルス感染後、_には細胞のなかでウイルス粒子が全くなくなる。この間に、_〜_が起こっている
    エクリプス(暗黒期)、脱穀、組み立て
  • 動物を用いた感染実験は、_場合、_場合にのみ現在も行われている
    ウイルスの病原性を見る実験、ウイルスの免疫血清の作成
  • _〜_日目の発育鶏卵を使い、膜にウイルスを接種する。接種する膜によって増殖するウイルスは違い、_接種、_接種、_接種、_接種がある。_ウイルスは、最初に_でふやし、次に_で増やす(後者の方が簡単で、大量のウイルスを増やせる)。これは_によって考案された
    5、14、卵黄嚢内、羊膜腔内、尿膜腔内、漿尿膜、羊膜腔内接種、尿膜腔内接種、goodpasture
  • _が、様々な動物細胞の培養に成功し、_ウイルスを増殖させることに成功した。これにより可能になった四つのことは
    穴埋め:Enders、ポリオ 1:新しいウイルスの発見や多数のウイルスの分離、2:ウイルスの診断、3:ワクチンの開発、4:ウイルスの分子生物学的研究
  • 主な培養細胞の種類としては、_、_、_がある
    初代培養細胞、二倍体細胞、株化細胞
  • 初代培養細胞の作り方:生体組織切片に蛋白質分解酵素を作用させ、_を作る。これを容器の中の培養液に入れて_度で静置すると、細胞が管底に付着して分裂を開始する(_依存性という)。底面を覆い尽くすと分裂増殖は停止(_という)し、_ができる。培養液としては_が最もよく使われ、増殖因子として_が加えられる
    単細胞懸濁液 single cell suspension、足場、接触阻止、単層細胞、MEM、動物血清
  • よく使われる初代培養細胞、初代培養細胞の利点・欠点を答えよ
    よく使われる:ニワトリ胚初代培養細胞(麻疹・ムンプス・狂犬病)、ウサギ腎臓細胞(風疹) 利点:多くのウイルスに対して広い感受性を持つ。ワクチンの製造に使える 欠点:実験のたびに新鮮な細胞を用意数r必要がある。多種類の細胞の混入があり、外来性のウイルスの混入の可能性がある
  • 二倍体細胞の作り方:初代細胞の単層細胞を_を用いて剥がし、新しい容器に?分の1写して培養液を加える。こうすることで分裂は再び始まり、増殖する(この一連の工程は_と呼ばれる)。この工程を繰り返すうちに、本来2〜3代で分裂しなくなる初代培養細胞から、増殖に適した一種類の細胞が選択され、50〜100代でも分裂できることがある。これを二倍体細胞と呼ぶ
    トリプシン、継代 Passage
  • 二倍体細胞は形態も分裂速度も初代_。また、_の染色体数を維持している。細胞は、_の_種類の細胞である。よく使われるのは_で、_ワクチンの製造に使われる。利点としては、初代細胞に比べて細胞の_が_であること、_に使えること
    と変わらない、2n、均一、1、ヒト胎児線維芽細胞、水痘、準備、簡単、ワクチンの製造
  • 株化細胞の一種類である、二倍体細胞が_(_に継代可能)したものには、初代の頃の性質は_。染色体は_である。よく使われる細胞は、コッカースパニエル犬の_細胞由来の_細胞、アフリカミドリザルの_細胞由来の_細胞がある。利点として、取り扱いが楽であるためにウイルスの分離・研究に広く使われること、安全性が確認されたものは_に使えることがある
    不死化、無限、ほとんどない、異数性、腎臓、MDCK、腎臓、Vero、ワクチンの製造
  • 株化細胞の一種である、_由来のものでは、_由来の_細胞・_由来の_細胞がよく使われる。取り扱いが楽であり、ウイルスの分離や研究に広く使われるが、ワクチン製造に使うことはできない。株化細胞共通の性質として、ウイルスへの_が低く、増殖するウイルスが_
