-
瓏玲
1101
ろうれい
┌玉の触れ合う音。また、玉のように美しいさま。≒玲瓏〈字通〉
┌1.玉のように、すみきって輝くさま。
└2.玉のように澄み切った音の形容。≒玲瓏〈漢字源〉
-
咳唾
1102
がいだ
┌1.せきと、つばき。
└2.目上の人の言葉。〈漢字源〉
┌1.せきとつば。せきばらい。
└2.目上の人の言葉を敬っていう語。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H8-1㈠
-
獺
1103
だつ
┌カワウソの別名。〈大辞泉〉
┌かわうそ。〈漢字源〉
●H8-1㈠
-
打嚔
1104
だてい
語義未詳。
★おそらく「くしゃみ(嚔)する(打)」の意。
●H8-1㈠
●H25-3㈠
-
杳杳
1105
ようよう
┌暗くはっきりしないさま。また、遠くかすかなさま。〈大辞泉〉
┌1.ほのかに暗くぼんやりとしたさま。
└2.はるかに遠いさま。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H8-1㈠
-
二竪
1106
にじゅ
┌病気のこと。〈漢字源〉
┌病魔のたとえ。〈漢字ペディア〉
★中国、晋(シン)の景公(ケイコウ)が病気にかかったとき、病魔である二人の子ども(二竪)が良医から逃れようとして心臓の下の肓(コウ)と胸の上部の膏(コウ)の部分に隠れる夢を見たという故事による。
◇漢字ペディア大見出し
●H8-1㈠
●H15-2㈠
-
城砦
1107
じょうさい
┌城と城の外敵を防ぐためのとりで。≒城塞、城堡〈漢字ペディア〉
┌とりで。≒城塞、城寨、城塁〈漢字源〉
◇漢字ペディア大見出し
●H8-2㈠
●H11-3㈠
-
佞利
1108
ねいり
語義未詳。
●H8-2㈠
-
封豕
1109
ほうし
┌大きなイノシシ。〈漢字ペディア〉
┌大きな豚。〈字通〉
★封豕長蛇(チョウダ)…強欲で思いやりがなくむごい悪人のたとえ。〈漢字ペディア〉
●H8-2㈠
-
斯須
1110
ししゅ
┌しばらく。ひと時。暫時。≒須臾
┌しばらく。〈字通〉
┌しばらくの間。≒暫時、須臾〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア下付き
-
薤上
1111
かいじょう
★薤上の露(ツユ)・・・人の命のはかないことのたとえ。韮(ニラ)の葉の上に置いた露の意。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
●H8-2㈠
●H12-1㈠
-
羆
1112
ひ
ひぐま。〈漢字源〉
●H8-2㈠
-
弥年
1113
びねん
┌一年すぎ。いつまでも。〈字通〉
┌ある年から次の年にわたる。年が長くたつこと。〈新大字典〉
●H8-2㈠
-
酥
1114
そ
牛や羊の乳を煮詰めて濃くしたもの。≒蘇〈大辞泉〉
●H8-2㈠
●H21-2㈠
-
螽斯
1115
しゅうし
┌1.イナゴまたはキリギリスの漢名。
└2.子孫が繁栄すること。〈漢字ペディア〉
┌きりぎりす。〈新大字典〉
┌いなご。一度にたくさんの子を産むので、子孫繁栄のしるしにされる。〈漢字源〉
◇漢字ペディア大見出し
●H8-2㈠
●H19-3㈠
●H23-1㈠
-
郤
1116
げき
★白駒(ハック)の郤を過(ス)ぐ…時間または年月の過ぎ去ることのはやいこと。白馬が壁の隙間を過ぎ去る意。
●H8-3㈠
●H16-2㈠
-
紐釦
1117
ちゅうこう
┌ひもを曲げてつくったボタン。〈漢字源〉
┌ぼたん。こはぜ。〈新大字典〉
●H8-3㈠
-
蠹虫
1118
とちゅう
きくいむし。〈新大字典〉
●H8-3㈠
-
蠹害
1119
とがい
┌≒蠹毒
├1.しみ(虫の名)が衣服や書物を食い破る害。
└2.物事を害すること。またその害。〈漢字源〉
┌害毒となる。〈字通〉
┌1.虫が物を食って害をなすこと。
└2.物事を害すること。また、その者。〈大辞泉〉
┌蠹毒≒
├1.虫が本や衣服などを食って害をなすこと。また、その害。
└2.物事をむしばみそこなうこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
蠹毒
1120
とどく
┌≒蠹害
├1.害虫が樹木や本などをむしばむこと。
└2.物事に害を与えること。また、その害毒。〈漢字ペディア〉
┌害毒を与えること。また、害毒。〈新大字典〉
