コンピュータシステム基礎B No.5
テスト
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多重プログラミング (マルチプログラミング)
あるプログラムが入出力処理を行っているときのCPU 空き時間に、別のプログラムを実行すること。見かけ上、 複数のプログラムが同時に動いているように見える。
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割込み
実行中のプログラムを中断して、別のプログラムに切り 替えるときに使われる仕組み。中断されたプログラムは、 中断時点の続きから再開することができる。
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内部割込み
プログラムの実行中に、プログラムのエラーや、監視プ ログラムの要求で発生する割り込み。
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外部割込み
入出力の発生、装置の故障、タイマによる時間の経過通 知、オペレータからの介入など、プログラム外からの要 求で発生する割り込み。
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記憶管理
限られた領域しかない記憶装置で、プログラムがどの領 域に格納されても、うまく動作できるように管理する OS の機能。
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実記憶管理
主記憶装置(実記憶装置)のどこにプログラムを格納す るかを管理するため、プログラム中の論理アドレスと、 主記憶装置の実アドレスと対応付けて変換すること。
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区画方式 (パーティション方式)
記憶領域をいくつかの区画に分け、区画単位にプログラ ムを格納する方式。区画の大きさが一定の固定区画方式 と、大きさが可変の可変区画方式がある。
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断片化 (フラグメンテーション)
記憶領域の割り当てと解放を繰り返すことで、細かい空 き領域が多数発生した状態のこと。このような領域は、 コンパクションを行ってまとめる必要がある。
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セグメント方式 (オーバレイ方式)
プログラムを、同時実行が行われない複数のセグメント に分割して、必要なセグメントだけを主記憶にロードし て実行する方式。
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スワッピング方式
主記憶装置の容量が不足してプログラムを実行できない 場合、優先度の低いプログラムを主記憶から追い出して 優先度の高いプログラムを実行する方式。
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スワップアウト (ロールアウト)
優先度の低いプログラムを、主記憶から補助記憶に追い 出すこと。
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スワップイン (ロールイン)
補助記憶に追い出されたプログラムを、主記憶に格納す ること。
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仮想記憶管理
ハードディスクなどの比較的高速な補助記憶装置を利用 して、主記憶装置の容量よりも大きい領域(仮想記憶領 域)とすること。
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ページング方式
仮想記憶と実記憶を、固定長のサイズ(ページ)に分割 し、主記憶のページ番号と仮想記憶のページ枠の対応情 報を、ページテーブルを使って管理する方式。
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ページフォールト
プログラムの実行に必要なページが主記憶にない場合に 発生する割り込みのこと。
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ページアウト,ページイン
主記憶のページを仮想記憶装置に退避させることをペー ジアウト、ページアウトによって空いたページに仮想記 憶から読み込みを行うことをページインと呼ぶ。
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FIFO (First In First Out)
先入れ先出しのアルゴリズムで、主記憶装置に最も古く から存在するページを、ページアウトの対象とするペー ジ置き換えアルゴリズム。
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LRU (Least Recently Used)
主記憶装置にあるページのうち、最後に参照されてから の経過時間が最も長いページを、ページアウトの対象と するページ置き換えアルゴリズム。
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LFU (Least Frequently Used)
主記憶装置にあるページのうち、最も参照頻度の少ない ページを、ページアウトの対象とするページ置き換えア ルゴリズム。
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スラッシング
ページングが多発した結果、システムの性能が極端に低 下してしまう現象のこと。実行に必要なプログラムのサ イズに対して、実記憶の容量が少ない場合に発生する。
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