土佐日記 「門出」 単語 (「門出」の中での意味となるので、注意)共同編集
暗記
haru
2024年10月16日
カード89
いいね1
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する
形は変われど基本サ変は「書く」という意味。
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してみむ
書いてみよう
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してみむ
書いてみよう
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それの年
某年 注1
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十二月(しわす)のに二十日余り一日(ひとひ)
二十一日
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戌の時に
午後八時頃に
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よし
いきさつ
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いささか
少しばかり
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県(あがた)の四年五年(よとせいつとせ)
注2
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例のこと
注3
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みなし終へて
すっかり済んで
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解由(げゆ)
注4
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取りて
受け取って
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住む館(たち)
注5
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船
注6
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わたる
移る
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かれこれ
あの人、この人
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知る知らぬ、送りす
知る人、知らない人が見送りをする
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年ごろよく
ここ数年、とても
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くらべつる
親しく付き合ってきた
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日しきり
一日中
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とかくしつつ
何かやとしては
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ののしる
大騒ぎする
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平らかに
平穏無事であるように
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願立つ
祈願する
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藤原のときざね
注9
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船路なれど
船路の旅であるのに
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馬のはなむけす
馬のそうべつの宴をする
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上・中・下
身分の上中下の者みな
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酔(え)ひ飽きて
すっかり酔っ払って (飽かずで四段活用)
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いとあやしく
とても不思議なことに
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あざれ合へり
ふざけあっている 注10
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八木のやすのり
注11
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国
注12
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言い使う者
命じたり召し使ったりするもの
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あらざ(ん)なり
ないそうだ。否定を表す
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たたはしきやうにて
とても立派な様子で
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馬のはなむけ
餞別をしてくれた
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守柄(かみがら)
注14
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国人(くにひと)の心の常と
田舎の人の人情
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とて見えざ(ん)なるを
と言って顔を出さないそうだが
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恥ぢず
注15
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物によりて
餞別の贈り物によって
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ほむるにしもあらず
褒めているわけではない
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出でませり
お出ましになった
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ありとある上・下
身分の高い人、低い人
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童(わらべ)
子供
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一文字(いちもんじ)をだに
「一」とうい文字さえ
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しが足
注17
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踏みて
千鳥足
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守(かみ)の館(たち)
新任の国事
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文持て来た(ん)なり
手紙を持ってきたそうだ
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至て
行って
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日一日(ひひとひ)
一日中
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夜一夜
一晩中
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とかく遊ぶやうにて
あれこれと管弦の遊びのようなことをして
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明けにけり
夜が明けてしまった
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なほ
依然として
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饗応(あるじし)
もてなして
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ののしりて
大騒ぎをして
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郎等(ろうどう)までに
従者までに
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かづけたり
を与えた
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唐詩(からうた)
漢詩を
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言ひけり
郎詠した
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和歌
やまとうた と読む
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主も客人も
あるじもまろうと も
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こと人
その他の人
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言ひ合へり
読み合っていた
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これにえ書かず
ここには書くことができない(女性視点)
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主(あるじ)の守(かみ)のよめりける歌
主人の国守が読んだ歌は
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都出でて君に会はむと来しも
都を出発して君に会おうと思って来たのに
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来しかひもなく別れぬる
来た甲斐もなくきっと別れてしまう
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かな
ものだなぁ
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となむありけば
とよんだので
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前(さき)の守(かみ)の
国守が
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読めりける歌
読んだ歌は
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白妙(しろたえ)の波
白妙は「枕詞」で、「波」につながる
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白妙の波
白く波立つ海峡を
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遠く行き交ひて
遠くから入れ違いにやって来て
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我に似べき
我に似るはずなのは
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たれならなくに
注22
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作品名は( )?
土佐日記
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ジャンルは?
日記
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作者は?
紀貫之
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紀貫之について(意外と重要!)
「古今和歌集」の選者の1人。仮名文学の先駆者
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臥薪嘗胆
作品名 十八史略
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曽先之の編
そうせんしへん
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(18の歴史書)から主要な事項を選びまとめた
編年体
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編年体
時代順
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男性でありながら女性として「仮名文字」で日記を書くという、独特のスタイルが大きな特徴。