┌害毒となる。≒蠹害〈字通〉
◇漢字ペディア大見出し
●H16-2㈠
●H18-3㈠
●H20-2㈠
-
屑然
1121
せつぜん
┌≒屑屑
├1.こまごまとたち働く。
└2.拘泥する。〈字通〉
┌1.こまごまと数の多いさま。
├2.こせこせするさま。こまごまと気を配るさま。
├3.突然。
└4.かすかに聞こえるさま。〈新漢和大字典〉
●H8-3㈠
-
播弄
1122
はろう
┌思うままに弄ぶ。〈字通〉
┌ひらきもてあそぶ。≒擺弄〈字源〉
●H8-3㈠
-
噎
1123
えつ
★噎に因(ヨ)りて食(ショク)を廃(ハイ)す…物を食べているときにむせたのに懲りて、物を食べなくなる。小さなことに懲りて、大事なことをやめることのたとえ。〈漢字源〉
●H8-3㈠
-
滓穢
1124
しわい
┌けがれ。〈字通〉
┌1.よごしけがす。けがれ。
└2.たまったあか。〈新漢和大字典〉
●H8-3㈠
-
汚穢
1125
おわい
┌1.よごれていること。けがれていること。
└2.大小便。糞尿。〈漢字ペディア〉
┌1.けがる。けがれ。
└2.けがす。〈字源〉
◇漢字ペディア大見出し
-
黠鼠
1126
かっそ
ネズミ。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H9-1㈠
●R1-1㈠
-
哂笑
1127
しんしょう
┌ばかにしてわらう。あざわらう。〈漢字源〉
┌あざわらう。〈新大字典〉
┌嘲笑する。〈字通〉
◇漢字ペディア小見出し
●H9-1㈠
●H21-1㈠
●H23-2㈠
-
玉卮
1128
ぎょくし
┌玉のように美しくりっぱな杯。≒玉杯〈漢字ペディア〉
┌玉製のさかずき。≒玉杯〈新大字典〉
┌玉のさかずき。≒玉杯〈字源〉
◇漢字ペディア大見出し
●H9-1㈠
-
牙籌
1129
がちゅう
┌1.昔、中国で、計算に用いた象牙製の棒。かずとり。
└2.そろばん。また、計算。〈漢字ペディア〉
┌1.昔、中国で計算に用いた象牙製の数取り。
└2.そろばん。〈大辞泉〉
┌象牙で作った数取りの棒。象牙製の計算用の棒のこと。〈漢字源〉
◇漢字ペディア大見出し
●H19-2㈠
-
一籌
1130
いっちゅう
┌一つの数取り。〈漢字ペディア〉
┌1.一つの数取り。
└2.一つのはかりごと。〈大辞泉〉
★一籌を輸(ユ)する…ひけをとる。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
倩
1131
せん
★巧笑(コウショウ)倩たり、美目(ビモク)盼たり…えくぼのできる愛らしい笑顔、ぱっちりとした美しい目。美人をたたえていう。「巧笑」は、愛らしい笑い。「倩」は、えくぼのある美しい口もと。「美目」は、美しい目。「盼」は、目がぱっちりとしていて美しいこと。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
●H9-1㈠
-
髫齔
1132
ちょうしん
┌おさなご。≒幼児〈漢字ペディア〉
┌たれがみして歯が抜けかわる。七・八歲のこども。≒齔髫〈字源〉
┌七、八歳の子供のこと。〈漢字源〉
┌垂れ髪の歳。≒幼年、髫歳〈字通〉
◇漢字ペディア大見出し
●H9-1㈠
●H12-3㈠
●H21-3㈠
●H24-2㈠
-
不諱
1133
ふき
┌≒不忌
├1.いみはばかるところなく言うこと。遠慮なく言うこと。
└2.死ぬこと。死。〈大辞泉〉
┌1.忌みはばかることをしない。上位者に思った通りを述べること。
├2.主君や父の名を避けないで用いる。
└3.死ぬこと。死は人が避けることのできないものであることから。〈漢字源〉
┌1.君や父の名を忌み避けないこと。
├2.直言を忌み避けないで諫めること。
└不可諱の略。死をいう。〈新大字典〉
◇漢字ペディア下付き
●H12-1㈠
-
偏諱
1134
へんき
┌二字の名のうちの一字を忌み避けて、用いないこと。〈漢字源〉
┌貴人などの二字名の中の一方の字を忌(イ)み避けること。また、その二字名の一方の字。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア下付き
●H16-3㈠
●H23-1㈠
●R1-1㈠
-
匕鬯
1135
ひちょう
┌祭祀に用いるさじを香り酒。〈字通〉
┌匕は羮(アツモノ)の匙(サジ)。鬯は鬱鬯(ウッチョウ:におい酒)を盛る樽。皆宗廟の祭祀に用いる器。〈字源〉
