神経変性疾患,認知症
暗記
富所
2025年05月12日
カード18
いいね0
-
Parkinson病の機序について
-
Parkinson病の錐体外路症状,自律神経症状,精神症状
錐体外路症状:安静時振戦(特異的),無動,筋強剛,姿勢保持障害
自律神経症状:便秘,排尿障害,起立性低血圧
精神症状:抑うつ,認知症,嗅覚低下,REM睡眠行動障害
片側の運動障害から始まる
-
Wearing-off現象とは
L-dopaの有効期間が短くなる
-
On-off現象とは
L-dopaの長期服用すると、症状が改善したり、悪化したりする。
-
パーキンソニズムを呈する変性疾患5つ
Parkinson病、Lewy小体型認知症、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、多系統萎縮症(MSA)
-
Parkinson病の検査
CT,MRI(特異的所見なし)、ドパミントランスポーターSPECT(左右差あり)、MIBG心筋シンチ
レビー小体型認知症のドパミントランスポーターSPECTは左右差なしの低下
-
Parkinson病の治療薬は?
-
L-dopaの代表的な副作用は?
ジスキネジア,幻想・妄想,悪性症候群(服薬はいきなりやめるのがリスク)
-
進行性核上性麻痺について
上しか見えないってイメージ
垂直方向眼球運動,頸部筋緊張(後屈),CT・MRIでハチドリサイン(中脳の萎縮)
-
大脳基底核変性症について
筋強剛(ジストニア),運動失行(同じことを真似できない),拮抗性失行(右手はドア開けてるのに,左手はドアを閉めている),他人の手徴候,CT・MRIで左右差のある大脳萎縮
-
多系統萎縮症(MSA)について
企図振戦,自律神経症状
MSA-P:線条体黒質変性症
MSA-C:オリーブ橋小脳変性症,橋底部に十字サインと第四脳室拡大
-
Machado-Joseph病について
-
Huntington病について
本人「手先が不器用になった」周り「落ち着きがなくなった」
(進行性の舞踏病と認知症をきたす神経変性疾患)常染色体優性遺伝
原因:CAGリピート(Machado-Joseph病と同じ)
→線条体の刺激性ニューロンの変性→線状体が淡蒼球を抑制しすぎる→淡蒼球が視床を抑制できない(Parkinson病と逆)
症状:手先が不器用になった、落ち着きがなくなった
診断:CT,MRIで線条体(尾状核)の萎縮、側脳室の拡大
治療は対症療法,ハロペリドール,L-dopaは禁忌.
-
筋萎縮性側索硬化症(ALS)について
4大陰性症状,針筋電図の所見は?
-
振り向き徴候,鏡像認知障害,取り繕い現象で疑われるのは?
アルツハイマー型認知症
-
アルツハイマー型,Lewy小体型,前頭側頭型(Pick病)の鑑別
-
認知症,人格変化が見られる場合何を疑うか
Pick病,神経梅毒
ヘルペス脳炎, ヤコブ病とかも、、?
-
血管性認知症について
症状:認知機能がまだら状に低下、情動失禁
診断:CT/MRIで梗塞部位を見つける
治療:脳血管障害の再発予防
-