虫は 現代語訳

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2025年07月10日 カード37 いいね0

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虫は 現代語訳
  • 虫は、鈴虫。蜩。蝶。松虫。きりぎりす。はたおり。われから。ひをむし。蛍。
    虫は、松虫。蜩。蝶。鈴虫。こおろぎ。きりぎりす。われから。かげろう。蛍。
  • 蓑虫、いとあはれなり。
    蓑虫はしみじみと心を動かされる。
  • 鬼の生みたりければ、親に似て、
    鬼が生んだので、親に似て、
  • これもおそろしき心あらむとて、
    蓑虫もおそろしい心を持っているだろうといって、
  • 親のあやしき衣ひき着せて、
    親がみすぼらしい衣服を身につけさせて、
  • 「いま秋風吹かむをりぞ来むとする。待てよ。」と言ひおきて、
    「じきに秋風が吹くような時に来よう。待っていてね。」と言いおいて、
  • 逃げていにけるも知らず、風の音を聞き知りて、
    逃げ去ったのも知らず、風の音を聞き知って、
  • 八月ばかりになれば、「ちちよ、ちちよ」とはかなげに鳴く。
    八月くらいになると、「父よ、父よ」と弱々しく鳴く。
  • いみじうあはれなり。
    とてもしみじみと心を動かされる。
  • 額づき虫、またあはれなり。
    米つき虫はまたしみじみと心を動かされる。
  • さる心地に道心起こして、
    そのような心に仏道を信仰する心を起こして、
  • つきありくらむよ。
    額を地面につけて歩き回っているだろうよ。
  • 思ひかけず暗き所などに
    思いがけず、暗いところなどに
  • ほとめきありきたるこそをかしけれ。
    ぽつりぽつり音を立てて歩き回っているのはおもしろい。
  • 蝿こそにくき物のうちに入れつべく、
    はえこそ気に入らないものの中に入れるべきで、
  • 愛敬なきものはあれ。
    可愛げのないものである。
  • 人々しうかたきなどにすべき物のおほきさにはあらねど、
    一人前に扱って目の敵にするべき物の大きさではないけれど、
  • 秋などただよろづの物にゐ、
    秋などひたすらいろいろなものにいて、
  • 顔などに濡れ足してゐるなどよ。
    顔などに濡れた足でいるなどよ。
  • 人の名につきたる、いとうとまし。
    人の名前についているのは、とてもいやな感じだ。
  • 夏虫、いとをかしうらうたげなり。
    火取虫は、非常におもしろくかわいらしい。
  • 火近う取り寄せて物語など見るに、
    火を近くに取り寄せて、物語などを読んでいたら、
  • 草子の上などを飛びありく、いとをかし。
    書物の上などに飛び回ることは非常におもしろい。
  • 蟻はいとにくけれど、かろびいみじうて、
    蟻はとても気に入らないが、軽さは並ではなくて、
  • 水の上などをただ歩みに歩みありくこそをかしけれ。
    水の上などをひたすら歩きに歩き回るのはおもしろい。
  • 孟子対曰、「王好戦。
    孟子は答えて言った。「王は戦いを好みます。
  • 請以戦喩。
    どうか戦いで例えさせてください。
  • 塡然鼓之、
    ドンドンと太鼓を鳴らして、
  • 兵刃既接。
    双方の兵の武器が既に交わっている。
  • 棄甲曳兵而走。
    甲冑を捨て、武器を引きずって走る。
  • 或百歩而後止、
    ある者は、百歩逃げて止まり、
  • 或五十歩而止。
    ある者は、五十歩逃げて止まる。
  • 似五十歩笑百歩、
    五十歩を理由に、百歩を笑ったならば、
  • 則何如。」
    すなわちどうであろうか。」と。
  • 恵王曰、「不可。
    恵王が言うのには、「よくない。
  • 直不百歩耳。
    ただ百歩でないだけだ。
  • 是亦走也。」
    これもまた走って逃げることだ。」と。
よく頑張りました
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