●H9-1㈠
-
眷顧
1136
けんこ
┌1.振り返って見ること。
└2.目をかけること。引き立てること。ひいきにすること。≒愛顧〈漢字ペディア〉
┌1.情けをかけること。≒贔屓、愛顧
└2.ふりかえり見ること。〈新大字典〉
┌1.ふりかえりみる。
└2.情をかけてひいきする。≒愛顧、顧眷〈新漢和大字典〉
┌特別に目をかけること。≒贔屓〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
-
艾
1137
がい
頭髪がよもぎのように白くなるところから。五十歳。一説に、七十歳。〈日本国語大辞典〉
●H9-2㈠
-
魑
1138
ち
ばけものの類。〈日本国語大辞典〉
●H9-2㈠
-
皁絹
1139
そうけん
黒絹。〈字通〉
●H9-2㈠
-
枳殻
1140
きこく
┌カラタチの別名。〈大辞泉〉
┌1.カラタチの木。また、その実で熟しているもの。
└2.カラタチやミカン類の成熟直前の果実を輪切りにして干したもの。生薬。〈新漢和大字典〉
●H9-3㈠
-
丘壑
1141
きゅうがく
┌1.丘と谷。
└2.世俗を離れた隠者の住む別天地。また、隠者になること。〈漢字ペディア〉
┌1.おかと谷。
└2.隠者の住む所。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
●H9-3㈠
-
嗚咽
1142
おえつ
┌息を詰まらせながら泣くこと。むせび泣き。〈漢字ペディア〉
┌声をつまらせて泣くこと。むせび泣き。〈大辞泉〉
┌むせび泣く。〈字通〉
┌むせび泣く。≒嗚噎〈新漢和大字典〉
◇漢字ペディア大見出し
-
殄熄
1143
てんそく
滅ぼし尽くすこと。〈新大字典〉
●H9-3㈠
-
潸然
1144
さんぜん
┌さめざめと、涙を流して泣くさま。〈漢字ペディア〉
┌涙を流して泣くさま。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
●H9-3㈠
●H21-2㈠
-
阨狭
1145
あいきょう
山などがせまって土地が狭くなっていること。狭苦しいさま。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H9-3㈠
-
案牘
1146
あんとく
┌調査を必要とする書類。また、広く文書や手紙。〈漢字ペディア〉
┌取り調べを必要とする書類や手紙。〈新漢和大字典〉
◇漢字ペディア大見出し
●H9-3㈠
-
短雋
1147
たんしゅん
語義未詳。
●H10-1㈠
-
一臠
1148
いちれん
┌肉などの一切れ。一片。〈日本国語大辞典〉
┌肉一片。〈字通〉
┌肉のひときれ。〈新大字典〉
●H10-1㈠
-
煢煢
1149
けいけい
┌独りきりで頼るところのないさま。孤独なようす。〈漢字ペディア〉
┌孤独で頼るところのないさま。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
●H10-1㈠
●H21-1㈠
-
臥榻
1150
がとう
┌寝台。ねどこ。ベッド。〈漢字ペディア〉
┌寝台。ねどこ。〈大辞泉〉
┌寝台。〈新漢和大字典〉
◇漢字ペディア大見出し
●H10-1㈠
-
謹飭
1151
きんちょく
┌つつしみ深いこと。かしこまるさま。≒謹勅〈漢字ペディア〉
┌つつしみ深いこと。また、そのさま。≒謹勅〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
●H10-1㈠
-
鰥
1152
かん
語義未詳。
●H10-1㈠
-
揖謝
1153
ゆうしゃ
拱手して別れる。〈字通〉
●H10-1㈠
-
頃刻
1154
けいこく
┌少しの間。しばらく。〈漢字ペディア〉
┌しばらくの間。しばらく。〈新漢和大字典〉
┌しばらく。少しの間。〈新大字典〉
┌しばらくの時間。≒暫時〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
●H10-2㈠
-
蔽虧
1155
へいき
┌草木が繁茂して日光の当たらないこと。おおいかくすこと。〈新大字典〉
┌おおいかくす。草木が生い茂って、日月の光が遮られる。〈新漢和大字典〉
●H10-2㈠
-
笄
1156
けい
こうがいする。髪にこうがいをさす。また、女子の成年式。〈漢字源〉
