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悪事千里【あくじせんり】
悪いことは、世間にあっというまに知れわたる。
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悪戦苦闘【あくせんくとう】
ひじょうに苦しい戦いをしていること。
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暗中模索【あんちゅうもさく】
手がかりがつかめず、あれこれとやってみること。
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意気消沈【いきしょうちん】
元気をなくし、しょげてしまうこと。
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意気投合【いきとうごう】
たがいの気持ちや考えなどがぴったりと合うこと。
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異口同音【いくどうおん】
大勢の人が口をそろえて同じことを言うこと。
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以心伝心【いしんでんしん】
言葉を使わなくても、おたがいに気持ちが通じ合うこと。
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一意専心【いちいせんしん】
一つのことだけに熱中すること。
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一往一来【いちおういちらい】
行ったり来たりすること。
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一期一会【いちごいちえ】
一生に一度会うこと。また一生に一度かぎりであること。
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一日千秋【いちじつせんしゅう】
たいへん待ち遠しいこと。
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一念発起【いちねんほっき】
ある事をしようと強く決意すること。
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一部始終【いちぶしじゅう】
はじめから終わりまで。
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一問一答【いちもんいっとう】
一つの質問にたいして一つの答えをすること。
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一喜一憂【いっきいちゆう】
状況が変わるたびに、喜んだり心配したりすること。
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一挙一動【いっきょいちどう】
ひとつひとつの動作、ふるまい。
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一挙両得【いっきょりょうとく】
一つのことをやって、二つの利益を得ること。
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一刻千金【いっこくせんきん】
わずかな時間が千金にも値する。時間の貴重なことのたとえ。
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一触即発【いっしょくそくはつ】
非常に緊迫している状況。
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一進一退【いっしんいったい】
進んだりあともどりしたりすること。
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一心同体【いっしんどうたい】
一つの心、同じ体であるかのような強いむすびつき。
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一心不乱【いっしんふらん】
一つのことに心を集中して、ほかのことに心をうばわれないこと。
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一世一代【いっせいちだい】
一生のうちで二度とないような重大なこと。
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一石二鳥【いっせきにちょう】
一つのことをして二つの利益を得ること。
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一朝一夕【いっちょういっせき】
ほんのわずかな期間。非常に短い時間。
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一長一短【いっちょういったん】
長所もあれば短所もあるということ。
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一刀両断【いっとうりょうだん】
ためらわずに、きっぱり決断すること。
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意味深長【いみしんちょう】
人の行動や文章などに非常に深い意味があること。
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因果応報【いんがおうほう】
よいことをすればよいことが、悪いことをすれば悪いことがおきるということ。
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右往左往【うおうさおう】
うろたえて右に行ったり左に行ったりすること。混乱すること。
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海千山千【うみせんやません】
世間の裏も表も知りつくしていること。
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栄枯盛衰【えいこせいすい】
人や家などが栄えたり衰えたりすること。
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岡目八目【おかめはちもく】
自分より、まわりで見ている人の方が情勢を正確に判断できる。
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温故知新【おんこちしん】
昔の事柄や前に習ったことを復習して、新しい知識を得ること。
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音信不通【おんしんふつう】
便りや連絡がまったくないこと。
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花鳥風月【かちょうふうげつ】
自然の美しい景色、風物。
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我田引水【がでんいんすい】
自分の都合のよいように考え行動すること。
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画竜点睛【がりょうてんせい】
物事の最も大切なところ。物事を完成するための最後の仕上げ。
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完全無欠【かんぜんむけつ】
欠点や不足がまったくないこと。
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危機一髪【ききいっぱつ】
わずかな違いで、危険な状況になるようなこと。
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花鳥風月【かちょうふうげつ】
自然の美しい景色、風物。
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我田引水【がでんいんすい】
自分の都合のよいように考え行動すること。
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画竜点睛【がりょうてんせい】
物事の最も大切なところ。物事を完成するための最後の仕上げ。
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完全無欠【かんぜんむけつ】
欠点や不足がまったくないこと。
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危機一髪【ききいっぱつ】
わずかな違いで、危険な状況になるようなこと。
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起死回生【きしかいせい】
