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茗肆
3801
めいし
┌客に茶を飲ませる店。茶店。〈漢字源〉
┌茶の店。〈字通〉
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舎奠
3802
せきてん
≒釈奠
┌1.天子が地方を巡行したのち、または、征伐の前に、山川の神や古代の聖人に牛・羊などのいけにえや、その他の供え物を供えて行う祭り。
└2.学校で孔子をまつる祭り。〈漢字源〉
┌教育施設(学校)において牛・羊などの生け贄や供え物をささげて、天地の神や古代の聖人(特に孔子)を祭る行事。〈漢辞海〉
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兜轎
3803
とうきょう
座位だけのかご。≒兜子〈字通〉
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偈偈
3804
けっけつ
┌1.苦労しながら努力するさま。
└2.車などが力強く音を立てて走るさま。〈漢字源〉
┌つとめる。〈字通〉
◇漢字ペディア小見出し
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輦輅
3805
れんろ
天子の乗る車。〈漢字源〉
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齎用
3806
せいよう
┌日常用いる品物や金銭。〈新漢和大字典〉
┌資用。〈字通〉
┌日常、必要な品物や金銭。〈漢辞海〉
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衄衊
3807
じくべつ
鼻血と汚血。〈新漢和大字典〉
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瓣鰓類
3808
べんさいるい
二枚貝の類。弁状のえらをもつのでいう。〈大辞泉〉
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輅馬
3809
ろば
┌天子の乗る車をひく馬。≒路馬〈新漢和大字典〉
┌輅車(ロバ:大きな車。また、天子の車)を引く馬。天子の車の馬を言う。〈漢辞海〉
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曰若
3810
えつじゃく
┌ここに。〈字通〉
┌さて。文頭の、発語の言葉。〈漢辞海〉
┌さて。文頭の、発語のことば。〈漢辞海〉
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悉曇
3811
しったん
┌1.梵字の字母とそれが表す音声の総称。広義には摩多(母音)と体文(タイモン)(子音)の総称として用いられるが、狭義には摩多の一二韻のみをさす。日本には天平年間(729~749)に中国を経てインドから伝えられた。
└2.「悉曇学」の略。〈大辞泉〉
┌1.完全になし遂げること。梵語(ボンゴ)の音訳で、成就・吉祥の意。
├2.梵語の文字。
└3.梵語の音声に関する学問の総称。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
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哇咬
3812
あいこう
1.音が小刻みなさま。
2.みだらな歌や音楽。〈漢字源〉
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啅噪
3813
たくそう
┌大勢のやかましい声。〈新漢和大字典〉
┌叫び騒ぐこと。がやがやと騒ぐこと。〈新大字典〉
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一瓮
3814
いちおう
ひとかめ。〈漢字源〉
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猝嗟
3815
そっさ
┌にわかに嘆声を発する。また、その声。〈漢字源〉
┌にわかに大声でしかりつける。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア小見出し
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肓兪
3816
こうゆ
足の少陰腎経の経穴。臍中央より親指幅半分外方にある。腎炎、急性下痢、糖尿病、腹膜炎を治す。〈新漢和大字典〉
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坏戸
3817
はいこ
巣穴。〈字通〉
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贇
3818
いん
うつくしい。バランスがとれているさま。〈新漢和大字典〉
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釵釧
3819
さいせん
┌かんざしと、うでわ。〈新漢和大字典〉
┌かんざしと、うでわ。〈字通〉
┌かんざしと腕輪。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア小見出し
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陂曲
3820
ひきょく
┌偏っていてよこしまなこと。〈新漢和大字典〉
┌かたよってよこしまなこと。〈新大字典〉