●H10-2㈠
●H20-2㈠
-
妖孼
1157
ようげつ
┌あやしいわざわい。また、わざわいをもたらす不気味な前兆。〈漢字ペディア〉
┌あやしいわざわい。災厄をもたらす前兆。不吉な事件の前ぶれ。夭逆(ヨウゲキ)。〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア大見出し
●H10-2㈠
●H22-1㈠
-
遺孼
1158
いげつ
┌1.父の死後に残された子供。わすれがたみ。
└2.滅亡した家の血すじをひくもの。残党。〈大辞林〉
┌生き残りの小さい子供。〈新漢和大字典〉
◇漢字ペディア下付き
●H18-1㈠
●H24-2㈠
●H29-3㈠
-
六衢
1159
りっく
★道(ミチ)は一原(イチゲン)に出(イ)で、九門(キュウモン)に通(ツウ)じ、六衢に散(サン)ず…道路は本は一つであるが、城中の九門に通じ、六方の街並みに散らばっていく。それと同じく、道理は一つの根源から出てくるが、その働きは四方八方に散じ行き、通じ行く。〈中国古典名言事典〉
●H10-2㈠
-
秉
1160
へい
語義未詳。
★問題文の出典は『詩経-小雅・大田』の文「彼有遺秉、此有滯穗、伊寡婦之利」より。字通に書き下し文がある。「彼に遺秉有り、此れに滯穗有り、伊れ寡婦の利なり」。「遺秉」は、取り残しの稲の意。〈字通〉
●H10-2㈠
-
秉彝
1161
へいい
┌天から与えられた正しい道を守る。≒秉夷〈新漢和大字典〉
┌人が、天から与えられた正しい道を守ること。〈漢字ペディア〉
┌人の常道をとり守ること。〈新大字典〉
┌常道を守る。〈字通〉
◇漢字ペディア大見出し
-
秉燭
1162
へいしょく
┌ともしびを手に持つ。〈新漢和大字典〉
┌燭火をとる。〈字通〉
┌灯(トモシビ)を手に持つこと。転じて、灯をともすころ。宵(ヨイ)。夕方。〈漢字ペディア〉
┌火ともしごろ。≒夕刻〈大辞林〉
◇漢字ペディア大見出し
-
沢鹵
1163
たくろ
┌塩気ある沢辺の地。〈字源〉
┌塩気をふくんで耕作できない所。≒斥鹵〈新大字典〉
●H10-3㈠
-
鎌府
1164
れんぷ
鎌倉の雅称。〈新大字典〉
●H10-3㈠
-
茘枝
1165
れいし
┌1.ムクロジ科の常緑高木。中国原産。亜熱帯で果樹として栽培。果実はうろこ状の皮でおおわれ、多汁で甘く、食用。ライチー。
├2.ツルレイシの略。ウリ科のつる性一年草。ニガウリ。
└3.レイシガイ科の巻貝。殻はいぼ状の突起があり、1.の実に似る。〈漢字ペディア〉
┌1.ムクロジ科の常緑小高木。葉は羽状複葉。枝先に、花びらのない黄色の小花を円錐状につける。果実は直径3センチほどの卵球形で、うろこ状の赤い皮に覆われる。果肉は白いゼリー状で芳香があり、生食する。中国南部の原産。ライチー。
├2.ツルレイシの別名。
└3.レイシガイの別名。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
●H10-3㈠
-
雕琢
1166
ちょうたく
┌1.宝石などを刻んで磨きあげること。
└2.詩文を推敲し、練り上げること。〈漢字ペディア〉
┌1.玉を刻み磨くこと。
└2.詩文などを工夫して上手に作ること。〈新大字典〉
◇漢字ペディア大見出し
●H10-3㈠
●H21-1㈠
-
忠謇
1167
ちゅうけん
┌忠誠にして直言する。〈字源〉
┌忠実で正しいこと。〈新大字典〉
┌真心で直言する。〈字通〉
●H10-3㈠
-
私昵
1168
しじつ
┌ひそかにむつまじくすること。個人的に特に目をかけている者。
┌親近の者。〈字通〉
┌ある人が個人的に世話をして愛する人。〈漢字源〉
●H10-3㈠
-
羶
1169
せん
語義未詳。
●H10-3㈠
-
馳騁
1170
ちてい
┌1.ウマを速く走らせること。ウマでかけ回ること。また、狩猟をすること。
└2.あるものを支配すること。〈漢字ペディア〉
┌1.馬を走らせること。
└2.奔走すること。また、思いのままに動きまわること。〈大辞泉〉
★天下(テンカ)の至柔(シジュウ)は、天下(テンカ)の至堅(シケン)を馳騁す…天下で一番柔らかいものが、天下の一番堅いものを駆逐し、支配する力を持つ。〈中国古典名言事典〉
◇漢字ペディア大見出し
●H10-3㈠
●H16-1㈠
●H26-3㈠
-
岡阜
1171
こうふ
┌小高いおか。〈漢字ペディア〉