危機的な状況から一変して勢いを盛り返すこと。
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起承転結【きしょうてんけつ】
文章の構成や物事の順序のこと。
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疑心暗鬼【ぎしんあんき】
疑いの心があると、ありもしないものがあるように感じられる。
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奇想天外【きそうてんがい】
思いもよらないような、珍しいこと。
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喜怒哀楽【きどあいらく】
人間が持っているさまざまな感情。喜び・怒り・哀しみ・楽しみ。
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牛飲馬食【ぎゅういんばしょく】
たくさん飲んだり食べたりすること。
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九死一生【きゅうしいっしょう】
ほとんど助かる見込みのない命がかろうじて助かること。
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旧態依然【きゅうたいいぜん】
昔ののままで、少しも進歩しないこと。
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急転直下【きゅうてんちょっか】
物事が急に変化して解決に向かうこと。
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空前絶後【くうぜんぜつご】
非常にめずらしいこと。
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厚顔無恥【こうがんむち】
あつかましく、恥知らずなこと。
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公平無私【こうへいむし】
自分の利益や感情に左右されず平等なこと。
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公明正大【こうめいせいだい】
私心がなく、正しく立派であること。
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呉越同舟【ごえつどうしゅう】
仲の悪い者同士が、いっしょに行動すること。
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古今東西【ここんとうざい】
あらゆる時代、あらゆる場所。
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小春日和【こはるびより】
春のように暖かい冬の晴れた日。
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五里霧中【ごりむちゅう】
物事の手がかりがつかめない状態。霧中を夢中と間違わないようにね。
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言語道断【ごんごどうだん】
言葉で言い表せないほどひどいこと。とんでもないこと。
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再三再四【さいさんさいし】
たびたび。何度も何度もくり返し。
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三寒四温【さんかんしおん】
寒い日が三日ほど続くと、そのあと四日間ぐらい暖かい日が続くということ。
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三者三様【さんしゃさんよう】
考え方、やり方などが、人それぞれ違うこと。
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自画自賛【じがじさん】
自分で自分のことをほめること。
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自給自足【じきゅうじそく】
必要なものを自分でまかない足りるようにすること。
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四苦八苦【しくはっく】
さんざん苦労すること。
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試行錯誤【しこうさくご】
試みと失敗をくり返しながら一番よい方法を見つけること。
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自業自得【じごうじとく】
自分のおこないの結果を自分が受けること。
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事実無根【じじつむこん】
事実にもとづいていないこと。根も葉もないこと。
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舌先三寸【したさきさんずん】
口先だけで誠意のない言葉。また、相手をだましたり言いくるめたりすること。
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七転八起【しちてんはっき】
何度失敗しても、また起き上がって努力すること。
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七転八倒【しちてんばっとう】
激しい苦痛に転げまわってもがくこと。
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質実剛健【しつじつごうけん】
飾り気がなく、まじめで、心身ともに健康であること。
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十中八九【じっちゅうはっく】
おおかた。ほとんど。
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自暴自棄【じぼうじき】
自分をダメなものと思い、将来を考えない行動をとること。
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四面楚歌【しめんそか】
まわりが敵や反対者ばかりで、味方のないこと。
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弱肉強食【じゃくにくきょうしょく】
弱い者が強い者のえじきとなること。
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縦横無尽【じゅうおうむじん】
自由自在、思う存分のたとえ。
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終始一貫【しゅうしいっかん】
始めから終わりまで言動が変わらないこと。
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十人十色【じゅうにんといろ】
人はそれぞれ考え方や好みが違う。
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取捨選択【しゅしゃせんたく】
悪いもの・不必要なものを捨てて、よいもの・必要なものを選びとること。
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首尾一貫【しゅびいっかん】
初めから終わりまで、態度や方針が同じで変わらないこと。
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心機一転【しんきいってん】
なにかをきっかけとして、気持ちが良い方向にすっかり変わること。
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針小棒大【しんしょうぼうだい】
針ほどの小さいことを棒ほどに大きく言うこと。物事を大げさに言うこと。
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森羅万象【しんらばんしょう】
宇宙に存在する、すべてのものや現象のたとえ。
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晴耕雨読【せいこううどく】
晴れた日は畑を耕し、雨の日は家で読書をする意から、自由気ままな生活をすること。
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青天白日【せいてんはくじつ】
心にやましいことがないこと。また、疑いがはれて無罪になること。