    癌組織、ヒト子宮頸部癌、Hela、ヒト喉頭癌、HEp-2、感受性スペクトル、限られる
  • MDCKでは_ウイルス・_ウイルスが、Veroでは_ウイルス、_ウイルス、_ウイルス、_ウイルスが増殖できる
    インフルエンザ、パラインフルエンザ、単純ヘルペス、麻疹、水痘、コクサッキー
  • ウイルスが細胞に感染して増殖すると、細胞の形態変化を引き起こす(_効果、_)。個々のウイルスがそれぞれ特徴的な変化を起こし、代表的なものとして_ウイルス科の細胞の_→_→_の流れがある。何が起こるかによってどのウイルスが増殖しているかを判断することができる
    細胞変性効果、CPE、ピコルナウイルス、円形化、縮小、融解
  • CPEの代表例:細胞の_と_、_した細胞の集合(_ウイルス科)、_で_を持つものが細胞融合して_形成(_ウイルス科)
    腫大、円形化、腫大化、中性域、膜融合活性、合胞体
  • ウイルスが細胞に持続感染することで、感染細胞の核や細胞質の中に_が異なる領域が生じる。これを_といい、染色によって_でも観察が可能。代表例として、_ウイルスの_(_性)、_ウイルスの_(性)、_ウイルス(_が染まる)、_ウイルス(感染細胞が_し、_型の封入体が見える。_と呼ばれる)
    染色性、封入体、光学顕微鏡、狂犬病、Negri、好酸、アデノ、好塩基、単純ヘルペス、核膜縁、サイトメガロ、腫大、Cowdry A、フクロウの目
  • 通常の培養細胞が感染によって無限増殖するように変化することを_という。_を持つウイルスが感染した細胞で起こる。_が働かなくなるのが主な原因で、三次元的に盛り上がって増殖する。これを起こすウイルスとして、_、_、_、_、_、_などがある
    形質転換、発がん性、接触阻止、パピローマ、ヒトアデノ、B型肝炎、C型肝炎、EBウイルス、HTLV-1
  • 感染細胞の膜表面に_が吸着して離れなくなる現象を_といい、_で観察可能。培養上清中にウイルス粒子が出る前に、_を持つ_が膜表面に出てきたときに増殖の有無を知ることができる。しかし、これを増殖の指標にできるウイルスは、_を持ち、細胞膜表面から_するウイルスに限られる。また、速さの他にも、_の弱いウイルスでも増殖の確認がしやすいというメリットがある
    赤血球、赤血球吸着現象、光学顕微鏡、赤血球凝集能、スパイク蛋白、赤血球凝集能、出芽、CPE
  • 電顕を用いたウイルスの定量法では、濃度のわかっている_粒子の液体を濃度不明のウイルス液と一定量混ぜ、数えることで比を用いて濃度を求める。利点としては、_。欠点としては、_の区別ができないこと、_が必要なことが挙げられる
    ラテックス、正確な測定が可能、感染性と非感染性の粒子、十分に生成された大量のウイルス
  • _反応を用いた定量では、_活性を持つウイルスの定量が行われる。非常に_で、_ため、この活性を持つウイルスの定量では最もよく使われる。欠点としては、_ができないこと、_のウイルスが必要であることが挙げられる
    赤血球凝集、赤血球凝集、簡単、短時間で結果が得られる、感染性と非感染性の粒子の区別、相当量
  • 赤血球凝集試験のことを_試験という。これでは、ウイルスの_希釈を行ったのちに東陵の赤血球を加えて静置し、凝集の有無を見る。血液凝集像が見られる_希釈倍数を_とする。これに_をかける(1個目の管で凝集する、つまり1_のときに凝集するにはその個数のウイルスが必要なため)
    HA、二倍階段、最高、赤血球凝集価(HA価)、10の6乗、HA
  • リアルタイムPCR法では、_や_を加えてウイルスを増殖させ、コピー数の分かっている標準検体との数の比較によって定量を行う。これの利点は_あれば検出可能で、_こと。欠点は、_ができないことである