┌高い台地。≒丘阜〈漢字源〉
◇漢字ペディア大見出し
●H11-1㈠
-
剝棗
1172
はくそう
┌なつめの実を叩いて落とすこと。また、収穫の時期であることから、陰暦八月の異称。〈新大字典〉
┌なつめの実を割る。旧暦の八月。〈字通〉
●H11-1㈠
-
丱女
1173
かんじょ
┌髪をあげまきに結った少女。また、幼女。〈漢字ペディア〉
┌揚巻(アゲマキ)に結った幼女。童女。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
-
童丱
1174
どうかん
┌子ども。童子。〈日本国語大辞典〉
┌幼童。子ども。〈新大字典〉
◇漢字ペディア下付き
-
乖戻
1175
かいれい
┌道理に逆らい、そむくこと。≒背戻〈漢字ペディア〉
┌そむき逆らうこと。≒背戻〈大辞泉〉
┌そむきもとること。食い違うこと。≒乖悖〈新大字典〉
┌さからい、そむくこと。また、性質が反抗的なさま。〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア大見出し
-
亢竜
1176
こうりょう
┌天高くのぼりつめた竜。〈漢字ペディア〉
┌天空高くのぼつめた竜。転じて、富貴、栄華をきわめた者をたとえて言う。〈日本国語大辞典〉
★亢竜悔(ク)い有(ア)り…物事は頂点を極めてしまうと必ず衰えるたとえ。いったん天高くまでのぼりつめた竜は、あとはくだるしかなく、やがて後悔することになる意から。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
仄日
1177
そくじつ
┌夕日。夕方のかたむいた太陽。≒斜陽〈漢字ペディア〉
┌西に傾く日。夕日。斜陽。〈日本国語大辞典〉
┌夕方のかたむいた太陽。夕日。
◇漢字ペディア大見出し
-
仆偃
1178
ふえん
┌ぱったりたおれ伏す。たおれること。〈漢字源〉
┌たおれふす。たおれる。≒偃仆〈字源〉
◇漢字ペディア小見出し
-
斃仆
1179
へいふ
┌たおれ死ぬこと。斃死。〈日本国語大辞典〉
┌たおれて死ぬこと。斃死。〈大辞林〉
◇漢字ペディア小見出し
●H26-3㈠
-
生擒
1180
せいきん
┌いけどりにすること。≒生獲、生禽〈日本国語大辞典〉
┌いけどること。生きたままつかまえること。≒生獲、生禽〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H16-1㈠
-
磬折
1181
けいせつ
┌中国古代の楽器の磬の形のように、体を折り曲げること。また、上体を深く曲げて礼をすること〈漢字ペディア〉
┌立ったままで腰を深く折り曲げて礼をすること。謹んで礼をするさま。けいせち。〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア大見出し
-
扛鼎
1182
こうてい
┌鼎(カナエ)を持ち上げること。転じて、力の極めて強いこと。〈日本国語大辞典〉
┌かなえを担ぎ上げる。非常に力が強いことのたとえ。〈漢字源〉
★筆力(ヒツリョク)扛鼎…文章の筆力が非常に強いこと。筆力(ヒツリョク)鼎(カナエ)を扛(ア)ぐ。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア小見出し
●H16-3㈠
-
不腆
1183
ふてん
┌1.粗末なこと。粗略なこと。自分に関する物事を謙って言う語。
└2.自分の贈るものを謙って言う語。末寺や檀信家への贈物に用いる粗品。永平寺や総持寺など禅寺の大本山で用いる。薄志。〈日本国語大辞典〉
┌礼の厚からざるをいう。人に物を贈る謙辞。≒粗品、薄謝〈字源〉
┌自分に関すること、また自分が贈る物をへりくだっていう語。粗品。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア下付き
●H18-2㈠
-
轂撃
1184
こくげき
┌車馬の通行がきわめて多いこと。人の混み合うさま。〈日本国語大辞典〉
┌車馬の往来がはげしいこと。混雑していること。〈大辞林〉
★肩摩(ケンマ)轂撃…人や車馬で往来が混み合うさま。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア小見出し
-
勿翦
1185
ぶっせん
語義未詳。
●H11-1㈠
-
眈
1186
たん