┌かたよって正しくないさま。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア小見出し
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洒腆
3821
せんてん
恭しく祭る。〈字通〉
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餃餌
3822
こうじ
┌米の粉を飴でこねて作った菓子。〈新漢和大字典〉
┌肉饅頭。〈字通〉
┌くず米や麦粉と水あめとをこねて作った食品。〈漢辞海〉
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鮓荅
3823
さとう
┌ウマ・ウシなどの胆石や腸内の結石。解毒剤として用いる。牛黄(ゴオウ)。≒鮓答〈漢字ペディア〉
┌牛・馬・豚・羊などの胆石や腸内の結石。解毒剤とされ、また雨乞いのまじないに用いられた。石糞。馬の玉。ヘイサラバサラ。ドウサラバサラ。≒鮓答〈大辞林〉
◇漢字ペディア大見出し
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蹂藉
3824
じゅうせき
┌1.下にふみつける。ふみにじる。
└2.人の体面を傷つける。〈漢字源〉
┌ふみつける。〈字通〉
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邪揄
3825
やゆ
≒揶揄
┌からかう。〈字通〉
┌からかいあざける。〈漢字源〉
┌からかい、あざける。〈漢辞海〉
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尨茸
3826
ぼうじょう
┌毛などの乱れるさま。〈字源〉
┌毛が乱れる。〈字通〉
┌乱雑なさま。蒙戎(モウジュウ)。〈漢辞海〉
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屛幃
3827
へいい
┌1.ついたて、また、仕切りのたれ幕。とばり。
└2.転じて、室内。〈漢字源〉
┌1.とばり。ついたて。
└2.室内。〈漢辞海〉
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蛇蛇
3828
いい
┌誇らしげに言うさま。〈字通〉
┌なよなよしたさま。また、くつろいでのびのびしたさま。〈漢字源〉
┌安舒のさま。やすらかにのびのびする。〈字源〉
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鶯囀
3829
おうてん
┌うぐいすがさえずる。〈漢字源〉
┌うぐいすのさえずり。また、さえずること。〈新大字典〉
◇漢字ペディア下付き
-
塒圏
3830
しけん
鳥獣の檻。〈字通〉
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贐送
3831
じんそう
┌旅立つ人に物を送る。はなむけをする。また、その品物。〈新漢和大字典〉
┌餞別。〈字通〉
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矜寡
3832
かんか
┌妻のいないあわれな男性と、夫のいないあわれな女性。≒鰥寡〈漢字源〉
┌老いて配偶のないもの。〈字通〉
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釿鍔
3833
ぎんがく
┌器物上の凸凹のある線。〈字源〉
┌器物の凹凸のへり。釿は凹下の所。鍔は凸起した所。〈新大字典〉
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壎篪
3834
けんち
土笛と竹笛。両者相和することを言う。〈字通〉
★壎篪相和(アイワ)す…壎と篪は音色がよく調和する。兄弟の仲が良いたとえ。〈漢辞海〉
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苺苔
3835
ばいたい
┌こけ。〈漢字源〉
┌こけ。〈字通〉
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昴霊
3836
ぼうれい
星の精霊の生まれ代わり。貴顕の人に言う。〈字通〉
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楮鈔
3837
ちょしょう
┌紙幣。〈大辞林〉
┌紙幣。さつ。〈漢字源〉
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枹鼓
3838
ふこ
┌ばちと鼓。転じて、野戦の陣地のこと。〈漢字源〉
┌太鼓と、ばち。軍鼓。〈字通〉
┌ばちと太鼓。戦闘や盗賊逮捕に打ち鳴らした。〈漢辞海〉
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隆準
3839
りゅうせつ
┌たかい鼻。盛り上がっている鼻筋。〈漢字ペディア〉
┌柱の高いこと。また、高い鼻。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
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撒星摏
3840
さんせいしょう
順序なくやたらに打ちこまれたくい。乱杙(ラングイ)。〈新大字典〉
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愴矣
3841
そうい
┌かなしきさま。〈字源〉
┌いたむ。〈字通〉