    プロープ、プライマー、数10コピー、精度が高い、感染性と非感染性の粒子の区別
  • 感染性のウイルス粒子の数を推定するプラック法は、_が成功した方法で、_方法として使われている。方法として、_にウイルスを接種して、寒天培養液を_する。これによってウイルスが_にのみ感染するようになるので、感染が_に広がる。また、感染細胞の死滅が塊で起きるので、_で正常細胞との区別ができる。次に、_を含む寒天を_する。これは死んだ細胞を染色できないので、感染細胞の部分は白くぬけた_となる。これの数を数える
    Dulbecco、最も精度が高い、単純培養細胞、重層、すぐ隣の細胞、同心円状、肉眼、中性紅、重層、プラック
  • ウイルスの_実験を行うことで、ウイルスが一個の細胞に感染した後、何個の子孫ウイルスが産生されるかがわかる。また、ウイルスが一台増殖するためにかかる時間(_)がわかる
    一段増殖、世代時間
  • ウイルスの一段増殖実験では、_という値を使うが、これは_/_である。細胞の数と同じ数のウイルスを感染させると、この値は_となる。この条件では、はじめに全ての細胞に感染してしまうので、子孫ウイルスは次の細胞に感染することができず、増殖が_代になる
    MOI、シャーレ一枚に感染させるウイルスの数、シャーレ一枚の細胞数、1、1
  • ウイルスの変異は、ポリメラーゼによる複製時の読み間違いによって起こる。種類としては、_、_、_がある。DNAウイルスとRNAウイルスでは、_ウイルスの方が_倍変異が起こりやすい。その理由は、_ポリメラーゼには_機構が備わっているからである(_による_活性)
    天突然変異、挿入、欠失、RNA、10000、DNA、校正、DNAポリメラーゼ、エキソヌクレアーゼ
  • ウイルスと抗体の_によって感染性が失われることを_という。これを持つ抗体のことを_という。変異株が存在することで、抗体を持つ集団の間でも感染が広がる
    抗原抗体反応、中和、中和抗体
  • ウイルスをヒト以外の細胞で_させると、まれに変異して人に対する病原性を失う。このような_ウイルスは、_として利用できる。ポリオは_、麻疹は_、水痘は_が使われている
    継代、弱毒変異ウイルス、生ワクチン、Sabin株(猿とか)、Edmonston株(ニワトリ胚線維芽細胞)、岡株(モルモット胎児細胞)
  • インフルエンザウイルスは_と_の表面蛋白を持つ。前者は_(糖鎖末端の_)と結合、後者はこの結合を切って_する
    HA(ヘルアグルチニン蛋白)、NA(ノイラミニダーゼ蛋白)、細胞表面のレセプター、シアル酸、出芽
  • NAタンパクは、その活性中心に_が入ることによって_が糖鎖から切断され、ウイルスが_できるようになる。_はNA阻害薬であり、NAの活性中心に蓋をして細胞表面からウイルスが出てきて広がるのを防ぐ。NAの_番目の_が_に変異すると、これへの耐性ができる。それは、結合に必要なNA側の_番目の_を回転させることができなくなるためである
    シアル酸、シアル酸、出芽、オセルタミビル、274、ヒスチジン、チロシン、276、グルタミン酸
  • 一つの細胞に、二種類の近縁なウイルスが感染すると、いくつかの相互作用が起きる。例えば、_な塩基配列を持つ領域で切断と再結合が起きる_や、ゲノムの複製時に鋳型となるRNAが入れ替わる_などである。前者は_科・_科、後者は_科
    相互作用、相同、DNA鎖の組み替え、RNA鎖の組み替え、ヘルペスウイルス、アデノウイルス、ピコルナウイルス
  • _を持つウイルスに起こりうる変異として、_がある。これは、子ウイルスに_種類のゲノムが混合して取り込まれるものである。出現頻度は_
