コンピュータシステム基礎A No.5
暗記
-
記憶階層
速度や容量の異なるメモリやディスク装置を階層的に組 み合わせることで、効率の良い記憶システムを実現する 方法。
-
緩衝記憶装置 (バッファ:buffer)
CPU と主記憶、主記憶と補助記憶など、速度の異なる装 置の間に設置し、互いの速度差を補うために使用する装 置。キャッシュメモリやディスクキャッシュなどがある。
-
キャッシュメモリ
CPUと主記憶装置の間に配置し、互いの装置の速度差 を補うために用いられる。
-
ディスクキャッシュ
主記憶装置と補助記憶装置の間に配置し、互いの装置の 速度差を補うために用いられる。
-
1 次キャッシュメモリ
CPU の内部に存在するキャッシュメモリ。小容量だが CPU のレジスタと同等の速度でアクセスができる。
-
2 次キャッシュメモリ
CPU の外部に配置するキャッシュメモリ。1 次キャッシ ュよりも容量を大きくできる。アクセス速度は 1 次キャ ッシュメモリよりも遅いが、主記憶よりは速い。
-
ヒット率
呼び出したい情報がキャッシュメモリ上に存在する確 率。%で表す場合と、100%=1.0 として表す場合がある。
-
NFP (Not Found Probability)
呼び出したい情報がキャッシュメモリ上に存在しない確 率。「1-ヒット率」で求めることができる。例えば、ヒ ット率が 0.8 なら、NFP は 0.2 となる。
-
実効アクセス時間
キャッシュメモリを考慮して求めたアクセス時間。 「ヒット率×キャッシュメモリのアクセス時間+NFP× 主記憶装置のアクセス時間」で求めることができる。
-
ライトスルー方式 (write through)
CPU が書き込みを実行するとき、キャッシュメモリと主 記憶装置の両方に、同時に書き込みを行う方式。
-
ライトバック方式 (write back)
CPU が書き込みを実行するとき、キャッシュメモリにだ け書き込みを行い、主記憶装置への書き込みは後で行う 方式。
-
メモリインタリーブ
主記憶装置を複数のバンク(領域)に分け、複数のバン クで同時にアクセスを行うことで、メモリアクセスの効 率を向上させる方式。
-