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陝輸
3842
せんしゅ
決まりのないさま。〈字通〉
★「陝(セン)」は「陜(キョウ)」とは別字。
├『陝(セン)…中国の県名。また、陝西省(センセイショウ)の略。』
└『陜(キョウ)…せまい。山あい。』
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殷紅
3843
あんこう
┌赤黒色。〈字通〉
┌黒みがかった赤色。〈漢字源〉
┌黒みを帯びた赤色。≒真紅〈新大字典〉
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繳弋
3844
しゃくよく
┌いぐるみ。〈字通〉
┌いぐるみ。〈新漢和大字典〉
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泄泄
3845
えいえい
┌1.長く伸びたさま。また、たるんで締まりがなく、伸びたさま。
├2.鳥のはばたくさま。
└3.人の多いさま。〈漢字源〉
┌1.多いさま。
├2.鳥がはばたく。
├3.人がひしめく。
└4.多言するさま。〈字通〉
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晨粧
3846
しんそう
┌朝早く身支度すること。〈漢字ペディア〉
┌朝の化粧。朝のよそおい。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
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衵衣
3847
じつい
┌普段着。〈字通〉
┌普段着。平常服。また、じゅばん。〈新大字典〉
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彪蔚
3848
ひゅううつ
┌あや模様がりっぱなさま。〈漢字ペディア〉
┌あや模様がりっぱなさま。〈漢字源〉
┌美しく絢爛たるさま。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア大見出し
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炒米
3849
しょうべい
┌いりごめ。〈字通〉
┌いりごめ。〈新大字典〉
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芸薹
3850
うんだい
≒蕓薹
┌あぶらなの異名。〈新大字典〉
┌1.アブラナの別名。
└2.ウンダイアブラナの名で呼ばれるアブラナの変種。中国で主に採油用に栽培される。〈大辞林〉
★「芸(ウン)」は常用漢字の「芸(藝:ゲイ)」とは別字。
├『芸(ウン)・・・くさぎる。ヘンルーダ。』
└『芸(藝:ゲイ)・・・わざ。植える。』
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運甓
3851
うんぺき
からだを強健にするために運動して努力すること。〈漢字源〉
★晋の陶侃が、体力を強くするために毎朝、甓(シキガワラ)を百枚ずつ運び出し、夕方にはそれを運び入れたことから。〈漢字源〉
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惇厚
3852
とんこう
┌手厚い。〈字通〉
┌まことがあって手厚い。〈新大字典〉
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曷鼻
3853
かつび
上に向いた鼻。仰鼻。〈字通〉
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鯢鰌
3854
げいしゅう
小さい魚のこと。〈新漢和大字典〉
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吼号
3855
こうごう
┌大声でさけぶ。〈字通〉
┌声をあげてさけぶ。〈字源〉
◇漢字ペディア小見出し
-
淫哇
3856
いんあい
┌みだらな気持ちをそそるような音楽。〈漢字源〉
┌みだらな音楽。〈漢辞海〉
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揃刈
3857
せんがい
切りそろえる。〈字通〉
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嗄声
3858
させい
┌しわがれ声。〈漢字源〉
┌しわがれ声。〈新大字典〉
◇漢字ペディア小見出し
-
橇行
3859
きょうこう
そりで行く。〈字通〉
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辮髻
3860
べんけい
編髪を束ねて巻き上げる髪型。〈字通〉
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荀草
3861
じゅんそう
┌草の名。〈字通〉
┌草の名。〈新大字典〉
-
酒壜
3862
しゅたん
胴が太くて、容量の大きい酒がめ。〈漢字源〉
-
懊儂
3863
おうのう
┌なやむ。〈字通〉
┌≒懊憹
├1.なやみもだえる。
└2.楽曲の名。懊憹歌。〈新大字典〉
-
奕楸
3864
えきしゅう
碁盤。〈字源〉
-
鉅卿
3865
きょけい
┌年長者を尊敬していうことば。〈新漢和大字典〉
┌大兄。〈字通〉
┌公卿。身分の高い人。また、人を尊んで呼ぶ語。≒巨卿〈日本国語大辞典〉
┌大兄。尊い身分の人や年長者、また、同輩を尊敬して言う言葉。〈漢辞海〉
-
隋釁