    分節、遺伝的再集合、2、高い
  • 変異が起きている二つのウイルスで、単独感染では増殖できないものが、お互いの欠陥を補って増殖できるようになることがある。この現象を_という。_試験によって、変異箇所が未知なウイルスがどの遺伝子で変異しているかを知ることができる
    相補、相補
  • ウイルス感染における自然免疫は_と_、獲得免疫は_による_免疫と、_による_免疫に分かれる。獲得免疫のうちでも、_が主役である
    インターフェロン、NK細胞、抗体、液性、リンパ球、細胞性、細胞性免疫
  • 感染症は、感染箇所によって_と_に分けられる。前者は侵入した場所で増殖して発症し、_を起こさない。具体例としては、_感染症を起こすウイルス(_、_)、_を起こすウイルス(_、_)などがある。これに対する免疫は、主に_がになう。後者は_を起こすウイルスで、_科や_科のウイルスが該当する。_による血液中ウイルスの中和によって発症を抑えるが、目標臓器にウイルスが達した場合は_免疫が必要になる
    局所性感染症、ウイルス血症、呼吸器、インフルエンザウイルス、パラインフルエンザウイルス、下痢症、ノロウイルス、ロタウイルス、分泌型IgA抗体、ウイルス血症、ピコルナ、フラビ、血中抗体(IgM、IgG)、細胞性
  • 全身感染症には、ウイルス血症を起こすものの他に、_に感染するものもある。具体例としては_ウイルス科(_ウイルス、_ウイルス)、_ウイルス科(_ウイルス)などが挙げられる。回復・治癒には_免疫が必要である
    リンパ球、レトロ、ヒト免疫不全、ヒトTリンパ球向性、パラミクソ、麻疹、細胞性
  • インターフェロンが細胞膜表面のレセプターに結合すると、_によってシグナルが閣内に伝達され、抗ウイルス蛋白が産生されて細胞が抗ウイルス状態になる。抗ウイルスタンパクとしては、_、_、_などが挙げられる
    Jak/Stat情報伝達系、2’-5’オリゴアデニル酸合成酵素、タンパク質リン酸化酵素(プロテインキナーゼ)、ホスホジエステラーゼ
  • 抗ウイルスタンパクである2’-5’オリゴアデニル酸合成酵素は、_と複合体を作ることで活性化され、_を合瀬うする。これは_を活性化させて、ウイルスタンパクの合成を阻害する。プロテインキナーゼは_や_によって活性化され、タンパク質合成開始因子_を_する。ホスホジエステラーゼは、_の_が結合する末端を切断する
    dsRNA、2’-5’オリゴアデニル酸、RNaseL、dsRNA、ssRNA、elF-2α、tRNA、アミノ酸
  • _抗体や_抗体など、中和活性がない抗体が検出された場合は、_の診断になる
    抗HIV、抗HCV、感染
  • _血症の患者にポリオの_を接種すると、麻痺を起こす割合が_倍になる。その理由は、通常のウイルスと同じようにウイルス血症が起こった後、_の産生が起きず、_が起こりやすくなるためである。ちなみにこの患者が野生のポリオウイルスが感染した場合は_する。これを一般化すると、_が強くて血中にウイルスが遊離して広がるようなウイルスの感染では、_免疫だけでは重症科を防げない
    先天性無ガンマグロブリン、生ワクチン、10000、中和抗体、毒力復帰、重症化、細胞融解、細胞性
  • _、_、_など、中和抗体が血中にあれば発症を防げる感染症では、_が有効である。しかし、これは_の段階での接種の場合に限る
    A型肝炎、B型肝炎、麻疹、免疫グロブリン製剤、ウイルス血症
  • テストする
よく頑張りました
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