語義未詳。
●H11-1㈠
-
宝匣
1187
ほうこう
┌宝玉の装飾を施したりっぱなはこ。また、宝物を入れるはこ。≒宝篋〈漢字源〉
┌≒宝篋
├1.宝物などを入れる箱。
└2.玉璽を入れる箱。また、玉璽、政権のたとえ。〈漢辞海〉
●H11-1㈠
-
嬉怡
1188
きい
┌やわらぎよろこぶ。≒熙怡〈字源〉
┌たのしみ喜ぶ。〈字通〉
●H11-1㈠
-
一轂
1189
いっこく
★三十輻(サンジップク)一轂を共(トモ)にす…車輪の三十本の輻(ヤ:スポーク)は、一つのこしきの真ん中に空洞があってはじめて車の用をする。虚無無為の貴さのたとえ。〈漢辞海〉
●H11-1㈠
-
巽与
1190
そんよ
★巽与の言(ゲン)…相手の気持ちに逆らわず、へりくだった言い方をすること。巽言。〈漢辞海〉
★巽与の言(ゲン)…遠慮をして、人と調子を合わせることば。〈漢字源〉
●H11-1㈠
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冢宰
1191
ちょうさい
┌1.官名。周代、天官の長で王を補佐した。
└2.皇帝を補佐して国を統治する最高位の官。丞相。相国。宰臣。宰輔。≒宰相〈漢辞海〉
┌「周礼」の官名。六卿の一つ。六官を統括する長官。天子をたすけて百官をひきいた。天官の長官としては大宰(タイサイ)ともいう。のち、吏部尚書(リブショウショ)の名称をもなった。今の首相にあたる。〈漢字源〉
●H11-1㈠
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諛言
1192
ゆげん
┌へつらいのことば。≒諛辞〈字源〉
┌へつらって言うことば。≒諛辞〈日本国語大辞典〉
●H11-2㈠
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舛馳
1193
せんち
┌おのおのが異なる方向に進む。〈漢辞海〉
┌1.逆の方向に進む。
└2.それぞれ、勝手なやり方で行う。〈漢字源〉
●H11-2㈠
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岑壑
1194
しんがく
山と谷。〈字通〉
●H11-2㈠
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尨
1195
ぼう
語義未詳。
●H11-2㈠
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噬臍
1196
ぜいせい
あとで後悔すること。臍(ほぞ)をかむこと。≒噬斉〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H11-3㈠
●H15-3㈠
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冉冉
1197
ぜんぜん
1.だんだん行き進んでうつりかわるようす。徐々にひたしていくさま。
2.しなやかでやわらかなようす。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H11-3㈠
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凍餒
1198
とうだい
┌飢えたり凍えたりする。生活がきびしいことをいう。≒凍餓、凍飢〈漢辞海〉
┌こごえることと飢えること。生活に苦しむこと。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア下付き
●H11-3㈠
●H19-2㈠
●H21-2㈠
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邪諂
1199
じゃてん
┌よこしまにしてへつらう。≒邪佞〈字源〉
┌よこしまで、へつらう。〈漢辞海〉
┌よこしまでへつらうこと。〈漢字源〉
●H11-3㈠
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誄
1200
るい
死者の生前の事柄を述べて哀悼の意を表す。〈漢辞海〉
●H11-3㈠
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#漢検1級 #音読み