古文単語 126~150 文章
暗記
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母、物語など求めて見せ給ふに、げにおのづから慰みゆく。
自然に
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立て籠めたる所の戸、すなはちただ開きに開きぬ。
すぐに
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用有りて行きたりとも、そのこと果てなば、とく帰るべし。
早く
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いつしか梅咲かなむ。
早く
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この法師のみにもあらう、世間の人、なべてこのことあり。
総じて
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散ればこそいとど桜はめでたけれ
いっそう
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かくおとなしき心あらむとこそ思はざりしか。
このように
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何をもちて、とかく申すべき
あれこれと
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我はしか隔つる心もなかりき。
そのように
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まことさにこそ候ひけれ。
そう
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この殿の御心、さばかりにこそ
その程度
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かの廂に敷かれたりし物は、さながらありや。
そのまま
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知らぬ人の中にうち臥して、つゆまどろまれず。
少しも〜ない
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今は逃ぐとも、よも逃がさじ。
まさか〜ないだろう
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むなしう帰り参りたらんは、なかなか参らざらんより悪しかるべし。
かえって
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祇王もとより思ひまうけたる道なれども、さすがに昨日今日とは思ひよらず。
そうはいってもやはり
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淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたる例なし。
一方では
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などかくは仰せらるる。
どうして
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なでふ、かかるすき歩きをして、かくわびしきめを見るらむと、思へどかひなし。
どうして
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大人になり給ひて後は、ありしやうに御簾の内にも入れ給はず。
かつての
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例のいと忍びておはしたり。
いつものように
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音に聞くと、見る時とは、何事も変はるものなり。
うわさに聞く
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奈良坂にて人にとられなばいかがせむ。
どうしようか
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若宮など生ひ出で給へば、さるべきついでもありなむ。
適当な
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いざたまへ、出雲拝みに。
さあ一緒にいらっしゃい
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