3866
ずいきん
尸祭に血を薦めてまつる。〈字通〉
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一龠
3867
いちやく
黍(キビ)千二百粒の量。一合の十分の一。また、その量をいれるます。〈新漢和大字典〉
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藺席
3868
りんせき
いぐさを編んで作ったむしろ。〈字通〉
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摑裂
3869
かくれつ
さき破る。仏教語。〈字通〉
-
畬田
3870
よでん
新田。また、焼畑。〈字通〉
-
鉗鎚
3871
けんつい
┌禅家で、師僧が弟子を厳格に鍛え、教え導くことをたとえていう語。〈大辞泉〉
┌かみそりで剃り、鎚でうつ。禅家で教導の意に用いる。〈字通〉
┌仏家で、師僧が弟子を鍛錬する手段にたとえていう。弟子に対する師の厳格な教導。「鉗」は金を挟むやっとこ。「鎚」は金づちの意。〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア小見出し
-
嶢崢
3872
ぎょうそう
┌けわしく高い。〈字通〉
┌高いさま。〈新大字典〉
-
怦怦
3873
ほうほう
┌忠直なさま。〈字源〉
┌不満なさま。一説に、まめなさま。〈新大字典〉
-
褞袍
3874
おんぽう
┌ぬのこ。どてら。〈字通〉
┌やや大型で、そで口の広い綿入れ。〈漢字源〉
-
惴惴
3875
ずいずい
┌おそれおののくさま。〈漢字源〉
┌恐れおののいて、びくびくするさま。≒惴慄〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
嚶唔
3876
おうご
哀怨(アイエン:うらめしくせつない)の声。〈字通〉
-
隘
3877
やく
おさえて止める。〈新漢和大字典〉
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渠荅
3878
きょとう
┌地に置いて敵の侵入を防ぐ、はまびしの実の形の鉄製器具。〈字通〉
┌鉄製の菱形の具。戦場で敵の人馬を阻むため地に敷くもの。〈新大字典〉
-
蒙蘢
3879
もうろう
草木がはびこり乱れて茂るさま。≒蒙籠〈漢字源〉
-
斐炳
3880
ひへい
┌明らか。〈字通〉
┌彩りがあり輝くさま。〈漢辞海〉
-
赳赳
3881
きゅうきゅう
┌筋肉が引き締まって強いさま。たくましく進むさま。〈新漢和大字典〉
┌つよいさま。〈字通〉
-
碚磊
3882
はいらい
うずたかい岩。〈漢字源〉
-
掾属
3883
えんぞく
┌属官。〈字通〉
┌下役。属官。≒掾史〈漢辞海〉
-
岑嵒
3884
しんがん
┌高くけわしい。〈字通〉
┌高峻な岩。また、高くけわしいさま。岑金。〈新大字典〉
◇漢字ペディア小見出し
-
饐死
3885
えっし
のどがつまって窒息して死ぬ。〈字通〉
-
曬書
3886
さいしょ
≒晒書
┌書物を日光にさらして虫干しをする。〈漢字源〉
┌書物の虫干しをする。〈字通〉
-
沂鄂
3887
ぎんがく
器物のへりにつけた凹凸文。沂は凹処、鄂は凸処をいう。〈字通〉
-
栞旅
3888
かんりょ
山行に木を伐ってしるべとし、山祭をする。〈字通〉
-
纓繳
3889
えいしゃく
いぐるみにかかる。〈字通〉
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梔子
3890
しし
┌くちなし。〈漢字源〉
┌くちなし。≒越桃〈字源〉
◇漢字ペディア小見出し
-
杉籬
3891
さんり
┌すぎの生垣〈字源〉
┌杉の垣。〈字通〉
-
槎櫱
3892
さげつ
ひこばえ。≒槎枿〈字通〉
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桔槔
3893
けっこう
┌はねつるべ。おもりの反動で井戸水などをくみ上げる仕掛け。〈漢字ペディア〉
┌はねつるべ。〈字通〉
┌はねつるべ。〈新大字典〉
◇漢字ペディア大見出し
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儚儚
3894
ぼうぼう
夢うつつでわけがわからなくなっているさま。〈漢字源〉
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欹歟
3895
いよ
┌嘆美のことば。ああ。〈字源〉
┌ああ。〈字通〉
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汕碗
3896
さんわん
大きな酒碗。〈字通〉
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湍瀬
3897
たんらい
┌早瀬。〈字通〉
┌早瀬。〈字源〉
┌流れの急な浅瀬。早瀬。〈新大字典〉
┌早瀬。特に、石の上の急流。〈漢辞海〉
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娃鬟
3898
あいかん
┌美人。〈漢字源〉
┌美しいまげ。転じて、美人。〈新大字典〉
◇漢字ペディア小見出し
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滕六
3899
とうろく
┌雪の神。〈字源〉
┌雪の神の名。〈字通〉
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籟籥
3900
らいやく
┌しょうのふえ。〈字通〉
┌しょうのふえ。簫。〈新大字典〉
-
#漢検1級 #音読み