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誠心誠意【せいしんせいい】
まことの心と、まことの気持ち。
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切磋琢磨【せっさたくま】
仲間同士が、お互いに競争・励まし合い、自分を磨くこと。
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絶体絶命【ぜったいぜつめい】
危険や困難からどうしても逃れることができないこと。
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千載一遇【せんざいいちぐう】
千年に一回という、めったにないすばらしい機会。
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千差万別【せんさばんべつ】
たくさんのものが、それぞれさまざまに違うこと。
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前人未到【ぜんじんみとう】
今までに誰も到達していないこと。
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前代未聞【ぜんだいみもん】
今まで聞いたこともない珍しいこと。
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創意工夫【そういくふう】
新しいことを考え出し、いろいろやってみること。
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大器晩成【たいきばんせい】
大人物となる人間は、ふつうより遅く大成するということ。
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大義名分【たいぎめいぶん】
人としてまた国民として守るべきことがら。何か事をするにあたっての根拠。
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大同小異【だいどうしょうい】
細かい点に違いがあるが、だいたいは同じこと。
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多種多様【たしゅたよう】
種類や性質がさまざまであること。
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単純明快【たんじゅんめいかい】
はっきりしていて分かりやすいこと。
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単刀直入【たんとうちょくにゅう】
遠回しな言い方をしないで、いきなり本題に入ること。単刀を短刀と間違わないようにね。
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朝三暮四【ちょうさんぼし】
目先の違いこだわり本質を見失うこと。うまい言葉で人をだますこと。
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徹頭徹尾【てっとうてつび】
最初から最後まで。
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電光石火【でんこうせっか】
動作が非常にすばやいたとえ。
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天変地異【てんぺんちい】
自然界に起こる変わった出来事。
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得意満面【とくいまんめん】
思いどおりになって、誇らしげなようすが顔いっぱいに表れること。
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独立独歩【どくりつどっぽ】
他人に頼らず、自分の信ずる道を進むこと。
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二束三文【にそくさんもん】
数が多くても値段が非常に安いこと。二束を二足と間違わないようにね。
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日進月歩【にっしんげっぽ】
物事がどんどん進歩すること。
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破顔一笑【はがんいっしょう】
顔をぱっとほころばせて、にっこり笑うこと。
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馬耳東風【ばじとうふう】
人の言うことに耳をかさず聞き流すこと。
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半信半疑【はんしんはんぎ】
半分は信じているが半分は疑っている状態。
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品行方正【ひんこうほうせい】
行いが正しく、きちんとしていること。
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不言実行【ふげんじっこう】
あれこれ理屈をいわず、黙って実際に行動すること。
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不眠不休【ふみんふきゅう】
眠らず休まず事にあたること。
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付和雷同【ふわらいどう】
自分の考えがなく、他人の意見にすぐ賛成すること。
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傍若無人【ぼうじゃくぶじん】
自分勝手にふるまうこと。
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本末転倒【ほんまつてんとう】
物事で重要な部分とどうでもいい部分を取りちがえること。
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三日天下【みっかてんか】
国や組織などで権力を握っている期間がきわめて短いこと。
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三日坊主【みっかぼうず】
あきっぽい性格で、何をしても長続きしないこと。
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無我夢中【むがむちゅう】
ある物事に熱中して、我を忘れること。
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有言実行【ゆうげんじっこう】
言ったことは必ず実行するということ。
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優柔不断【ゆうじゅうふだん】
グズグズしていて、決断が遅いこと。
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有名無実【ゆうめいむじつ】
名前だけ立派で実力がともなわないこと。
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油断大敵【ゆだんたいてき】
注意を怠れば必ず失敗をまねく。
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用意周到【よういしゅうとう】
少しも手ぬかりのない状態。
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利害得失【りがいとくしつ】
利益と損失のこと。
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立身出世【りっしんしゅっせ】
社会的に高い地位について、世間に名を知られるようになること。
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竜頭蛇尾【りゅうとうだび】
はじめは立派だが、終わりが駄目なもの。
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理路整然【りろせいぜん】
考え、話などの筋道がきちんとしていること。
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臨機応変【りんきおうへん】
その時々の状況の変化に応じて、適切な処置をすること。
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老若男女【ろうにゃくなんにょ】
年齢・性別に関わらない、あらゆる人々。
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